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「ルールを明確に」全日本スキー連盟が声明 高梨沙羅失格問題で

[ 2022年2月11日 22:32 ]

<北京五輪ジャンプ混合団体>2本目を飛び終えると、目に涙を浮かべる高梨沙羅(ロイター)

全日本スキー連盟は11日、北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で、女子エースの高梨沙羅(25=クラレ)がスーツ規定違反で失格となった件に関し、勝木紀昭会長名で声明を発表した。

混合団体では高梨ら女子選手5人がスーツ規定違反で失格に。高梨は検査方法が通常のW杯とは異なっていたと証言したとされており、全日本連盟競技本部の斉藤智治副本部長は、国際スキー連盟(FIS)に文書を提出する意向を明らかにしている。

声明では選手やスタッフのケアを最優先に、「関係者に事実確認を行なった上で、今後、ルールを明確にする事に対して検討を始める」とした。

▽全日本スキー連盟声明全文
スキー/ジャンプに関する全日本スキー連盟のコメント
標記の件について、下記の通りお知らせします。

平素より本連盟の選手強化にご支援を賜り誠にありがとうございます。

2月7日に行われましたスキージャンプ混合団体ノーマルヒル種目において、本連盟の選手が、ジャンプスーツに関するルール違反により失格になったことは、誠に残念であります。関係者に事実確認を行なった上で、今後、ルールを明確にする事に対して検討を始めるものの、現時点では、全ての選手、スタッフのケアを最優先として注力することが最重要と考えております。また、現在も試合に臨んでいる選手が、最高のパフィーマンスを発揮できるよう、本連盟一丸となって全力を尽くしております。本連盟は、選手に最良の環境を提供できる様、努めてまいります。引き続き、選手への温かい応援をお願い申し上げます。

公益財団法人全日本スキー連盟
会長 勝木紀昭

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