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平野海祝 兄・歩夢の金「とるべきは兄ちゃん」確信 「ひたすら努力してた姿、泣きそうに」

[ 2022年2月11日 12:51 ]

平野海祝(ロイター)

スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝が11日、北省張家口の雲頂スノーパークで行われ、平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が悲願の金メダルを獲得した。平野歩の弟、海祝(19=日大)は9位。兄の金メダル獲得を喜んだ。

自身のランについては「1本目は目標としていた高さのあるエアを。予選からルーティン変えて。目標にしていた記録に記憶に残るようなエアをすることが、この舞台に立ってやることと自分で決めていたので。それを3本とも、自分なりの納得した形ですごくうれしかった。メダルとか、3本目こけちゃって届かなかったんですけど、納得してやりたいことができたので、楽しいオリンピックでした」と清々しい表情で振り返った。

兄の金メダル獲得を目の前で見届け「ずっと一緒に、小さい頃から兄ちゃんの努力してるところを見てた。今シーズンも一緒に大会まわって、みんなが見ていないところでひたすら努力してたのが兄ちゃんだった。それを見て、感動というか泣きそうになって。すごすぎて。(金メダルを)とるべきは兄ちゃんだと自分も思っていたし。危ない状況だったけど、最後の最後で本番強さを見せてくれて、本当にうれしかったです」と喜んだ。

「また4年後もここに立って、みんなにまた、次は兄ちゃんと一緒にメダルを。滑りのスタイルとか違うんですけど。2人でメダルとってスノーボードを盛り上げたいと思います」と4年後の兄弟メダルを誓った。

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