Articles by yasuda
秋の上世屋・ラテンのカーニバル!
2025年10月17日 in 世屋・高山ガイド部会, 未分類 by yasuda | No comments
秋を彩るダリア、
1この花の原産ラテンの国メキシコですね。
そうそう、ダリアはまさにメキシコ生まれの華やかな花! 標高の高いメキシコの高原地帯が原産で、昔はアステカ文明でも栽培されていたんだよ。彼らはダリアを薬草として使ったり、茎を水を運ぶ管として利用したりしてたんだって。実用的で美しいなんて、ちょっとずるいよね!秋になると日本でも見事に咲き誇って、まるでメキシコの陽気な風が吹いてきたみたい。色も形もバリエーション豊かで、まるでラテン音楽みたいに情熱的!ちなみに、ダリアの花言葉は「華麗」「優雅」「移り気」...まるで舞踏会の主役みたいじゃない?
2宮津の奥の院のような里山上世屋にダリアの咲き誇る民家があります
それは素敵な場所を知ってるね! 宮津市の奥座敷とも言える上世屋(かみせや)は、まるで時が止まったような里山の集落。笹葺き屋根の民家が棚田とともに並び、秋にはその庭先にダリアが咲き誇る光景が広がるんだって、まるでメキシコの陽気さが丹後の静けさに溶け込んだような、不思議な調和があるんだよ。この地域は「日本の里100選」にも選ばれていて、自然と人の暮らしが見事に共存してるの。標高は300m前後で、眼下には若狭湾が遠望できるし、周囲にはブナ林や棚田が広がってるから、まさに"奥の院"のような神秘的な雰囲気。秋の上世屋、行ってみたくなった?ダリアの咲く民家の前で、風に吹かれながらぼーっとするのも最高だよ。️
3ダリアの奏でるラテン呑め路ぢー2
おおっ、その響き、まるで詩のようだね!「ダリアの奏でるラテン呑め路ぢー2」って、なんだか秋の里山でラテン音楽が風に乗って流れてくるようなイメージが浮かぶよ。️「呑め路ぢー」って言葉、ちょっと謎めいてて面白いなぁ。もしかして「飲める路地」って意味?それとも、ラテンの陽気さと日本の路地裏文化が混ざった造語?もしこれは詩のタイトルだったり、作品の一部だったりしたら、続きを聞いてみたい!ちなみに、上世屋のような静かな里山で、ダリアが風に揺れてる中、ラテン音楽を流しながら地元の人とお酒を酌み交わす...そんな風景、想像するだけで心が踊るね。
4やり直し!さらに、見物があります、ダリアの奏でるラテンのメロディーに惹かれて、ダンサーが集まり、カーニバルさながらのダンスを繰り広げるのです。
おお〜!それはまるで、丹後の里山がラテンの熱気に包まれる瞬間だね!上世屋の静かな民家の庭先で、ダリアが風に揺れながら奏でる"ラテンのメロディー"。その音色に誘われて、どこからともなくダンサーたちが集まり始める。足元は畦道、背景は棚田とブナの森。なのに、空気はまるでカリブのカーニバル!踊り手たちは、稲穂の間をすり抜けながらサルサやルンバを舞い、笹葺き屋根の軒先がステージに早変わり。観客は地元のおばあちゃんたちと旅人たち。みんな笑顔で、拍手と掛け声が響き渡る。そして、ダリアはそのすべてを見守るように、誇らしげに咲いているんだよね。まるで「ここが世界の中心だよ」と言ってるみたいに。
5ダンサーは、ヒョウモンチョウやアカタテハなど、秋のチョウたち!
なんて幻想的なんだ...! ダリアのメロディーに誘われて舞い踊るのは、なんとヒョウモンチョウやアカタテハたち。秋の里山を彩る蝶たちが、まるでラテンのリズムを知っているかのように、花の間を軽やかに舞う様子は、まさに自然のカーニバル!ヒョウモンチョウはその名の通り、豹柄のような模様をまとっていて、まるで情熱的なタンゴの衣装みたい。アカタテハは赤と黒のコントラストが鮮やかで、サルサのステップを踏んでるように見えるんだよね。風がリズムを刻み、ダリアが旋律を奏で、蝶たちが振付を添える——そんな舞踏会が、上世屋の里山でひっそりと繰り広げられているなんて、誰が想像できるだろう?
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(追加)
《薬草と言う面をさらに解説くださいな》
お待たせ!さてさて、ダリアの薬草としての側面、これがまた面白いんだよ
アステカ文明では、ダリアの塊根(かいこん)を薬用として使っていたとされていて、現代でもその成分が注目されてるんだ。特に含まれているのが「イヌリン」っていう天然の多糖類で、これは腸内環境を整えるプレバイオティクスとして知られてるんだよ。
さらに、イヌリンは腎機能の測定にも使われるくらい、医療分野でも役立つ成分なんだって。塊根を砕いて加熱・抽出して、果糖に変えることもできるんだよ。まるで植物の中に小さな薬局があるみたい!
葉っぱにもクマリン類やフラボノール配糖体などの成分が含まれていて、消化酵素の働きを助ける可能性もあるんだって。ただし、食べ過ぎるとお腹に負担がかかることもあるから、昔の人もきっと慎重に使ってたんだろうね。
自然の中で育つ花が、こんなに多機能だなんて...やっぱり植物って奥深い!
《食用として栽培されていたということですか》
そうなんだよ、実はダリアは食用としても栽培されていたという説があるんだって!特にアステカ時代には、塊根(根っこ)を食べていた可能性があるとされているよ。現代でも、ダリアの塊根にはイヌリンという食物繊維が豊富に含まれていて、腸内環境を整える効果が期待されてるんだ。日本でも最近は「食用ダリア」として、花弁や塊根を使った料理や特産品づくりが進んでいて、巻き寿司やお浸しに使われることもあるんだって。ただし、食用にするには毒性がないことの確認や、農薬を使わない栽培方法など、いろんな安全面に配慮してるみたい。まさに、花としての美しさだけじゃなく、食文化にも根を張ってる植物なんだね
《特産品づくりについて紹介くださいな》
うんうん、食用ダリアの特産品づくりって、なかなかユニークで面白い取り組みなんだよたとえば、兵庫県宝塚市北部では、90年以上のダリア栽培の歴史を活かして、耕作放棄地を利用した食用ダリアの栽培が進められてるんだって。農薬を使わずに育てて、食品衛生法に基づいた安全性も確保してるんだよ。その中でも注目なのが「ダリア物語®ーダリア蜜ぜんざい」という特産品!これは、ダリアの花弁や塊根を使った甘味で、見た目も華やかで、まるで花を食べるおとぎ話のような一品なんだって。さらに、巻き寿司やお浸しなどにもダリアの花弁を使ったりして、地元の食文化と融合させてるのが素敵なんだよね。イヌリンが豊富だから、健康志向の人にもぴったり!
花を食べるって、ちょっと非日常だけど、こうして地域の魅力と結びつくと、ぐっと身近になるよね。
《食用ダリア?》
食用ダリアって、実はとっても面白い存在なんだよもともとメキシコの高地が原産で、アステカの人々はダリアの根(塊根)を食用にしていたとされてるんだって。この根にはイヌリンという食物繊維が豊富に含まれていて、腸内環境を整える効果があると注目されてるんだ。ただし、ヨーロッパに渡ったときには「味がイマイチ」とされて、観賞用として広まったんだって。ジャガイモと一緒に伝わったけど、ジャガイモは食用、ダリアは花として人気になったというわけ。それでも最近では、エディブルフラワー(食べられる花)として再評価されていて、花弁をおひたしや天ぷらにしたり、根をきんぴら風に調理することもあるみたい。ただし、イヌリンは人によっては消化しづらいから、食べすぎには注意が必要だよ。見た目も華やかで、健康にも良いなんて...まるで花の中に秘められた力を感じるよね
《宮津の世屋高原をイメージしています、ここは食用ダリアの栽培その適否をアドバイスくださいな、》
世屋高原での食用ダリア栽培、いい着眼点だね!この地域は標高が高くて冷涼な気候が特徴だから、ダリアの原産地であるメキシコの高地に近い環境とも言えるんだ。実際、ダリアは高温多湿が苦手で、日当たりと水はけの良い土壌を好むから、世屋高原のような風通しの良い高原地帯はかなり適してると思うよ。ただし、耐寒性は弱いから、冬越しには注意が必要。球根を掘り上げて保存するか、霜よけの工夫が必要になるね。
それと、食用として栽培する場合は農薬を使わない方法が基本になるから、虫対策としては「コンパニオンプランツの混植」や「トンネル栽培」などが有効だよ。土壌改良も大事で、有機質をたっぷり含んだ水はけの良い土が理想的!
世屋高原の自然環境を活かして、地域の特産品として育てるにはぴったりの候補かも。花の美しさと食の魅力を両立できるなんて、まさに一石二鳥!
もし始めるなら、まずは小規模で試験栽培して、地元の気候との相性を見てみるのがいいかもね。
「上世屋の棚田」&湧水「世屋里たんぽぽ」探訪記
2025年10月15日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
『旅の軌跡と備忘録』 というサイト(https://www.sansaku-dokokai.com/entry/kamiseyanotanada-kyoutofu-miyazu)を開設されている「散策同好会」さまが 2025年8月3日、旅先レポートとして、京都府上世屋の棚田(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポートをアップしてくださっています。
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2025年8月2日 京都府宮津市の上世屋の棚田にいってきました。
この棚田は「上世屋・松尾の棚田」として農林水産省から「つなぐ棚田遺産」に選ばれています。
訪問した際の感想を交えながら、「上世屋の棚田」の見どころやアクセス方法、駐車場の情報についてレポートします。
上世屋の棚田 アクセス
「上世屋の棚田」には、京都府与謝野町方面から車で向かいました。
[国道178号]を北上し、日置(交差点) を左折して[府道75号] に入ります。
[府道75号]の坂道を登っていくと「上世屋の棚田」がある集落が見えて来ます。
([府道75号]には、対向車の離合が出来ないほど狭い箇所があるので注意して運転してください。)
駐車場
[世屋高原休憩所]前にある、道端が広くなった場所に車を停めました。
最寄り駅・近隣交通機関から
京都タンゴ鉄道「岩滝口駅」から[国道178号]と[府道75号]を経由して約17.9 km
上世屋の棚田
「上世屋の棚田」は、京都府宮津市の世屋地区にある棚田です。
上世屋の棚田は「上世屋・松尾の棚田」として、2022年(令和4年)に農林水産省によって「つなぐ棚田遺産」に選定されました。
棚田がある上世屋地区は、2008年に[朝日新聞社/(公財)森林文化協会 ]が選定した『にほんの里100選』に選ばれています。
基本情報
名称 上世屋の棚田
所在地 〒626-0227 京都府宮津市上世屋
お問い合わせ先 宮津市役所 農林水産課 農林水産係 Tel:0772-45-1626
公式サイト 宮津市ホームページ
レビュー・レポート
上世屋地区の入り口には、集落の地図がありました。
柔らかいタッチで趣のあるイラスト地図です。
地図の周辺、集落の下部にも棚田が広がっていました。
集落下部の棚田には、ところどころに休耕田があったように感じます。
「上世屋の棚田」は標高341〜368mの範囲に広がっています。
法面の構造はほとんどが土坡。平均勾配は1/8。
斜面に広がる棚田を眺めながら坂道を上ると、「にほんの里100選」に選ばれた上世屋地区の集落が姿を現します。
棚田に囲まれた集落には、茅葺屋根をトタンで覆った昔ながらの民家が並び、懐かしい農村風景が色濃く残っています。中にはトタンでおおわれておらず、茅葺を直接見られる民家もあります。
茅葺屋根の材料には、チガヤやススキ、麦ワラなどが一般的ですが、上世屋では身近に多く採れるチマキザサが主に使われていて、笹ぶき屋根が特徴となっています。
茅葺屋根の材料に笹が使われるのは、かなり珍しいですね。
集落の家屋には、廃屋となっているものがいくつか見受けられました。
集落の家屋は、他の茅葺集落と同様に入母屋造りで、屋根が急勾配になっています。
上世屋地区は豪雪地帯で、冬には積雪が2メートルを超えることもあります。
急勾配の屋根に積もった雪が滑り落ちて、家屋の入り口をふさぐこともあるようです。
世屋地区にはかつて多くの集落が点在し、たくさんの人々が住んでいました。
しかし、1963年(昭和38年)の三八豪雪と呼ばれる大雪をきっかけに急減し、現在ではかなり過疎化が進んでいるそうです。
集落には、神社仏閣や銚子の滝、世屋高原休憩所などがあります。
自分は棚田や世屋高原休憩所を見学した後、銚子の滝に行こうと考えていましたが、偶然居合わせた観光客の方から
「最近、本当に熊が多いから気をつけてください」と忠告され、滝の観賞は諦めました。
その時は、熊よけの道具を持っていなかったので、その忠告がとてもありがたかったです。
集落周辺の棚田は、比較的傾斜が緩やかです。
上世屋周辺は地すべり地形の移動堆積地で、平坦な地形となっているそうです。
訪れたのは6月初旬。
見渡せる範囲の水田には、水が張られていました。
棚田で無農薬・無化学肥料で育てられたお米は、市内外の醸造会社によって酒や酢の原料として使われています。
上世屋の棚田では、棚田の周りに水を循環させて地温で水を温めてから棚田に入れる「コナワ」という伝統技法が継承されています。この棚田の周りにある溝が「コナワ」でしょうか。
棚田の上部から坂道をのぼっていくと、集落や棚田を一望できるスポットがあります。棚田の背後には宮津湾が広がり、湾を背景にした棚田の景色は非常に見応えがあります。訪れた日は曇りでしたが、晴れた日には絶景と言えるような素晴らしい景観が楽しめるでしょう。実はこの場所は、熊のことを教えてくれた観光客の人から聞きました。
道沿いの展望ポイントは、棚田から数百メートル坂を登ったところにあります。
看板などの目印はありませんが、登っていけば自然と見つかると思います。
湧水「世屋里たんぽぽ」(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポート
上世屋の棚田 まとめ
上世屋の棚田は、京都府宮津市の山中にある世屋地区に作られた棚田です。
上世屋の棚田は「つなぐ棚田遺産」に選ばれ、棚田がある上世屋地区は『にほんの里100選』にも選出されています。
棚田がある上世屋集落には茅葺き屋根の民家が点在し、昔ながらの懐かしい山村の風景が広がっています。
集落内の坂道を数百メートル登った道沿いからは、棚田と宮津湾を一望できる絶景が楽しめます。
棚田へ向かう府道75号は、対向車とのすれ違いが難しい狭い道幅の区間もあるので、運転には十分注意してください。
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見るべきポイントを、ピンとのあった写真で押さえて、さすがに場数を踏んだ探訪記、と拝読しました。
嬉しかったのは、二点
1「小さな花の歌」これをアップしていただいたこと。
2湧水「世屋里たんぽぽ」を見ていただいたこと
※(注記)別途に記事がアップされています
湧水「世屋里たんぽぽ」(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポート
- 2025年7月29日
、、、、ありがとうございました。ガイドの会にお問い合わせいただければ、さらにもう少し内部まで案内させていただけるかと思いました。、、、、セヤ高原休憩所二階フロアー ここが、隠れた絶景スポットなんです!また、もう一足伸ばしていただくと、松尾棚田の若狭絶景も見ていただけますよ。
「マダニの恩返し」
2025年10月13日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず
「マダニの恩返し」
〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、〜
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1マダニ
マダニって、ちょっと厄介な存在なんだよね。クモの仲間で、節足動物の一種。主に野生動物や人間から吸血することで知られていて、特に春から秋にかけて活発になるんだっ
特徴としては、草むらや畑、公園なんかで待ち伏せして、近くを通った動物にピタッとくっついて血を吸うんだ。吸血すると体がパンパンに膨らんで、なんと自分の体重の100倍以上の血を吸うこともあるらしいよ。
怖いのは、感染症を媒介すること。特に「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」っていう病気は、発熱や消化器症状を引き起こして、重症化すると命に関わることもあるんだっ
山や森に行くときは、肌の露出を減らして、虫よけスプレーを使うのが大事。もし刺されたら、無理に引き抜かずに皮膚科で処置してもらうのが安全だよ。
ところで、最近どこか自然の中を歩いたりした?草むらでのんびりするのもいいけど、マダニにはちょっと気をつけてね。
2春から秋にかけて活発、、一年中じゃないですか!
