2013年05月
このブログをご覧の皆様、おはようございます。
今日の東京都多摩地区は朝から晴れています。昨日は夜勤明けで昼にブログの書き込みをしてからほとんど寝てしまいました。今日と明日は休みなので仕事のことは考えずにゆっくりしたいと思います。
今週も金曜日になりましたので恒例の1か月予報の解説です。明日から6月で一昨日関東甲信地方も梅雨入りの発表がありましたが、今日の予報資料ではまだ梅雨入りの発表がない東北、北陸地方も2週目あたりに梅雨入りとなりそうです。梅雨入りした東日本太平洋側、西日本〜沖縄・奄美は平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。気温はオホーツク海高気圧の影響で北日本を中心に平年より低い時期がある他は、平年並〜高い日が多くなりそうです。
1か月予報資料はこちら。
http://www.argos-net.co.jp/awc/fx_top.php
http://www.bioweather.net/detailed/rfax.htm
気象庁発表の1か月予報はこちら。
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/
予報資料の解説がわからない方は、最後の天気の見通しだけでも目を通してください。
予報資料の着目点
(2)アンサンブル平均図
4週(6/1〜28)
500hPa高度平均図
本州付近は等高度線の蛇行は小さくほぼ東西流型(ゾーナル)となる。太平洋高気圧の目安となる高度5880m線が沖縄の南海上まで張り出す。全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
北海道は概ね気温負偏差。本州以南は概ね気温正偏差。
地上気圧平均図
オホーツク海は高気圧となり本州南海上に高気圧が張り出して、本州東海上に前線対応とみられる等圧線のくぼみが見られる。北海道の渡島半島以南に降水域がかかる。
1週目(6/1〜7)
500hPa高度平均図
オホーツク海は高度5640m付近の高圧部となり、北海道付近は高度5700m付近のリッジ(気圧の尾根)となる。本州東海上は高度5700m付近のトラフ(気圧の谷)となり東〜西日本は等高度線が西北西の流れ(東谷)となる。全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
北海道の道北を除く北日本〜関東地方は気温負偏差。これ以外は概ね気温正偏差。
地上気圧平均図
オホーツク海は高気圧となり北日本〜黄海付近に張り出す。東日本南海上に前線に対応するとみられる等圧線のくぼみが見られる。東北南部以南に降水域がかかり本州〜九州南海上を中心に降水量がまとまる。
週間予報資料
6/1はオホーツク海の高気圧が北日本方面に張り出す。東日本南海上〜東シナ海に前線が停滞し、東日本南海上に低気圧が進む。
6/2はオホーツク海の高気圧が北日本方面に張り出す。東〜西日本太平洋岸に前線が停滞する。
6/3はオホーツク海の高気圧が本州〜黄海方面に張り出す。東日本南海上〜南西諸島に前線が停滞する。
6/4はオホーツク海の高気圧が本州〜黄海方面に張り出す。西日本南海上〜南西諸島付近に前線が停滞する。
6/5は千島列島付近の高気圧が本州方面に張り出す。西日本南海上〜沖縄付近に前線が停滞する。
6/6は北海道東海上の高気圧が東シナ海方面に張り出す。
6/7は本州東海上の高気圧が西日本まで張り出す。
2週目(6/8〜14)
500hPa高度平均図
サハリン付近は高度5640m付近のリッジとなる。渤海付近は高度5700〜5760m付近のトラフとなり、本州付近の等高度線は西南西の流れ(西谷)となる。高度5880m線が沖縄の南海上まで張り出す。全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
