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2022年03月26日

遅くなりました...

色々な桜が見頃を迎えたトンボ王国。

_W9A2931オオシマザクラ2022・3・24トンボ王国あきついお植え込み _W9A2869ソメイヨシノ2022・3・24トンボ王国南駐車場 _W9A3067陽光桜2022・3・25トンボ王国多目的広場
あきついお植え込み 大駐車場 多目的広場

_W9A3072ハナショウブ池2022・3・25トンボ王国 _W9A2682トンボ池2022・3・21トンボ王国 _W9A2907右手湿地保護区2022・3・24トンボ王国
ハナショウブ池 スイレン池 湿地保護区

シオヤトンボに遅れること1週間余り、ようやく駐車場前水路でタベサナエの羽化が始まりました。羽化初見日となった24日はオス4頭とメス2頭が飛び立ちました。翌25日には♂1頭だけでしたが、ハナショウブ池でも2〜3頭の羽化が見られました。ここ10年間ほど、ソメイヨシノの開花に負けることはなかったのですが、今冬の寒さもさることながら、異常少雨による渇水が一番の敗因と推察されるところです。

_W9A2950タベサナエ♂羽化連続(裂開)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路 _W9A2969タベサナエ♂羽化連続(休止)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路 _W9A2970タベサナエ♂羽化連続(腹部抜き出し)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路
タベサナエ♂羽化 定位 同 休止 同 腹部抜き出し

_W9A2978タベサナエ♂羽化連続(翅伸張)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路 _W9A3005タベサナエ♂羽化連続(排水)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路 _W9A3043タベサナエ♂羽化連続(完了)2022・3・25トンボ王国駐車場前水路
同 翅の伸張 同 排水 同 完了

この調子だと、その他の春のトンボの羽化が本格化するのは4月入ってからになりそうです。春の花や昆虫も、ここ数年の動向からすると随分遅れているようです。

_W9A2540シデコブシ2022・3・19トンボ王国多目的広場 _W9A3084セイヨウシャクナゲ2022・3・25トンボ王国ハナショウブ池 _W9A2724ミツマタ2022・3・22トンボ王国WWFジャパン池
シデコブシ セイヨウシャクナゲ ミツマタ

_W9A3108スミレ2022・3・25トンボ王国池田川畔 _W9A3095ヒメスミレ2022・3・25トンボ王国 _W9A3102フジツツジ2022・3・25トンボ王国
スミレ ヒメスミレ フジツツジ

_W9A2901シオヤトンボ未成熟♂2022・3・24トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2880シオヤトンボ未成熟♀2022・3・24トンボ王国右手湿地保護区 _W9A3099ツマグロヒョウモン♀2022・3・25トンボ王国
シオヤトンボ未成熟♂ 同 未成熟♀ ツマグロヒョウモン♀

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by 杉村光俊 at 15:05 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2022年03月17日

新シーズン開幕

急に温かく(暑く?)なり春の花が次々と開花、ミナミメダカが浅瀬で群れ、春の蝶も飛び始めました。

_W9A2383ハクモクレン2022・3・14トンボウ国東駐車場 _W9A2050フジツツジ2022・3・8トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2444シハイスミレ2022・3・16トンボ王国右手湿地保護区
ハクモクレン フジツツジ シハイスミレ

_W9A2400ミナミメダカ2022・3・15トンボ王国 _W9A2439ツマグロキチョウ2022・3・16トンボ王国本谷奥湿地保護区隣地 _W9A2427ツマグロヒョウモン2022・3・16トンボ王国右手湿地保護区
ミナミメダカ 成虫越冬のツマグロキチョウ 羽化したツマグロヒョウモン

一方、もう2週間以上も雨らしい雨が降っていない四万十地方。湿地保護区も大半が干上がり、泳ぎ回っていたニホンアカガエルやニホンヒキガエルのオタマジャクシが受難に喘いでいます。こんなことは整備開始以来、初めてです。

_W9A2395渇水2022・3・15トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2397渇水2022・3・15トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2396渇水2022・3・15トンボ王国右手湿地保護区
早春の大渇水

そんな中、16日に右手湿地保護区で前日以前に羽化したと推察されるシオヤトンボのメス1頭を確認、2022年のトンボ・シーズンが開幕しました。ここ数年の初見日からすると少し遅いようにも思われますが、それだけ今冬の寒さが厳しかったということなのでしょう。ただ、ここ数日の暑さは真夏並みで、成虫越冬したホソミイトトンボとホソミオツネントンボたちは、林縁の日溜りでの腹ごしらえを早々に切り上げている感じです。

_W9A2406シオヤトンボ未成熟♀2022・3・16トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2153ホソミイトトンボ越冬型♂2022・3・10トンボ王国右手湿地保護区 _W9A2419ホソミオツネントンボ♀2022・3・16トンボ王国右手湿地保護区
シオヤトンボ未成熟♀ ホソミイトトンボ越冬型♂ ホソミオツネントンボ♀

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by 杉村光俊 at 17:49 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】

目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー

【秋と冬の生きものクイズ】

内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

【毎日イベント】

ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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