[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

チェン 18年平昌五輪5位の雪辱!完全Vに「とても幸せだ」

[ 2022年2月11日 05:30 ]

北京冬季五輪第7日・フィギュアスケート 男子フリー ( 2022年2月10日 首都体育館 )

男子フリー、笑顔で演技をするネーサン・チェン(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

SP首位のネーサン・チェン(22=米国)が218・63点で合計332・60点を出して初優勝した。

世界選手権3連覇中のネーサン・チェンが、ついに五輪の頂点にたどり着いた。2季前と同じ「ロケットマン」に乗って、4回転4種5本を着氷。2位の鍵山に22.55点差をつけ、「とても幸せだ。五輪の金メダルを夢見てきたが、本当に達成できるとは思っていなかった」と胸を張った。

18年平昌五輪はSPで全ジャンプを失敗して17位と出遅れ、完璧なフリーでも5位まで浮上するのが精いっぱいだった。あれから4年。両親の母国・中国でSP、フリーともに1位の完全Vを達成した。米の名門・エール大で学ぶ22歳だが、北京五輪を見据えて休学中。将来的には医師の道も視野に入れる王者は、これからもリンクの内外で輝きを放つ。

◇ネーサン・チェン(米国=フィギュアスケート男子)世界選手権3連覇中。世界で初めてフリーで4回転ジャンプを5度成功した。男子のショートプログラム、フリーの世界最高得点を持つ。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2022年2月11日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /