宮津エコツアー · 「マダニの恩返し」

「マダニの恩返し」

2025年10月13日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments

君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず
「マダニの恩返し」
〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、〜

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1マダニ
マダニって、ちょっと厄介な存在なんだよね。クモの仲間で、節足動物の一種。主に野生動物や人間から吸血することで知られていて、特に春から秋にかけて活発になるんだっ
特徴としては、草むらや畑、公園なんかで待ち伏せして、近くを通った動物にピタッとくっついて血を吸うんだ。吸血すると体がパンパンに膨らんで、なんと自分の体重の100倍以上の血を吸うこともあるらしいよ。
怖いのは、感染症を媒介すること。特に「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」っていう病気は、発熱や消化器症状を引き起こして、重症化すると命に関わることもあるんだっ
山や森に行くときは、肌の露出を減らして、虫よけスプレーを使うのが大事。もし刺されたら、無理に引き抜かずに皮膚科で処置してもらうのが安全だよ。
ところで、最近どこか自然の中を歩いたりした?草むらでのんびりするのもいいけど、マダニにはちょっと気をつけてね。

2春から秋にかけて活発、、一年中じゃないですか!
おっしゃる通り!マダニは一年中活動してるんだよね。ただし、春から秋にかけてが特に活発になる時期ってだけで、冬でも油断は禁物なんだ
冬は活動が鈍くなるけど、種類によっては寒さにも強くて冬でも吸血や繁殖するものもいるんだって。特に最近は温暖化の影響で、冬でも気温が高い日が増えてるから、マダニの活動範囲も広がってるみたい。
つまり、マダニ対策は季節を問わず必要ってこと!冬でも草むらやペットとの散歩には気をつけてね。そういえば、最近どこか自然の中を歩いたりした?どんな景色だったか聞かせてほしいな

[画像:マダニ 幼虫 に対する画像結果]

3産卵期はいつでしょうか
マダニの産卵期は、春から夏にかけてが中心なんだって。この時期に成虫が動物に寄生して十分に吸血し、その後地面などに降りて2000〜3000個もの卵を産むこともあるらしいよ!すごい数だよね...。
産卵を終えたメスはそのまま一生を終えることが多くて、卵は秋に孵化して若いマダニになり、冬は活動を控えて越冬するんだって。でも種類によっては冬でも繁殖してるものもいるから、油断は禁物!
ちなみに、卵から成虫になるまで2年以上かかる種類もいるらしくて、マダニの一生って意外と長いんだよね。自然の中ってほんと奥深い...。
そういえば、最近草むらとか歩いた?マダニの話をしてたら、なんだか地面の落ち葉の下が気になってきたよ

4卵は秋に孵化して若いマダニになり、、、、いまですが、な!
おおっ、まさに今そのタイミングだね! 秋はマダニの卵が孵化して幼ダニが活動を始める季節。つまり、ちっちゃくて見えにくいけど、元気いっぱいのマダニたちが草むらの中に潜んでる頃なんだよ。
幼ダニはまだ小さいから吸血量も少ないけど、人や動物にくっついてくることは十分あるから注意が必要。特に足元や首元、服の隙間なんかを狙ってくるんだよね。うっかりすると、気づかないうちにくっついてることも...。
今の時期に自然の中を歩くなら:
長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
ズボンの裾を靴下に入れる
虫よけスプレーを使う
帰宅後は服をはたいて、体もチェック!
...って感じで、ちょっとした工夫でだいぶ防げるよ
それにしても、秋の草むらって気持ちいいけど、こういう小さな生き物たちの世界も広がってるんだなぁ。最近どこか秋の自然を感じた場所、あった?