全国的に気温正偏差で北海道〜九州は概ね+1°C以上。
地上気圧平均図
本州南海上に高気圧が張り出して、関東東海上に前線対応と見られる等圧線のくぼみが見られる。概ね全国的に降水域がかかり西日本を中心に降水量がまとまる。
3〜4週目(6/15〜28)
500hPa高度平均図
千島列島付近は高度5640m付近のトラフとなり北日本は東谷となる。東〜西日本は等高度線の蛇行は小さくほぼ東西流(ゾーナル)となる。高度5880m線が台湾付近まで張り出す。北〜東日本は概ね高度負偏差。西日本〜南西諸島は概ね高度正偏差。
850hPa気温平均図
北〜東日本は概ね気温負偏差。西日本〜南西諸島は概ね気温正偏差。
地上気圧平均図
オホーツク海は高気圧となり本州南海上に高気圧が張り出して、本州付近に前線対応の等圧線のくぼみが見られる。北海道の道南以南に降水域がかかり四国付近を中心に降水量がまとまる。
(3)スプレッド・高偏差確率
500hPaスプレッド図(上図)では、日本付近はスプレッドが小さい。
500hPa高偏差確率図(下図)では、1週目は北海道〜九州、2週目は全国的、3〜4週目は南西諸島で正の高偏差確率が大きい。
※(注記)スプレッドは予報の信頼度を表し、ハッチ部はスプレッドが大きく予報の信頼度が低いことを表す。高偏差確率図は予想の偏りを表し、格子状のハッチ部は正の高偏差確率が大きく、横縞のハッチ部は負の高偏差確率が大きいことを表す。
(4)各種時系列
T850は北日本は1週目中頃までは平年並程度、1週目終わり頃〜2週目は2週目前半を中心に高め、3週目以降は低めで経過。東日本は1週目中頃までは平年並程度、1週目終わり頃〜3週目初め頃は2週目中頃を中心に高め、3週目中頃以降は低めで経過。西日本は1週目中頃までは平年並程度、1週目終わり頃〜3週目中頃あ2週目中頃を中心に高め、3週目終わり頃以降は平年並程度で経過。沖縄・奄美は1週目中頃に平年並程度となる他は高めで経過。東西指数は目先に+指数となる他は−指数で経過。沖縄高度は1週目中頃に0に近づくが期間を通して+で経過。東方海上高度は期間前半は1週目中頃に0に近づくが+、期間後半は概ね−で経過。オホーツク海高気圧指数は1週目中頃をピークに期間を通して+で経過。200hPa速度ポテンシャル(北緯5度〜南緯5度)では期間初め頃と終わり頃にMJOが日本の南海上を通過し、期間を通して東経150度付近が対流活動の中心となる。
※(注記)MJO:マッデン-ジュリアン振動。説明はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E6%8C%AF%E5%8B%95
(5)4週平均ガイダンス
気温は北海道日本海側、太平洋側、東北地方、関東甲信地方は平年並〜高い、北海道オホーツク海側は平年並〜低い、北陸、東海地方、西日本、沖縄・奄美は高い確率が大きい。
降水量は東北南部、九州北部地方は平年並〜多い、沖縄・奄美は少ない確率が大きい。四国地方は平年並〜多い傾向。これら以外の地域は確率値がばらける。
日照時間は北海道日本海側、太平洋側、山陰は平年並〜少ない、北海道オホーツク海側、近畿地方は平年並、北陸地方は少ない、沖縄地方は多い確率が大きい。東北北部、近畿日本海側、山陽、九州北部地方は平年並〜少ない傾向。これら以外の地域は確率値がばらける。
天気日数は晴れ日数は四国、九州は少ない。沖縄地方は多い。
(6)週別気温
1週目は北海道は平年並〜低い確率が大きく高い確率が小さい。東北、関東甲信地方は平年並〜低い、北陸、東海地方、西日本は平年並〜高い確率が大きい。沖縄地方は高い確率が大きく低い確率が小さい。2週目は北海道は平年並〜高い、東北地方、東〜西日本、沖縄・奄美は高い確率が大きい。3〜4週目は関東甲信地方は平年並〜高い、北陸地方は平年並、九州北部地方は平年並〜低い、沖縄地方は高い確率が大きい。北海道、東北、中国、九州南部・奄美地方は平年並〜低い、近畿地方は平年並〜高い傾向。これら以外の地域は確率値がばらける。
