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2008年7月30日水曜日

ロボットのようにしか歩けない

 ジム通いは習慣にしないと、なかなか重い腰が上がらない。行くと必ずリフレッシュできるとわかっているのに、行くまでに時間がかかる。
 私は、時間があるので、思いついたときに時々通っているけれど、オットは結婚してからというもの、週末に数回くらいしか通わなくなってしまった。・・・・そうだよね、独身時代と違って仕事帰ってきたらご飯ができてるし、温かい夕飯を目の前にして、「じゃぁ、ちょっくらジムに行ってくるわい」とは言えないよねぇ。言ってくれても構わないんだけど。そしてどんどんおなかがでてきた気がする。私も下っぱらの肉づきがいい。この間ワンピースを着て地下鉄に乗り、立っていたら、50代くらいの白髪の男性が席を譲ってくれて、おや?と思ったのだが、もしや、妊婦に間違えられたのかっ?????

やばいっ!このままじゃ、ビールっぱらカップルになってしまう!

 やや焦り始めた私たち。仕事から帰ってきた夜はなかなか厳しい。そうしたら朝しかないではないか!ということになり、早朝トレーニングをはじめた。自分たちだけだったらおそらくサボるだろうから、昨日の朝、朝6時半からパーソナルトレーナーに付いてもらって、筋力トレーニング。自分ひとりだったら、気付けないことをアドバイスしてくれるので、とても効果的。どんなトレーニングなのかは、また後日紹介。

 朝から充実した気分で1日のスタートを切り、大満足だった私たちだが・・・・・・今朝起きると、体中が痛い!
私の場合は、特に太ももからおしりにかけてと、腹筋がかなりキテいる。階段の上り降りがつらく、今日なんて地下鉄の駅で、「いてて・・・・」とつい声がでてしまった。(日本語なあたりが、まだ英語社会に浸透してない証拠)ああああああ、普段いかに筋肉を使っていなかったのかを思い知らされた。
 
 明朝も、1時間のトレーニングが待っている。大丈夫かしら・・・。

2008年7月29日火曜日

ベネズエラン女性は皆美しい!?

 今日のESLはパーティー。ベネズエラ出身のクラスメイトが皆を彼のアパートに招待してくれたのだ。てくてく歩いていると見覚えのある風景が。偶然にも、オットが数年前に住んでいたストリートで、ちょっとびっくり。

 ベネズエラ料理アレーパ(たぶん)をごちそうになる。写真(左)の粉で、パンケーキ型のものを作り、お好みでいろんなものをはさんで食べる。
私は、チーズに、トマト・玉ねぎ・卵を炒めたものをはさんで食べた。おいしい!

 ワインを飲みながら、普段のクラスとはまた違った感じで、ざっくばらんにいろいろな話で盛り上がり、楽しかった。教室では、ディスカッションやディベートで、南米系女性のパワーに押されがちだった私だけど、お酒飲みながらの雑談なら得意よっ。
 さて、印象的な話題はベネズエラ女性の話。この間、ミスユニバースで優勝したのは、たしかベネズエラ出身の女性。(去年は日本だったよね?アジアンビューティーの時代は終わったのでしょうか)コロンビアなどの国と並んで、美女大国として有名だけれど、同時に「美容整形大国」でもあるそうな。娘が15歳になったから、親から「豊胸手術のプレゼント」なんていうことはよくある話らしい。
 “美しくて当然”・・・・・というお国柄。恐れおおくて、私には生活できないでしょう・・・・。でも、アジア顔だから関係ないのか!??

2008年7月28日月曜日

衝動的に賃貸

 家さがしは難航中。ま、時間をかけて探そうかーなんて言ってた矢先、近所のアパートにRENTマークが。今の家から30M先くらいにあるそのレンガ造りのアパートは、私たちが大好きな公園のま横。けっこう広そう。どんな感じか試しに見てみよっかーと、オーナーに連絡。私たちの前にすでにたくさんの人から連絡があったらしい。人気のエリアだし、競争率高いのね・・・・。

 早速、週末に中を見せてもらったのだが、オーナーがかつて住んでいたところというだけあって、なかなかいい内装。しかも、今のところの倍はあるであろう広さ。洗面所で順番争いをしなくてよさそうな、広々バスルーム。日当たりのよいリビングに、大きな収納。そして何より、部屋の中に洗濯機と乾燥機があるーーーーーーーーー!(この辺りのアパートでは、洗濯機・乾燥機は地下にあって、他の住民と共有するパターンが多い) うっとりして、つい、書類をもらって帰った私たち。