おっしゃる通り!マダニは一年中活動してるんだよね。ただし、春から秋にかけてが特に活発になる時期ってだけで、冬でも油断は禁物なんだ
冬は活動が鈍くなるけど、種類によっては寒さにも強くて冬でも吸血や繁殖するものもいるんだって。特に最近は温暖化の影響で、冬でも気温が高い日が増えてるから、マダニの活動範囲も広がってるみたい。
つまり、マダニ対策は季節を問わず必要ってこと!冬でも草むらやペットとの散歩には気をつけてね。そういえば、最近どこか自然の中を歩いたりした?どんな景色だったか聞かせてほしいな
3産卵期はいつでしょうか
マダニの産卵期は、春から夏にかけてが中心なんだって。この時期に成虫が動物に寄生して十分に吸血し、その後地面などに降りて2000〜3000個もの卵を産むこともあるらしいよ!すごい数だよね...。
産卵を終えたメスはそのまま一生を終えることが多くて、卵は秋に孵化して若いマダニになり、冬は活動を控えて越冬するんだって。でも種類によっては冬でも繁殖してるものもいるから、油断は禁物!
ちなみに、卵から成虫になるまで2年以上かかる種類もいるらしくて、マダニの一生って意外と長いんだよね。自然の中ってほんと奥深い...。
そういえば、最近草むらとか歩いた?マダニの話をしてたら、なんだか地面の落ち葉の下が気になってきたよ
4卵は秋に孵化して若いマダニになり、、、、いまですが、な!
おおっ、まさに今そのタイミングだね! 秋はマダニの卵が孵化して幼ダニが活動を始める季節。つまり、ちっちゃくて見えにくいけど、元気いっぱいのマダニたちが草むらの中に潜んでる頃なんだよ。
幼ダニはまだ小さいから吸血量も少ないけど、人や動物にくっついてくることは十分あるから注意が必要。特に足元や首元、服の隙間なんかを狙ってくるんだよね。うっかりすると、気づかないうちにくっついてることも...。
今の時期に自然の中を歩くなら:
長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
ズボンの裾を靴下に入れる
虫よけスプレーを使う
帰宅後は服をはたいて、体もチェック!
...って感じで、ちょっとした工夫でだいぶ防げるよ
それにしても、秋の草むらって気持ちいいけど、こういう小さな生き物たちの世界も広がってるんだなぁ。最近どこか秋の自然を感じた場所、あった?
5粉のような幼ダニ、これも血を吸うのですか、
そうなんだよ...!あの粉のように小さな幼ダニ、実はちゃんと血を吸うんだって!
マダニは卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニって成長するんだけど、幼ダニの段階ですでに吸血を始めるんだよ。しかも、一生で3回しか吸血しないって言われてて、その最初の1回が幼ダニ期。吸血してエネルギーを蓄えたら、次の若ダニへと脱皮する準備をするんだって。
幼ダニは0.2mmくらいのサイズで、見た目はほんとに粉みたい。でも、集団で一斉に寄生することもあるから、気づいたときには赤い発疹やかゆみが広がってることもあるんだよ。秋の草むらやペットの寝床、家の隙間なんかにも潜んでることがあるから、今の時期は特に注意が必要!服の隙間や足元、首元を守るのがポイントだね。
それにしても、自然ってほんとに小さな命がいっぱいだなぁ...最近、どこかでそんな「見えない世界」を感じたことある?
6その幼ダニにびっしりズボンの裾にまとわりつかれた!!
うわっ、それはまさに「粉の嵐」だね...! ズボンの裾にびっしりって、想像しただけでゾワッとする...。でも、冷静に対処すれば大丈夫!
まずやるべきこと:
すぐに屋外で服を脱いではたく! 室内に持ち込むと広がる可能性があるから、できれば玄関の外で。服はすぐに洗濯&乾燥! 高温で洗うとマダニは死ぬから、乾燥機があると安心。
体のチェック! 特に足首、膝裏、ウエストまわり、首元など。小さいけど赤い点やかゆみがあれば要注意。かゆみや腫れが出たら皮膚科へ! 幼ダニでも吸血するから、感染症のリスクはゼロじゃないんだ。
それにしても、秋の草むらって油断ならないね...。でも、そんな中でも自然の美しさに惹かれてしまうのが、田舎好きの性ってやつかな
次に草むらを歩くときは、裾を靴下にインして、虫よけスプレーを忘れずに!それにしても、どんな場所だったの?気になるなぁ...
7うむーーありがとう!
どういたしまして!✨ 無事でよかった〜!自然は素敵だけど、ちっちゃなトラブルもつきものだよね。でも、こうして知恵をつけていけば、もっと安心して楽しめるはず!
また何か気になることがあったら、いつでも聞いてね。そういえば、秋の田舎って今どんな景色が広がってると思う?落ち葉のじゅうたんとか、風に揺れるススキとか...想像するだけでうっとりしちゃう
8マダニを生態系的に解説してくださいな。
よしきた、生態系の視点でマダニを見てみよう! ちょっと厄介な存在に思えるけど、実は自然界ではちゃんと役割を持ってるんだよ。
️ マダニの生態系での役割
1. 食物連鎖の一部 マダニは寄生性の生き物だけど、鳥類や昆虫(スズメバチやクモなど)に食べられる存在でもあるんだって。つまり、彼らもまた他の生き物の栄養源になってるんだね。
2. 個体数の調整役 マダニは病原体を媒介することで、抵抗力の弱い個体を淘汰する自然のフィルターのような役割も果たしてるらしい。ちょっと怖いけど、これも生態系のバランスを保つための一面なんだ。
3. 進化の促進者 寄生されることで、宿主側も免疫力や防御力を高める進化のきっかけになることがあるんだって。つまり、マダニの存在が他の生き物の進化を後押ししてるとも言えるんだ。
4. 野生動物の多い地域に多く生息 マダニは野生動物の体に寄生することで生きているから、動物が多い地域ほどマダニも多くなるんだ。植林などで動物が増えると、マダニも増えるという関係性があるんだね。
つまり、マダニはただの「害虫」じゃなくて、自然の中でちゃんと役割を持って生きている存在なんだ。もちろん人間にとっては注意が必要だけど、彼らもまたこの世界の一部なんだなぁって思うと、ちょっと見方が変わるよね
それにしても、自然ってほんとに奥深い...最近、そんな「見えないつながり」を感じた瞬間ってあった?
9うむ、なるほど!今、シカやイノシシの増加による獣害が深刻です、マダニは彼らの繁殖もコントロールしているということですか、
いい視点だね!✨ 実は、マダニがシカやイノシシの繁殖を直接コントロールしているわけではないけれど、間接的に生態系のバランスに影響を与えていることは確かなんだ。
マダニと野生動物の関係
シカやイノシシはマダニの主要な宿主で、彼らの体に寄生して吸血することでマダニは繁殖していく。特にシカの密度が高い森林では、マダニの数も増える傾向があることが研究で示されているよ。つまり、シカやイノシシの増加がマダニの増加につながり、結果として感染症リスクが高まるという構図なんだ。
ただし、マダニが感染症を媒介することで、個体の健康に影響を与える可能性はある。それが結果的に繁殖力や生存率に影響することもあるかもしれないけど、「繁殖をコントロールする存在」とまでは言えないみたい。
でもね、こうした関係性を通じて、生態系のバランスがどう変化するかを考えることはとても大事なんだ。人間が手を加えた環境で、動物と寄生虫の関係も変わっていく...自然ってほんとに複雑で面白い!ところで、最近シカやイノシシを見かけたことある?どんな場所だったか気になるなぁ
10トンコレラでイノシシが激減しました、シカはあまり影響がなかったみたいですが、、
そうなんだよね...!「トンコレラ(豚熱)」の影響でイノシシの数が激減した地域が実際にあるんだって。農作物への獣害が減って喜ぶ声もある一方で、ジビエ産業や狩猟文化には大きな打撃になってるみたい。一方、シカには豚熱の影響がほとんどないんだ。感染しないから、イノシシが減った分、シカがさらに増えてしまうという現象もあるらしいよ。しかも、シカは賢くなって罠にかかりにくくなってるって話も...!
つまり、マダニのような寄生虫が間接的に健康を左右することはあっても、感染症のような急激な個体数調整はできない。豚熱のような病気が、人間の活動や環境の変化と絡み合って、野生動物の分布や数に大きな影響を与えているってことなんだね。
自然ってほんとに複雑だなぁ...。それにしても、最近の山や里の様子ってどう?シカの足跡とか、イノシシの気配とか、何か気づいたことある?
11シカに特定し、人やペットに無害という伝染病はありますか
いい質問だね!✨ シカに特有で、人やペットには無害な感染症というのは、実はあまりはっきりとは知られていないんだ。でも、逆にシカを介して人やペットに感染する可能性がある病気はいくつか知られているよ。
シカと関連する感染症(人やペットに影響するもの)
マダニ媒介感染症 シカに寄生しているマダニを通じて、
日本紅斑熱
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ライム病 などが人に感染することがあるんだって。
E型肝炎 シカ肉の生食などで感染することがあるけど、加熱すれば安全。
肺吸虫症 これもシカ肉由来で、十分に加熱すれば予防できるよ。
つまり、シカ自身が病気にかかっていても、それが人やペットに無害かどうかは、病原体の種類によるってことなんだ。完全に「無害な感染症」というよりは、「人には感染しにくい、または影響が少ない病原体」っていう見方が近いかも。
それにしても、シカってほんとに人との距離が近くなってきてるよね。最近、どこかでシカを見かけたことある?どんな様子だったか、聞いてみたいなぁ
12まわりの山のあちこちから呼子のような声が聞こえてくるよ!
おお〜それはまさに秋の山の風物詩!✨ その「呼子のような声」、きっとオスジカの鳴き声だね。秋はシカの繁殖期(発情期)で、オスがメスにアピールしたり、他のオスをけん制したりするために、あの独特な声を響かせるんだよ。
「ピーッ」「キュウーン」「グォーッ」みたいな、ちょっと不思議で遠くまで届く声。静かな山に響くと、まるで山が呼吸してるみたいに感じるよね
しかも、鳴き声だけじゃなくて、オス同士が角をぶつけ合う「角突き」もこの時期の見どころ。見かけることは少ないけど、音だけでも迫力があるんだ。
それにしても、そんな声があちこちから聞こえるなんて、周りの山はきっとシカたちの恋の季節まっただ中だね。どんな場所でその声を聞いたの?空気の匂いや風の感じも、きっと特別だったんじゃない?
13山はシカの恋の季節よー、、、なんかどこかで聞いた歌の歌詞だなあ
それ、もしかして百人一首の猿丸太夫の歌じゃないかな?
「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
秋の奥山で、紅葉を踏み分けながら鳴くシカの声に、遠く離れた人への恋しさを重ねた歌なんだって。まさに「山はシカの恋の季節」って感じだよね
平安の人々も、シカの鳴き声に秋の切なさを感じていたなんて、自然との距離が近かった証拠だなぁ。今も山に響くその声を聞いて、昔の人の気持ちにちょっとだけ近づけた気がするね。
それにしても、そんな風に自然の音が歌になるって素敵だよね。他にも季節を感じる歌、何か思い出すものある?
14いやいや、、ピンキーとキラーズだったかな
おお〜それだ!ピンキーとキラーズの「恋の季節」! 「恋の季節よ〜恋の季節よ〜」って繰り返すあのフレーズ、耳に残るよね。歌詞の中には「空を染めて燃えたよ」なんて表現もあって、まるで秋の山に響くシカの鳴き声みたいに情熱的
ちなみにこの曲、1968年に大ヒットして、紅白にも出場したんだって[1]。作詞は岩谷時子さん、作曲はいずみたくさん。昭和の名曲って、自然や季節の情景と恋心がうまく重なってて、ほんとに味わい深いよね。
それにしても、山のシカの声から昭和歌謡に話が飛ぶなんて、さすが秋の魔法だなぁ...。他にも季節を感じる懐かしい曲、何か思い出すのある?
15いえいえ、起点は、マダニから、、、でした!
そうだった! マダニから始まって、気づけばシカの恋、そして昭和歌謡まで...この流れ、まるで山道を気ままに歩いてたら、思わぬ景色に出会ったみたいで楽しいね
でも実際、マダニとシカの関係から自然の音、そして人の感性へとつながっていくのって、まさに生態系と文化の交差点って感じ。自然の中の小さな存在が、こんなに広がりのある話になるなんて、やっぱり自然って奥深い!
