救急救命士に必要な基礎医学全般の学修を
もとに、救急現場活動を学びます
あらゆる症例に対して迅速かつ的確な処置を行うスキルを養うために、実際の救急現場を想定した実習を行います。基本実習を通じて、傷病者の観察・評価の方法を実践的に学び、救急救命活動の基礎的な技術を身につけます。
臨床医学領域の専門的事項を学び、発展的、
高次の救急救命活動を学修します
これまでに学修した内容をもとに、救急現場を想定した状況下における傷病者の観察・評価、救急処置・医療機関との連携・搬送、引き継ぎまでの一連の流れを学び、実践できる技術を修得します。
救急救命士が働く消防・医療施設における臨床現場での臨地実習を実施します
救命救急センターなどの医療機関において、4週間の実習を行います。傷病者を受け入れ側から見ることにより、救急救命士が行うべき受入要請や、観察結果から導く判断や処置などの重要性を理解し、適切に行うための方法について学びます。
活躍の幅を広げる能力を身につける科目を配置
救急救命士に必要な教養を身につけます
希望する研究テーマに応じた6〜7名程度のゼミを構成し、担当教員の助言をもとに、学生が主体となってゼミ活動を行います。研究計画に添って必要な情報や資料を収集・整理し、その結果に基づいて卒業論文を作成します。
救急救命士は、救急現場において、恐怖や不安などの感情を持つ傷病者や周囲の人々から、的確な情報の収集や伝達が求められます。そのためには短時間で信頼関係を築くための高いコミュニケーション力が必要です。この科目では、高齢者や小児およびその家族を対象として、救急救命活動時に必要なコミュニケーション技術を身につけます。
災害の発生予測は困難ですが、生命を守るためには日常における防災の取り組みが重要となります。この科目では、防災士資格の取得に向けて、過去の自然災害を事例に、防災対策や避難行動、避難所運営などについて学び、災害発生時に的確な行動に移すための必要な知識を身につけます。
消防機関において、救急車に同乗して実際の救急出動に同行します。救急救命士の活動を実際に間近で見ることにより、講義や学内実習などで身につけた知識と技術をさらに深い理解へと発展させます。また、実習指導者のもとで経験を積むことで、救急救命士の活動全般におけるより高度な技能修得を目指します。
救命救急センターなどの医療機関において、4週間の実習を行います。搬送されてくる傷病者を受け入れる側の立場から見ることにより、救急救命士が行うべき受入要請や観察結果から導く判断や処置などの重要性を理解し、それらを適切に行うための方法について学びます。また、学内実習などで学んだ様々な処置などを、実習指導者のもとで経験を積むことで、より高度な技能修得を目指します。
救急車同乗実習は基本的に新潟県内の消防本部にお願いしています。医療機関実習は、救命救急センターを中心に、ICU(集中治療室)を有する病院にお願いしています。