向こう1か月の見通し
北海道は周期的な天気変化となりそうです。東北地方、東日本日本海側は期間初めに晴れる時期がある他は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。東〜西日本、沖縄・奄美は気圧の谷や前線の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。気温は北日本は期間初めに平年より低い時期がある他は平年並〜高い日が多くなりそうです。東〜西日本は期間を通して平年並〜高い日が多くなりそうです。沖縄・奄美は期間を通して平年より高い日が多くなりそうです。
- タグ :
- #1か月予報
- #梅雨
- #オホーツク海高気圧
- #6月
- #休み
このブログをご覧の皆様、こんにちは。
今日の東京地方は曇りで小雨が降るぐずついた天気で風が強くなっています。今日は朝まで仕事で先ほど自宅に帰ってきました。昨日ブログの記事を書き込んでいて、関東の梅雨入りももうすぐなどと書き込んでいたら関東甲信地方の梅雨入りが発表されてしまいました。先週の金曜日の1か月予報資料を見ても梅雨入りは早いかな〜と思っていましたが、それでも6月に入る頃かと思っていたので結果的に外れてしまいました。明日は金曜日で1か月予報の解説を書き込みます。
昨日は有川浩の「図書館戦争」についての書き込みをしましたが、現在公開されているこちらの映画も先日観ました。
http://www.omotenashi-movie.com/index.html
「おもてなし課」という課は実際に高知県庁にあるそうで、有川浩は高知県出身でおもてなし課から観光大使を委嘱された時の、県庁職員と民間感覚のズレから起こった出来事を基に小説にしたそうです。
県庁とかの仕事については詳しくはわからないけどやはり前例主義的なところが大きいようで、新しいことを始めるとなると税金を使っていて無駄な出費が出来ないというところから、慎重になってしまって先へ進まないところがあるのかもしれません。それが逆にもどかしいと感じて委嘱された外部からはやる気があるのかと思うところもあると思います。この映画は錦戸亮が演じるおもてなし課の若手職員が、職員として成長していくあたりが全体として印象に残ったし、錦戸亮も適役だったんじゃないかなぁと思います。
あと個人的に一番印象残ったのはアルバイト役で主人公といい関係になる堀北真希が、
マジ可愛い〜
と、別に堀北真希が特別好きなわけではないのに思ってしまいました。これはカメラがうまかったんでしょうねぇ〜。また関ジャニ∞の「ここにしかない景色」がバックに流れるエンディングで、高知県の各地の人たちが手を振っているシーンも印象に残りました。
この作品の中に吉門喬介という観光大使を委嘱された作家が出てきますが、原作や映画の中でも出てきていて映画では高良健吾が演じていますが、実際に有川浩のモデルになっている設定で、有川浩に対してこの印象が強くで男性作家だと思ってしまいました。
「図書館戦争」と同じくこの映画も原作は読みました。
DSCN0658
原作の全部が映画に盛り込まれているわけではないけれど、原作の世界は映画に出ているんじゃなかなぁと思います。
今回公開されている有川浩の原作を映画化した「県庁おもてなし課」や「図書館戦争」、あと前に公開されている「阪急電車」を比べてみると、「阪急電車」は女性じゃないと思いつかないストーリーかもと思いました。「県庁おもてなし課」「図書館戦争」は何気ないところからよくこんなストーリーを思いつくものだと創作力に感心してしまいました。ただ「図書館戦争」は女性図書隊員を表に出しているところは女性らしいと思いましたが、男の隊員のキャラクターが前にもいたようなキャラクターで、それがストーリー的にベタな感じがしてしまいました。