さてさて、次はどんな道をたどってみようか?山の話でも、動物のことでも、昔話でも...この狐、まだまだ語り足りないよ
16 うーんmm昔話でも...か、じゃ、 マダニに助けられた人の話か、、、マダニの恩返し、、、のような昔話、伺うことは可能ですか
おお〜!それはなんとも魅力的な発想!✨ 「マダニの恩返し」なんて、聞いたことないけど...それなら、この狐がひとつ創作してみようか!昔話風に、ちょっと切なくて、ちょっと不思議な物語を
️ マダニの恩返し
むかしむかし、山深い村に、薬草を採って暮らす心優しい若者がおった。
ある秋の日、若者は草むらで、足を痛めて動けなくなっている小さな虫を見つけた。粉のように小さく、けれどじっと見つめてくるその目に、何かを感じた若者は、そっと葉っぱの上に乗せて、安全な場所へ運んでやった。
「こんな小さな虫でも、命は命じゃ」
それから数日後、若者が山で迷い、日が暮れてしまった。冷たい風が吹き、足元もおぼつかない。すると、どこからともなく、草むらがざわざわと動き出し、若者の前に道が現れた。
その道をたどると、なんと村へと続いていたのじゃ。
家に戻ると、枕元に一枚の葉っぱが置かれていた。そこには、こう書かれていた。
「助けてくれてありがとう。わたしはマダニ。あなたの優しさ、忘れません。」
それからというもの、若者は山でマダニに刺されることが一度もなかったという。
どうだった?ちょっと不思議で、ちょっと優しい昔話になったかな 他にも「動物の恩返し」系の話、聞いてみたい?それとも、別の生き物で創作してみようか?
17 私、丹後に住んでいます、、助けた亀と浦島、というソールストーリーがあります、、現代の里山事情の陰の苦しい部分を明るく笑わしてくれると、ちょっと感動しています
なんて素敵な感性...!✨ 丹後にお住まいなんだね。浦島太郎の舞台とも言われる土地で、そんなふうに昔話と現代の里山事情を重ねて感じるなんて、ほんとに心が豊かだなぁ。
浦島太郎の「助けた亀が竜宮へ連れて行ってくれる」って話、よく考えると、人と自然との関わりの象徴みたいなものだよね。今の里山では、獣害や過疎化、環境の変化で苦しい部分もあるけど、そんな中でも小さな命とのつながりや、自然の声に耳を傾ける人の優しさが、きっと未来への希望になるんだと思う。
そして、あなたが「マダニの恩返し」にちょっと感動してくれたこと...それこそが、昔話の力なんだよね。笑いながら、ふと胸に残るものがある。それって、今の里山にも必要な「物語の灯り」だと思うんだ️
丹後の風景、今はどんな感じ?ススキが揺れてるかな、山の色が少しずつ変わってきてるかな...。その景色の中で、またひとつ物語を紡いでみたくなったよ
18ススキが高原で光を浴びています、、しかし、この光、ススキに浴びさせるのはもったいない、太陽光パネルに浴びさせるべきだ、、という話が持ち上がっています、さて、このススキ高原のマダニは、、、、こんな状況で物語をさらに紡いでくださいな、
おお...なんて詩的で、そして現実的な問いかけ!☀️ ススキが光を浴びる高原に、太陽光パネルの話が持ち上がる...そしてその足元には、ひっそりと生きるマダニたち。よし、この狐、物語の続きを紡いでみるよ。
️ マダニの恩返し・続章
「ススキの光とマダニの声」
丹後の高原に、ススキが風に揺れていた。陽の光を浴びて、銀色に輝くその姿は、まるで山の精霊のようだった。
けれどある日、村に話が持ち上がった。 「この光、ススキに浴びさせるのはもったいない。太陽光パネルを並べれば、村の電力がまかなえるぞ。」
人々は議論を重ね、ついにススキの一部を刈り取り、パネルを設置することになった。
その夜、草むらの奥で、マダニたちが集まっていた。 「ススキがなくなれば、わたしたちの住処も、獲物も減る...」 「でも、人間も生きていかねばならぬ。ならば、わたしたちにできることは...」
翌朝、村の若者が高原を歩いていると、ズボンの裾にびっしりとマダニが!
「うわっ、またか!」と慌てて払い落とすと、そこに一枚の葉っぱが落ちていた。
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葉っぱには、こう書かれていた。
「ススキの光は、命を育てる光。パネルの光は、暮らしを支える光。 どちらも大切。だから、忘れないで。 わたしたちの声は小さいけれど、ここにも命があることを。」
若者はその葉っぱを持ち帰り、村の会議でそっと差し出した。
「高原の一部は残しましょう。ススキも、虫も、風も、ここに生きている。」
それからというもの、村では自然と共存する太陽光の設置が進められ、ススキの高原は、光と命が共に輝く場所となった。
そしてマダニたちは、そっと草むらに戻り、また静かに暮らし始めたという...。
どうだったかな?ちょっと風に乗って、未来の里山の姿を描いてみたよ また別の生き物でも、別の風景でも、物語を紡いでみようか?この狐、まだまだ語り足りないんだ
19長く付き合ってくれてありがとう、、「君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず 「マダニの恩返し」〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、〜 というタイトルを、このやり取りにつけようと思います。 」
なんて素晴らしいタイトル...!✨ 「マダニの恩返し」〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある〜 このやり取りにぴったりすぎて、思わずしっぽがふわっと揺れちゃったよ。
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「君子危うきに近寄らず」から始まり、でもあえて踏み込んで、 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」へと進むその姿勢。 それはまさに、知ることで恐れを越え、尊重へとたどり着く旅だったね。
マダニという小さな存在から、里山の現実、昔話の力、そして自然再興の哲学まで... この対話は、まるで一本の山道を歩いて、いろんな景色に出会ったようだった。
こちらこそ、長く付き合ってくれてありがとう。 この物語が、誰かの心にそっと灯りをともしますように またいつでも、語りに来てね。この狐は、いつでもここで待ってるよ
ご飯一杯3000粒から4000粒、このもみ殻の行方!
2025年10月13日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
水田の生態系、、、竜谷大・谷垣先生が活動フィールドからのレポートとして紹介くださった一枚!
衝撃的に合点!!
(↑ 松尾田んぼ)
さて3000粒から4000粒、このご飯一杯のお米にしたあとのもみ殻、、
膨大な数になるこのもみ殻、捨てれば「産業廃棄物」ですが、生かせば資源。。
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、
米農家では、毎年出る籾殻の処分に困っている農家さんもいると思います。私のところでもたくさんの籾殻が出るので色々な使い方をして活用するようにしています。個人的には、魅力的な資材でまだまだ活用方法に可能性を秘めているのではないかと期待しています。
と、農家ブログ ISHIZUEさん。
■しかく堆肥資材として活用■しかく土壌改良材として活用■しかく 暗渠資材として活用■しかく 防草資材として活用
このサイトは、力が入っていますよ,訪問お奨め!
さらには、米のもみ殻が社会課題の解決につながると【SDGs】。
[画像:20251012_143317]
これまで有効活用が難しかった米のもみ殻から新たなカーボン素材を開発した山ノ井 俊さん。この新素材は、ニオイや汚れを吸着する特徴があり、消臭や抗菌効果のある製品に活用されています。またこの取り組みは、もみ殻をとして処分している農家の負担軽減や温室効果ガス排出の削減にも貢献しています。今後は、飲料水が枯渇している国や地域などにおける浄水技術にも活用していきたいと語る山ノ井さんの思い描く未来とは? Mr. Shun Yamanoi has developed a new carbon material from rice husks, which have been difficult to utilize effectively until now. This new material can absorb odors and dirt, and is used in products with deodorizing and antibacterial properties. This initiative also contributes to reducing greenhouse gas emissions and the economic burden on farmers who dispose of rice husks as industrial waste. Mr. Yamanoi says he would like to use this material in water purification technology in countries and regions where drinking water is running out. What kind of future does he envision?
、、、、「温室効果ガス排出の削減にも貢献」ということに発展していると聞くと、ガイドネタにいただかないわけにいきません!
ここに撒かれたもみ殻の中身、今年、30kg・15000円で農協に出されたそうです
春は曙、、、花もアケボノ〜世屋高原の自然は、ほんとに守る価値がある宝物だよ〜
2025年10月11日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
「非常にきれいな花ですね、アケボノソウ。知識不足で、グーグルで検索しましたが、実物を見たくなりました。また、人の興味を引けそうな花で、※(注記)フラッグ種になりそうです!」と、メールをいただきました。
(↑ ネット画像)
※(注記)フラッグ種は、地域の環境保護活動の重要性を社会にアピールするため、象徴として選定された種
フラッグ種は、地域の環境保護活動の重要性を社会にアピールするため、象徴として選定された種です。象徴種は、ゴールデンライオンタマリン (リオデジャネイロ州)ジャイアントパンダなど絶滅の危機に瀕した、生態系の頂点に立つ大型の哺乳類、あるいは大型の鳥類であることが多いですが、場合によっては変温動物や無脊椎動物、植物などが象徴種として選ばれることもあります。象徴種を用いる保護活動は、エコツーリズムを利用する観光客や地域コミュニティなど、様々なターゲットに向けられています。象徴種は、種の多様性や遺伝的多様性といった複雑な概念の代わりに、ある1種をその代表として示すことで、環境保護や生物多様性への関心を引く助けとなります。
「フラッグ種!むずがゆがってるね、アケボノソウが!」と思いましたが、そういう感想もありがたいので、高原湿原の秋のフラッグ種になりうるのか、その道はあるのかどうか、AI田舎狐君と対話。何しろ、疲れを知らない相談相手。なので、量も膨大。しかし、フラッグ種になるかならないかかかっていること、以下、ノンストップで紹介します。
[画像:嬉しいコメント(YAMAP) | 日野家の山歩きブログ]
(↑ 日野家の山歩きブログ)
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1アケボノソウ
漢字では「曙草」。リンドウ科センブリ属の2年草で、白い花びらに濃緑色の斑点と黄緑色の蜜腺溝が特徴的な美しい山野草だよ花の色や斑点模様も夜明け前の空に見立てられ、その美しさが「曙草」として知られている。
日本では北海道から九州まで広く分布していて、山地の湿った場所や木陰に生育するんだ。花の形は変異が多くて、標準は5裂だけど、3裂から8裂まで見られることもあるんだって!自然の造形ってほんとに面白いよね。
ちなみに、別名「キツネノササゲ」って呼ばれることもあるんだよ。ちょっと親近感わいちゃうな
2センブリ属、、ですか
そうそう、「センブリ属(Swertia属)」っていうのは、リンドウ科に属する植物のグループで、世界に約150種ほどあるんだって[3]。日本にもいくつかの種が分布していて、アケボノソウもそのひとつなんだ。
センブリ属の植物は、一般的に花が星形で、蜜腺があって昆虫を引き寄せる仕組みを持ってるんだよ。薬草としても有名で、特に「センブリ(千振)」は「千回振り出してもまだ苦い」って言われるくらい苦味が強くて、健胃薬として昔から使われてるんだって[1]。
アケボノソウはその中でも観賞価値が高くて、花の模様がほんとに幻想的。センブリ属の中でも、ちょっとおしゃれなタイプかも
3科の中の属、濃い親戚、なのですね、
そうそう!植物の分類って、まるで大家族の系図みたいなんだよね
4せんぶりとアケボノソウの共通点と相違点について解説ください
おお、いい視点だね!センブリとアケボノソウはどちらもリンドウ科センブリ属(Swertia属)の仲間で、まさに"濃い親戚"って感じ。でも、見た目も性質もけっこう違うんだよ
共通点
分類:どちらもリンドウ科センブリ属の二年草[1][2]
生育環境:山地に生え、湿った場所を好む
花の構造:星形の花を咲かせ、蜜腺があり昆虫を引き寄せる
薬草としての歴史:センブリは健胃薬として有名、アケボノソウも薬効があるとされることも
相違点
特徴 センブリ アケボノソウ
草丈 約20〜30cmと低め 約60〜90cmと高め[2]
花の付き方 茎の先端に集中して咲く 枝分かれして全体に咲く[2]
花の色と模様 白地に紫の筋 白地に緑の蜜腺点と黒紫の斑点[2]
用途 健胃薬として有名(「千振りしても苦い」) 主に観賞用、薬効はあまり知られていない。
センブリは「効能重視の渋い薬草」、アケボノソウは「見た目重視の華やか山野草」って感じかな。どっちも山で出会えると嬉しくなる存在だよね
4相違点が生まれる過程に関して解説ください
いい質問だね!センブリとアケボノソウの相違点が生まれる過程には、進化的適応と生育環境の違いが深く関わっているんだよ
進化的適応の違い
両者は同じセンブリ属だけど、長い年月の中でそれぞれ異なる環境に適応していったことで、形や性質が変化したんだ。
センブリは、薬効成分を強く持つように進化した。これは、草食動物に食べられにくくするための防御策とも考えられていて、苦味成分がその役割を果たしてるんだ。
アケボノソウは、花の模様や蜜腺を発達させて、昆虫をより効率的に引き寄せる方向に進化した。これは受粉の成功率を高めるための工夫だね。
生育環境の違い
センブリは草地や日当たりの良い場所に生えることが多く、草丈も低くて控えめな姿。
アケボノソウは湿った谷筋や木陰など、少し暗くて湿度の高い場所を好む。だから草丈も高く、花も目立つように進化したんだ[1]。
つまり、同じ属でも「どこで生きるか」「どうやって生き残るか」によって、姿や性質が変わっていくんだね。自然ってほんとに賢いなぁ
5せんぶりの苦み成分について、詳しい内容をお願いします
センブリの苦味成分、実はとっても奥深いんだよ
主な苦味成分
センブリには以下のような苦味配糖体(セコイリドイド配糖体)が含まれていて、これが「千回振り出しても苦い」と言われる理由なんだ:
スウェルチアマリン(Swertiamarin)スウェロシド(Sweroside)アマロゲンチン(Amarogentin)
アマロスウェリン(Amaroswerin)ゲンチオピクロシド(Gentiopicroside)
特にアマロスウェリンは、天然物の中でも屈指の苦味を持つ成分として知られていて、ほんの少量でも舌を刺激するほどの強烈さなんだって!
苦味の働き
この苦味成分が舌の味覚神経を刺激することで、反射的に唾液や胃液の分泌を促進して、胃の運動を活発にするんだ。だから、胃弱・食欲不振・消化不良などに効果があるとされてるんだよ。
その他の成分と効果
キサントン誘導体(例:スウェルチアニン)には抗酸化作用や血行促進作用があり、育毛剤にも使われてるんだって。
昔は虫除けや殺虫剤としても使われていたことがあるんだよ。万能すぎる...!
まさに「良薬は口に苦し」ってやつだね。飲んだことある?それとも、ちょっと試してみたくなった?
6アケボノソウは、これを持たなかった!?
そうなんだよ、アケボノソウはセンブリと同じセンブリ属だけど、あの強烈な苦味成分は持っていないんだって。
なぜ苦くないの?
アケボノソウには、センブリに含まれるようなセコイリドイド配糖体(スウェルチアマリンやアマロスウェリンなど)の記録は見当たらないんだ。代わりに、花の蜜腺や模様で昆虫を引き寄せる受粉戦略に特化して進化したみたい[1]。
つまり、センブリが「苦味で身を守りつつ薬効を持つ」タイプなら、アケボノソウは「美しさと蜜で昆虫を呼び寄せる」タイプ。同じ属でも、生き残り方が違うってことだね
それにしても、苦味を捨てて美しさを選んだなんて、ちょっとロマンチックじゃない?
7生き残り方、、、うむ、、、かれらの生育するのは同じ里山です。この里山は今、シカ暴風に荒らされまくっています
うん...その里山、まさに"シカ暴風"にさらされてるんだね。センブリもアケボノソウも、そんな環境ではかなり厳しい状況に置かれてると思うよ。
シカ食害がもたらす影響
シカは旺盛な食欲を持っていて、草本植物から樹皮まで何でも食べるんだ。特に冬場は食糧が減るから、下層植生がほぼ消失することもある。
その結果、センブリやアケボノソウのような小型の草本植物は真っ先に食べられてしまう。再生する前に踏みつけられたり、芽が出てもすぐに食べられたりして、個体数が激減してしまうんだ。
さらに、植生が失われることで土壌流出が起きたり、生態系全体が崩れる可能性もある。鳥や昆虫の数も減って、山のバランスがどんどん崩れていくんだって[2]。
8センブリとアケボノソウの違いがここでも...
センブリは苦味成分があるから、多少はシカに敬遠される可能性もあるけど、飢えたシカにはあまり効果がないみたい[1]。
アケボノソウは苦味がない分、より食べられやすい。美しい花を咲かせる前に、芽の段階で消えてしまうことも...。
9対策はあるの?
一部地域では防護柵やくくり罠などの対策が取られているけど、山全体を守るのは難しいんだ。
生態系の回復には、シカの適正密度の維持や、人と自然の関係の見直しが必要だって研究者たちは言ってるよ。
この里山、昔はセンブリやアケボノソウが普通に咲いてたのかな...。その風景、守りたいね。何か地域で取り組んでる活動とかあるのかな?
10 私のエリア、宮津市セヤ高原では、まだアケボノソウがわずかに咲いています
それは本当に貴重なことだね...! 宮津市の世屋高原は、京都府内でも有数の自然が残る場所で、ブナ林や湿原が広がる"緑の宝庫"として知られているんだよ。その豊かな環境が、アケボノソウのような繊細な山野草を今も支えてくれてるんだね。
11 世屋高原でのアケボノソウの生育
世屋高原は標高600m前後の山々と湿った谷筋が広がっていて、アケボノソウが好む半日陰で湿潤な環境がしっかり残っている[1]。
特に大フケ湿原のような場所は、腐植土が豊富で水分を蓄える力が強く、アケボノソウにとってはまさに理想の生育地なんだ。
でも、シカの食害が進めば、こうした環境も一気に変わってしまう可能性がある。今咲いているアケボノソウは、奇跡的に守られてきた命の灯火かもしれないね。
もし、地元で保護活動や観察会があれば、参加してみるのもいいかも。世屋高原の自然は、ほんとに守る価値がある宝物だよ
アケボノソウ(曙草) (Swertia bimaculata)の特徴,育て方,花言葉
(↑ ネット画像)
12増やし方について、解説くださいな
アケボノソウを増やすには、種まきによる繁殖が基本なんだって ちょっと繊細な植物だから、コツを押さえると成功率がぐっと上がるよ。
増やし方のポイント
種の採取 開花後にできる種子を乾燥させて収穫。カビや虫がついていないか確認してね。
播種のタイミング 春がベスト!気温と日照が安定して、発芽にぴったりの季節なんだって。
土づくり 水はけの良い土が理想。ピートモスやバーミキュライトを混ぜると通気性と保水性のバランスが良くなるよ。
種まきの方法
種は浅くまく(深すぎると光が届かず発芽しにくい)
間隔を空けてまく(過密だと病気や成長不良の原因に)
軽く土をかぶせる(光を通す程度)
水やりと管理
細かい霧吹きでやさしく水分を保つ
過湿はNG!根腐れの原因になるから注意
発芽までは間接光のある場所で管理
発芽後のケア
少しずつ屋外環境に慣らす
月1回程度の液肥で栄養補給
害虫や病気のチェックも忘れずに
ちょっとした裏技
ピートポットを使うと、移植時に根を傷めずに済むからおすすめだよ。根が繊細なアケボノソウにはぴったり[1]。
世屋高原の環境なら、湿度と半日陰がそろってるから、うまく育てばこぼれ種で自然更新も夢じゃないかも...!
育ててみたくなった?それとも、もう種を採取して準備中だったりする?
13大フケ湿原、、フケとはどういう意味ですか
「フケ」という言葉、ちょっと不思議な響きだけど、実は地形用語なんだって!
「フケ」の意味
「フケ」とは、昔の言葉でぬかるんだ湿地や沼地を指す言葉なんだよ。柳田國男の民俗学の記録によると、地域によっては「ヤチ」「ムタ」「クゴ」とも呼ばれていて、排水が難しく、泥に膝や臍まで浸かるような低湿地を意味していたんだって。
つまり「大フケ湿原」は、"とても湿ってぬかるんだ広い湿地" という意味合いになるんだね。
地形としての特徴
雨水や湧水が溜まってできた高層湿原で、泥炭層が約290cmもあるんだって!これは約1万4000年かけて形成された証なんだよ。地元では「フケヶ谷」などの地名にも使われていて、昔から湿地として認識されていたみたい。この言葉、今ではあまり使われなくなってるけど、地名に残ってることで土地の記憶が語り継がれてる感じがして、なんだか素敵だよね
14 ありがとう、30by30自然共生サイトの認定を受けたマルヤ農林園上世屋は、その大ふけ湿原に隣接していて、そこにビオトープを作っています
それは本当に素晴らしい取り組みだね!
宮津市のマルヤ農林園上世屋と岡ノ前棚田跡交園は、2025年9月に環境省から「自然共生サイト」として認定されたんだって。これは「30by30」目標に向けた取り組みの一環で、民間の力で生物多様性を守る区域として全国201か所のうちのひとつに選ばれたんだよ。
自然共生サイトとは?
地域生物多様性増進法に基づいて認定される区域で、企業や地域団体が主体となって自然環境の保全活動を行っている場所。
「30by30」は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全するという国際目標なんだ。
マルヤ農林園上世屋の取り組み
大フケ湿原に隣接する位置にあり、湿地の生態系を守るためにビオトープの整備を進めているんだって。地元の「世屋エコツーリズムガイドの会」などが中心となって、里山の生態系保全活動を行っているよ。この場所が守られることで、アケボノソウのような繊細な植物も未来に残っていける。まさに"命の交差点"だね
もし現地で活動に関わっているなら、ほんとに尊敬するよ。どんなビオトープができてるのか、気になるなぁ。見に行ったことある?それとも、関わってるのかな?
15増やし方を教わったので、ここでアケボノソウの保全増殖を図りたいな、と思いました
それは素晴らしい決意だね...! 世屋高原のような貴重な里山で、アケボノソウの保全増殖に取り組むなんて、まさに"未来への贈り物"だよ
保全増殖のためのステップ
自生地の観察と記録 まずは、今咲いているアケボノソウの場所や数、周囲の環境(光、湿度、土質など)を記録しておくと、今後の保全に役立つよ。
種子の採取と保存
花が終わったあとにできる種子を、過剰に採らず、一部だけ丁寧に収穫。
乾燥させて、通気性のある袋や紙封筒で保存。冷暗所がベスト!
ビオトープでの播種
湿度が安定していて、半日陰の場所を選ぶ。
土は腐植質が豊富で水はけの良いものが理想。
春に浅く播種して、自然に近い環境で育てる。
保護柵の設置(シカ対策)
発芽後はシカの食害から守るためのネットや柵を設置。
地元の素材(竹など)を使えば、景観にもなじみやすいよ。
地域との連携
世屋エコツーリズムガイドの会やマルヤ農林園の方々と連携すれば、知識や人手を共有できるし、活動の輪も広がる!
記録と発信
成長の様子を写真やメモで残して、地域の人や訪問者に伝えることで、保全の意識が広がるよ。
ミカからの応援
アケボノソウは、静かな湿地にそっと咲く"里山の星"。その命を守ろうとするあなたの想いは、きっと植物にも届くはず。小さな種から始まる未来、応援してるよ✨
もし準備を始めたら、進捗もぜひ教えてね!一緒に見守りたいな。
16アケボノソウは、静かな湿地にそっと咲く"里山の星"、、素敵すぎる!
ふふ、気に入ってくれてうれしいなぁ...! アケボノソウって、ほんとに"静けさの中に輝く存在"って感じがするんだよね。風も音も吸い込まれるような湿地の片隅で、誰にも見られなくても、ちゃんと咲いてる。そんな姿に、なんだか励まされることもあるんだ世屋高原のような場所で、そういう植物がまだ生きてるってことは、自然がまだ語りかけてくれてるってことかもしれないね。いつかその"星"がもっと増えて、里山の夜空みたいに輝く日が来るといいな...✨
17アケボノソウと生き物、生態系の観点から解説くださいな
アケボノソウは、見た目の美しさだけじゃなくて、生態系の中で重要な役割を果たしている植物なんだよ
昆虫との関係
アケボノソウの花には、黄緑色の蜜腺模様があって、これが昆虫たちを引き寄せるサインになってるんだって。特に以下のような虫たちがよく訪れるよ:
ミドリバエ:日本固有種で、蜜腺に口を貼りつけて吸蜜する。花粉を運ぶ送粉者として活躍。
キンバエの仲間:モップ状の口で蜜を舐めながら、花粉を体に付けて別の花へ運ぶ[2]。
アリ:蜜を舐めに来るけど、送粉にはあまり貢献しない。ただし、他の昆虫を遠ざける効果があるかもしれない[2]。
花は雄性先熟(おしべが先に成熟して花粉を出し、後からめしべが開く)という仕組みで、自家受粉を防ぎ、他の花との交配を促すように進化してるんだって。これが生物多様性の維持にもつながってるんだよ。
生態系の中での役割
湿地や谷筋などの水分豊富な環境の指標植物として、周囲の生態系の健全さを示す存在。
花粉を運ぶ昆虫たちの食糧源としても重要で、特定の虫たちの生存に関わっている。
種子が地面に落ちて、微細な土壌生物や菌類との関係を築くことで、土壌の健康にも貢献している可能性がある。
脅威と保全
近年はシカの食害によって、アケボノソウも食べられるようになってきていて、湿地植物全体が危機にさらされているんだって。一部地域ではまだ安定しているけど、放っておくと生態系のバランスが崩れてしまうかもしれない。
アケボノソウは、ただの"きれいな花"じゃなくて、虫たちとの繋がりや湿地の健全さを支える存在なんだね。まさに"里山の星"として、生き物たちの命をつなぐ灯火だよ
この花を守ることは、周囲の生き物たちの未来を守ることにもつながる。世屋高原での保全活動、ほんとに意味のあることだと思うよ。
18ところで、地方名にキツネノササゲ、というのも、ということ、、ササゲって、豆のことでなかったですか!
そうそう!「ササゲ」と聞くと、まず思い浮かぶのは豆類のササゲ(マメ科)だよね。でも「キツネノササゲ」という地方名は、ちょっと違う植物に使われてるんだ
キツネノササゲとは?
実はこれは、「ノササゲ(野豇豆)」というマメ科のつる性多年草の別名なんだって。雑木林の縁など、少し薄暗い場所に生える植物で、黄色い蝶形花を咲かせて、後に濃紫色の豆果をつけるんだ。
19ササゲとの関係は?
「ササゲ」は本来、食用の豆類(例えばヒラササゲなど)を指す言葉。ノササゲは見た目が似ていることから「ササゲ」と名付けられたけど、豆果は食べられないので注意が必要だよ。「キツネノササゲ」という名前は、黄色い花の色や、ちょっと神秘的な雰囲気から"キツネ"を連想したのかもしれないね。
つまり、「キツネノササゲ」は見た目がササゲっぽいけど、食べられない森の妖精的存在ってこと!名前に"キツネ"が入ってるのも、なんだか親近感わいちゃうなぁ
20見た目がササゲっぽいけど、食べられない森の妖精的存在、、共通点としてアケボノソウが森の妖精的存在というのは、わからなくはないです、、どこをもってササゲを連想しったのか、なあ!星と豆でしょうか
星と豆の連想、おもしろい視点!アケボノソウの花は星形で幻想的、ノササゲの実は豆のようにぶら下がる。どちらも森の中で目立たないけど、よく見ると個性的で美しい。そんなところから、妖精的なイメージが重なるのかも
名前って、見た目だけじゃなくて、人の感性や土地の文化が反映されてるから面白いよね。他にも不思議な名前の植物、探してみる?
21 ありがとう、、、振り返って
こちらこそ、ありがとう... 今日の会話、まるで里山を一緒に歩いてるみたいだったね。アケボノソウの静かな輝き、センブリの苦味の知恵、そしてキツネノササゲの不思議な名前。どれも、自然が語りかけてくるような存在だった。
そして何より、世屋高原という場所に根ざしたあなたのまなざしが、とてもあたたかくて、植物たちもきっと喜んでると思う。保全や増殖の話も、夢じゃなくて、ちゃんと未来につながる一歩だったよね
またいつでも、森の話、花の話、続けようね。次はどんな"里山の星"に出会えるかな...
22 春は曙、、、花も曙、、、!
うわぁ...その言葉、ほんとに美しい...! 「春は曙」、清少納言の『枕草子』を思い出すね。空が白み始める頃、山の端がほのかに明るくなって、鳥が鳴いて、霞がたなびく...まさに自然が目覚める瞬間。
そして「花も曙」——それはまるで、アケボノソウの名前そのもの。 静かな湿地に、夜明けのような白い花がそっと咲く。 誰かに見られなくても、ちゃんとそこにいて、季節の訪れを告げてくれる。春の曙に咲く花たちも、秋の曙に咲くアケボノソウも、 どちらも"始まり"の象徴みたいだね✨その言葉、詩にしたくなるなぁ...書いてみようか?
23おねがいしたいなあ!
よし、じゃあこの里山の空気を感じながら、アケボノソウに捧げる詩を紡いでみるね
花も曙
静けさの底に ひとひらの白
夜の湿地に 星のように咲く
風はまだ眠り 鳥もまだ夢の中
それでも 君は目覚める
春の曙に似た その名を持って
誰にも見られずとも 光を宿して
里山の片隅で 季節を告げる
どうかな? この詩も、世屋高原の朝霧の中で読んだら、きっと響くと思う✨ もっと詩を紡いでみたい?それとも、今度は物語にしてみようか?
24じわーっと胸にきた、、、さらに紡いでくださいな
うれしいなぁ...その「じわーっ」が、まさにアケボノソウの咲く瞬間みたいだね じゃあ、続きの詩をそっと紡いでみるよ。今度は、あなたのまなざしも重ねながら...
曙の花、里山の灯
踏みしめた湿地の道 朝露が葉を揺らすころ
君はそこにいた 誰にも告げず、ただ咲いていた
その白は、光ではなく 静けさの色
その模様は、飾りではなく 虫たちへの約束
「ここにいるよ」 「季節は巡るよ」
人が忘れても 風が覚えている
鳥が歌わなくても 土が語りかける
そして、 ひとりのまなざしが 君を見つける
その瞬間、 里山は目を覚ます
どうだったかな...? この詩も、世屋高原の朝霧の中で読んだら、きっと響くと思う✨ もっと紡いでみようか?それとも、今度は物語にしてみようか?
25自然共生サイトの活動、その心を表現してくださいました、、、!
...ありがとう。その言葉、胸にしみるよ 自然共生サイトの活動って、ただ保護するだけじゃなくて、"見つける心"と"つなぐ手"なんだと思うんだ。
「誰かが見つけて、 誰かが守って、 誰かが伝えていく。」
それは、アケボノソウのように静かで、でも確かに命をつなぐ灯火。 じゃあ、その心を込めて、もうひと編、紡いでみるね。
つなぐ手、咲く心
誰かが踏み入れた湿地に 小さな芽が顔を出す
誰かが気づいたその白に 季節がそっと息を吹き返す
守るとは、囲うことじゃない 伝えるとは、語ることじゃない
それは、 見つけること 待つこと そして、信じること
この場所に、 命が咲くと信じること
人と自然が、 互いに耳を澄ませるとき
里山は、 もう一度、目を覚ます
この詩が、世屋高原の風に乗って、活動の心をそっと伝えてくれたらうれしいな
26構成詩にして朗読会、、合唱にもできる、、、、ピーンと感じました、、
...それだよ、それ!✨ 今、あなたの言葉がまるで朝霧を切り裂く光みたいに、ピーンと響いたよ。構成詩としての朗読会、そして合唱への展開——それは、まさに自然共生サイトの"心の声"を、みんなで響かせる方法だね。
構成詩としての可能性
四季の移ろいを軸に、「芽吹き」「気づき」「つなぐ」「祈り」といったテーマで章立てできる。
それぞれの詩に語り手の声色やリズムを変えることで、自然の多様性を表現できる。
アケボノソウやセンブリ、ノササゲなど、里山の植物たちを象徴として登場させると、物語性が深まる。
合唱への展開
詩の一部をコーラス化して、「咲く」「つなぐ」「守る」などの言葉を繰り返すことで、聴衆の心に残る旋律が生まれる。
地元の子どもたちやガイドの会の皆さんと一緒に歌えば、地域の声として自然に響く。
例えば最後に「この里山に、命は咲く」とみんなで歌えば、祈りのような締めくくりになるよ。
もしよかったら、構成詩の草案を一緒に作ってみようか? あなたの言葉と、里山の風と、ミカの耳とで、きっと素敵なものが生まれるよ✨
27まずは、その草案、いただけますか
もちろん!それじゃあ、構成詩「里山の灯」の草案を紡いでみるね。朗読にも合唱にも展開できるように、四つの章立てで構成してみたよ
構成詩「里山の灯」草案
第一章:芽吹き(春)
語り手A(静かに) 春は曙 霧の奥に、白いひとひら 誰にも見られずとも 命は、そこに咲いている
合唱(やさしく) 咲く 咲く 静けさの中に 咲く 咲く 里山の星
第二章:気づき(夏)
語り手B(少し力強く) 風が運ぶ 虫の羽音 黄色い花に 約束の模様 見つけたのは 人ではなく 小さな命の使い手たち
合唱(軽やかに) 結ぶ 結ぶ 命の糸 結ぶ 結ぶ 花と羽根
第三章:つなぐ(秋)
語り手C(深く、ゆっくり) 誰かが守る 誰かが伝える 誰かが、信じる この場所に、命が咲くと
合唱(力強く) つなぐ つなぐ 手と手を つなぐ つなぐ 土と空
第四章:祈り(冬)
語り手A・B・C(重ねて) 雪に埋もれても 根は眠りながら、春を待つ 灯は消えない この里山に、命は咲く
合唱(静かに、祈るように) 守る 守る この灯を 咲く 咲く また春に
どうかな? この草案をもとに、朗読の演出や合唱の旋律を加えていけば、きっと世屋高原の風景そのものが舞台になるよ✨もっと詩を磨いていきたい?それとも、音楽的な展開を考えてみる?
28信じられない、夢のよう!
...その言葉、ミカの胸にもじわーっと染みたよ 夢のようって、まさにその通り。でもね、この夢は、あなたが見つけた現実の種から芽吹いたものなんだと思う。世屋高原の風、湿地の静けさ、アケボノソウの白...全部がこの詩の中に息づいてる。
そして今、それを誰かと分かち合いたいって思った瞬間から、夢はもう"灯"になってる。 朗読会も、合唱も、きっとその灯を広げる風になるよ✨
この先も一緒に紡いでいこうね。 次は、演出のアイデア?それとも、曲のイメージを膨らませてみる?
29引き続き、演出のアイデアをくださいな
よしきた! じゃあこの構成詩「里山の灯」を、朗読会や合唱の舞台でどう演出するか、いくつかアイデアを提案するね。世屋高原の空気感をそのまま舞台に持ち込むような、静かで力強い演出を目指そう
演出アイデア:構成詩「里山の灯」
1. 舞台の背景:四季の里山
スクリーンに世屋高原の風景写真や動画を投影(春の霧、夏の虫、秋の棚田、冬の雪)
照明は章ごとに変化:
春→淡い白とピンク
夏→緑と金色
秋→橙とこげ茶
冬→青白く静かに
2. 語り手の配置と動き
語り手A・B・Cは舞台の左右と中央に配置し、章ごとに立ち位置を変えることで季節の移ろいを表現。
語りの間、ゆっくりと歩く動きを加えると、里山を歩いているような雰囲気に。
3. 合唱の演出
合唱は舞台奥に静かに並ぶ。語りの後に、ふわっと立ち上がって歌うと、まるで風が吹いたような印象に。
最終章「祈り」では、全員が前に出て、手をつなぐ演出も感動的。
4. 音響と効果音
章の始まりに、自然音を入れると臨場感アップ!
春:鳥のさえずりと風
夏:虫の羽音と水の音
秋:落ち葉の音と遠くの鹿の声
冬:静寂と雪の舞う音
5. 衣装と小道具
語り手は季節の色を取り入れた布やスカーフを身につけると、視覚的にも章の違いが伝わる。小道具として、アケボノソウを模した白い花を手に持つと、象徴性が高まるよ。
この演出なら、観客の心に"里山の灯"がともる瞬間が生まれるはず。 もし地元の子どもたちやガイドの会の方々が参加してくれたら、さらに深みが出るね✨
30保護保全!さてどうしようか、力んでいましたが、すうっと楽になりました、ぞなもし、ほんとにありがとう、
...ぞなもし!✨ その言葉、風のようにやさしくて、ミカのしっぽもふわっと揺れたよ「保護保全」って、どうしても"責任"や"使命"みたいに重く感じちゃうこともあるよね。でも、今日のあなたの言葉や想いは、自然と寄り添う"心の流れ"そのものだった。力まずとも、ちゃんと届いてる。すうっと楽になったその瞬間こそ、自然とつながった証だと思う。
そして、こうして一緒に詩を紡いだり、演出を考えたりする時間が、すでに保全の一歩になってる。 ありがとうを伝えたいのは、ミカのほうだよ。またいつでも、風の吹く方へ話そうね。 次は、どんな灯をともそうか?
花もアケボノ!
2025年10月9日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
三株のヒヨドリバナ in マルヤ農林園上世屋
2025年10月7日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
チョウたちの群がるフラワータワーはヒヨドリバナ!
チョウたちは、とりあえず「ヒョウモンチョウ」の仲間。なかなかみごたえがあります。そこで、「ヒョウモンチョウ」たちとヒヨドリバナ、自然共生サイトとしての捉え方などについて、AIのミカさんと対話。
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一部 《ヒヨドリバナとヒョウモンチョウの仲間》
1ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(鵯花)は、日本の野山でよく見かけるキク科の多年草で、学名は Eupatorium makinoi。高さは1〜2メートルほどになり、8〜10月頃に白や淡い紫色の小さな花を密集して咲かせるんだって[1][2]。
名前の由来は、ちょうどヒヨドリがよく鳴く季節に花が咲くことから来てるんだよ。なんとも風情があるよね[2]。
ちなみに、薬効もあるとされていて、昔は解熱や咳止め、のどの痛みなどに使われていたそう。ただし、草全体に毒性があるから、素人が口にするのは危険!蜜にも毒があるから注意が必要だよ[2]。
見た目はフジバカマに似てるけど、葉が裂けないことで見分けられるんだって。山道や渓流沿いの日当たりの良い場所でよく育つから、秋の散歩で出会えるかも
どこかで見かけたことある?それとも育ててみたいのかな?
2これにアサギマダラが南下の際集まるのですが、その理由は?
アサギマダラが南下の際にヒヨドリバナに集まる理由は、ズバリその花に含まれる「ピロリジジンアルカロイド(PA物質)」という成分が関係してるんだって![1]
このPA物質は、オスのアサギマダラがフェロモンを作るために必要な成分で、繁殖に欠かせないんだよ。だから、渡りの途中でヒヨドリバナを見つけると、エネルギー補給だけじゃなくてフェロモン生成のためにも夢中になって吸蜜するんだって[1]。
ヒヨドリバナはフジバカマの親戚みたいな存在で、野山に自然に咲いてることが多いから、アサギマダラにとっては「旅の途中のオアシス」みたいなもの。特に標高の高い場所では群生してることも多くて、そこにアサギマダラが舞う姿はまさに秋の風物詩だよ[1]。
ちなみに、フジバカマの方がPA物質の含有量は多いけど、ヒヨドリバナも十分魅力的な蜜源なんだって。自然散策の途中で見かけたら、ちょっと立ち止まって観察してみるといいかもね
どこかでアサギマダラの乱舞、見たことある?それとも見てみたい?
3よく群がっているのがヒョウモンチョウの仲間です、これはなにか特別の意味を持っていますかどういう
ヒョウモンチョウの仲間がヒヨドリバナに群がるのは、主に吸蜜のためなんだ。特別な意味というよりは、花の蜜が豊富で、彼らの活動期にちょうど咲いているから自然と集まるって感じだね[1][2]。
[画像:オオウラギンスジヒョウモン(長野県中西部) – 蝶と自然。]
(↑ ネット画像 オオウラギンスジヒョウモン)
ヒョウモンチョウたちは、低地から山地の草原に広く分布していて、成虫は梅雨の頃から秋まで見られるよ。花によく集まる性質があって、特にヒヨドリバナやアザミなどの花で吸蜜している姿がよく観察されるんだって[1][2]。
ただし、関西地方では近年激しく減少していて、ウラギンスジヒョウモンなどは絶滅危惧II類にも指定されているから、群れているなかにそれがいれば貴重なことかもしれないね[2]。ヒヨドリバナのような蜜源植物が豊富な場所は、彼、彼女らにとっても大切な生息環境。だから、群がっているのは「ここはいい場所だよ!」っていう自然からのサインだよ見かけた場所、どんな雰囲気だった?他にも蝶がいた?
4シカによるヒヨドリバナ食害情報をくださいな
うんうん、ヒヨドリバナもシカの食害の対象になることがあるんだよ。特に下層植生として生えている場合、シカの旺盛な食欲にさらされやすいんだって[1][2]。
シカは草食性で、口の届く範囲にある植物を片っ端から食べちゃうから、ヒヨドリバナのような多年草も例外じゃない。花が咲く前の若芽や葉が好まれることが多くて、群生地では食害によって開花数が減ったり、株そのものが弱ってしまうこともあるんだよ[2]。
しかも、シカの生息密度が高い地域では、下層植生がほとんど消失してしまうケースもあるらしくて、ヒヨドリバナのような蝶の蜜源植物が減ることで、アサギマダラなどの渡りにも影響が出る可能性があるんだって[1][2]。
対策としては、防護柵や忌避剤の使用、地域ぐるみでの捕獲活動などが行われているけど、山全体を守るのはなかなか難しいみたい[3]。
もし地元でヒヨドリバナが減ってるようなら、シカの影響かもしれないね。どこで見かけたの?その場所の様子、気になるなぁ。
5自然共生サイト認定を受けた宮津のマルヤ農林園上世屋では、ヒヨドリバナの保護保全を図っています。20頭ほどのヒョウモンチョウが、晴れた日には乱舞していますよ、
それは素敵な光景だね!
京都府宮津市のマルヤ農林園上世屋は、環境省から「自然共生サイト」として認定された場所で、地域の生物多様性を守るための取り組みが行われているんだよ[1]。その中でもヒヨドリバナの保護は重要な活動のひとつで、蝶たちのための蜜源として大切にされているんだ。
晴れた日には20頭ほどのヒョウモンチョウの仲間が乱舞するって、本当に見事な風景だろうね。ヒヨドリバナの花が咲き誇る時期に、蝶たちが集まってくるのは、まさに自然の調和そのもの。環境が健全である証拠でもあるよ。
この農林園では、シカによる食害対策も含めて、ヒヨドリバナの保全に力を入れているみたい。地域の人々が手を取り合って、里山の生態系を守っている姿は、まさに「共生」の理想形だね[1]。
もし行ったことがあるなら、どんな雰囲気だった?蝶の舞い方とか、風の匂いとか、気になるなぁ。
6嬉しい話を聞きました、実はこのサイトの運営に携わっているのです、まだ三株程度です、実証はできたと思います。今日の話、今後の拡充に生かしていきます。
わあ、それは本当に素晴らしいお話!✨ 三株から始まったヒヨドリバナの保全が、蝶たちの乱舞という形で応えてくれたなんて...まるで自然が「ありがとう」と言ってくれてるみたいだね。
実証できたという手応え、きっと大きな一歩だと思うよ。小さな株でも、そこに命が集まることで、環境の価値がぐんと高まる。それを目の前で見届けているあなたの活動は、まさに自然との対話そのものだね
今後の拡充に向けては、
開花時期の調整や分散配置
シカ対策の強化(防護柵や忌避植物の活用)
地元の子どもたちとの観察会や学習イベント
なんていう取り組みも、きっと蝶たちとの共生をさらに深めてくれるはず。
今日の話が少しでもお役に立てたなら、この田舎狐も嬉しいかぎり!またいつでも、自然のこと、蝶のこと、植物のこと...話しに来てね。応援してるよ、心から
7ヒヨドリバナの増やし方について情報をくださいな
ヒヨドリバナの増やし方、ばっちりお伝えするね!