 「いずれは、買う予定だしねー。でも、いつ良い物件が見つかるかわかんないしねぇー」といろいろ話し合う。そして行きついた結論は、「なんか、競争率高そうだから、一応書類だしてみよっか。私達が選ばれるとも限らないしね」と、宝くじ感覚で、賃貸希望の書類を提出することに。(私たちの職業を記入する欄があったのだけど、あっ、私、無職だったと気付かされる。長年働いてきた私としては、こういうときにちょっと悲しい)

翌日、オーナーから電話が。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・選ばれました。宝くじ感覚だったのに。
というわけで、予期していなかった引越しが、約一ヶ月後に迫ってしまいました。

2008年7月26日土曜日

大和ナデシコ?昼間からほろ酔いの巻

 義理の叔母宅を訪問。前にも書いたかもしれないが、叔母さんの家にはワインセラーがあって、いつもおいしぃワインやシャンパンが飲めるので、毎回楽しみ♪ しかも、今回は、ロブスターがあると聞いて、いやしい私はオットを引きずるように出かけたのであ~る。

 ボストン郊外にあるお宅には、広い裏庭とバーベキューグリルがある。割と涼しい昼下がり。外に座ってビールやワインを飲みながら、スナックを食べ、しばし団欒。そして、登場したロブスターくんとサーモンのグリルにおいしいサラダ。んんんん、お酒もすすむすすむ。どんどんいい気分に。
 私の膝に頭を乗せているこのプードルちゃん(けっこうデカイ)は、もう人間でいうとおばあちゃんだというのに、かなり元気で、いつも玄関で飛びかかってくるので、ちょっと恐怖。でも、とてもカワイイ。
 叔母さんカップルはアーティストな人たちで、ヴァイオリンやら、チェロやら、ピアノなどの楽器演奏から、油絵、版画、インテリアコーディネートなど、とても多趣味。今度は習いに行っちゃおうかと。

渡米して3か月が過ぎ、自分の家族が遠くに住んでいる寂しさをあまり感じずにいられるのは、最近家族になった人たちの優しさのおかげかと。感謝しなきゃ。それにしても、ごく最近身内になったわりには、私、リラックスしすぎ?遠慮なく食べすぎ?なにより、飲みすぎ???
 ・・・・昔ながらのニッポン男児のお家に嫁いだらきっと務まらなかったんだろうな、私・・・なーんて考えてしまった。まぁ、日本人女性には変わりないので、どこにいても少しは大和ナデシコな要素は持ち合わせていたいものです・・・。

2008年7月25日金曜日

1日にコースメニュー2回の日

 昨日は、雨と雷で家の閉じこもっていたので、なんだか調子が悪い。私は光合成しないと元気になれない体質のようである。(植物か?)
 こんな時は、外に出てうまいもんを食べるに限る!と、ランチに出かけたのは、カンボジア・フレンチの店 Elephant Walk http://www.elephantwalk.com/

 数年前にディナーで来た時になかなか好印象だったので、再訪。ランチのコースは16ドル.95で、前菜、スープかサラダ、メインから、好きなメニューをそれぞれ選ぶことができて、お得かも。ちなみにディナーだと、スペシャル3コース29ドル.95と4コース39ドル.95メニューがあるそうである。
 私はカンボジア風春巻き、アジア風サラダに、ビーフステーキをレアで、平らげた。(フランス語?で書いてあったのでメニューが読めないため、勝手に命名した)

 このレストラン、7月から9月にかけて料理教室も開いているらしい “Elephant Walk”っていう料理本もあるのね。なんか本格的。
 帰ってからつい、カンボジアとフランスの関係をいろいろ調べてしまった私。カンボジアはフランスの保護領でその後、王国として独立したのねー。ラオスもおフランスの保護領だったらしいけど、ラオスの食べ物もフランスの影響を受けているのかしら・・。

 その数時間後、胃痛が回復しつつあるオットと、金曜の夜だし・・・とディナーにでかけたのは、イタリアンの店 La Morra http://www.lamorra.com/index.htm 
 家族で経営しているイタリアンレストランらしい。  ここ、以前にも友人と来たのだけど、その時に試さなかった、ディナーコース35ドルとワインセット15ドルをオーダー。ワインは、前菜、パスタ、メインに合うものがそれぞれ1グラスずつ出され、最後はデザートワインまで。グラス4杯で15ドルってお安い。そして、このコース達がどれも美味。最初に出されたパンも美味。
 私のお気に入りはこちら。前菜のPapa Pomorodo トマトと何が入っているのかしら。おそらくなすび、ハーブ、セロリ?これは、家でも真似て作りたい前菜!