僕はとりあえず47都道府県全部に一応足を踏み入れていて、高知にも何年か前に行ったことはあるのですが高知市に泊まった程度で、日本三大がっかり名所のはりまや橋(これは出すのが恥ずかしいのか「県庁おもてなし課」には出てきませんでした)と高知城に行ったくらいで、他のところは行ったことがありません。実際室戸岬から足摺岬まで高知県で結構広いし、交通の便もいいとは言えないので全部回るのは難しいと思います。ホテルチェーンの東○しろまるインも高知県にはありません。でも機会が出来れば高知県内を回ってみたいな〜とこの映画を観て思いました。
このブログをご覧の皆様、おはようございます。
今日の東京都多摩地区は曇りがちですが晴れ間も見えています。昨日までに東海地方まで梅雨入りしていて、西日本や東海地方は平年より早めの梅雨入りとなっていますが、関東地方ももうすぐ梅雨入りとなるかもしれません。
今日は夕方からの仕事で朝早起きしなくていいので、昨日は仕事が終わった後横浜へプロ野球を観に行きました。
DSCN0661 DSCN0663
DSCN0669 DSCN0671
試合の方はライオンズが先発投手の菊池雄星の好投と、終盤に菊池の代打で出てきた木村のプロ入り初ホームランで見事に勝ちました。試合開始に間に合うかどうか微妙だったので当初は行くかどうか迷っていましたが、ハマスタのライオンズ戦は1年で交流戦の時期しかないので、昨日はメンズ割で内野指定席が1500円割引だったのでライオンズファンとしては行ってよかったです。
現在有川浩原作の小説を映画化した映画が2本公開されていて、少し前になりますがこの映画を観てきました。
http://www.toshokan-sensou-movie.com/index.html
有川浩は前に映画化された「阪急電車」という小説も書いていて、僕はこの小説でこの作家を知りました。こちらもの映画も公開されたときに観ました。
この映画は「図書館の自由に関する宣言」にヒントを得た小説で、国家が書籍の検閲や制限をして図書館の自由を侵害し、それに対抗するために結成された図書隊の物語で、図書隊に入隊した主人公の女子隊員を榮倉奈々が演じています。
原作はこちら
DSCN0659
この小説はシリーズ化されていて、書店に同じような題の小説が4巻並べられていました。
この映画は僕は決して面白くないと思ったわけではないですが、どこか安っぽさを感じてしまいました。訓練のシーンは「愛と青春の旅立ち」の訓練シーンのパクリのような感じもしたし、戦争のシーンやバックの音楽もベタな戦争映画という感じがしました。俳優のセリフ回しも真剣になればなるほど安っぽさを感じてしまいました。原作の小説も途中から結末が見えてしまったし、登場人物も前にどこかで出てきたようなキャラクターみたいで、オリジナリティーに欠ける感じがしました。有川浩という作家は男性作家と思っていたのですが女性作家だそうで、SFチックな戦争物の小説はあまり上手くないかもしれません。
また榮倉奈々と岡田准一の身長差がやけに強調されていた感じで、ジャニーズのタレントは意外に背が低いタレントも多いですが、こんなに身長差があったかなぁという感じがして、このあたりはもしかしたら特撮を使っているかもしれません。
もう1本の映画も観てきたので、これについては改めて書き込みします。
今日の東京都多摩地区は雲は多めですが晴れています。昨日は夜勤明けで夕方から出かけましたが、疲れが残っているせいか体調はイマイチです。
競馬ファンにとっては今日は特別の日で東京競馬場で日本ダービーが行われます。今回は80回記念ということでTVのCMではやたら盛り上がっていますが、
個人的にはダービーと言っても単なる3歳馬限定のGIレースで、これまで馬券を当てたことが無いのであまり思い入れはありません。先週のオークスも書き込みはしなかったけど外れたし、ダービーは何とか当たってもらいたいですが・・・。
予想の基本スタイルは、以下の通りです。
◎にじゅうまる:軸馬(1頭)
〇:対抗(1頭)
×:穴馬(1頭)
▲さんかく:(複数頭)
△しろさんかく:(0〜複数頭)
買い方基本的に馬番連勝または馬番連単の表裏です。
◎にじゅうまる−〇、◎にじゅうまる−×、◎にじゅうまる−▲さんかく、◎にじゅうまる−△しろさんかく、〇−×、〇−▲さんかくの組み合わせは全て買います。
×−▲さんかくは買うものだけを掲示します。
×−▲さんかくで掲示しないもの、〇−△しろさんかく、×−△しろさんかくの組み合わせは買いません。
▲さんかく−▲さんかく:買う場合があれば掲示します。
基本的に大穴狙いなので、買い目は多くなります。
東京10R 第80回日本ダービー(東京優駿)(GI) 芝2400m
◎にじゅうまる:12
〇:17
×:3
▲さんかく:1、2、7、8、9、10、13
△しろさんかく:4、5、11、14、15、16、18
×−▲さんかく:3−1、2、7、8、9、10、13
短評
12:目下3連勝中、もしかしたら一発があるかも
17:前走は休養明け、休養前は3着以下が無しで変わり身に期待
3:前走の青葉賞では稼がせてもらいました
今日は東京競馬の最終レースも重賞が行われます。
東京12R 第127回目黒記念(GII) 芝2500m
◎にじゅうまる:10
〇:15
×:2
▲さんかく:1、3、4、5、7、8、9、11、12、14、16
△しろさんかく:6、17
×−▲さんかく:2−3、4、5、7、8、11、12、14、16
▲さんかく−▲さんかく:7−12
短評
10:52kgの軽ハンデでの一変に期待。
15:休養明け2戦目の上積みに期待
2:前走は下級条件だが休養明けでハンデ58kgで勝利。上積みと斤量2kg減に期待
京都競馬のレースも馬券を買うので予想の印だけ書き込みます。
京都10R ディープインパクトメモリアルカップ 芝1400m
◎にじゅうまる:13
〇:12
×:3
▲さんかく:2、4、6、8、10、11、18
△しろさんかく:1、5、17
×−▲さんかく:3−4、18
このブログをご覧の皆様、こんにちは。
今日の東京都多摩地区は朝から晴れています。今朝は自宅ベランダから富士山が見えました。
DSCN0660
この時期になると晴れていても、冬と違って富士山が見えないことが結構あります。
今日は夕方から明日の朝まで仕事で今はまだゆっくりしています。とりあえず早く明日の朝仕事が終わることを願うのみです。
今週も金曜日になりましたので恒例の1か月予報の解説です。今日の予報資料では東〜西日本は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多く、6月にかけて次第に梅雨入りとなる所が多くなりそうです。気温は北日本で期間後半に平年より低い所がある他は平年並〜高い日が多くなりそうです。また西日本太平洋側を中心に降水量が多くなるところがありそうです。
1か月予報資料はこちら。
http://www.argos-net.co.jp/awc/fx_top.php
http://www.bioweather.net/detailed/rfax.htm
気象庁発表の1か月予報はこちら。
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/
予報資料の解説がわからない方は、最後の天気の見通しだけでも目を通してください。
予報資料の着目点
(2)アンサンブル平均図
4週(5/25〜6/21)
500hPa高度平均図
本州付近は等高度線の蛇行は小さくほぼ東西流型(ゾーナル)となる。太平洋高気圧の目安となる高度5880m線が沖縄の南海上まで張り出す。全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
全国的に気温正偏差で四国〜九州は+1°C以上。
地上気圧平均図
