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羽生「自分のプライドを詰め込んだオリンピックだった」

[ 2022年2月11日 05:30 ]

北京冬季五輪第7日・フィギュアスケート 男子フリー ( 2022年2月10日 首都体育館 )

男子フリーで演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

【羽生に聞く】

――3度目の五輪を終えた気持ちは。

「もちろんアクセルは、たぶん今までの中で一番近かったと思いますし。今できる、羽生結弦のアクセルのベストがあれかなっていう感じもしてます。もちろん、サルコーの転倒は大きかったと思いますけど、でもなんか、なんか、それも含めてあの"天と地と"っていう物語なのかなっていうふうに思いながら滑ってました」

――五輪とはどういうものだったか。

「ひと言じゃ言えないですよ、やっぱ。ソチ五輪は悔しいながらに勝ったところでしたし。ある意味は成長できたところかもしれないし。平昌は、その成長のものを全部出し切れたと思ってますし。ちょっと時間がたつと見えてくるものもあるかもしれないですけど、挑戦しきった、自分のプライドを詰め込んだオリンピックだったと思います」

――右足の状況は。

「正直、詳しく話すかどうかを凄く悩んでいます。勝てたら言ってもいいかなって思っていたんですけど。正直、どう言ったらいいか分からないですけど、かなり、いろいろ手を加えていただきました。だからこそ何とか立てたって感じです」

――もし、エキシビション(20日)のチャンスがあれば、どういう気持ちを出したいか。

「皆さんに感謝したいです、ひたすら。今回の演技が皆さんの期待に応えられたかは分からないですし、応援してくださった皆さんの応援を全て受け取ってつなげられたかどうかは分からなくて。正直、ごめんなさいっていう気持ちもたくさんあります。だからこそ、なんか皆さんにちょっとでも、ありがとうっていう気持ちが届くような演技になったらいいなって思います」

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