↓ロブスターのスープも、独特の風味が味わえてウマい。

メインは、オットがブルーフィッシュ、私がポークにしたけど、珍しく完食できずに、デザートとともに持ち帰り。(オットは胃痛回復中のため。私はランチ食べすぎているため、と思われる)
今度は、昼食抜きで、がっつりおなかをすかせて、チャレンジしたい。ワイン込でひとり50ドルのおススメイタリアン。

 メインを食しているときに「そういえば、今日の昼、友達とElephant Walkでコース料理食べたのー」と明かすと「えっ?昼にもコース食べたのっ?」とかなり驚いていたオット。 すかさず「ジムに行ったら?」と言われた。はい。それより、エンゲル係数の心配したほうがよいかもねん。

2008年7月24日木曜日

手抜き料理にクック膳

 いきなり主婦になった当初は、ご飯のことばかり考えていた。料理は苦手だというのに、張り切ってパンをこねて作ったり、昼間っから仕込みをしたり。・・・しかし、もともと根が怠け者の私。今ではいかに手を抜きながら簡単に、おいしいものを作れるかということを考えてキッチンに立っている。

 まぁ、オットはアメリカ育ちなので、私の形の崩れた卵焼きでも、中身が飛び出したロールキャベツでも、しまいには、ただ、お湯をかけただけのお茶漬けでさえ、「オゥ、ジャパニーズ」と喜んでいるくらいだし。そのたびに、「しめしめ」と思っている私は、おそらくズルイ顔をしているに違いない。
                         さて、日本で親友に教えてもらってから、ずっと重宝しているのが、この「クック膳」
スーツケースに忍ばせてアメリカに持ってきた。電子用調理鍋で、短時間でヘルシーなおかずができてしまう。油の量がちょっとで済むし、栄養価もギューっと閉じ込められるらしい。
 材料を放り込んだら、レンジでチンするだけっていう単純作業が私にぴったり。煮魚やパスタソース、野菜の煮物やリゾットまで、かなり簡単にできちゃう。食器洗浄機も使えるから楽。
 あと一品!ってときに、いいんだな、これ。
この間は、ナスビ2本、しょうゆ、砂糖、酒少々と、韓国スーパーで買った怪しいトウガラシを入れて、レンジで7分。おいしい酒のつまみができちゃった。

 これ、日本で買ったら4500円くらいだったと思う。(アマゾンで発見したので、下にリンク貼りました)さっき調べたら、アメリカでも買えるらしいけど、59ドル95セントだって。まぁ、送料を考えたらそんなものか。参考までに、日本のキッチングッズが買えるアメリカのサイトはこちら→http://www.korin.com/

手抜き料理道は続く・・・・・・

2008年7月23日水曜日

アメリカの胃薬って・・・・

 昨晩、オットが急な胃痛。もしかして夕飯のせいかしら・・・と思って、ドキドキしていた私。でも、まったく同じものを食したというのに私は健康。まぁ、胃袋が丈夫なだけかもしれないけれど。そういう彼も、アフリカで暮らしてたことがあるくらいだし、かなり胃は丈夫なはず。めったに具合悪くなることはないし、これは珍しい。おなかからくる風邪かしら・・・・。(あくまで自分が作った夕飯のせいにしたくない)
 ちょっと落ち着いた頃、「薬飲んだら?」と勧めてみた。私の中で胃薬というと、「漢方薬」「茶色」ってイメージが強いけれど、彼がとりだした胃薬はこれ。Pepto Bismol まっピンクのシロップ。吐き気、胸やけ、消化不良、下痢などによい薬らしい。
 けっこう一般的な薬らしく、家庭に常備されているようだ。(正露丸みたいな感じ?)以前、カナダに嫁いだ友人がこの薬の話をしていて、「そんな薬あるんだー」と聞いていたけど、実は我が家にもあったとは!しかも2本!!!!
 いやー、しかしこれ、強烈な色。オットが飲んだシロップのカップのにおいもまたあまったる~い感じで、「これで本当に効くのかい」と疑惑の目。
 渡米直後に、私が風邪をひいた時も、オットがくれた薬は、アーモンドみたいにでかい緑の物体だったり、真赤な色のシロップだったり。一番驚いたのは「これ飲んでみたら?」と差し出された薬の箱に「Tamiful」と書いてあったときだけど。タミフル?あのインフレンザの?思春期の子が飲むと幻覚をみるっていうあれ????少々の風邪でタミフルは飲みたくありません。
・・・・とにかく、日本のお薬の色ってなんて清楚なのかしら・・・・としみじみしてしまう。
薬はやっぱり、ジャパンのものが飲みたいよ~と思う、日本人体質の私。
そして、やっぱ胃痛の時はおかゆだろう~と、アメリカ人のオットに、おかゆを差し出した日本人妻な私。

