2011年03月27日
ハナショウブ植え替え
季節の移ろいは、昨年に比べ1週間ほど遅く感じられます。23日からまた、真冬のような寒い日が続きタベサナエの羽化も26日までストップしていましたが、幾分寒さが緩んだ27日には50頭ほどの羽化が観察できました。掲載の連続写真は「肩慣らし」で22日に撮影したものです。
_MG_0875タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0890タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0896タベサナエ♂羽化連.gif
タベサナエ♂羽化(裂開) (休止) (脱出)
_MG_0908タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0939タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0865シオヤトンボ未熟♂2.gif
(ハネの伸長) (完了) シオヤトンボ未熟♂
あちこちでサクラの花も目立つようになってきてはいますが、目下の懸念は寒波よりも雨不足で、いくつかのトンボ池が干上がったままになっています。
_MG_0682セイヨウシャクナゲ2.gif _MG_1149スミレ2011・3・26ト.gif _MG_1077スミレ2011・3・24ト.gif _MG_1212ヤハズエンドウ2011.gif
セイヨウシャクナゲ 池田川沿いに咲き揃ったスミレ ヤハズエンドウなど
_MG_1166ヤマザクラ2011・3・.gif _MG_1223陽光桜2011・3・26ト.gif _MG_1227陽光桜2011・3・26ト.gif
満開のヤマザクラ 多目的広場 陽光桜
_MG_1221アリアケスミレ2011.gif _MG_1039ヤマガラ.gif _MG_1283トンボ池2011・3・27.gif
アリアケスミレ ヤマガラ 干上がりっぱなしのトンボ池
27日は予定通り、ボランティアによるハナショウブ植え替え作業を行いました。総勢約40名で、約100ヶ所に約500株ほど植え替え、時間が余ったので引き続きジャングル状態となっていた小道沿いのシダなどを間引きしてもらいました。昼食は昨年同様、おむすびと野草料理に舌鼓を打って?頂きました。
_MG_1287ハナショウブ植え替.gif _MG_1291シダ刈り2011・3・27.gif _MG_1299野草料理2011・3・27.gif
ハナショウブ植え替え作業 シダ刈り 野草料理の数々
なお、行き着けの渓流におけるムカシトンボは、26日現在まだ陸上生活中でした。
_MG_1193ムカシトンボ陸上終.gif
陸上生活継続中のムカシトンボ幼虫
画像はすべて、クリックすると拡大します。
_MG_0875タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0890タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0896タベサナエ♂羽化連.gif
タベサナエ♂羽化(裂開) (休止) (脱出)
_MG_0908タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0939タベサナエ♂羽化連.gif _MG_0865シオヤトンボ未熟♂2.gif
(ハネの伸長) (完了) シオヤトンボ未熟♂
あちこちでサクラの花も目立つようになってきてはいますが、目下の懸念は寒波よりも雨不足で、いくつかのトンボ池が干上がったままになっています。
_MG_0682セイヨウシャクナゲ2.gif _MG_1149スミレ2011・3・26ト.gif _MG_1077スミレ2011・3・24ト.gif _MG_1212ヤハズエンドウ2011.gif
セイヨウシャクナゲ 池田川沿いに咲き揃ったスミレ ヤハズエンドウなど
_MG_1166ヤマザクラ2011・3・.gif _MG_1223陽光桜2011・3・26ト.gif _MG_1227陽光桜2011・3・26ト.gif
満開のヤマザクラ 多目的広場 陽光桜
_MG_1221アリアケスミレ2011.gif _MG_1039ヤマガラ.gif _MG_1283トンボ池2011・3・27.gif
アリアケスミレ ヤマガラ 干上がりっぱなしのトンボ池
27日は予定通り、ボランティアによるハナショウブ植え替え作業を行いました。総勢約40名で、約100ヶ所に約500株ほど植え替え、時間が余ったので引き続きジャングル状態となっていた小道沿いのシダなどを間引きしてもらいました。昼食は昨年同様、おむすびと野草料理に舌鼓を打って?頂きました。