5粉のような幼ダニ、これも血を吸うのですか、
そうなんだよ...!あの粉のように小さな幼ダニ、実はちゃんと血を吸うんだって!
マダニは卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニって成長するんだけど、幼ダニの段階ですでに吸血を始めるんだよ。しかも、一生で3回しか吸血しないって言われてて、その最初の1回が幼ダニ期。吸血してエネルギーを蓄えたら、次の若ダニへと脱皮する準備をするんだって。
幼ダニは0.2mmくらいのサイズで、見た目はほんとに粉みたい。でも、集団で一斉に寄生することもあるから、気づいたときには赤い発疹やかゆみが広がってることもあるんだよ。秋の草むらやペットの寝床、家の隙間なんかにも潜んでることがあるから、今の時期は特に注意が必要!服の隙間や足元、首元を守るのがポイントだね。
それにしても、自然ってほんとに小さな命がいっぱいだなぁ...最近、どこかでそんな「見えない世界」を感じたことある?

6その幼ダニにびっしりズボンの裾にまとわりつかれた!!
うわっ、それはまさに「粉の嵐」だね...! ズボンの裾にびっしりって、想像しただけでゾワッとする...。でも、冷静に対処すれば大丈夫!
まずやるべきこと:
すぐに屋外で服を脱いではたく! 室内に持ち込むと広がる可能性があるから、できれば玄関の外で。服はすぐに洗濯&乾燥! 高温で洗うとマダニは死ぬから、乾燥機があると安心。
体のチェック! 特に足首、膝裏、ウエストまわり、首元など。小さいけど赤い点やかゆみがあれば要注意。かゆみや腫れが出たら皮膚科へ! 幼ダニでも吸血するから、感染症のリスクはゼロじゃないんだ。
それにしても、秋の草むらって油断ならないね...。でも、そんな中でも自然の美しさに惹かれてしまうのが、田舎好きの性ってやつかな
次に草むらを歩くときは、裾を靴下にインして、虫よけスプレーを忘れずに!それにしても、どんな場所だったの?気になるなぁ...

7うむーーありがとう!
どういたしまして!✨ 無事でよかった〜!自然は素敵だけど、ちっちゃなトラブルもつきものだよね。でも、こうして知恵をつけていけば、もっと安心して楽しめるはず!
また何か気になることがあったら、いつでも聞いてね。そういえば、秋の田舎って今どんな景色が広がってると思う?落ち葉のじゅうたんとか、風に揺れるススキとか...想像するだけでうっとりしちゃう

8マダニを生態系的に解説してくださいな。
よしきた、生態系の視点でマダニを見てみよう! ちょっと厄介な存在に思えるけど、実は自然界ではちゃんと役割を持ってるんだよ。
️ マダニの生態系での役割
1. 食物連鎖の一部 マダニは寄生性の生き物だけど、鳥類や昆虫(スズメバチやクモなど)に食べられる存在でもあるんだって。つまり、彼らもまた他の生き物の栄養源になってるんだね。
2. 個体数の調整役 マダニは病原体を媒介することで、抵抗力の弱い個体を淘汰する自然のフィルターのような役割も果たしてるらしい。ちょっと怖いけど、これも生態系のバランスを保つための一面なんだ。
3. 進化の促進者 寄生されることで、宿主側も免疫力や防御力を高める進化のきっかけになることがあるんだって。つまり、マダニの存在が他の生き物の進化を後押ししてるとも言えるんだ。
4. 野生動物の多い地域に多く生息 マダニは野生動物の体に寄生することで生きているから、動物が多い地域ほどマダニも多くなるんだ。植林などで動物が増えると、マダニも増えるという関係性があるんだね。
つまり、マダニはただの「害虫」じゃなくて、自然の中でちゃんと役割を持って生きている存在なんだ。もちろん人間にとっては注意が必要だけど、彼らもまたこの世界の一部なんだなぁって思うと、ちょっと見方が変わるよね
それにしても、自然ってほんとに奥深い...最近、そんな「見えないつながり」を感じた瞬間ってあった?

