4月 2017
Japanese bird cherry
2017年4月30日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
「上溝桜」と漢字表記
「ウワミズザクラ」が標準和名
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溝がミズ、なんやねんそれわけがわからん!とぶつぶつの多い木ですが、方言も多い木で、それを読むとそんなどころではなくなります。
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『ウワミゾ、ウワミズ、アハカ、ハハカ、ハハカノキ、ハハカキ、アハカラ、コンゴウザクラ、ミズザクラ、ミズミ、ミズメ、ミズメザクラ、メズラ、メクラホシゴ、メクラ、ネズミザクラ、ヨグソザクラ、ホンゴウザクラ、コンゴウノキ、コンゴ、ゴンゴノキ、コンゴシ、ココノキ、クロコボ、クロンボ、アカキ、アカクモ、アミソメ、イソザクラ、コメザクラ、アメサクラ、コネサクラ、クソザクラ、ナデンザクラ、ゴテンザクラ、アヤザクラ、カンバザクラ、ウバザクラ、ツチザクラ、ヘッピリザクラ、シウリ、ナナカマド、ヤマスモモ、ツブヤキ、エチゴブナ、マンニンゴ(アンニンゴのことか?)、ホエフト、ホエブトザクラ。(上原敬二著 樹木大図説II より引用。岩井淳治さん)』
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IMG_4765うわみぞ
ヘッピリザクラにヨグソザクラに、クソザクラ、なんなんでしょう、この方は!
ちなみに、英語では、Japanese bird cherry 鳥が大好きな実を付ける花 というのだそうです。
上世屋の一本山梨
2017年4月29日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
「♪夕月淡く(りか・梨花)白く 春宵花の香をこめて♪」
ちなみにこの句は某大学の寮歌の一節、寮歌は4番まで以下のように続きます。
1.夕月淡く梨花(りか)白く 春宵(しゅんしょう)花の香(か)をこめて
都塵治(とじんおさ)まる一時(ひととき)や 眉(まゆ)若き子等相集(らあいつど)い
希望の光を一(いつ)にして
厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり 厚き四年(よとせ)を契(ちぎ)りたり
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2.柴扉(さいひ)を排せば暁に 君は川流(せんりゅう)我は薪(まき)
他郷憂(たきょうう)しと云うなかれ 椎(しい)の葉蔭(かげ)に相倚りて
手をとり友と語らえば
春は四年に尽きぬべし 春は四年に尽きぬべし
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3.秋陽落ちて野は寒く たどる帰り路(じ)暗くとも
我待つ寮の灯(ひ)は赤く 朔風(さくふう)天にどよむとも
来(く)る日思えばあかあかと
希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や 希望は燃ゆる胸の灯(ひ)や
IMG_4666つき
4.学びの道は遠けれど 暮るるに早き春の日や
春風秋雨巡(めぐ)り来て 今此の丘を去らんとす
ああ我が友よ我が丘よ
いつかえりみん想い出ぞ いつかえりみん想い出ぞ
※(注記)作詞/作曲:不詳
(りか)とは梨花、ナシの花が山に咲くものだと知ったのは上世屋に赴任してのこと、そうかぁ、これが「梨花・りか」かぁ!とおもったものです。
上世屋の一本山梨、何年たっても、若い頃を思い出させる木です。
俳句のユネスコ無形文化遺産登録運動、な、そうだろうがぁ!