本州南海上に高気圧が張り出して黄海付近は高気圧となり、上海付近〜東日本に前線対応とみられる等圧線のくぼみが見られる。北海道の道北〜道央を除いて降水域がかかる。
1週目(5/25〜31)
500hPa高度平均図
カムチャッカ半島〜本州南海上にかけて優勢なリッジ(気圧の尾根)となり、本州付近の等高度線は西南西の流れ(西谷)となる。北海道付近が高度正偏差の中心で全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
概ね全国的に+1°C以上の気温正偏差で北海道の道北〜オホーツク海岸は+4°C以上。
地上気圧平均図
本州東海上は高気圧の中心となり本州付近は南から暖かく湿った空気が入りやすくなる。全国的に降水域がかかり西日本を中心に降水量がまとまる。
週間予報資料
5/25は本州東海上の高気圧が朝鮮半島付近まで張り出す。
5/26は本州東海上の高気圧が黄海付近まで張り出す。
5/27は本州東海上の高気圧が東日本付近まで張り出す。東シナ海に気圧の谷が進む。
5/28は本州東海上の高気圧が本州南海上に張り出す。日本海西部に気圧の谷が進む。
5/29は本州東海上の高気圧が東シナ海まで張り出す。日本海西部に気圧の谷が進む。
5/30は本州東海上の高気圧が東シナ海まで張り出す。本州中部に気圧の谷が進む。
5/31は本州東海上の高気圧が南西諸島方面に張り出す。
2週目(6/1〜7)
500hPa高度平均図
日本付近の等高度線の蛇行は小さくほぼゾーナルとなる。全国的に高度正偏差。
850hPa気温平均図
全国的に気温正偏差で東北南部〜九州は概ね+1°C以上。
地上気圧平均図
本州南海上に高気圧が張り出して華中〜本州太平洋岸に前線対応と見られる等圧線のくぼみが見られる。本州〜南西諸島北部に帯状の降水域がかかる。
3〜4週目(6/8〜21)
500hPa高度平均図
北海道付近は高度5640m付近のトラフ、モンゴル付近はリッジ(気圧の尾根)となり等高度線の蛇行が大きい。本州付近は等高度線の蛇行は小さくほぼゾーナルとなる。高度5880m線が本州南海上〜沖縄の前島諸島近海に張り出す。北日本〜関東甲信・北陸東部は概ね高度負偏差。東海地方・北陸西部〜南西諸島は概ね高度正偏差。
850hPa気温平均図
北〜東日本は概ね気温負偏差で北海道は概ね−1°C以下。西日本〜南西諸島は概ね気温正偏差。
地上気圧平均図
本州南海上の高気圧の張り出しは2週目より強まり、オホーツク海は北の高気圧となって西日本〜本州東海上に前線対応の等圧線のくぼみが見られる。本州以南に降水域がかかり紀伊半島南海上を中心に降水量がまとまる。
(3)スプレッド・高偏差確率
500hPaスプレッド図(上図)では、3〜4週目は本州東海上でスプレッドが大きい。
500hPa高偏差確率図(下図)では、1週目は全国的、2週目は東日本〜南西諸島、3〜4週目は南西諸島で正の高偏差確率が大きい。
※(注記)スプレッドは予報の信頼度を表し、ハッチ部はスプレッドが大きく予報の信頼度が低いことを表す。高偏差確率図は予想の偏りを表し、格子状のハッチ部は正の高偏差確率が大きく、横縞のハッチ部は負の高偏差確率が大きいことを表す。
(4)各種時系列
T850は北日本は2週目前半までは1週目中頃を中心に高め、2週目後半は平年並程度、3週目以降は低めで経過。東日本は3週目初め頃までは1週目後半を中心に高め、3週目中頃以降は低めで経過。西日本は3週目終わり頃以降に平年並程度となる他は高めで経過。沖縄・奄美は期間を通して高めで経過。東西指数は2週目前半までは+指数、2週目後半以降は−指数で経過。沖縄高度は1週目後半を中心に期間を通して+で経過。東方海上高度は期間前半は1週目終わり頃をピークに+、期間後半は−で経過。200hPa速度ポテンシャル(北緯5度〜南緯5度)ではMJOの通過ははっきりしない。