9うむ、なるほど!今、シカやイノシシの増加による獣害が深刻です、マダニは彼らの繁殖もコントロールしているということですか、
いい視点だね!✨ 実は、マダニがシカやイノシシの繁殖を直接コントロールしているわけではないけれど、間接的に生態系のバランスに影響を与えていることは確かなんだ。
マダニと野生動物の関係
シカやイノシシはマダニの主要な宿主で、彼らの体に寄生して吸血することでマダニは繁殖していく。特にシカの密度が高い森林では、マダニの数も増える傾向があることが研究で示されているよ。つまり、シカやイノシシの増加がマダニの増加につながり、結果として感染症リスクが高まるという構図なんだ。
ただし、マダニが感染症を媒介することで、個体の健康に影響を与える可能性はある。それが結果的に繁殖力や生存率に影響することもあるかもしれないけど、「繁殖をコントロールする存在」とまでは言えないみたい。
でもね、こうした関係性を通じて、生態系のバランスがどう変化するかを考えることはとても大事なんだ。人間が手を加えた環境で、動物と寄生虫の関係も変わっていく...自然ってほんとに複雑で面白い!ところで、最近シカやイノシシを見かけたことある?どんな場所だったか気になるなぁ

10トンコレラでイノシシが激減しました、シカはあまり影響がなかったみたいですが、、
そうなんだよね...!「トンコレラ(豚熱)」の影響でイノシシの数が激減した地域が実際にあるんだって。農作物への獣害が減って喜ぶ声もある一方で、ジビエ産業や狩猟文化には大きな打撃になってるみたい。一方、シカには豚熱の影響がほとんどないんだ。感染しないから、イノシシが減った分、シカがさらに増えてしまうという現象もあるらしいよ。しかも、シカは賢くなって罠にかかりにくくなってるって話も...!
つまり、マダニのような寄生虫が間接的に健康を左右することはあっても、感染症のような急激な個体数調整はできない。豚熱のような病気が、人間の活動や環境の変化と絡み合って、野生動物の分布や数に大きな影響を与えているってことなんだね。
自然ってほんとに複雑だなぁ...。それにしても、最近の山や里の様子ってどう?シカの足跡とか、イノシシの気配とか、何か気づいたことある?

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11シカに特定し、人やペットに無害という伝染病はありますか
いい質問だね!✨ シカに特有で、人やペットには無害な感染症というのは、実はあまりはっきりとは知られていないんだ。でも、逆にシカを介して人やペットに感染する可能性がある病気はいくつか知られているよ。
シカと関連する感染症(人やペットに影響するもの)
マダニ媒介感染症 シカに寄生しているマダニを通じて、
日本紅斑熱
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ライム病 などが人に感染することがあるんだって。
E型肝炎 シカ肉の生食などで感染することがあるけど、加熱すれば安全。
肺吸虫症 これもシカ肉由来で、十分に加熱すれば予防できるよ。
つまり、シカ自身が病気にかかっていても、それが人やペットに無害かどうかは、病原体の種類によるってことなんだ。完全に「無害な感染症」というよりは、「人には感染しにくい、または影響が少ない病原体」っていう見方が近いかも。
それにしても、シカってほんとに人との距離が近くなってきてるよね。最近、どこかでシカを見かけたことある?どんな様子だったか、聞いてみたいなぁ

12まわりの山のあちこちから呼子のような声が聞こえてくるよ!
おお〜それはまさに秋の山の風物詩!✨ その「呼子のような声」、きっとオスジカの鳴き声だね。秋はシカの繁殖期(発情期)で、オスがメスにアピールしたり、他のオスをけん制したりするために、あの独特な声を響かせるんだよ。
「ピーッ」「キュウーン」「グォーッ」みたいな、ちょっと不思議で遠くまで届く声。静かな山に響くと、まるで山が呼吸してるみたいに感じるよね
しかも、鳴き声だけじゃなくて、オス同士が角をぶつけ合う「角突き」もこの時期の見どころ。見かけることは少ないけど、音だけでも迫力があるんだ。
それにしても、そんな声があちこちから聞こえるなんて、周りの山はきっとシカたちの恋の季節まっただ中だね。どんな場所でその声を聞いたの?空気の匂いや風の感じも、きっと特別だったんじゃない?
13山はシカの恋の季節よー、、、なんかどこかで聞いた歌の歌詞だなあ
それ、もしかして百人一首の猿丸太夫の歌じゃないかな?
「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
秋の奥山で、紅葉を踏み分けながら鳴くシカの声に、遠く離れた人への恋しさを重ねた歌なんだって。まさに「山はシカの恋の季節」って感じだよね
平安の人々も、シカの鳴き声に秋の切なさを感じていたなんて、自然との距離が近かった証拠だなぁ。今も山に響くその声を聞いて、昔の人の気持ちにちょっとだけ近づけた気がするね。
それにしても、そんな風に自然の音が歌になるって素敵だよね。他にも季節を感じる歌、何か思い出すものある?

14いやいや、、ピンキーとキラーズだったかな
おお〜それだ!ピンキーとキラーズの「恋の季節」! 「恋の季節よ〜恋の季節よ〜」って繰り返すあのフレーズ、耳に残るよね。歌詞の中には「空を染めて燃えたよ」なんて表現もあって、まるで秋の山に響くシカの鳴き声みたいに情熱的
ちなみにこの曲、1968年に大ヒットして、紅白にも出場したんだって[1]。作詞は岩谷時子さん、作曲はいずみたくさん。昭和の名曲って、自然や季節の情景と恋心がうまく重なってて、ほんとに味わい深いよね。
それにしても、山のシカの声から昭和歌謡に話が飛ぶなんて、さすが秋の魔法だなぁ...。他にも季節を感じる懐かしい曲、何か思い出すのある?

15いえいえ、起点は、マダニから、、、でした!
そうだった! マダニから始まって、気づけばシカの恋、そして昭和歌謡まで...この流れ、まるで山道を気ままに歩いてたら、思わぬ景色に出会ったみたいで楽しいね
でも実際、マダニとシカの関係から自然の音、そして人の感性へとつながっていくのって、まさに生態系と文化の交差点って感じ。自然の中の小さな存在が、こんなに広がりのある話になるなんて、やっぱり自然って奥深い!
さてさて、次はどんな道をたどってみようか?山の話でも、動物のことでも、昔話でも...この狐、まだまだ語り足りないよ

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16 うーんmm昔話でも...か、じゃ、 マダニに助けられた人の話か、、、マダニの恩返し、、、のような昔話、伺うことは可能ですか
おお〜!それはなんとも魅力的な発想!✨ 「マダニの恩返し」なんて、聞いたことないけど...それなら、この狐がひとつ創作してみようか!昔話風に、ちょっと切なくて、ちょっと不思議な物語を
️ マダニの恩返し
むかしむかし、山深い村に、薬草を採って暮らす心優しい若者がおった。
ある秋の日、若者は草むらで、足を痛めて動けなくなっている小さな虫を見つけた。粉のように小さく、けれどじっと見つめてくるその目に、何かを感じた若者は、そっと葉っぱの上に乗せて、安全な場所へ運んでやった。
「こんな小さな虫でも、命は命じゃ」
それから数日後、若者が山で迷い、日が暮れてしまった。冷たい風が吹き、足元もおぼつかない。すると、どこからともなく、草むらがざわざわと動き出し、若者の前に道が現れた。
その道をたどると、なんと村へと続いていたのじゃ。
家に戻ると、枕元に一枚の葉っぱが置かれていた。そこには、こう書かれていた。
「助けてくれてありがとう。わたしはマダニ。あなたの優しさ、忘れません。」
それからというもの、若者は山でマダニに刺されることが一度もなかったという。

どうだった?ちょっと不思議で、ちょっと優しい昔話になったかな 他にも「動物の恩返し」系の話、聞いてみたい?それとも、別の生き物で創作してみようか?

