ご飯一杯3000粒から4000粒、このもみ殻の行方!
2025年10月13日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
水田の生態系、、、竜谷大・谷垣先生が活動フィールドからのレポートとして紹介くださった一枚!
衝撃的に合点!!
(↑ 松尾田んぼ)
さて3000粒から4000粒、このご飯一杯のお米にしたあとのもみ殻、、
膨大な数になるこのもみ殻、捨てれば「産業廃棄物」ですが、生かせば資源。。
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米農家では、毎年出る籾殻の処分に困っている農家さんもいると思います。私のところでもたくさんの籾殻が出るので色々な使い方をして活用するようにしています。個人的には、魅力的な資材でまだまだ活用方法に可能性を秘めているのではないかと期待しています。
と、農家ブログ ISHIZUEさん。
■しかく堆肥資材として活用■しかく土壌改良材として活用■しかく 暗渠資材として活用■しかく 防草資材として活用
このサイトは、力が入っていますよ,訪問お奨め!
さらには、米のもみ殻が社会課題の解決につながると【SDGs】。
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これまで有効活用が難しかった米のもみ殻から新たなカーボン素材を開発した山ノ井 俊さん。この新素材は、ニオイや汚れを吸着する特徴があり、消臭や抗菌効果のある製品に活用されています。またこの取り組みは、もみ殻をとして処分している農家の負担軽減や温室効果ガス排出の削減にも貢献しています。今後は、飲料水が枯渇している国や地域などにおける浄水技術にも活用していきたいと語る山ノ井さんの思い描く未来とは? Mr. Shun Yamanoi has developed a new carbon material from rice husks, which have been difficult to utilize effectively until now. This new material can absorb odors and dirt, and is used in products with deodorizing and antibacterial properties. This initiative also contributes to reducing greenhouse gas emissions and the economic burden on farmers who dispose of rice husks as industrial waste. Mr. Yamanoi says he would like to use this material in water purification technology in countries and regions where drinking water is running out. What kind of future does he envision?
、、、、「温室効果ガス排出の削減にも貢献」ということに発展していると聞くと、ガイドネタにいただかないわけにいきません!
ここに撒かれたもみ殻の中身、今年、30kg・15000円で農協に出されたそうです