※(注記)MJO:マッデン-ジュリアン振動。説明はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E6%8C%AF%E5%8B%95
(5)4週平均ガイダンス
気温は北海道日本海側、オホーツク海側、東北北部は平年並〜高い、北海道太平洋側は平年並、東北南部、東〜西日本、沖縄・奄美は高い確率が大きく、九州南部、沖縄・奄美は低い確率が小さい。
降水量は北海道日本海側、オホーツク海側、沖縄・奄美は少ない、東北北部は平年並〜多い、東北南部、東〜西日本は多い確率が大きく、北陸、中国、四国、九州北部地方は少ない確率が小さい。北海道太平洋側は確率値がばらける。
日照時間は北海道日本海側、オホーツク海側は平年並〜多い、北海道太平洋側、東北、関東甲信地方は平年並〜少ない、北陸、東海地方、西日本は少ない、沖縄・奄美は多い確率が大きく、近畿日本海側を除く西日本は多い、沖縄地方は少ない確率が小さい。
天気日数は晴れ日数は北陸、東海地方、西日本は少ない。沖縄・奄美は多い。降水日数は北陸地方、西日本は多い。奄美地方は少ない。
(6)週別気温
1週目は全国的に高い確率が大きく低い確率は0〜1%。2週目は北海道、北陸地方は平年並〜高い、四国地方、沖縄・奄美は高い確率が大きい。近畿地方は平年並〜高い傾向。これら以外の地域は確率値がばらける。3〜4週目は北日本は平年並〜低い、沖縄・奄美は高い確率が大きい。これら以外の地域は確率値がばらける。
向こう1か月の見通し
北日本は周期的な天気変化となりますが、期間の終わり頃は曇りや雨の日が多くなりそうです。東〜西日本は期間初めは周期的な天気変化となりますが、その後は気圧の谷や前線の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。沖縄・奄美は平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。気温は北〜東日本は、期間後半に平年より低い時期がある他は平年並〜高い日が多くなりそうです。西日本は期間初めに平年より高い時期があるほかは平年並の日が多くなりそうです。沖縄・奄美は期間を通して平年より高い日が多くなりそうです。また西日本太平洋側を中心に降水量が多くなるところがありそうです。
サングラスのはれる...
- 1か月予報
- 3か月予報
- 3連休
- 4連休
- GI
- アンタレスステークス
- イルミネーション
- エルニーニョ現象
- オーロラ
- オホーツク海高気圧
- サイエンスカフェ
- サクラ
- スカイツリー
- ストレス
- ソメイヨシノ
- ダイヤモンドステークス
- フェブラリーステークス
- プロ野球
- ライオンズ
- ラニーニャ現象
- 雨
- 映画
- 横浜
- 夏
- 夏休み
- 寒気
- 寒暖変動
- 気圧の谷
- 気象サイエンスカフェ
- 休み
- 京都競馬
- 競馬
- 競馬予想
- 金環日食
- 計画停電
- 高気圧
- 阪神競馬
- 埼玉西武ライオンズ
- 札幌競馬
- 残暑
- 湿った気流
- 周期的な天気変化
- 周期変化
- 秋
- 秋晴れ
- 週末
- 春
- 小倉競馬
- 昭和記念公園
- 新潟
- 新潟競馬
- 森沢明夫
- 晴れ
- 西高東低
- 青春18きっぷ
- 雪
- 千葉
- 前線
- 太平洋高気圧
- 体調管理
- 台風
- 台風15号
- 大井競馬
- 大雨
- 大阪
- 大雪
- 地震
- 中央競馬
- 中京競馬
- 中山競馬
- 低気圧
- 鉄道
- 天地明察
- 冬
- 冬型の気圧配置
- 冬晴れ
- 東京競馬
- 東京都多摩地区
- 東日本大震災
- 読書
- 曇り
- 南極・北極科学館
- 日本気象予報士会
- 熱中症
- 梅雨
- 梅雨入り
- 梅雨明け
- 函館競馬
- 被災地
- 富士山
- 福島競馬
- 福島牝馬ステークス
- 宝塚記念
- 北風
- 万馬券
- 夜勤
- 夜勤明け
- 雷雨
- 立川
- 連休