2017年4月26日 in トピックス, 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
やはり野におけすみれそうといいますが、俳句もそう。
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俳句たちに聞くと最適地はここ、ここにおいてくれ、というのです。
さて、俳句をめぐってはこんな話が話題になっています。
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俳句4団体と関係自治体の代表らが26日、東京・日本記者クラブで記者会見し、「俳句」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録に向けた推進協議会を4月24日に立ち上げることで合意したと発表した。日本発祥の短詩型文学として「人類が保全すべき文化的価値を持つ」との立場から実現を目指す。 会見に出席した国際俳句交流協会の有馬朗人会長は「短く、自然と共生する文学として世界に共感者が増えることで、意思疎通でき、世界平和にもつながる」と運動の意義を訴えた。三重県伊賀市の岡本栄市長は松尾芭蕉の生地という立場から「俳句を誇るべきものととして世界に広める責務を負っている」と強調した。(2017年01月26日-18:26
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そして、ここのいいところは、ここでなければならないのはめぐっているうちに、俳句を詠みたくなる、つまり客体を主体に変える何かがあるということ。里山が生きた「歳時記」だからなのでしょう。著名な俳人を輩出した地だから、というのでなく、日本の里100こそ、俳句の聖地。
うっそぉーと思う人は、ぜひご連絡ください。
案内します。
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ジオパーク編入とか、橋立を世界遺産にとか、まあそれはそれ、わたしはこの俳句のユネスコ無形文化遺産登録運動を応援しますよと、M市の知人に話したところ、うちもある方からきょうりょくしてやってくれと依頼があったので考えいると。で、その「ある方」とはどなたですと尋ねたら、「与謝野蕪村」さんだとか!、、、、、まあ、そういうことです。
世屋のヤマフジ開花!
2017年4月26日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
世屋の谷でヤマフジが咲き始めました。
ヤマフジの生育地は西日本。なので、上世屋のヤマフジは、その生育地の東の端を示すもので貴重なのだそうです。
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色目も高貴なら、香りも高い、一級の花です。
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「「藤」の字の世界に嵌って20年余りの著者が贈る、まさに「藤」づくしの本! 名字、名前、地名にとどまらず、駅名、神社、お城まで、とことん網羅! 思わず、「えっ、こんな字があったの?」「知らなかった」と思うこと間違いなし。ちょっとした雑学として、居酒屋でカフェで「ねえ、これ知ってた?」なんて、思わず言いたくなる1冊です。「藤」への愛がつまっています! ! 」というのが売りの「全国1000万人の「藤」の字の世界」という本まで出ているそうですが、競って身にまとったり地名や人名にいただいたりした気持ちが想像できます。
さて、25日は籠神社の春祭り。
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この本の中にも、藤の花を神花とするこの神社のこと、紹介されているのでしょうね。
丹後王国の「国花」〜おおいわかがみ〜
2017年4月25日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
陽か陰かといえば陰、表か裏かといえば裏、表か奥かと言えば奥、なんとなくパッとしないイメージの言葉をつけられて、実際に弁当忘れても傘忘れるなという気候も合わせて、じめっぽいなあと思うこともあるのですが、そんな地域に住んでいてよかったぁと思えるのが、春にこの花に出会えること。
おおいわかがみ!裏日本特有のの多雪地帯に適応した植物です。
丹後王国の「国花」だよ、あんたは!
杉山林道にも花と芽吹きが・・・
2017年4月24日 in 上宮津・杉山ガイド部会, 山, 歩く・ガイドウオーク・トレッキング by matsumoto | No comments
青い空の季節
2017年4月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
ヤマブキ
2017年4月23日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
世の中を騒がしている三億八千万円強奪事件。金の買い付け資金だったそうですね。
テレビが見せる金塊の山は、こんな色をしていました。
山吹色
「JISの色彩規格では「あざやかな赤みの黄」としている。一般に、バラ科ヤマブキの花のような赤みを帯びた黄色を表す伝統色名。平安時代から使われてきた。古くは黄色を表す言葉であり、また大判、小判など金の色を山吹色とも表現する。花山吹として襲かさねの色目いろめの名になっており、表は朽葉色、裏は山吹色など。晩春に咲き誇る花の色は美しい。」とコトバンク。
このヤマブキ、上世屋の入り口で迎えてくれています。
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庶民は、花を見て気分だけでもリッチになりましょうか!
山吹そのものから黄金色の染め物はできなくて、タマネギの皮、古いところではクチナシの実を使うのだそうです。
お茶していきませんか、里山ビューを楽しめるすてきなポイントで!
2017年4月21日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
チューリップで一気にフラワーアップ、花美世屋の春!
2017年4月21日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments