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2008年5月28日水曜日

列車の衝突事故

ボストンの地下鉄(地上も走ってるけど)システムは、Tと呼ばれている。街のいたるところにTというマークがある。昔から、私の唯一の便利な交通手段。オットもTで通勤している。  
オレンジライン、レッドラインなどと、いくつか種類があるけど、私が一番使うのは写真のグリーンライン。路面電車みたいな感じで、すごく古くて遅い。かなりオールドファッションな乗り物。しかも、この乗り物には、「近鉄」なんとか・・って、日本のマークが入っていたから、日本ブランドみたい。
 
 そのTで、昨日衝突事故が起こった。赤信号で停止していた車両に後続の列車が突っ込んだそうな。昨晩、ジムで走っていたらそのニュースが流れて、かなり驚いた。しかも私たちがいつも使っている路線で、私もその数時間前に乗ったし、オットはそれに乗って帰ってきたばかり。住んでいるところの駅から、数駅先での出来事。もしかしたら、彼が乗ってた列車で、彼が降りた後の出来事だったのかもしれない。なんだか背筋がぞっとした。  
 ラッシュアワーのTはギュウギュウだったはず。乗客の10人ほどが病院で手当てを受けたようだが、閉じ込められていた女性運転手が亡くなった。24歳という若さで・・・・。一歩間違えたら、自分も、オットも、事故に巻き込まれていたかもしれないのだから、人事とは思えない。  

 そして今朝、事故があった区間をのぞいては普通どおりTは運行。いつもと変わらない朝。いつもと変わらない、ラッシュアワー。 なんとなく、一番前と一番後ろの車両を避けて乗った気が小さい私。 どこに住んでいても、いつ、何が起こるかわかりませんね。  

このニュースって日本にも流れたのだとか?NHKニュースのホームページにこの記事発見。  http://www3.nhk.or.jp/news/k10014903911000.html

文法嫌い

 今週から、ESLのクラスを受講している。月曜日から木曜日の、午前9時から午後12時までの3時間の集中コース。前は、ボストンで昼間に仕事していたから、夜の部門しか受講したことがなかった。夜の部門には、仕事を持っている人が多かった。駐在員みたいな人がいたり、リサーチでボストンに来ている人など、男女問わず、いろんな国の人と知り合ったものだ。

 今回の時間帯だと、ほとんどが主婦の方々。1人、パキスタン人のおじさん。  自己紹介で、先生から「Are you married? 結婚してんの?」と聞かれた。この質問されたのは初。「Yes」と答えたのも初。もししてなかったらどうするんだよっ!と一瞬思ったけど、この時間帯に来てるってことじたい、そう思われても仕方ない。 クラスメイトは私を含めて9人。日本人4人。私以外の皆さんは、旦那さまのお仕事の関係でボストンに滞在している方々。私に関しては「オットはアメリカ人」という事実だけで、「わざわざESLに来なくてもいいんじゃないですか?」とか言われてしまいがち。ちがーう!私のなんちゃって英語に聞きなれているオットは、どんなメチャクチャな文法で支離滅裂な英語をしゃべっても、なんだか知らないけど、理解しているようである。(たぶん)あんまり直してくれない=間違ったままインプットされ、向上しない。だから、ちゃんと勉強しようと思って通っているのよぉ(涙)  

 しかし、英語の文法って昔から好きじゃなかったけど、改めて勉強するとなんだかややこしいね。日本語をいちから勉強するよりはずっとましだとは思うけど。こんな英文、日常では使わないんじゃない?と思うような英文がドリルには続出。(それは、日本語のテキストも同じだけど)でも、自分が日常的にごまかして使っていた表現(とくに冠詞や前置詞)に気づけていいです。ちなみに先生はイギリス人なので、「アメリカ人の間違った表現」なんかにも、つっこみを入れていてちょっとおもしろい。この先生、すごく進むペースが速くて、考える余地なく、次々とあてられるからドッキリ。緊張感あって、終わったあと疲れるけど、こういう授業のほうが実になる気がする。  

 宿題のわからないところを、オットに見てもらったら、「ん?」「あれ?」と、即答できない彼。しまいには「どっちでもいいんじゃないかなぁ」 しかも、昨日、宿題点検してもらった問題2問間違ってたし(怒)
 今晩は自力でやります。  

 いつも、この言葉でまとめてしまいがちですが「語学は奥が深い」  
 学ぶことはまだまだいっぱいあるようです。

2008年5月24日土曜日

久々のイタリア街

イタリア街はうまいもんの宝庫。  
これまでの人生の中で行ったレストランベスト3にランクインするのが、ボストンのイタリア街、ノースエンドにある、"Daily Catch"。 周りにある、こじゃれたレストランに比べると、小さくてな小汚い?感じだが、シーフードが新鮮!とにかく何を食べてもうまいのである。  
そして、私の大・大・大好物は、Cherry Stone。生のデカイあさりである。レモンをしぼって、食べると、んんんんー、幸せ。 寿司、刺身文化の日本だが、あさりは生で食べないのはなんでだろう?