2008年7月22日火曜日

食いしん坊は歯が命 ~歯科医体験part2~

 2度目の歯科通い。「次回は1時間半以上はかかるよ」と言われていたので、朝からなんだか憂鬱な気分。でも、治療のあと昼ごはんを食べ損ねる可能性が高いと思い、朝ごはんをモリモリ食べた。(どんな時でも食い意地は張っている)

 今回は、詰め物とともに、一部欠けてしまった歯の周りを削り、仮のクラウンを入れるというもの。アメリカの歯医者の麻酔って、日本のよりも強烈かも。10分ほどで、唇、顎、舌半分の感覚がなくなった。
 なぜか、患者の私はオレンジ色のサングラスをかけ、治療スタート。歯茎に何かが触れているという不快感はあるものの、痛みはほとんど感じない。日本と大きく違うのは、マメに口をすすがないということかも。日本のように、治療する場所毎に口をすすぐ設備はついていない。「すすぎたい」と言うと、助手さんが水を汲んで持ってきれくれて、すすいだあと、水を吸い込む機械みたいなものに、ペッと出す。ちょっと落ち着かないのぅ。

 さて、このハンサムな歯科医さんは、とてもフレンドリーで親日家。ハーバード大学で日本人ばかりのクラスの教鞭をとったことがあるらしく、知っている日本人の名前を次々とあげていった。「まり~、りょういちぃ~、くみこ~、ましご~、たわけ~」・・・・最初は「あー、いるいるその名前!」と思いながら聞いてたけど、だんだん聞いたことのない名前になっていってちょっとギョッとした。しかも、彼は日本のものがとても好きな様子。食器で有名なノリタケブランドがお気に入りで、日本のノリタケミュージアムにも行ったという話からはじまり、息子が松坂大輔の大ファンだということ、ボストンの公文塾に行ってるということ(アメリカにも公文あるんだぁ)など、とにかく、日本に関係する話題を話しまくる。私は、口をあけているので、ただただ「あ~、あ~」と相槌をうつのみ。
 おもしろいなと思ったのは、私にとっては食器ってイメージしかなかったノリタケは、デンタル関連商品も開発・販売しているということ。セラミックだものね、なるほど~。

 それにしても、歯医者の高額治療費が有名なこのお国。今のところ、治療費はオットの保険でカバーされているみたいだけど、クラウンは半分負担だって。一体いくらなんだろうか・・・。

 あああああ、だんだん麻酔がとれてきて、にぶい痛みと闘っております。今日の夕ごはん、がっつり食べられるかなぁ。

 
 

2008年7月20日日曜日

家さがしと分離的なボストン

 家探しは続いている。ここ最近は、何軒か不動産のオープンハウスを見に行くのが週末の活動になりつつある。  

 今住んでいる地域は、ダウンタウンから近い割に、環境がよくて人気がある。いつもパトカーが巡回していて治安もいい地域。公立学校の質もよく、「子供ができたらこの地域に引っ越したい」と話している人に何度も出会ったことがある。しかし、家賃が高い。アパートや家も高い。富裕層が多いからだろう。・・・・・まったくもって富裕層ではないけれど、できることなら、この地域に住み続けたいというのが私たちの希望。  

 でも、たまには別の地域も見てみようと、この週末に見学したアパートは、私たちが住んでいる家から徒歩15分くらい。決して遠くないが、別の町の管轄になる。ボーダーとなるブロックを越えると、街の質が全く変わることに気づく。それは、人種の偏りだったり、お店やアパートの1階の窓に鉄格子がついていたり。(今住んでる街ではあまり見かけない)また、水を買いに立ち寄ったスーパーのレジが、プラスチックの窓口になっていたり。(昔治安が悪かったことをあらわしているようだ)夜道のひとり歩きは注意しなくちゃいけないのかな・・ってつい思ってしまう地域。  