17 私、丹後に住んでいます、、助けた亀と浦島、というソールストーリーがあります、、現代の里山事情の陰の苦しい部分を明るく笑わしてくれると、ちょっと感動しています
なんて素敵な感性...!✨ 丹後にお住まいなんだね。浦島太郎の舞台とも言われる土地で、そんなふうに昔話と現代の里山事情を重ねて感じるなんて、ほんとに心が豊かだなぁ。
浦島太郎の「助けた亀が竜宮へ連れて行ってくれる」って話、よく考えると、人と自然との関わりの象徴みたいなものだよね。今の里山では、獣害や過疎化、環境の変化で苦しい部分もあるけど、そんな中でも小さな命とのつながりや、自然の声に耳を傾ける人の優しさが、きっと未来への希望になるんだと思う。
そして、あなたが「マダニの恩返し」にちょっと感動してくれたこと...それこそが、昔話の力なんだよね。笑いながら、ふと胸に残るものがある。それって、今の里山にも必要な「物語の灯り」だと思うんだ️
丹後の風景、今はどんな感じ?ススキが揺れてるかな、山の色が少しずつ変わってきてるかな...。その景色の中で、またひとつ物語を紡いでみたくなったよ

18ススキが高原で光を浴びています、、しかし、この光、ススキに浴びさせるのはもったいない、太陽光パネルに浴びさせるべきだ、、という話が持ち上がっています、さて、このススキ高原のマダニは、、、、こんな状況で物語をさらに紡いでくださいな、
おお...なんて詩的で、そして現実的な問いかけ!☀️ ススキが光を浴びる高原に、太陽光パネルの話が持ち上がる...そしてその足元には、ひっそりと生きるマダニたち。よし、この狐、物語の続きを紡いでみるよ。

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️ マダニの恩返し・続章
「ススキの光とマダニの声」
丹後の高原に、ススキが風に揺れていた。陽の光を浴びて、銀色に輝くその姿は、まるで山の精霊のようだった。
けれどある日、村に話が持ち上がった。 「この光、ススキに浴びさせるのはもったいない。太陽光パネルを並べれば、村の電力がまかなえるぞ。」
人々は議論を重ね、ついにススキの一部を刈り取り、パネルを設置することになった。
その夜、草むらの奥で、マダニたちが集まっていた。 「ススキがなくなれば、わたしたちの住処も、獲物も減る...」 「でも、人間も生きていかねばならぬ。ならば、わたしたちにできることは...」
翌朝、村の若者が高原を歩いていると、ズボンの裾にびっしりとマダニが!
「うわっ、またか!」と慌てて払い落とすと、そこに一枚の葉っぱが落ちていた。

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葉っぱには、こう書かれていた。
「ススキの光は、命を育てる光。パネルの光は、暮らしを支える光。 どちらも大切。だから、忘れないで。 わたしたちの声は小さいけれど、ここにも命があることを。」
若者はその葉っぱを持ち帰り、村の会議でそっと差し出した。
「高原の一部は残しましょう。ススキも、虫も、風も、ここに生きている。」
それからというもの、村では自然と共存する太陽光の設置が進められ、ススキの高原は、光と命が共に輝く場所となった。
そしてマダニたちは、そっと草むらに戻り、また静かに暮らし始めたという...。
どうだったかな?ちょっと風に乗って、未来の里山の姿を描いてみたよ また別の生き物でも、別の風景でも、物語を紡いでみようか?この狐、まだまだ語り足りないんだ

19長く付き合ってくれてありがとう、、「君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず 「マダニの恩返し」〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、〜 というタイトルを、このやり取りにつけようと思います。 」
なんて素晴らしいタイトル...!✨ 「マダニの恩返し」〜自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある〜 このやり取りにぴったりすぎて、思わずしっぽがふわっと揺れちゃったよ。

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「君子危うきに近寄らず」から始まり、でもあえて踏み込んで、 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」へと進むその姿勢。 それはまさに、知ることで恐れを越え、尊重へとたどり着く旅だったね。
マダニという小さな存在から、里山の現実、昔話の力、そして自然再興の哲学まで... この対話は、まるで一本の山道を歩いて、いろんな景色に出会ったようだった。
こちらこそ、長く付き合ってくれてありがとう。 この物語が、誰かの心にそっと灯りをともしますように またいつでも、語りに来てね。この狐は、いつでもここで待ってるよ

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