_MG_1287ハナショウブ植え替.gif _MG_1291シダ刈り2011・3・27.gif _MG_1299野草料理2011・3・27.gif
ハナショウブ植え替え作業 シダ刈り 野草料理の数々
なお、行き着けの渓流におけるムカシトンボは、26日現在まだ陸上生活中でした。
_MG_1193ムカシトンボ陸上終.gif
陸上生活継続中のムカシトンボ幼虫
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2011年03月20日
トンボ・シーズン開幕
戻り寒波が緩んだ18日、駐車場前の水路から1頭のタベサナエ♂が飛び立ちました。
翌19日にはタベサナエ1♂に加え、アジアイトトンボとシオヤトンボも羽化、昨年より1週間ほど遅れましたが、2011年のトンボ・シーズン開幕です。
_MG_0376タベサナエ♂羽化201.gif _MG_0435タベサナエ♂羽化201.gif _MG_0530アジアイトトンボ未.gif
18日に羽化したタベサナエ♂ アジアイトトンボ羽化後♂
花の方も遅れ気味ですが、多目的広場のアリアケスミレが咲き始め、保護区内では今6種のスミレを見ることができます。シデコブシも満開です。ハクモクレンも満開ですが、先の戻り寒波で花びらの先が茶色くなってしまいました。
_MG_0528ヤハズエンドウ+ス.gif _MG_0544ヒメスミレ+アリア.gif _MG_0534シデコブシ2011・3・.gif
スミレとヤハズエンドウ ヒメスミレ+アリアケスミレ シデコブシ
_MG_0483ユキヤナギ2011・3・.gif _MG_0550カキドオシ2011・3・.gif _MG_0559モクレン2011・3・19.gif
ユキヤナギ カキドオシ 変色したハクモクレン
オマケに、イノシシ被害が続いており、湿地保護区の畦直しが日課になっています。
この時期になるとイノシシは山暮らしに入ってくれるのですが、長引く寒波と水不足による食料難で、まだ山暮らしができないのかもしれません。羽化前のヤゴたちに被害がなければいいのですが。
_MG_0481イノシシ荒らし2011.gif _MG_0482イノシシ荒らし2011.gif _MG_0348ルリビタキ2011・3・.gif
掘り返された湿地保護区の畦 久しぶりのルリビタキ
タベサナエの羽化が始まったので、いつもの場所に越冬トンボを見に行ってみました。やっぱりというか、本格的な春の訪れはもう少し先になるようです。
_MG_0517ホソミイトトンボ越.gif _MG_0516ホソミイトトンボ越.gif _MG_0502ホソミイトトンボ越.gif _MG_0506ホソミイトトンボ半.gif
ホソミイトトンボ越冬地 ホソミイトトンボ越冬型♂ ♀
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翌19日にはタベサナエ1♂に加え、アジアイトトンボとシオヤトンボも羽化、昨年より1週間ほど遅れましたが、2011年のトンボ・シーズン開幕です。
_MG_0376タベサナエ♂羽化201.gif _MG_0435タベサナエ♂羽化201.gif _MG_0530アジアイトトンボ未.gif
18日に羽化したタベサナエ♂ アジアイトトンボ羽化後♂
花の方も遅れ気味ですが、多目的広場のアリアケスミレが咲き始め、保護区内では今6種のスミレを見ることができます。シデコブシも満開です。ハクモクレンも満開ですが、先の戻り寒波で花びらの先が茶色くなってしまいました。
_MG_0528ヤハズエンドウ+ス.gif _MG_0544ヒメスミレ+アリア.gif _MG_0534シデコブシ2011・3・.gif
スミレとヤハズエンドウ ヒメスミレ+アリアケスミレ シデコブシ
_MG_0483ユキヤナギ2011・3・.gif _MG_0550カキドオシ2011・3・.gif _MG_0559モクレン2011・3・19.gif
ユキヤナギ カキドオシ 変色したハクモクレン
オマケに、イノシシ被害が続いており、湿地保護区の畦直しが日課になっています。
この時期になるとイノシシは山暮らしに入ってくれるのですが、長引く寒波と水不足による食料難で、まだ山暮らしができないのかもしれません。羽化前のヤゴたちに被害がなければいいのですが。
_MG_0481イノシシ荒らし2011.gif _MG_0482イノシシ荒らし2011.gif _MG_0348ルリビタキ2011・3・.gif
掘り返された湿地保護区の畦 久しぶりのルリビタキ
