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2024年09月15日

猛暑続く

暦上は9月半ばですが、まだ猛暑が続いています。今夏は、熱中症を警戒しつつの撮影を余儀なくされていたため、大人しい画像のオンパレードです。しかも、先の迷走台風10号通過後、大形ヤンマは一気に姿を消してしまいました。

IMG_4259タイワンウチワヤンマ♂2024・8・22 IMG_4388オオヤマトンボ♂2024・8・24 IMG_3997ヒクイナ2024・8・21
タイワンウチワヤンマ♂ オオヤマトンボ♂ ヒクイナ

IMG_4737チョウトンボ♂2024・8・27 IMG_4756チョウトンボ交尾2024・8・27 IMG_4404キイトトンボ交尾2024・8・24
チョウトンボ♂ 同 交尾 キイトトンボ交尾

IMG_5119ベニイトトンボ交尾2024・9・2 IMG_4422ギンヤンマ♂2024・8・24 IMG_4754ギンヤンマ連結産卵2024・8・27
ベニイトトンボ交尾 ギンヤンマ♂ 同 連結産卵

IMG_4456ショウジョウトンボ未成熟♂2024・8・24 IMG_3961シュジョウトンボ未成熟♀2024・8・21 IMG_5393ベニトンボ未成熟♂2024・9・5
ショウジョウトンボ未成熟♂ 同 未成熟♀ ベニトンボ未成熟♀

IMG_5237ハグロトンボ♂2024・9・3 IMG_4007オオシオカラトンボ交尾2024・8・21 IMG_3822オオシオカラトンボ産卵2024・8・20
ハグロトンボ♂ オオシオカラトンボ交尾 同 産卵

IMG_5072オニヤンマ♂2024・9・2 IMG_4120オニヤンマ産卵2024・8・22 IMG_3842ドジョウ2024・8・20
オニヤンマ♂ 同 産卵 ドジョウ

IMG_4602ミルンヤンマ♂2024・8・25 IMG_4555ミルンヤンマ♂2024・8・25 IMG_4977ネアカヨシヤンマ♀2024・8・31
ミルンヤンマ♂ ネアカヨシヤンマ♂

IMG_5066コシボソヤンマ♀2024・9・2 IMG_4330ヤブヤンマ♀2024・8・23 IMG_5307カトリヤンマ♂2024・9・4
コシボソヤンマ♀ ヤブヤンマ♀ カトリヤンマ♂

IMG_4174ツクツクボウシ2024・8・22 IMG_5416ニホンアカガエル2024・9・5 IMG_4171ヤマガラ2024・8・22
ツクツクボウシ♂ ニホンアカガエル ヤマガラ

残(猛)暑の中、秋の赤トンボがポツポツと活動を始めています。冬の深み作りが功を奏し、湿地保護区でリスアカネが劇的に増加しました。なお、現時点で今シーズンのトンボ王国内確認種は57で、2005年から続く年間60種確認も視野に入ってきました。残るアオイト、タカネ、ネキの確認が待たれます。

IMG_4653ノシメトンボ半成熟♂2024・8・26 IMG_4692マユタテアカネ半成熟♂2024・8・26 IMG_4866マイコアカネ♂2024・8・27
ノシメトンボ半成熟♂ マユタテアカネ♂ マイコアカネ♂

IMG_5847リスアカネ♂2024・9・8 IMG_5201リスアカネ単独産卵2024・9・3 IMG_4361シュレーゲルアオガエル2024・8・23
リスアカネ♂ 同 単独産卵 シュレーゲルアオガエル

IMG_4632コフキトンボ♀黄昏摂食飛翔2024・8・25 IMG_5225シオカラトンボ♀捕殺2024・9・3 IMG_5057クマゼミ死骸2024・9・1
コフキトンボ♀黄昏摂食飛翔 シオカラトンボ捕殺 クマゼミ死骸

とはいえ、この時期の四万十地方はトンボ撮りの中休みなので7日と14日、徳島県にミヤマサナエなど見に行ってきました。現地でお世話になったY田さんとH川さんに厚く御礼申し上げます。

IMG_5483ナゴヤサナエ♂2024・9・7 IMG_6231ミヤマサナエ♂2024・9・14補正 IMG_6350タカネトンボ♂2024・9・14縮小
ナゴヤサナエ♂ ミヤマサナエ♂ タカネトンボ♂

IMG_5499タカネトンボ産卵2024・9・7補正 IMG_6309ルリボシヤンマ♂2024・9・14補正 IMG_6387ルリボシヤンマ産卵2024・9・14縮小
タカネトンボ産卵 ルリボシヤンマ♂ 同 産卵

それにしても、猛暑のみならず南海トラフ巨大地震注意報発令に加え迷走台風による交通網の乱れなどで、書き入れ時のトンボ王国はメロメロでした。保護区の整備費確保に係わる「四万十川学遊館あきついお」入館者数は過去最低を記録してしまった半面、事務所のクーラー使用を控えるなど昨夏より使用量を落とした電気使用料は、値上げで過去最高額を請求されており、まさに「泣きっ面にハチ」。そこで、トンボ王国史上初めて、赤トンボをテーマとする秋イベントを実施することになり、目下その準備に追われています。開催の暁には多くのご支援、ご来館を宜しくお願いします。

画像はすべて、クリックすると拡大します。
by 杉村光俊 at 16:45 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】

目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー

【秋と冬の生きものクイズ】

内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

【毎日イベント】

ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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