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妹の冨田るき5位 1、2回目転倒も姉・せなに励まされ奮起!姉妹同時入賞

[ 2022年2月11日 05:30 ]

北京冬季五輪第7日・スノーボード女子ハーフパイプ ( 2022年2月10日 雲頂スキー 公園 )

エアを決める冨田るき(AP)
Photo By AP

女子決勝が行われ、初出場の冨田るき(20=チームJWSC)は5位に入り、姉妹同時入賞の快挙も達成した。

セレモニーで公式マスコットを手にする姉を見て、妹は思わず感涙した。4年前は観客席から見守り、今回は同じ舞台に立った。自身も初出場ながら5位入賞。冨田るは「今できることを全部やっての結果。3本ともこけなかったのは、成長かなと思う」と話した。

1、2回目は転倒。そのたびに一緒にリフトに乗った姉から「るきならできる」と励まされ、「気持ちが落ち着いた」。後のない3回目、2つの2回転半を含む技構成と滑り切り80・50点をマーク。「3本とも(背中方向から踏み切って横2回転半の)バックサイド900はメークできた。そこはやりたいと思っていた」と胸を張った。

「(姉のメダルは)選手としては悔しいが、家族としてはうれしい」。雪上ではやっぱりライバル。次は自分が。胸に秘めて新たな4年間をスタートさせる。

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