タベサナエの羽化が始まったので、いつもの場所に越冬トンボを見に行ってみました。やっぱりというか、本格的な春の訪れはもう少し先になるようです。
_MG_0517ホソミイトトンボ越.gif _MG_0516ホソミイトトンボ越.gif _MG_0502ホソミイトトンボ越.gif _MG_0506ホソミイトトンボ半.gif
ホソミイトトンボ越冬地 ホソミイトトンボ越冬型♂ ♀
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2011年03月16日
ムカシトンボ上陸
普通の暮らしを送っていることに罪悪感すら覚える映像が、次から次へと飛び込んできています。
ただ、いずれ必ず発生する南海大地震を控えている私たちにとって、東北地方の惨状は決して他人事ではありません。
人間界の悲哀や困惑を余所目に、生き物たちは季節の移ろいに歩調を合わせ精一杯生きています。
トンボ王国では、駐車場隅のモクレンがようやく満開、林縁のシハイスミレも咲きそろってきました。
_MG_0044モクレン2011・3・15.gif _MG_9859オランダミミナグサ2.gif _MG_0033シハイスミレ2011・3.gif _MG_9853スミレ2011・3・13ト.gif
モクレン オランダミミナグサ シハイスミレ スミレ
_MG_9865ヒメスミレ2011・3・.gif _MG_9678オガタマノキ2011・3.gif _MG_9676ヒメウズ2011・3・11.gif _MG_9856オヘビイチゴ2011・3.gif
ヒメスミレ オガタマノキ ヒメウズ オヘビイチゴ
_MG_9797キンヒバリ2011・3・.gif _MG_9750ルリシジミ2011・3・.gif _MG_9667アカイロマルノミハ.gif
キンヒバリ ルリシジミ アカイロマルノミハムシ(多分)
渓流では、5?6年間の水中生活を生き抜いたムカシトンボが、目前となった羽化を控え陸上生活に入っています。
_MG_9912ムカシトンボ上生息.gif _MG_9905ムカシトンボ上陸終.gif _MG_9909フキノトウ2010・3・.gif
ムカシトンボ生息地 ムカシトンボ終齢幼虫 フキノトウ
リフォーム中のダム湖ビオトープでも、ホソミオツネントンボが春色に身を包み始めていました。
_MG_9932トンボ池2011・3・14.gif _MG_9933ホソミオツネントン.gif _MG_9923ホソミオツネントン.gif
ダム湖近くのトンボ池 ホソミオツネントンボ♂ ♀
普段着の自然が人々の心を癒してくれるということもよくある話、押さえ込むのではなく、謙虚に自然と共生していたかつての里山文化をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。というよりも、これこそが世界に誇れる屈指の日本文化である、と思えてなりません。経済価値があるものをだけを大事にするのではなく、ヒトが人間らしく生きていくために必要なことに経済価値が認められる社会にしていきたいものです。
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ただ、いずれ必ず発生する南海大地震を控えている私たちにとって、東北地方の惨状は決して他人事ではありません。
人間界の悲哀や困惑を余所目に、生き物たちは季節の移ろいに歩調を合わせ精一杯生きています。
トンボ王国では、駐車場隅のモクレンがようやく満開、林縁のシハイスミレも咲きそろってきました。
_MG_0044モクレン2011・3・15.gif _MG_9859オランダミミナグサ2.gif _MG_0033シハイスミレ2011・3.gif _MG_9853スミレ2011・3・13ト.gif
モクレン オランダミミナグサ シハイスミレ スミレ
_MG_9865ヒメスミレ2011・3・.gif _MG_9678オガタマノキ2011・3.gif _MG_9676ヒメウズ2011・3・11.gif _MG_9856オヘビイチゴ2011・3.gif
ヒメスミレ オガタマノキ ヒメウズ オヘビイチゴ
_MG_9797キンヒバリ2011・3・.gif _MG_9750ルリシジミ2011・3・.gif _MG_9667アカイロマルノミハ.gif
キンヒバリ ルリシジミ アカイロマルノミハムシ(多分)
渓流では、5?6年間の水中生活を生き抜いたムカシトンボが、目前となった羽化を控え陸上生活に入っています。
_MG_9912ムカシトンボ上生息.gif _MG_9905ムカシトンボ上陸終.gif _MG_9909フキノトウ2010・3・.gif