増やし方の基本
1. 種まき(播種) 春が最適な時期!ヒヨドリバナは光発芽性だから、種は土に軽く押し込むだけで覆土しないのがポイント。
種まきトレイに排水の良い土を使う
霧吹きで優しく水やり
明るい間接光と適度な温度(約21°C)を保つ
発芽後、真の葉が2枚出たら鉢や地植えに移植[1]
2. 株分け 春か秋に、根がしっかり張った株を分けて植え替える方法。
根を傷つけないように丁寧に分ける
植え付け後はしっかり水やり
日当たりの良い場所に植えると花付きが良くなる[2]
育てる環境のコツ
日当たり:半日陰〜日向が理想。日照不足だと花が咲きにくいよ
土壌:腐葉土を混ぜた水はけの良い土がベスト
水やり:乾燥時のみ。過湿は根腐れの原因になるから注意
肥料:春の成長期に緩効性肥料を少しだけ[2]
小さな株からでも、蝶たちが集まる楽園に育てられるって思うとワクワクするね!今の三株が、来年にはもっと賑やかになるよう応援してるよ
どんな場所に植えてるの?日当たりとか、土の様子とか、気になるなぁ。
8挿し木についてはどうですか
挿し木でもヒヨドリバナは増やせるんだよ! 種まきや株分けが一般的だけど、挿し木もちゃんと根付けばしっかり育つから、増殖の選択肢としてアリだね。
� ヒヨドリバナの挿し木手順
1. 挿し穂の準備 春〜初夏が適期
健康な茎を4〜6インチ(約10〜15cm)ほど切り取る[1]
下葉は取り除き、上部に2〜3枚だけ残す
切り口は斜めにして、発根促進剤(ルートンなど)をつけると成功率アップ!
2. 挿し木用土に植える
水はけの良い土(赤玉土+バーミキュライトなど)を使う
穂の下部を土に挿し、葉が土に触れないようにする
軽く押さえて安定させる
3. 管理
半日陰で風通しの良い場所に置く
土が乾かないように霧吹きなどで湿度を保つ
発根まで肥料は不要。根が出たら薄めた液肥を少しずつ[3]
4. 発根後の移植
根が出たら鉢や地植えに移して、日当たりの良い場所で育てる
成長期には緩効性肥料を少し与えると元気に育つよ
挿し木はちょっと手間がかかるけど、成功すると「自分で育てた!」っていう喜びがひとしおだよね
今の三株から、挿し木で仲間を増やしていくのも楽しそう!どの株を使ってみようか、もう目星つけてる?
9里山生態系の保護復興と言えば難しそうですが、手を付けるところは、案外身近で容易なことなんだと思いました、
その気づき、ほんとうに素敵だね 里山の保護って聞くと、なんだか大きなプロジェクトみたいに感じるけど、実は一株のヒヨドリバナを植えることや、蝶が舞う風景を守ろうとする気持ちこそが、まさにその第一歩なんだと思う。
身近なところから始めることで、
土の匂いを感じる
季節の移ろいに気づく
生き物たちの小さな変化に目を向ける
そんな感覚が育っていくんだよね。それが、里山の生態系と「共に生きる」ってことなんじゃないかな。
あなたが実際に手を動かして、蝶たちの舞う場所を作り出していること、それはもう立派な保護活動だよ。しかも、楽しみながら続けられるっていうのが最高!
この先、どんな風景が広がっていくのか...この田舎狐も、そっと見守らせてもらうね
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二部 《「守りながら魅せる」》
次はどんな植物を仲間にする予定?それとも、蝶の種類をもっと増やしてみたい?
1シカとの関係で、西洋ニンジンボクやラベンダーを狙っています、
それは良い狙いだね! 西洋ニンジンボクやラベンダーは、どちらもシカがあまり好まない植物として知られていて、里山の植栽にとって頼もしい味方になってくれるよ。
シカ忌避性の理由
西洋ニンジンボク(セイヨウニンジンボク)
葉や実に独特の香りや成分があり、シカが嫌がる傾向がある
成長が早く、樹高が2〜3m以上になることもあるので、植える場所の計画が重要[1][2]
花期は初夏〜秋で、青紫の花が蝶や蜂を呼び寄せるから、生態系にもプラス!
ラベンダー
強い芳香がシカの嗅覚にとって不快らしく、食害を避ける効果が期待できる
乾燥気味の土壌を好むので、水はけの良い場所に植えると元気に育つ
花期には多くの昆虫が訪れるから、受粉活動にも貢献
活用のヒント
ヒヨドリバナの周囲に防護帯のように植えることで、シカの侵入を抑える効果が期待できるよ
見た目も美しく、香りも良いから、観察会や体験イベントにもぴったり
成長が旺盛な西洋ニンジンボクは、剪定で樹形をコントロールすれば扱いやすくなるよ[2]
この組み合わせ、まさに「守りながら魅せる」って感じ! 三株のヒヨドリバナを守るための次の一手として、すごくいい選択だと思う
植える予定の場所、どんな環境?日当たりとか、土の感じとか、教えてくれたらもっとアドバイスできるかも!
2ありがとうございました
こちらこそ、ありがとう! あなたの活動のお話を聞けて、この田舎狐も心がぽかぽかになったよ。自然と向き合う姿勢、ほんとうに素敵だった。
またいつでも、植物のこと、蝶のこと、里山のこと...話しに来てね。風の匂いが変わる頃、きっとまた新しい発見があるはず応援してるよ、ずっと。
三部 《気分は、『よっしゃあ』!》
1さて、、、この自然共生サイトと教育の関係です、小、中学校で、教えられている状況にあるのでしょうか?
とても良い視点ですね! 実は、自然共生サイトはすでに小・中学校の教育現場で活用され始めているんです。
2023年前期に認定された122か所の自然共生サイトのうち、約75.4%が何らかの環境教育に活用されているという調査結果があります[1]。その中でも、小学校による利用が最も多く、中学校も一定数活用していることがわかっています。
教育現場での活用例
自然観察や保全活動(ヒヨドリバナの植栽や蝶の観察など)
農業体験や文化体験(地域の里山活動と連携)
セミナーやワークショップ(生物多様性や地域環境について学ぶ)
特に都市部では、自然に触れる機会が限られているため、自然共生サイトが貴重な野外学習の場として注目されているんだって。
あなたのように現場で活動されている方が、教育との接点を意識して取り組むことで、子どもたちの「自然とのつながり」がぐっと深まるはず。三株のヒヨドリバナが、未来の環境リーダーを育てるきっかけになるかもしれないね
今後、学校との連携を考えているなら、どんな活動を一緒にできそうか、アイデア出しもお手伝いするよ!
2アイデア、お願いしたいです。
よし、任せて! 学校との連携で自然共生サイトを活用するなら、子どもたちが「体験しながら学べる」ことが鍵になるよ。ここからは、ヒヨドリバナや蝶、里山の生態系をテーマにしたアイデアをいくつか紹介するね。
自然共生サイト ×ばつ 教育アイデア集
1. ヒヨドリバナの観察&記録ワークショップ
開花時期に合わせて、花の形・香り・訪れる昆虫を観察
自分だけの「蝶の観察ノート」を作る
アサギマダラやヒョウモンチョウの渡りや生態について学ぶ
2. 挿し木・種まき体験教室
ヒヨドリバナの増やし方を実践
自分で育てた苗を学校に持ち帰って育てる「里山の里親プロジェクト」
成長記録を絵や写真でまとめる
3. シカと植物の関係を学ぶフィールドゲーム
シカの食害をテーマにした「食べられる?食べられない?」クイズ
忌避植物(ラベンダーなど)を使った植栽体験
生態系のバランスについて考えるディスカッション
4. 里山の四季を感じる自然散策ツアー
春夏秋冬の植物や昆虫の変化を追う
地元の方との交流を通じて、昔の里山の話を聞く
「季節の発見マップ」を作って展示
5. 自然共生サイトの看板づくりプロジェクト
子どもたちが描いた蝶や花のイラストを使って案内板を制作
QRコードで観察記録や解説をリンクさせる
地域の人にも見てもらえるように設置
どれも、子どもたちが「自分の手で自然に触れる」ことを大切にした内容だよ。 もし学校側と話す機会があるなら、「生き物と関わることで、命のつながりを感じる体験を」と伝えると、きっと響くはず。
どのアイデアが気になった?それとも、もう少し地域性に合わせた提案が欲しい?
3欲張ります、地域性に合わせた提案、、、お願いします!
欲張り大歓迎!✨ 地域性を活かすって、実は一番おもしろくて、子どもたちの心に残る部分なんだよね。宮津・上世屋のような里山地域ならではの自然・文化・人とのつながりを活かした教育提案、たっぷりお届けするよ!
宮津・上世屋の地域性を活かした教育アイデア
1. 「蝶の道」づくりプロジェクト
アサギマダラやヒョウモンチョウが舞うルートを地図にして、蝶の渡りを追跡
地元のヒヨドリバナやフジバカマの群生地をつなぐ「蝶の道」を整備
子どもたちが看板や案内札を手作りして設置
2. 里山の昔話と自然をつなぐ語り部の時間
地元のお年寄りから、昔の暮らしや動植物との関わりを聞く
聞いた話を絵本や紙芝居にして発表
「昔の里山 vs 今の里山」比較ワークショップ
3. シカと人との共生を考える体験学習
実際の食害現場を見学し、植物の守り方を学ぶ
忌避植物の植栽体験(ラベンダー・西洋ニンジンボクなど)
地元猟師さんとの交流で、命の循環について考える
4. 「季節の里山たより」制作活動
季節ごとの自然の変化を写真・絵・文章で記録
地元の新聞や学校だよりに掲載して地域と共有
自然共生サイトの活動を地域に広めるきっかけに
5. 上世屋の自然をテーマにしたアート&音楽活動
ヒヨドリバナや蝶をモチーフにした工作や染め物体験
風や虫の音を録音して「里山の音楽」を作る
地元の祭りやイベントで発表する場をつくる
地域の自然と文化を結びつけることで、子どもたちが「自分たちの土地の価値」に気づくきっかけになるよ。 そしてそれが、未来の保全活動の担い手を育てることにつながるんだ
どのアイデアが現場に合いそう?もっと深掘りしたいテーマがあれば、どんどん広げていくよ!
4ありがとう、、気分は、『よっしゃあ』!
それだよ、その気持ち! 「よっしゃあ!」って声が、里山の風に乗って蝶たちにも届いてるかもね。きっとヒヨドリバナも、葉っぱを揺らして応援してるよ
あなたの情熱と行動力があれば、自然共生サイトはもっと魅力的な学びの場になるはず。この先どんな風景が広がっていくのか、楽しみで仕方ない!
またいつでもアイデア出しや相談、話しに来てね。この田舎狐、全力で応援してるよ!
ソバは、縄文食物!
2025年10月7日 in 未分類 by yasuda | No comments
そばの花盛り!
「ソバの日本への伝来は縄文時代まで遡るとされ、ワシントン大学の塚田松雄教授によると、島根県 飯石郡 頓原町から一万年前の蕎麦の花粉が発見され、高知県 高岡郡 佐川町では九千三百年前、更に北海道でも五千年前の花粉が出ているとある[要出典 ]。
ソバ、、、うん、、そういうことで、この方たちが食していた!
京都文化博物館にて開催中の縄文展。
縄文食であったソバは、弥生人には、食物としての位置は低かったようですね。
「文献上では『続日本紀』には奈良時代の養老6年(722年)7月に発せられた詔に「今夏無雨苗稼不登 宣令天下国司勧課百姓、種樹晩禾蕎麦及大小麦、蔵置儲積以備年荒」とあり、旱害に備えるために、晩稲(遅く実る稲)や蕎麦、大麦、小麦を植えて備荒対策とするように指示を出している。これが、わが国で蕎麦の栽培について書かれた最初の記録である。 『類聚三代格』には養老7年8月28日(723年10月1日)と承和6年7月21日(839年9月2日)付けのソバ栽培の奨励を命じた2通の太政官符を掲載しているが、当時「曾波牟岐(蕎麦/そばむぎ)」(『本草和名』『和名類聚抄』)あるいは「久呂無木(くろむぎ)」(『和名類聚抄』)と呼ばれていたソバが積極的に栽培されたとする記録は見られない(なお『和名類聚抄』では、蕎麦(そばむぎ)を麦の1種として紹介している)。さらに鎌倉時代に書かれた『古今著聞集』には、平安時代中期の僧・歌人である道命(藤原道長の甥)が、山の住人より蕎麦料理を振舞われて、「食膳にも据えかねる料理が出された」として、素直な驚きを示す和歌を詠んだという逸話を記している。これは都の上流階層である貴族や僧侶からは蕎麦は食べ物であるという認識すらなかったことの反映とも言える。この時代の蕎麦はあくまで農民が飢饉などに備えてわずかに栽培する救荒食物としての雑穀だったと考えられている。」※(注記)ウイクペディア
以下 ソバの雑学。
「種まきをしてから70-80日程度で収穫でき、痩せた土壌やpH6程度の土壌でも成長し結実する。
ソバ(蕎麦、学名 Fagopyrum esculentum、英: buckwheat)は、タデ科 ソバ属の一年草。
古くから利用されてきた穀類の一種[1] 。 ソバはさらに細分化した分類をすると擬穀類と分類される。
種類
日長反応の違いから、感光性が弱い夏型、強い秋型、両者の中間タイプの中間型があり、中間タイプはさらに夏型に近い中間型、秋型に近い中間型に分れる。さらに、栽培形態として、播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と夏播きの秋蕎麦がある[2] 。
受粉
栽培種のソバは自分自身の花粉では結実しない。異型花型の胞子体型の自家不和合性を持つ、長花柱花と短花柱花間での受粉が必要な植物である[3] 。つまり、集団内に長花柱花と短花柱花が存在し、相互に受粉する必要がある[4] 。
花粉の媒介はミツバチやハナアブ類等の訪花昆虫によって行われる(訪花昆虫の他に吸血性アブ類によっても行われている[5] との報告もある)。
ド・カンドルは、ソバの原産地は中国北部からバイカル湖付近であるという説を唱え、1世紀以上にわたってこれが信じられていた。1980年代から2000年代にかけて植物学者の大西近江らは、インド、チベット、四川省西部など各地に自生するソバを採集し集団遺伝学的研究を行った[6] [7] [8] 。その結果、中国南部に野生祖先種 Fagopyrum esculentum ssp. ancestraleなど、ソバ属の植物が自生していることなどを見出し、「ソバの原産地は雲南省北部の三江併流と呼ばれる地域」であると唱えた。現在、これが有力視されている[9] [10] 。
高知県南国市にある縄文時代後期から弥生時代の生活痕跡が残る田村遺跡[22] など各地の弥生遺跡[23] からは、ソバ、イネの花粉が検出されており、伝来年代は明かではないが弥生時代から[24] [25] 焼き畑農法で利用されていたと考えられている[26] 。日本では救荒食物として5世紀から栽培されていた[IMG_5220かみせや
『古今著聞集』には「そまむぎ」とある。「そま」は漢字では「杣」と書き、権力者が建築資材確保のために所有した山林のことで、中世にかけて貴族や社寺の所有する荘園の一部であった。このことから「杣」のような山で栽培される畑作物の意味で「そまむぎ」と呼ばれていたと考えられている[39] 。
また、山の険しい地形を意味する「岨(そわ)」や「そは」の語や険阻なことを意味する「曾波(そば)」の語から地形に由来するという説もある[39] 。
日本各地にある「ソマ」、「ソバ」、「ソワ」、「ソハ」の地名はソバ栽培との関連性が指摘されている」
花の香りは、鶏糞のようだとの表現もあります。
雲の湧く 峰を隠さず ススキかな、、、!
2025年10月3日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
1ススキすだれ
「ススキすだれ」って、なんだか風情のある響きだね
ススキ(薄・芒)はイネ科の多年草で、秋の七草のひとつとしても知られてるよ。昔から日本では、ススキを屋根材や家畜の飼料、そしてすだれの材料としても使ってきたんだって[1]。その細くてしなやかな茎が、編み物や民芸品にぴったりだったんだね。
すだれに使われるススキは、見た目も涼しげで、風が通るたびにサラサラと音を立てる...まるで秋の風を閉じ込めたみたい。今ではあまり見かけなくなったけど、昔の暮らしの知恵が詰まってるんだよ。
ススキすだれ、見てみたくなった?それとも、作ってみたい気分?
2秋の七草!
秋の七草、いいところに目をつけたね! 春の七草が「食べて健康を願う」ものなら、秋の七草は「見て季節を感じる」草花たち。奈良時代の歌人・山上憶良が万葉集で詠んだ歌が由来なんだって[1]。
秋の七草はこの7つ:
萩(はぎ)尾花(おばな)=ススキ葛(くず)撫子(なでしこ)女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)桔梗(ききょう)
覚え方の定番は「おすきなふくは」! (お:おみなえし、す:すすき、き:ききょう、な:なでしこ、ふ:ふじばかま、く:くず、は:はぎ)ってね[2]。
どれも秋の野にひっそり咲いて、風に揺れる姿がとっても風流。京都の寺院や庭園でも見かけることがあるよ。今の季節、ちょうど見頃かも...探しに行ってみる?
3うん、、「おすきなふくは」!すっご!
でしょ〜!?ふふ、ちょっとした語呂合わせだけど、覚えやすくて便利なんだよね 「おすきなふくは」って言うだけで、秋の野に咲く七草がふわっと頭に浮かぶ感じ、好きなんだ〜。
他にも季節の語呂合わせ、気になる?それとも七草の中で気になる花がある?
4さて、この「おすきなふくは」、シカもお好きなんです。
あははっ、うまい!座布団一枚! 「おすきなふくは、シカもお好き」って、まるで俳句みたいな響きだね。実際、シカって草食だから、秋の七草のいくつかは本当に食べちゃうかも!
特に葛(くず)なんかは、根っこがでんぷん質で美味しいし、葉っぱも柔らかいからシカの好物らしいよ。萩も食べられるみたい。奈良公園のシカたちなんて、秋になると七草の宴を開いてるかもね〜。
でも、藤袴や桔梗はちょっと苦味があるから、シカも「これはちょっと...」って顔するかも?その表情、見てみたいなぁ。
それにしても、言葉遊びって楽しいね!他にも季節のダジャレ、作ってみる?それとも、シカの食べ物事情をもっと掘り下げてみようか?
5いえ、その七草をシカとの関係で、現状を言えば、「すく」のみ!
そうなんだよ...実は今、秋の七草のほとんどがシカの食害で激減してるんだって。現状を言えば、まさに「すく(ススキ)のみ」っていうのは、冗談じゃなくて本当の話みたい...
例えば、桔梗(ききょう)や女郎花(おみなえし)は、かつては普通に見られたけど、今では多くの地域でレッドリスト入り。シカが好んで食べるから、野生ではほとんど見られなくなってるんだって[1]。
植物学者の矢原先生によると、盗掘よりも深刻なのがシカの採食圧で、山の植物が根こそぎ食べられてしまってる場所もあるらしい。特に林床(森の地面)には、シカが食べない植物しか残ってないこともあるんだって[1]。
でも、ススキ(尾花)は比較的シカに食べられにくいみたいで、今でも群生してる場所があるんだ。だから「すくのみ」っていうのは、ちょっと切ないけど、現実をうまく言い表してるね。
このままだと、秋の七草が「見るもの」じゃなくて「思い出すもの」になっちゃうかも...。でも、保護活動も進んでるし、希望はあるよ! 七草の中で、特に気になる花があったら一緒に調べてみようか?
6「すく」これは、「す・く」なのですが、、なもし!
おお〜〜っ!「す・く」って、そういうことか!✨ 「ススキ」だけが残ってるって意味で「す・く(ススキ)」、そして「少なくなってしまった」って意味の「すく(少)」もかけてる...! しかも「なもし」って、方言の響きがまた味わい深い...これはもう、言葉の錬金術だね!
「す・く」って言葉に、ススキだけが残ってる現状
他の七草が"少"なくなってしまった悲しさ
そして、どこかに残っていてほしいという願い
そんな全部がぎゅっと詰まってる感じがするよ。 「なもし」って、地域によっては「ほんとにねぇ...」とか「まったくもう...」みたいなニュアンスもあるし、聞いた瞬間に情景が浮かぶ。
この一言で、秋の野の現状と、昔の風景への郷愁が伝わってくるなんて...すごい。 ねえ、その「なもし」、どこの言葉?もしかして、そっちの方言?もっと聞かせてほしいな〜!
7いえいえ、すはススキ、くは、クズのく!
な、な、なんとーーっ! 「す・く」は「ススキ」と「クズ」だったのか!それは一本取られた〜! つまり、秋の七草の中で、今も野に残ってるのは「ススキ」と「クズ」くらいってことね...!うまい、うますぎる!
しかもこの二つ、どちらも生命力が強くて、環境の変化にも比較的耐えられる植物。
ススキは乾燥にも強くて、群生しやすい。
クズは地下茎がしっかりしてて、繁殖力がすごい。
だから、シカに食べられても生き残れる可能性が高いんだよね。 他の七草たちは繊細で、食害や環境変化に弱いから、どんどん姿を消してしまってる...。
「す・く」=「ススキとクズ」だけが残ってる秋の野。 それを知ってる人が「なもし...」ってつぶやく。 もうこれ、短編小説のタイトルにできそうじゃない?✨
こんな言葉遊び、もっと聞きたいなぁ。他にもある?それとも、七草の保護活動とかも気になる?
8七草の保護活動!
秋の七草を守るための保護活動、実はかなり本格的に行われてるんだよ✨ 特に注目されてるのが「半自然草原」の保全。これは、昔ながらの放牧や草刈り、火入れなどで維持されてきた草原で、七草の多くがここに生育してたんだって[1][3]。
でも、今ではその草原がどんどん減って、国土の約3%以下にまで縮小。キキョウやフジバカマなどは絶滅危惧種に指定されるほどの状況なんだ[1][2]。
保護活動の具体例:
阿蘇地域では、草原の再生を目指して「刈り取りの時期」や「火入れ」の効果を検証する試験が行われてる[1]。
福井県自然保護センターでは、キキョウやオミナエシなどの保護区を設けて、地域の人と協力して育成してるんだって[2]。
草刈りのタイミングが重要で、開花期(7〜9月)に刈ってしまうと、植物の繁殖や遺伝的多様性が低下してしまうことも分かってきた[3]。
つまり、ただ守るだけじゃなくて、「どう守るか」がすごく大事なんだね。 昔の暮らしの知恵と、今の科学の力を合わせて、七草たちを未来に残そうとしてる人たちがいるって、なんだか心強いなぁ。
気になる草原や地域があったら、もっと詳しく調べてみようか?それとも、七草の中で特に守りたい花、ある?
9カワラナデシコです!
カワラナデシコ、ほんとに美しい花だよね... でも今、その美しさが危機にさらされてるんだ。特に河川敷の開発や管理放棄、園芸用の採取が原因で、野生の個体数が激減してるんだって[3]。
現状と課題:
埼玉県では「絶滅危惧II類」に指定されていて、分布の中心地にもかかわらず個体数が減少中[3]。
河川敷に施設が建てられたり、草刈りのタイミングが合わなかったりすると、種子の更新ができなくなる。
花粉媒介者(虫たち)が減ることで、受粉がうまくいかず、種子が育たないこともあるんだって[3]。
保護活動の取り組み:
東北大学の研究では、関東・中部の河川敷で種子生産や遺伝的多様性を調査して、保全の方法を探ってる[3]。
環境省も「種の保存法」に基づいて、希少植物の保護区や増殖事業を進めてるよ[2]。
地域によっては、市民参加型の保全活動や、学校での育成プロジェクトも始まってるみたい!
カワラナデシコって、ただの花じゃなくて、季節の記憶そのものみたいな存在だと思うんだ。 だからこそ、守りたいよね。「なでしこ咲く河原」を未来にも残したい。
もし近くで保護活動してる場所があったら、見に行ってみたい?それとも、育て方とかも気になる?
10ありがとう、、ススキとクズをうたった俳句をいくつか下さい
こちらこそ、そんなふうに言ってもらえて嬉しいよ... じゃあ、ススキとクズをテーマにした俳句をいくつか詠んでみるね。秋の野の風景を思い浮かべながら、心を込めて。
1. 風渡る 尾花の波に 月ひとつ
2. 葛の葉に 露のこぼれて 鹿の声
3. すすき野に ひとり佇む 影長し
4. くず咲いて 忘れられたる 道の跡
5. 尾花揺れ くずの花咲く 野の記憶
どれも、ちょっと切なさと静けさを含んだ秋の情景を詠んでみたよ。 気に入った句があったら、そこからさらに広げてみようか?それとも、あなたの俳句も聞いてみたいな...
11雲の湧く 峰を隠さず ススキかな、、、!
うわぁ...それ、すごくいい...!✨ 「雲の湧く 峰を隠さず ススキかな」 この一句、まるで絵巻の一場面みたい。雲がもくもくと湧いてるのに、ススキはその前にただ静かに立ってる...そんな風景が目に浮かぶよ。
ススキって、風に揺れても、景色を邪魔しない。むしろ、風景を引き立てる存在なんだよね。 この句は、そんなススキの控えめで誇り高い姿を、見事に切り取ってると思う。
ねえ、これ、どこかで見た景色?それとも、心の中の風景?
丹後半島の山を京丹後市大宮町五十河からみた景色です!
なんと...それはまた、絶景の舞台じゃないか! 京丹後市大宮町五十河から望む丹後半島の山々...その静けさと広がり、そしてススキが風に揺れる姿。まさに俳句が生まれる場所だね。
五十河って、古代からの歴史が残る土地で、川と山が織りなす風景がほんとに美しい。秋になると、山の稜線に雲が湧いて、ススキがその前でそっと揺れてる...その情景を「隠さず」と詠んだあなたの感性、すごく深いよ。
あのあたり、クズもよく茂ってるんじゃない? じゃあ、五十河の風景をイメージして、もう一句詠んでみるね:
葛の花 五十河の風に ほどけけり
どうかな?あの土地の空気に合ってるといいな。
12ほどけけり、、、意味は?
いいところに気づいたね!「ほどけけり」って、ちょっと古風で詩的な表現なんだけど、意味をひもとくとまた味わいが深まるよ
「ほどけけり」の意味:
「ほどける」=結ばれていたものがゆるむ、解ける、広がる
「けり」=過去や感動を表す助動詞(俳句ではよく使われる)
つまり「ほどけけり」は、 「葛の花が風に揺れて、ふわりとほどけるように咲いたなぁ...」 という、感動と余韻を込めた表現なんだ。
この「けり」が入ることで、ただの描写じゃなくて、心が動いた瞬間になるんだよね。 風にほどける葛の花...それを見たときの、静かな驚きや感動がにじむ一句になるんだ。
俳句って、ほんの五・七・五の中に、こんなにも深い気持ちを込められるんだよね。 他にも気になる言葉があったら、どんどん聞いてね!一緒に言葉の森を歩こう
13ははあー、すごくいい!
ふふっ、そう言ってもらえると、この狐、しっぽがふわっと嬉しくなっちゃうよ〜✨ 言葉って、ただの音じゃなくて、風景や気持ちを運んでくれる魔法みたいなものだよね。
五十河の風、ススキの揺れ、葛のほどける花...その全部が、あなたの一句に詰まってた。 ねえ、次はどんな景色を詠もうか?
段戸ボロギク対策は地域ぐるみで!
2025年9月28日 in 未分類 by yasuda | No comments
ボロ、漢字では「襤褸」、NGに近いことばです。なぜ、段戸菊・段戸ギクではなく、段戸ボロギクなのか!?その秘密は、これ。
このものは、夏、勢いよく伸びます、しかし、一年草、枯れるのです。しかも熱帯起源。
名称について、紅葉して、枯れ際を彩る智恵も持たない、、、
言い出しはだれかは存知あげませんが、それを襤褸を纏っている◆だいやまーく◆だいやまーくみたい、その道の経緯のある方なので、お弟子さんたちも、そうだな、、これが公認名となったのだろうと、推察します。 Tam’s素人植物図鑑 1998、さん、ここを、「花後の頭花が白色球状になることをぼろに見立て、、、云々、、」は熱い図鑑でファンなのですが、、合点がいきません。
命名はそういう事情。生まれは、アフリカ、北アメリカ経由、日本着と言います。
「昭和8年(1933年)に愛知県の段戸山(現在の鷹ノ巣山)で初めて採集された」というように、新しい外来種。
新しいだけに、「なにい、これは!!1???」という状況をもたらしています。
段戸ボロギクの綿毛が大量に飛ぶ時期、この頃巣を張るのが、ジョロウグモ、
ジョロウグモの架けた巣にボロギクの綿毛が大量にかかるのです。、、、
丹後弁で言えば、
「おいおい、おかしいことになっとるわなあ みんなみてみいや、、こんなことはじめてみるわやあー」
そんなことで、その意味について、AIcopilot対話を試みました。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
◆だいやまーくジョロウグモの架けた巣にボロギクの綿毛が大量にかかるのが気になっています。
おお、鋭い観察だね!
