いまさらですが、ご報告を忘れていましたのでアマモのお話をしなければなりません
昨年の11月末ごろのお話ですが、岡山県の日生町漁協の協力を得まして、JF 香川県漁協青壮年部連絡協議会なる組織が5月末に漂流アマモを集め、袋に入れて、我がおさかな試験場の小割に吊るしておいたものが丁度いい頃合いになったってことで、種子を取り出して播種をしますよってことです。ちなみに「播種」は「はしゅ」と読みます。
当協議会では海の豊かさを守るため、森林・竹林整備や植樹などを行ってきましたが、「海での活動にも力をいれなくてはなりません。」って感じで、瀬戸内海に生息する生物の豊かさを守るため、大的場海岸でアマモ種子の播種をします。というのが今回のお話でございます。
当協議会では海の豊かさを守るため、森林・竹林整備や植樹などを行ってきましたが、「海での活動にも力をいれなくてはなりません。」って感じで、瀬戸内海に生息する生物の豊かさを守るため、大的場海岸でアマモ種子の播種をします。というのが今回のお話でございます。
というコトで、袋からアマモ入りの袋を開けますと、もうドロドロに腐って済んだあとのようでそんなに臭くもありません。コレを海水で洗いながら、アマモの葉の部分をドンドン流していきます。アマモの種は少し重いので、容器の底に溜まっていくって寸法です。
コレを何度か繰り返し、粗方きれいになったところでザルに取り、細かいゴミを流し、種の割合を高めていきます。
3少しきれいに.jpg
こんな感じで概ね種とその他のゴミになりました。
こんな感じで概ね種とその他のゴミになりました。
4アマモ種子.jpg
かなりきれいになりました。金魚ネットにとって、フタ付きバケツに移します。では大的場へ。
かなりきれいになりました。金魚ネットにとって、フタ付きバケツに移します。では大的場へ。
5播種準備.jpg
アマモの種子をカゴに入れ、砂でフタをしまして、そのカゴをゆっくりと海底に下ろし、着底しましたらひっくり返します。集中的に種を蒔くってことです。
アマモの種子をカゴに入れ、砂でフタをしまして、そのカゴをゆっくりと海底に下ろし、着底しましたらひっくり返します。集中的に種を蒔くってことです。
6大的場.jpg
こんな感じで、ワイワイやっておりまして、マスコミの方や環境省の方も来ていただきまして、チョッピリ注目を浴びながらの播種でございました。
若手漁師さんも最近の漁獲量の減少に危機感をいだいておりまして、まずは自分たちでできることをやろうってことでございます。1年、2年で大きな藻場ができるってことはないかもしれませんが、日生町漁協で学んだように、何年も何年もかけて活動し、やがて素晴らしい藻場ができることを期待したいと思います。
こんな感じで、ワイワイやっておりまして、マスコミの方や環境省の方も来ていただきまして、チョッピリ注目を浴びながらの播種でございました。
若手漁師さんも最近の漁獲量の減少に危機感をいだいておりまして、まずは自分たちでできることをやろうってことでございます。1年、2年で大きな藻場ができるってことはないかもしれませんが、日生町漁協で学んだように、何年も何年もかけて活動し、やがて素晴らしい藻場ができることを期待したいと思います。
ヒラメ太郎EpisodeII
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