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松山英樹ナイスカムバックで4打差発進「オーバーパー打ちそうな雰囲気でアンダーパー...良かった」

[ 2022年2月11日 13:27 ]

米男子ゴルフ フェニックス・オープン第1日 ( 2022年2月10日 アリゾナ州 TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71 )

8番グリーン上、ラインを読む松山英樹(AP)
Photo By AP

日没のため8選手がプレーを終えられなかった。今季3勝目を目指す世界ランキング10位の松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、5バーディー、4ボギーの3アンダー68で暫定18位につけた。トップとは4打差。

「何も良くなかった。ティーショット、ショートゲームが...。グリーンのスピードも全然つかめていなかったし、アイアンもそんなに切れていなかった」。松山は反省の言葉を並べた後、「オーバーパーを打ちそうな雰囲気でアンダーパーで回れたのは良かった」と息をついた。

1番で2メートルにつけてバーディー発進したが、2番以降はアプローチのミスが相次ぎ3連続ボギーで大きく後退した。

ただ、ここから踏ん張った。6番で取り返すと、10、11番の連続バーディーで挽回。「後半に10番でバーディー取れて、11番で流れを切らさず、そのまま取れたのが良かった」とうなずいた。

パー5の13番では、残り245ヤードから4Iでピン手前4メートルに2オン。イーグルパットをジャストタッチで沈めた。「パット以外はあんまり良くなかった」と納得できるショットではなかったものの、一気に6位に浮上した。

悔やまれるのは距離の短い17番パー4。3Wで放ったティーショットが左の池に入り、ドロップ後の第3打もグリーン左にこぼれてボギー。「17番のボギーはいらなかった」と悔しげに話した。

フェアウエーキープ率35・71%(102位)、パーオン率72・22%(47位)、リカバリー率40%(102位)とショットの成績は低調だった。それでも平均パット(パーオンホール)1・615(9位)とグリーン上で粘り好スコアにまとめた。16、17年に連覇を達成している相性の良いコースで、暫定首位と4打差は悪くない位置だ。

「思ったより(上位の)スコアが伸びなかったので、離されないように伸ばしていきたい」と巻き返しを期した。

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