ムカシトンボ生息地 ムカシトンボ終齢幼虫 フキノトウ
リフォーム中のダム湖ビオトープでも、ホソミオツネントンボが春色に身を包み始めていました。
_MG_9932トンボ池2011・3・14.gif _MG_9933ホソミオツネントン.gif _MG_9923ホソミオツネントン.gif
ダム湖近くのトンボ池 ホソミオツネントンボ♂ ♀
普段着の自然が人々の心を癒してくれるということもよくある話、押さえ込むのではなく、謙虚に自然と共生していたかつての里山文化をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。というよりも、これこそが世界に誇れる屈指の日本文化である、と思えてなりません。経済価値があるものをだけを大事にするのではなく、ヒトが人間らしく生きていくために必要なことに経済価値が認められる社会にしていきたいものです。
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2011年03月11日
ベニシジミ飛ぶ
暖かくなったと思っていたら、また冬が舞い戻ったかのようなお天気が続いています。
それでも、トンボ王国では山崖のフジツツジが本格的に開花し始め、モクレンも数日後には満開となりそうです。その他「春の花」も昨年に比べると、ほぼ2週間遅れながら次々と開花しています。
_MG_9631トンボ池2011・3・10.gif _MG_9560フジツツジ2011・3・.gif _MG_9545モクレン2011・3・10.gif _MG_9571ユキワリイチゲ2011.gif
緑広がるトンボ池 フジツツジ ハクモクレン ユキワリイチゲ
_MG_9587ユキヤナギ2011・3・.gif _MG_9568ヒメハギ2011・3・10.gif _MG_9595ヤブツバキ2011・3・.gif _MG_9593ヤブツバキ2011・3・.gif
ユキヤナギ ヒメハギ ヤブツバキ
_MG_9554ミモザ2011・3・10ト.gif _MG_9574セントウソウ2011・3.gif _MG_9625タチツボスミレ2011.gif _MG_9616タチツボスミレ2011.gif
ミモザ セントウソウ タチツボスミレ(一部シロバナ)
ビロードツリアブが7日から、10日にはキリウジガガンボとベニシジミも飛び始めました。
タベサナエの羽化も、もうすぐです。
_MG_9323ビロードツリアブ201.gif _MG_9584キリウジガガンボ201.gif _MG_9602ベニシジミ2011・3・.gif
ビロードツリアブ キリウジガガンボ ベニシジミ
油断していたら、湿地保護区の畦がイノシシに荒らされていました。まだ山の食料が乏しいのでしょうか。羽化前のトンボが少し犠牲になったかも...
_MG_9555イノシシ荒らし2011.gif _MG_9557イノシシ荒らし2011.gif
環境保全の厳しい現実
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それでも、トンボ王国では山崖のフジツツジが本格的に開花し始め、モクレンも数日後には満開となりそうです。その他「春の花」も昨年に比べると、ほぼ2週間遅れながら次々と開花しています。
_MG_9631トンボ池2011・3・10.gif _MG_9560フジツツジ2011・3・.gif _MG_9545モクレン2011・3・10.gif _MG_9571ユキワリイチゲ2011.gif
緑広がるトンボ池 フジツツジ ハクモクレン ユキワリイチゲ
_MG_9587ユキヤナギ2011・3・.gif _MG_9568ヒメハギ2011・3・10.gif _MG_9595ヤブツバキ2011・3・.gif _MG_9593ヤブツバキ2011・3・.gif
ユキヤナギ ヒメハギ ヤブツバキ
_MG_9554ミモザ2011・3・10ト.gif _MG_9574セントウソウ2011・3.gif _MG_9625タチツボスミレ2011.gif _MG_9616タチツボスミレ2011.gif
ミモザ セントウソウ タチツボスミレ(一部シロバナ)
ビロードツリアブが7日から、10日にはキリウジガガンボとベニシジミも飛び始めました。
タベサナエの羽化も、もうすぐです。
_MG_9323ビロードツリアブ201.gif _MG_9584キリウジガガンボ201.gif _MG_9602ベニシジミ2011・3・.gif
ビロードツリアブ キリウジガガンボ ベニシジミ
油断していたら、湿地保護区の畦がイノシシに荒らされていました。まだ山の食料が乏しいのでしょうか。羽化前のトンボが少し犠牲になったかも...