・・・初めてこの味を知った約3年前から、すっかり虜。いろんな人に勧めまくっている。ボストンに来て、1か月が経つが、なかなかこの大好きなノースエンドに来る機会がなかった。前はそこから徒歩圏に住んでいたから、気軽に来れたけど、今はちょっと離れちゃったからなぁ。
昨日は、金曜の夜だし、どこかに出かけたい気分だったので、久々にイタリア街に向かった。
 今回は、もっちろん、Cherry Stone、そして、ブラックパスタと、この間サンフランシスコのイタリアンで食してからハマり気味のMonk fish(あんこう)を、白ワインと共にいただいた。
 ちょっと早めに行って大正解。私たちが帰る頃には、入口に列ができておりました。  ガールズの会だったら、そのあと、ティラミスとカプチーノを求めてカフェへ・・ってことになるんだろうけど、甘いものに興味がない殿方と一緒だったので、諦めて帰路につきましたとさ。ちぇっ。」
Daily Catch
323 Hanover Street, Boston Tel: 617-523-8567 (予約不可)

2008年5月22日木曜日

花見ビール

 2週間ほど前に買った、この花見ビール。  
日本での花見経験者のオットが、「こんなの発見したぞ」と喜んで、ニコニコしながら買ってきたのはいいのだが、ま・・・・まずいっ!  
 チェリージュースがベースになってるらしく、色はほんのり赤っぽい。なんだか酸っぱくて後味が悪いのである。  
 毎晩、晩酌している我らだが、この花見ビールはいっこうになくならない。日本のビールの味がこんな感じだと誤解されたくないものです。  
 ラベルには、富士山やお寿司、桜の模様がついているから、「日本」のイメージなんだろうけど、女の子がチャイナドレス着ていて、日本の子には見えない気がするんだけど・・・・?
これに限らず、いろんなアジアの文化がミックスされたグッズをこちらではよく見かけます。

教育格差なのでしょうか

 以前、こっちの学校で働いてた時、数学のインターンの先生が来ていた。同じ教室をシェアしてたということもあって、よく話すようになり、帰国後もたまにコンタクトをとっていた。彼はその頃ハーバードの大学院に通う学生。しかも、その前のキャリアは、NYのウォールストリートで働いていたというんだから、驚き! ウォール街から、教員に転職する人なんて、あんまりいないのでは?

 彼は今、私立中・高校で働いているという。卒業式も間近であまり授業もないらしいので、久々の再会で、ランチすることにした。寿司ランチの後、学校見学をさせてもらったのだが、なんとも美しい教育環境。大きなグランド、体育館、立派な図書館、教室、コンピューター室、広いカフェテリア、講堂、すべてそろっている。私が勤務していたダウンタウンの公立高校とは雲泥の差。

 この学校の生徒は95%が富裕層の家庭から来ているそうな。 私の赴任していた公立のS校はおそらく90%以上は貧困層。 お金がすべてとは思わないし、S校にも、すばらしい生徒はたくさんいた。でも、家庭環境や、教育に対する親の考え方、そして教育環境が子どもに与える影響は大きいんじゃないかなと思う。

 アメリカでは、特にここボストンエリアは、公立学校の質がいい土地はそれに比例して地価が高いようだ。・・・ということは「お金がある家庭は、環境や治安のいい、また教育設備の整った街に住み、その子供たちは、質のいい教育を受け、いずれお金を稼げるようになる。逆にお金のない家庭の子どもたちは、質のいい教育を受けられないまま、職にあぶれ貧困層になる可能性が高くなる・・・」という悪循環が生まれているのかなぁ? まぁ、どんな環境にあっても、本人のやる気しだいなんでしょうけど。
”教育格差”について考えさせられた日。

 さて、今日見学した(お金持ちの)学校には、おもしろそうな授業がいっぱい。私が受けてみたいな~と思ったのは、「ジャズ」のクラス、「演劇」のクラス、そして、ウォール街出身の彼が担当している「投資」のクラス!!!

2008年5月20日火曜日

大陸横断

 サンフランシスコからボストンに帰る飛行機は、来るときとちがって晴れていたので、下の景色がよく見えた。 山脈でごつごつしている景色もあれば、どこまでも続く平野だったり、砂漠のような場所があったり・・・・・。でかいなー、この国は。

2008年5月18日日曜日

食欲・買い物欲と堅実な主婦

木曜日から、オットの叔母さん夫婦が住む、オークランドに滞在している。
 北海道育ちの私にとっては猛暑。32度以上はあるんじゃなかろうか。ボストンはまだ上着が必要な気候だし、真夏用の服なんて持ってきていない。買い物欲がムラムラと(?)わいてくる。「皮靴では暮らせないわっ」と、早速サンダルを購入。  

 結婚祝いにと連れて行ってもらったイタリアンの店がとても素敵で、何を食べても美味だった。叔母さんの旦那さんのルーツはイタリアのシシリー島!ということで、シシリー産のワインで乾杯。 メインは「Monkfish」のソテーにしてみた。すごく聞き覚えがあるのに、なんの魚だったか思い出せないままオーダーし、すごくおいしかったのだけど、帰ってきて調べたら「あんこう」だった。んー、あん肝も食べたい。でも、なんで「Monk」fishっていうのかな。  

 出張付き添い中は、家事もできないし、ひたすら食べ歩いているけど、うまいもんに出会うたびに「これ、どうやって作るんだろう」とか「この組み合わせ絶妙」と、ついメモしたくなる自分が「あ、ちょっと主婦っぽいかも」と思う今日この頃。(自我自賛) しかし、食料品を買う時に全く値段を確認しないところや、洋服選びも今までと同じように、手に取ったものを何でも衝動買いしたくなるところが、まだまだ独身気分から卒業できてないよなぁーとも思う。  
  目指しているのは「さりげなく節約できる堅実な主婦」その道のりは遠い・・・・。  
  そして、私は今日もショッピングモール街に向かうのであった。
おいしいイタリアンレストランはここ!http://www.oliveto.com/
Oliveto
5655 College Avenue, Oakland, CA94618 Tel: 510-547-5356
 

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