 ビール工場を改造して作ったアパートは写真のとおり、とても素敵。 古めかしいアパートが多いボストンで、こんな生活ができるならうれしい。しかも、値段も驚くほど高いわけではなく、私たちが考えている範囲内。でも・・・・・家の周りの環境を考えると躊躇してしまう。  

 昔に比べればよくなってきたのかもしれないが、ボストンはいまだに人種や経済状況で住む地域がはっきりと区別されている気がする。今、運よく環境のいい地域に住んでいるけれど、この場所が「ボストン」のすべてではない。夫婦ともども、異文化には寛容な方だと思う。共存社会を望んでいる。・・・・・でも、住む場所を選ぶときに、やっぱり今の場所にこだわってしまう自分たちを考えると、複雑な心境になったりもした。  

 あれ・・・・?「ロフトつきの家が素敵でした~♪」風の日記を書こうと思ったのに、ちょっと暗めのエンディング。

2008年7月19日土曜日

チベット料理屋でダライ・ラマを思ふ・・・・

 「行きたい!」と思ったタイミングでは、いつも閉店していてなかなか足を踏み入れることができなかった、チベット料理レストラン Tashi Delek
http://tashidelekboston.com/aspx/blob2/blobpage.aspx/msgid/431562
 
 今回は、夕方の部オープンと共に、入店。
正面に、ダライ・ラマの大きな写真が飾ってあった。
 チベット料理と言えば、餃子みたいな料理というイメージがあったのだが、メニューにMOMOという文字がいくつもあり、これが、餃子風の食べ物らしい。アメリカ人は焼いたものを好むらしいが、伝統的なのは、蒸したものだと聞き、迷わず、伝統的なMOMOを注文。肉入りだけじゃなく、豆腐、野菜入りもあるからベジタリアンでも安心。

 ダライ・ラマといえば・・・・私は個人的に彼の言葉をリスペクトしている。
英語のページしか見つけられなかったけど、参考はこちら→http://www.yuni.com/library/docs/612.html
この20項目を読むたびに自分の“人生観”みたいなものを考えさせられる。

 私が「実践してまーす」と胸を張って言えるのは、16番 Once a year, go someplace you've never been before “1年に1度は、まだ見知らぬ土地を訪れなさい”だろうか。近い、遠いも含めて、1年に1度以上実践中。
 国境を越えて嫁いだからってわけじゃないけど、1番も、ぐっとくるねぇ。Take into account that great love and great achievements involve great risk. 日本語訳は、“大きな冒険(リスク)を伴う、大いなる愛や行いを大切にしなさい”ってとこかしら・・・・・。
 はい、私にとって、国際結婚とは、大きな冒険を伴う、大いなる行いであります。

2008年7月17日木曜日

Lantern Festival

 年に一度のイベント、Lantern Festival. いわゆる日本の灯篭流し。
Forest Hills cemeteryで行われた。→http://www.foresthillstrust.org/calendar.html
 このイベントに参加するのは、3年ぶり2回目。 10ドルの寄付金で、灯篭の紙をもらい、自分の好きな言葉や絵を書く。ボランティアの日本人の方々(中国人の方もいたかも)に習字で漢字を書いてほしい人は、並んで「希望」とか「愛」とか「平和」とか、書いてもらう。 いつも、このボランティアしようしようと思いながら今年もうっかりしてました。来年こそ。 
 時々、それらの漢字ををさかさまにはめてる人もいて、教えてあげると「Oh, no....」と彼ら。そうよね、未知の言語はさかさまでも気付かないよね。
  私は、自分でいろいろと書きいれてみた。(しかも筆がなかったので、ペンとクレヨンで)愛、世界平和、自分の似顔絵、そして、4月に亡くなった祖父のフルネーム。 
 池に流すとき、急に祖父のことを思い出してちょっと涙目に。バックで流れている、バグパイプの音楽が、日本の曲じゃないのに、なんだか望郷の念に駆られたりもして。  
 日が暮れるにつれて、池に流れている大量の灯篭の灯りが美しく、なんだかボストンにいながらノスタルジックな気持ちになった夏の日の夜。

2008年7月16日水曜日

Hatch Shell コンサート

夏のボストンはイベントが満載。
 毎週水曜日に、チャールズ川沿いにある野外ステージHatch Shell では、無料クラシックコンサートが行われているそうな。スケジュールはこちら http://www.landmarksorchestra.com/concerts.php

