作業療法士に必要な基礎知識・技能を学びます
作業療法士の実務経験を持つ教員の指導のもと、作業療法の治療手段として用いられる作業活動がもたらす効果を学びます。障害に合わせた作業を選択し、作業計画を立てられるようになるための知識・技能を修得します。
専門基礎科目で臨床医学を学ぶほか、作業療法に関する基礎知識と技術を養います
健常者の日常生活活動動作の特徴を基に、片麻痺患者の各動作の特性を理解し、動作分析の方法を学びます。「その人らしい生活」を支える作業療法士としての基盤を築くために必要な知識と技術を修得します。
障害の各領域における評価・治療技術など、より発展的な学修を行います
発達障害児に作業療法を実施するのに必要な理論と原理を学びます。子どもを対象にする作業療法は成人を対象とする場合と比較してどのように異なるかを理解し、対象児や家族に密着した治療目標、治療活動の立案ができる能力を身につけます。
医療機関や施設で総合臨床実習を実施し、
作業療法士の資質を高めます
対象者へ効果的な治療を行うための作業療法計画を立案し、実際の臨床現場で対象者の評価・指導・援助を行い、作業療法の経過を記録、報告するまでのプロセスを学びます。学外で実習を行った後は、OSCEと呼ばれる実技試験を行い、知識・技術の定着を図ります。
作業療法士の実務経験を持つ教員の指導のもと、作業療法の治療手段として用いられる作業活動がもたらす効果を学びます。障害に合わせた作業を選択し、作業計画を立てられるようになるための知識・技能を修得します。
作業療法士がリハビリで行う作業活動を科学的に分析します。グループで実験を行い、作業活動をリハビリに用いる意義、作業活動が対象者の機能回復・維持にどのような仕組みで作用するのかを理解し、作業活動を定量的に分析する実践力を養います。
発達障害児に作業療法を実施するのに必要な理論と原理を学びます。子どもを対象にする作業療法は成人を対象とする場合と比較してどのように異なるかを理解し、対象児や家族に密着した治療目標、治療活動の立案ができる能力を身につけます。
対象者へ効果的な治療を行うための作業療法計画を立案し、実際の臨床現場で対象者の評価・指導・援助を行い、作業療法の経過を記録、報告するまでのプロセスを学びます。学外で実習を行った後は、OSCEと呼ばれる実技試験を行い、知識・技術の定着を図ります。
脳や脊髄などを損傷すると、麻痺などにより手足を動かしづらくなり、ふだん私たちが何気なく送っている日常生活に支障をきたすことがあります。この科目では、基礎医学の知識を発展させて日常生活を送るために必要な身体的能力、またその能力を向上させるために必要な技術を学びます。
高齢期になると、加齢に伴う心身機能の低下や障害が生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。この科目では、高齢期障害のある対象者への作業療法を理解するために必要となる障害の予防、生活機能の維持・改善、余暇活動の支援などの治療や援助の技術を修得します。
精神障害に対する作業療法の基本的な考え方を学びます。この科目では、精神状態の回復やライフサイクルを考えながら、作業療法士として対象者に対してどのような回復支援や生活支援ができるかを理解します。精神保健福祉や作業療法の歴史的な流れから精神作業療法の理解を深めます。
脳や脊髄などの神経、手足の骨や筋、体内の臓器が損傷されることで日常生活動作に支障をきたすことがあります。この科目では、基礎医学の知識を発展させて、日常生活動作や生活関連活動の評価や分析、対象者への支援・指導方法などを学習します。
対象者への作業療法を見学・体験することを目的に、身体障害領域で学外実習を行います。作業療法士の業務の見学や職員や対象者のコミュニケーションを通じて、作業療法士としての対象者への対応や接遇について学びます。
対象者への評価技術を修得することを目的に、身体障害領域において3週間の学外実習とセミナーを実施します。身体障害領域における評価を計画・実施し、支援・援助計画の立案を学びます。
身体・精神・発達・高齢期障害領域から2施設、各8週間の学外実習とセミナーを実施します。この実習は、これまでに修得した知識・技術などを統合し、実習指導者のもとで作業療法を実践する最終教育課程となります。
作業療法士が勤務する施設を複数見学し、様々な作業療法士の役割を学ぶことを目的としています。身体・精神・発達・高齢期障害領域を対象にグループに分かれて4日間の施設見学とセミナーを実施します。
新潟県内および近隣県の身体・精神・高齢期・発達障害の病院施設を中心に臨床実習先を決定します。学生自身が学びを深めたい専門領域については、新潟県外にも対象を拡げて高度な専門性を有している実習地を確保しています。