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環境保全の厳しい現実
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2011年03月06日
ふるさと博開幕
去る3月5日、志国龍馬ふるさと博が開幕しました。トンボ王国でも花絵巻会場としてのオープニング・セレモニーで近所の保育所園児による和太鼓演奏と薬玉割、春の花観察会などの記念イベントが開催されました。花会場とはいえ、この冬の冷え込みで特に目立つ花が見当たらない、やや寂しい幕開けとなりました。今後の展開に乞うご期待、といったところです。
IMG_9140出し物211・3・5トン.gif IMG_9144テープ・カット2011.gif IMG_9148野草観察会2011・3・.gif
和太鼓演奏 テープカット 春の花観察会
_MG_8891スイレン2011・3・1.gif _MG_9097ナズナ2011・3・4ト.gif _MG_9087キヌヤナギ2011・3・.gif _MG_9084アセビ2011・3・3ト.gif
3月1日に開花?したスイレン ナズナ 開花したキヌヤナギ アセビ
四万十川でも今月12・13両日に開催される「菜の花まつり」を前に整備作業が進められています。様子見に行って愕然としました。リスアカネやエゾトンボなど、木陰の多い水辺を好むトンボたちの好生息地となっていた小池の周りまできれいさっぱり片付けられていたばかりか、秋になると金平糖のような薄ピンクの花を咲かせる水際のミゾソバ群落は新設された散策道?の下敷きになっていました。近くにはキジやタヌキなどの隠れ家もあったようですが、放浪の旅を余儀なくされたようです。一帯は自然再生事業対象地だったはずですが、帰化植物でもあるセイヨウアブラナ群落創出がこれに当たるのでしょうか? かくいう私は、本事業などの計画について検討する「四万十川エコ・リバー研究会」のメンバーでもあり、まったく立場がありません。穴があったらなんとやら...です。
_MG_9067セイヨウアブラナ201.gif _MG_0797リスアカネ生息地201.gif _MG_9074リスアカネ生息地201.gif
菜の花会場 昨秋の小池 一変した小池周辺
(すでにミゾソバは刈られている)
これに先立つ3月2日、恒例の川干しに合わせ県中央部の水路に希少?淡水魚を求め出かけてきました。年を追って環境が悪化していくのは何処も同じで、ここも川底に泥が厚く体積しており、カマツカやタナゴ類など砂礫質を好む種類は減少一途です。なぜかスッポンだけは遭遇率が高くなっています。
_MG_8895山田堰karyuu-2011・.gif _MG_8910カマツカ」2011・3・.gif _MG_8904カマツカ」2011・3・.gif
水を抜かれた水路 カマツカ
_MG_8931シマドジョウ2011・3.gif _MG_8934トウヨシノボリ2011.gif _MG_8939スッポン2011・3・2.gif
シマドジョウ トウヨシノボリ スッポン
黒潮町の川では、アユやスミウキゴリの遡上が始まっていました。
_MG_9187アユ2011・3・5黒潮.gif _MG_9182スミウキゴリ2011・3.gif
アユ スミウキゴリ
画像はすべて、クリックすると拡大します。
IMG_9140出し物211・3・5トン.gif IMG_9144テープ・カット2011.gif IMG_9148野草観察会2011・3・.gif
和太鼓演奏 テープカット 春の花観察会
_MG_8891スイレン2011・3・1.gif _MG_9097ナズナ2011・3・4ト.gif _MG_9087キヌヤナギ2011・3・.gif _MG_9084アセビ2011・3・3ト.gif
3月1日に開花?したスイレン ナズナ 開花したキヌヤナギ アセビ
四万十川でも今月12・13両日に開催される「菜の花まつり」を前に整備作業が進められています。様子見に行って愕然としました。リスアカネやエゾトンボなど、木陰の多い水辺を好むトンボたちの好生息地となっていた小池の周りまできれいさっぱり片付けられていたばかりか、秋になると金平糖のような薄ピンクの花を咲かせる水際のミゾソバ群落は新設された散策道?の下敷きになっていました。近くにはキジやタヌキなどの隠れ家もあったようですが、放浪の旅を余儀なくされたようです。一帯は自然再生事業対象地だったはずですが、帰化植物でもあるセイヨウアブラナ群落創出がこれに当たるのでしょうか? かくいう私は、本事業などの計画について検討する「四万十川エコ・リバー研究会」のメンバーでもあり、まったく立場がありません。穴があったらなんとやら...です。
_MG_9067セイヨウアブラナ201.gif _MG_0797リスアカネ生息地201.gif _MG_9074リスアカネ生息地201.gif
菜の花会場 昨秋の小池 一変した小池周辺
(すでにミゾソバは刈られている)
これに先立つ3月2日、恒例の川干しに合わせ県中央部の水路に希少?淡水魚を求め出かけてきました。年を追って環境が悪化していくのは何処も同じで、ここも川底に泥が厚く体積しており、カマツカやタナゴ類など砂礫質を好む種類は減少一途です。なぜかスッポンだけは遭遇率が高くなっています。
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水を抜かれた水路 カマツカ
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シマドジョウ トウヨシノボリ スッポン
黒潮町の川では、アユやスミウキゴリの遡上が始まっていました。
_MG_9187アユ2011・3・5黒潮.gif _MG_9182スミウキゴリ2011・3.gif
アユ スミウキゴリ
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トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/
催しのお知らせ
【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】
目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー
【秋と冬の生きものクイズ】
内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
【個別観察会】
内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
【毎日イベント】
ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。
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- プロフィール
杉村光俊
Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家
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