 前から気になっていたのだけれど、行ったことがなく(以前は近所に住んでいたというのに!)、今回友人に誘っていただき、早速出かけてみた。
 私は、おつまみをたくさん持参。芝生に敷いたシートの上で、音楽が始まる前、ムシャムシャ食べまくった。まるでピクニック気分であーる。ウォーターボトルに入っている液体はお茶と見せかけ、実はし・ろ・ワ・イ・ン。またもや法を犯してしまいました。
 最近、日が長いので、7時スタートといってもまだあたりは明るかったのだけど、音楽とともに、日が暮れ、美しい夕焼けがまた素敵な演出だった。
 しかし、コンサート中の、ヘリコプターや救急車の音で時々、うっとり気分から現実にひき戻されたけど。総合病院が近いからしょうがないか・・・・・。
 来週はゴスペルらしいので、今度はオットを誘って足を運んでみようかな。

2008年7月15日火曜日

食いしん坊は歯が命

 奥歯の詰め物がいつの間にか消えていた。まったく記憶にございません。ってことは飲み込んでしまったのだろうか。すごくショック。 気付かなかった自分にも、驚き。

 ・・・ということで、アメリカで初の歯科医体験をすることに。  
レントゲンをとった結果、どうやら、私の詰め物と共に、歯の一部もどこかに行ってしまったらしく(胃袋か?)、ちょっと歯を削ってかぶせもの(先生は“クラウン”と呼んでいた)をしなくちゃいけないみたい。早速来週から治療が始まる。

 美しい「歯」への意識が強い、このお国。ビーバー歯は愛嬌だわなんて思って気にしたことなかったけど、ついでに大人の歯科矯正の相談もしちゃおうかしらと考え中。歯は一生ものだしね。そしてなにより「食いしん坊は歯が命!」  

 今後しばらくは歯医者通い。アメリカ歯科体験記はさらに続くでしょう・・・。
でも、私の歯医者さん、パキスタン系の男性で、とても優しくて、丁寧で、ハンサムなの。うふ。

2008年7月13日日曜日

Provincetown お勧めレストラン

 さてさて、Provincetownの食いしん坊通信。
今回は、この町を知りつくしている叔母さん達にお勧めレストランを聞き、2軒選んで行ってみた。
まず、ディナーに選んだのは、ここ"The Mews Restaurant and cafe" http://www.mews.com/
夜、8時半頃行くと、「10時まで席は空きません」と言われる。その後、ちょっとギャラリーに行ったりして、9時半頃再び挑戦。9時の予約の人が来ないから、どうぞと案内された。ラッキー。今回は、前菜はもちろんオイスターとクラム、そしてクラブケーキ。メインに、ロブスターのリゾットと、Cod(鱈か?)のグリルを注文。ここ、ワインリストや、マティーニも充実している。完全に食べすぎ。飲みすぎ。翌日は昼過ぎまで胃もたれしていた、食いしん坊夫婦であった。
海沿いに建物が建っているので、昼間訪れてたら、とても景色がきれいなこと間違いなし!
 
翌日は、数か月前に新しくできたという、比較的新しいレストラン "Victor's" http://www.victorsptown.com/ へ。

割とはずれにあるのでかなり歩くけれど、新しい建物とセンスのいい店内。ここの魅力的なところは、午後3時から6時まで、Raw Bar がオープンするというところ。そうです、ナマ バー。(日本語にすると変?) オイスターやクラムなど、新鮮なシーフードどっさり食べられるのであーる。あいにく私たちが行ったのは2時前で、まだRaw Barオープンしていなかったのだけど、無理を言って注文しちゃいました。んんん、うまいぜ。前日マティーニ飲みすぎた私は、ここでは、特製のサングリアを注文。お兄さんのサービスも最高。
 最後に私たちのお勘定、隣でお茶してるカップルのものだったみたいで、安すぎ。「でも、これを払って立ち去ることはできないよね、こんなに食べたし、飲んだし」と、正直ものの私たちは、お兄さんに、「このBill, とっても気に入ってるんだけど、私たちのではないと思うんだよね」と申し出た。お兄さん苦笑い。とても素敵な彼だけど、ここにいるってことは、もしやこの人もボーイフレンドが?という気持ちがつい脳裏をよぎってしまうのであった・・・・。

 食いしん坊とは関係ないけど、Provincetownの帰り、フェリーの中からクジラを観た! このあたりは、Whale watching tourとか、くじらを遠目に見るツアーが存在するのだけど、ツアーではなく、旅の帰りに偶然見ることができるなんて、ラッキー。オットは、「そういえば、日本人ってくじら食べるんだよね・・・」と思いだしたようにつぶやいた。アメリカ人の感覚では、信じられないそうである。

2008年7月12日土曜日

Provicetown 滞在記

 ケープコッドの先端にある町、プロビンスタウン。ボストンから高速フェリーで1時間半ほどのところにある。
 以前から行ってみたいと思っていながら機会がなかったのだが、オットの叔母さんカップルが今バケーション中で、プロビンスタウンにコンドミニアムを借りて滞在中と聞き、ちゃっかり私たちも合流した。
←どんどん遠ざかってゆくボストンの町並み。 船酔いに怯えていたけれど、元気に到着。
 天気もよくて、リゾート感あふれる開放的な雰囲気とかわいらしい街並みにしばし酔いしれる。シーズンとあって、多くの人々でにぎわい、街全体に活気があった。繁華街やビーチを散歩しているだけで楽しい気分に。
 ここは、ゲイピープルが集まる町としても有名で、あちこちに、レインボー色の旗がある。同性同士が手をつないだり、肩を組んだりして歩いているラブラブ風景をよく見かけた。・・・・素敵なマッチョなお兄さんはたいてい、ボーイフレンドと歩いているのよね。女子な私には興味を持ってもらえないのねーと思うと、なんかちょっとがっかり。(何も期待してないけどさ)  
  そして、芸術家が集まる場所でもあるらしく、通りのいたるところにアートギャラリーが立ち並んでいる。金曜の夜は叔母さんたちと、ギャラリー巡り。ギャラリーのオープニングには、食べ物、飲み物サービスがつきもので、私は、1つ絵を見ては、食べ物コーナーに戻り、また1つ作品を見ては、ワインをつぎ・・・という感じで、芸術はそっちのけで、フリーフードに夢中。芸術もいいけど、やっぱ「食」よねぇ。
 ビーチのそばのベンチに座ってしばらくボケーっと水着のお姉さんたちを眺めているうちに(?)気付いたら、サンダルのあとがくっきり日焼け。私は、もともと焼けやすい体質だけど、今年も黄色人種離れしてきました。  
 オットは真赤になっててかわいそう。人種が違うと焼け方も違いますな。
 つかのまのバケーション気分を満喫!

2008年7月9日水曜日

アメリカでどこまで土禁を貫けるか

 ボストンに帰ってきた。 自分たちのアパートはやっぱり落ち着くのぅ。狭いからなおさらかしら!?
 もちろん、義理の両親宅は、とても楽しかったし、居心地もよかったけれど、ひとつあげるとすれば、純日本人の私は以前からどうしても、どうしても、土足文化に馴染めない。 特に今回は、わんぱく盛りの甥っ子たちが、泥だらけのサンダルで私たちのベッドルームに押し掛けてきたときは、もう、気絶寸前。  

 このアパートも、オットは当初、土足で生活していたようだけど、日本を旅行したあと、人々が玄関で靴を脱いでいるのを見て「これはいい考えだ」と思ったそうな(笑)それからは、日本のような段差や仕切りもないというのに入口で靴を脱ぐようになった順応性のある我がオット。  

 しかし、それが習慣づいた私たち2人ならよいけれど、ゲストが来た時に「靴をぬいでください」っていうのは失礼じゃないかしら?  欧米でも玄関で靴を脱いで生活している家庭は何度か見たことがあるし、私がゲストならむしろ脱いだ方が落ち着くのだけれど、そういう感覚じゃない人たちに「脱いで」っていうのはなんだか気が引けるかも。 うーん、でもやっぱりゲストに土足で歩きまわってほしくないというのが私たちの結論。(だって私たちはふだん、裸足で生活しているし)  

誰かを招くときは、玄関にスリッパをたくさん用意しようかというのが作戦。イラスト付きの張り紙なんかもしたほうがいい?それはちょっとやりすぎ?  

さて、この土地で、どこまで土足禁止を貫けるでしょうか。  

2008年7月7日月曜日

田舎的週末

 11人家族生活3日目。
 今日は、田舎道をサイクリング。マウンテンバイクってけっこう難しいのね。足がつかない高さの自転車をこぐのはちょっと恐怖感。特に砂利の坂道。「ここで転んだら血だらけだよなぁ」と、びくびくしながらこぐこと1時間半。下り坂は楽だったけれど、帰り道は登り坂ばかりで、最後の20分間は、ほとんど貧血気味でひーひー言ってた。まだまだ鍛え方が足りない様である。  

 ちびっこたちは、川に泳ぎに行ったけれど、私は泳ぎが得意ではない+サイクリングで体力消耗したため、のんびりしていた。 のんびりついでに、最近こっちのDVDレンタルNetflixで借りた日本映画の「電車男」を鑑賞。今頃。これは、私の前回のアメリカ滞在中に流行ったはずだから、リアルタイムで知らない。そのまま、観る機会もないままだったのだが、アメリカでもレンタルできると知って注文。
 オットは、「うまくいきすぎだよー」「なんかエンディングがCheesyだなー」と、終わり方が現実的ではなくて気に入らない様子。私は単純におもしろかったけど。数年遅れでやっと流行に追いつきました(遅すぎます?)
 そういえば、昨晩、外にでて、大感動したのは、蛍!!!!あんなに大量な蛍を観たのははじめて。あー、キレイだったなぁ・・・・・。今晩は蛍見学に散歩に出かける予定。虫刺されが怖いけど。すでに7か所やられている。

 さて、義理父と私は、最近料理に目覚めていて、レシピや「今日の晩御飯」の画像をよくメールでやりとりしている。この3日間、夕食当番は常に私たち。今晩は、私がメインだったので、簡単なものを選んで、日本風カレーを作った。しかし11人分も作ったのは、初めて。いつもはオットと2人分で材料が余るけれど、すべて使いきり。3.5合炊きの炊飯器しかないので、2回炊いたし。カレーは、子供たちにはちょっとスパイシーすぎたみたいだけど、喜んでもらえてよかったよかった。  

  夜は庭で花火大会。特に独立記念日の前後は、けっこう本格的な家庭用打ち上げ花火が買える。16連発打ち上げ花火!とかもあって、驚いた。近すぎで、ちょっと怯えたし。画像はその残骸。

 のんびり、まったりな田舎生活も明日が最終日。ここに比べると大都会?なボストンに帰ります・・・・。
 いきなりさみしくなりそう。

2008年7月4日金曜日

独立記念日は家族大集合

 独立記念日のため、連休。
ボストンから車で6時間ほどかけて、オットの両親が住むペンシルベニア州の小さな田舎町にやってきた。 なんだか、故郷の北海道を思わせる大自然が広がる場所。  

 今、ここには私たちの他に、おばあちゃん、義理兄夫婦、4人の甥っ子、そしてオットの両親と、計11人が集っている。朝ごはんの食卓なんて、もう大賑わい。私は家族や親せきが少ないので、こういう経験は初めてかも。どこかに出かけるにもまずは家族会議なのである。  

 田舎の活動1日目は・・・・森のお散歩、ご近所さんの畑からキャベツ、ソラマメ、ニンジン、レタス、白菜、いちごを収穫。収穫したものを料理して食べる・・・・。こういうカントリーライフもたまにはいいものです。
畑から直につまみ食いしたソラマメやいちごのおいしさに感動。 そして、夜は満点の星空に大感動。  その直前に観た、独立記念日の花火よりも美しかったなぁ。  

 大自然の空気を吸うと生き返りますな。私も田舎育ちだものね。  

 にぎやかな週末はまだまだ続く・・・・・・・

2008年7月1日火曜日

日本ではまだ独身でした

 アメリカで結婚したはいいけど、日本国籍の私は、日本へも婚姻届をださなければならない。こっちで結婚成立した日から3か月以内に。    

 気づけば7月!あっという間に人妻歴2ヶ月目。「やばい、やばい、また手続きしてない!」と思い出し、今日あわてて書類作成してボストン日本領事館に行った。  
 婚姻届2通と日本の戸籍抄本、オットのパスポートのコピーと翻訳、アメリカの婚姻証明書のコピーと翻訳を提出。なんだか、こう書くと面倒くさそう・・・・。だから、延ばし延ばしにしてたのだが、本気になったら1時間以内にすべて用意できてしまった。しかも、丁寧に(?)戸籍抄本の英語訳まで持って行ったのに、「英語訳はいりません」って言われた・・・・。

 この書類はまず日本の外務省に送付され、私の戸籍に反映されるのは約2か月後だとか。外国人は、日本の戸籍に入れないので、私が戸籍の筆頭者になる。そして、オットの名前はカッコ書きで記入されるらしい。私は苗字を変えないけれど、パスポートにもカッコ書きで彼の苗字を入れる手続きもしてきた。これで、いざってときに(いつ?)、結婚している証明ができるようである。  

 明日で結婚して2か月ですが、私的には、今日やっと結婚した気分(笑)

 先日永住権申請の書類も揃い、あとはいつ取得できるか待つばかり。ひと段落。
 

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