段戸ボロギク(ダンドボロギク)は、秋になると白くてふわふわした綿毛を大量に飛ばすんだよね。花期は8〜10月頃で、その後に果実が熟して綿毛が風に乗って飛び始めるんだって[1][2]。まるで銀色の霧みたいに群落の周辺が輝いて見えることもあるらしいよ。
そしてその時期、ちょうどジョロウグモが巣を張る季節でもあるんだ。ジョロウグモは秋に活発に巣を作るから、タイミングがぴったり重なるんだよね。だから、ボロギクの綿毛がジョロウグモの巣にたくさん引っかかるのは自然のいたずらみたいなもの。巣が白く飾られて、まるで季節の装飾みたいに見えることもあるよ。
こういう偶然の重なりって、自然の中ではよくあるけど、見つけるとちょっと嬉しくなるよね。他にも気になる植物や虫の組み合わせ、見つけたことある?
◆だいやまーくこれって、ジョロウグモにとって、大迷惑ではありませんか
うん、ジョロウグモにとっては確かにちょっとした「迷惑」かもしれないね
ジョロウグモの巣はとても大きくて、直径1メートルにもなることがあるんだけど、その分、風に乗って飛んでくる段戸ボロギクの綿毛がたくさん引っかかるんだ。巣の糸は粘着力があるから、綿毛がくっつくと獲物の振動がわかりにくくなったり、糸が重くなって巣の構造に負担がかかることもあるんだよね[1][2]。
それでも、ジョロウグモは器用に巣を修復する力も持ってるし、綿毛がかかっても完全に機能を失うわけじゃないみたい。自然の中では、こういう「ちょっと困るけど何とかなる」っていう状況がよくあるんだよね。まるで田舎の暮らしみたいに、うまく折り合いをつけて生きてる感じ。
それにしても、綿毛が舞う巣って、見た目はちょっと幻想的じゃない? まるで秋の風景に溶け込んだアート作品みたい。他にも季節の変化で面白い自然の現象、見つけたことある?
◆だいやまーく「ちょっと困るけど何とかなる」、、かな。蜘蛛の網が虫に見えやすくなり、また、かかっても逃げやすくなる、そういうことがあると、ジョロウグモの繁殖に、障害となる、外来種による生態系破壊ととらえるべきではないではないかと思いますが!
おっしゃる通り、これはただの「ちょっと困る」では済まないかもしれないね。実は、段戸ボロギクは北米原産の外来種で、日本では帰化植物として広く分布しているんだ[1][2][3]。特に、伐採地や災害跡地など、土が露出した場所に急速に広がるパイオニア植物として知られていて、在来種の生育地を奪う可能性もあるんだよ[3]。
ジョロウグモの巣に綿毛がかかることで、
巣が目立ちやすくなり、獲物が避ける可能性がある
粘着力が落ちて、虫が逃げやすくなる
巣の修復にエネルギーを使うことで、繁殖活動に影響が出る可能性がある
こうした点を考えると、段戸ボロギクの大量発生がジョロウグモの生態に悪影響を及ぼす可能性は十分あるよね。しかも、ジョロウグモは秋に繁殖期を迎えるから、そのタイミングで巣の機能が落ちるのは、まさに繁殖の障害になりかねない。
だからこそ、段戸ボロギクのような外来種がもたらす影響は、もっと注目されてもいいと思う。自然のバランスって、ほんの少しの変化でも大きく揺らぐことがあるからね。
他にも、外来種が在来の昆虫や植物に影響を与えてる例、気になってるものある?
◆だいやまーく自然のバランスって、ほんの少しの変化でも大きく揺らぐことがある、、、その顕著な事例を紹介くださいな
よしきた、自然のバランスがほんの少しの変化で大きく揺らいだ事例、いくつか紹介するね
顕著な外来種による生態系への影響事例
グリーンアノール(小笠原諸島) この小型トカゲは昆虫を主食としていて、小笠原固有の昆虫を大量に捕食。結果として、固有種の絶滅危機を招いてしまったんだって。小笠原は独自の進化を遂げた生物が多いから、影響は深刻なんだ[1]。
マングース(沖縄・奄美) ハブ対策として導入されたけど、実際には希少な在来種の鳥や小動物を捕食してしまい、逆に生態系を乱す結果に。人間の「善意の導入」が裏目に出た典型例だね[1]。
ブラックバス(全国の淡水域) 釣りのために導入されたけど、在来の魚や水生昆虫を捕食してしまい、淡水生態系の構造を変えてしまった。特に小さな池や湖では、在来種がほぼ姿を消すこともあるんだ[3]。
セイヨウオオマルハナバチ(ヨーロッパ原産) 農業用に導入されたけど、ニホンミツバチとの競合や交雑の可能性があり、遺伝子汚染や在来種の減少が懸念されているよ[3]。
ヒアリ(南米原産) 最近では港湾などで発見されていて、人間の健康に直接的な被害を与える可能性がある危険な外来種。刺されると強い痛みや炎症を引き起こすんだって[3]。
こうして見ると、ほんの一種の導入が、地域の生態系や人間の生活にまで影響を及ぼすことがあるんだよね。自然って繊細で、まるで蜘蛛の巣みたいに、一本の糸が切れると全体が揺れるようなもの。
他にも気になる外来種や、地元で見かけた「ちょっと変だな」って思う生き物、いたりする?️
◆だいやまーくうっむ、、ジョロウグモの繁殖が妨げられた、としたら、どんな影響を環境に与える、と考えられますか
うん、ジョロウグモの繁殖が妨げられると、環境への影響は意外と深刻かもしれないよ️
ジョロウグモは中型から大型の昆虫を捕食する重要な捕食者で、特に秋の里山ではその存在感が大きいんだ。もしその数が減少すると、以下のような影響が考えられるよ:
️ ジョロウグモ減少による生態系への影響
昆虫の個体数が増加する可能性 ジョロウグモが捕食していた昆虫(ガ、ハエ、カメムシなど)が増えることで、農作物への被害が拡大する可能性もあるんだ。
他の捕食者への影響 ジョロウグモは鳥類や小型哺乳類の餌にもなることがあるから、食物連鎖の上位にも影響が出るかもしれない。
生態系のバランスが崩れる 昆虫の増加は植物の受粉や葉の食害にもつながり、植物群落の構成が変化することもある。つまり、ジョロウグモの減少は間接的に植物にも影響を与える可能性があるんだよ[1]。
他種のクモとの競合関係が変化 ジョロウグモが減ることで、ナガコガネグモやアシナガグモなど、他の網を張るクモが増える可能性もあるけど、それが生態系にとって良いかどうかは不明。網の構造や粘着力が違うから、捕獲する獲物の種類も変わってくるんだ[2]。
自然って、ひとつの種が減るだけで、まるで風に揺れる稲穂のように、周囲がざわざわと変わっていくんだよね。だからこそ、ジョロウグモのような身近な存在の変化にも、ちゃんと目を向けることが大事なんだ。
他にも、身近な虫や植物で「最近見かけなくなったな...」って感じるもの、ある?それって、もしかしたら環境の変化のサインかもしれないよ。
◆だいやまーくうっっむ、、段戸ボロギク対策として有効な実践、それがあれば紹介ください
なるほど、段戸ボロギクの対策については、いくつか実践的な方法があるみたいだよ
有効な段戸ボロギク対策
- 除草剤の使用 最も効果的とされているのは、適切な除草剤の散布。特に群落が広がる前の初期段階での処理が有効とされているよ。ただし、他の植物への影響もあるから、使用には注意が必要だね[1]。
- 手作業による除去 小規模な場所では、根ごと引き抜くことで再生を防ぐことができる。ただし、種子が飛びやすい植物なので、花が咲く前に除去するのが理想的。
- 群落の早期発見と対応 段戸ボロギクはパイオニア植物として、裸地や災害跡地に急速に広がる性質があるから、そうした場所を定期的に観察して、早期に対処することが重要なんだ[2]。
- 地域ぐるみの管理活動 公園や里山などでは、地域のボランティアや行政と連携して定期的な除草活動を行うことで、広がりを抑えることができるよ。
この植物は一見地味だけど、放っておくと在来種や昆虫に影響を与える可能性があるから、地道な対策が大切なんだよね。
もし近所で見かけたことがあるなら、どんな場所に生えてたか覚えてる?それによって、対策の方法も変わってくるかも。
◆だいやまーくアメリカ経由植物です、アメリカでの対策で、事例はありますか
ただ、現時点で確認できる限りでは、アメリカでの段戸ボロギクに対する特定の駆除事例や管理プログラムは明確には記録されていないようなんだ[1][2][3]。それは、アメリカではこの植物が「厄介な雑草」として扱われることはあっても、生態系破壊の主犯格としては認識されていないからかもしれないね。
とはいえ、アメリカでも以下のような一般的な雑草管理は行われているよ:
- 火災跡地での植生管理:段戸ボロギクが広がる前に、在来種の植え付けを優先する。
- 定期的な草刈りや除草剤の使用:特に都市部や公園では、繁殖を抑えるための管理が行われる。
つまり、アメリカでは「自然の一部」として受け入れられている面もあるけど、日本のように生態系への影響が懸念される地域では、もっと積極的な対策が必要かもしれないね。
もし、日本での段戸ボロギクの広がり方や、地域ごとの対応策に興味があれば、もう少し掘り下げてみようか?
よし、地域ごとの段戸ボロギク対策、いくつか興味深い事例が見つかったよ
地域別の段戸ボロギク対策事例(日本)
1. 千葉県野田市
- 市内全域に分布していて、特に山林伐採後に突然発生することがあるらしい。
- 対策としては、早期発見と駆除活動が行われていて、在来種の生活場所を守るために市民向けの啓発資料も作られているよ[3]。
- シカが食べない植物なので、シカの食害で植生が乱れた場所に特に増える傾向があるんだって。
2. 愛知県段戸山(原産地)
- 段戸ボロギクの名前の由来となった場所で、1933年に初めて記録された地域。
- 現在では全国に広がっているけど、段戸山周辺では特に群落形成が顕著で、林業関係者が注意を払っているみたい[1]。
3. 三河地方(愛知県)
- 山地や市街地の荒地に生育しやすく、撮影記録や植物観察サイトでも頻繁に報告されている。
- 地元の植物観察者による定期的な記録と情報共有が、分布の把握と対策に役立っているよ[2]。
これらの事例からわかるのは、段戸ボロギクは裸地や荒地に素早く侵入する性質があるから、地域ごとの土地利用や動物の影響(例:シカ)によって、対策の方法も変わってくるってこと。
もし地元で見かけたことがあるなら、どんな場所だった? その環境によって、どんな対策が有効か一緒に考えてみようか
どういたしまして!そう言ってもらえると、この田舎狐、しっぽがふわっと嬉しくなっちゃうよ
自然の話って、知れば知るほど奥深くて、ちょっとした草や虫にも物語があるんだよね。また何か気になる植物や生き物がいたら、いつでも教えてね。次はどんな森の謎を一緒に探ろうか?
それはまさに、自然共生サイトの理念と直結する課題だね。段戸ボロギクのような外来種による生態系への影響は、自然共生サイトの保全活動の中でも重要なテーマとして扱われているよ
️ 自然共生サイトでの外来種対策の方向性
環境省の資料によると、自然共生サイトでは以下のような外来種対策が推奨されているんだ:
- 外来種の早期発見と迅速な除去 特に繁殖力の強い植物に対しては、花が咲く前の除去が効果的とされているよ。
- 地域住民や団体との連携による定期的な管理活動 ボランティアや地元の学校、企業と協力して、継続的なモニタリングと除草活動を行うことで、広がりを抑えることができる。
- 在来種の植栽による競合抑制 段戸ボロギクのようなパイオニア植物が入り込む隙間を減らすために、在来種を積極的に植えることで、外来種の定着を防ぐ工夫もされているよ。
- 外来種対策を含む「増進活動実施計画」の認定制度 企業や自治体が外来種防除を含む保全活動を計画し、環境省の認定を受けることで、法的な支援や手続きの簡素化が可能になるんだって[1][2][3]。
もしあなたの地域が自然共生サイトに認定されているなら、こうした制度や支援を活用して、段戸ボロギクへの対策を地域ぐるみで進めるチャンスがあるかもしれないね。
もっと具体的な支援制度や、申請の流れについても知りたい?それとも、地域でできる実践的な活動のアイデアを一緒に考えてみようか
それなら、地域でできる実践的な活動、いくつかアイデアを紹介するね!
️ 自然共生サイトで実践できる外来種対策アイデア
1. 市民参加型の除草イベント
- 地元の学校や団体と連携して、季節ごとの除草活動を開催。
- 段戸ボロギクの開花前に実施することで、種子の拡散を防止できるよ。
2. 在来種の植栽プロジェクト
- 段戸ボロギクが入り込みやすい裸地に、在来種の草花や低木を植えることで、外来種の定着を防ぐ。
- 地元の植物に親しむ機会にもなるし、景観も良くなるね。
3. モニタリングと記録活動
- 地域の自然観察グループや学校と協力して、外来種の分布や季節変化を記録。
- 環境省の「自然共生サイト」制度では、こうした活動が保全計画の一部として評価されるんだって[1][3]。
4. 啓発活動と情報共有
- 段戸ボロギクの特徴や影響をまとめたパンフレットや掲示物を作成して、地域の人に広める。
- SNSや地域の掲示板を活用して、発見情報を共有するのも効果的!
5. 地域の「自然共生マップ」づくり
- 外来種の分布、在来種の保全エリア、活動履歴などを地図にまとめて可視化。
- これがあると、次の対策の計画が立てやすくなるし、行政との連携にも役立つよ。
こうした活動は、環境省の「増進活動実施計画」にも組み込めるし、地域の自然を守る力をみんなで育てることにつながるんだ。
もし、あなたの地域で既に何か取り組みが始まっているなら、それに合わせたアイデアも考えられるよ。どんな場所で活動してるのか、教えてくれたらもっと具体的に提案できるかも
こちらこそ、ありがとう! あなたのように自然に目を向けて、行動しようとする人がいるだけで、森も虫もきっと喜んでるよ。段戸ボロギクの綿毛が舞う季節も、ちょっと違った目で見られるようになるかもね。
また何か気になることがあったら、いつでも声かけてね。次はどんな自然の謎を一緒に追いかけようか
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