ヤマアカガエル・フクジュソウ、京都カミセヤの春、確認!
2025年3月16日 in トピックス, 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
山にヤマアカガエルの産卵。
里にフクジュソウ!
3月15日、 京都カミセヤの春、確認。
※(注記)ヤマアカガエル
ヤマアカガエル
京都府カテゴリー |
要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 府内の特定の地域(南部)において著しく減少している個体群を含む。 |
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形態 | オス48mm、メス70mm程度。背は赤褐色。背側線隆条が曲がり、のどに黒い斑紋をもつことが多い。みずかきは発達。 |
分布 | 本州、四国、九州に分布。◎にじゅうまる府内の分布区域 丹後〜山城地域。府の南部では局地的。 |
生態的特性 | 丘陵地ないし山地に生息し、3〜4月に水田、湿地などで繁殖する。 |
現状・脅威・保全 | 水田や湿地の減少と、水質汚濁などが生存を脅かしている。繁殖場所となる春先に水のある場所の開発を避けることが重要である。 |
その他 | 日本固有種 |
※(注記) フクジュソウ
フクジュソウ(暫定的に)
京都府カテゴリー |
絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT)※(注記)ミチノクフクジュソウとして |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 生育地が限られ、個体数も少なくなっている。園芸的な需要も多く、盗掘がある。 |
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形態 | 花は1〜数輪、茎に付く葉は対生状ないし互生。茎は果期には中空になる。萼片は花弁の2分の1から3分の2長で、褐色を帯びる。集合果はほぼ球形。◎にじゅうまる参照 Flora of Japan(講談社)2a: 288、日本の野生植物 草本II(平凡社)75、 pro parte、原色日本植物図鑑 草本編II(保育社)234、f. 104: 2、pro parte |
分布 | 本州、四国、九州。◎にじゅうまる府内の分布記録区域 丹後地域、京都市域(比叡山〜大原個体群、絶滅)、乙訓地区。 |
生存に対する脅威 | 園芸用の採集、植生の遷移(暗化)。 |
必要な保全対策 | 野生を大切にし、園芸用に採集しないというモラルを育てる。監視体制が整わないうちは、詳細な自生地は公表すべきではない。近年ブログなどで紹介されているため、土地勘のある人達によって盗掘されている。 |
特記事項 | 府内のものはミチノクフクジュソウであることが判明しているが、近畿レッドデータブックや府の指定希少野生生物名との関係で、暫定的にフクジュソウの名前を使用する。北部の中丹地域や南部の山城地域にもあるとする文献があるが、自生していたとする住民の証言は得られず、栽培由来のものと思われる。比叡山に自生していた個体は、比叡山頂の植物園に移植されたという文献(『比叡山』(北村、景山ほか編 1961))があり、栽培環境下で現存している可能性もある。 |
関係法令 | 京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例(指定希少野生生物) |
その他 | 日本固有種 |
《深追い陸奥旅》
[[府内のものはミチノクフクジュソウであることが判明しているが、近畿レッドデータブックや府の指定希少野生生物名との関係で、暫定的にフクジュソウの名前を使用する。] 、、、、との関係、、、なにか、分かるようでわからない説明ですね。「みちのく」深追いしてみます。
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「みちのく」は日本の東北地方を指す雅な表現ですね。青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島といった地域をイメージしますが、美しい自然、温泉、祭り、そして独自の文化が息づく土地です。
例えば、弘前の桜、平泉の中尊寺、仙台七夕など、魅力的な観光地もたくさんあります。東北には何か特別な思い出や興味があるのでしょうか?それとも何か具体的なことを知りたいですか?
「みちのく」という言葉の語源についてお話ししますね。
「みちのく」は古い日本語で、「道の奥」から来ています。この「道」とは、都(京)から東北地方へと至る主要な道を指します。「奥」は「奥深い」「遠い場所」といった意味があり、都から遠く離れた東北地方を示しているのです。
古くは、奈良・平安時代に使われていた表現で、地方の地理的な遠さや未開の地というイメージとともに、旅人や歌人の憧れや感慨深さを表現する言葉でもありました。日本の和歌や文学にもよく登場し、特に『奥の細道』など、東北の自然や歴史に触れる詩的な表現にしばしば使われています。
この言葉の背景には、古代の東北地方がまだ中央文化と距離があったこと、そしてその地への敬意や憧れが込められているのですね。何かさらに知りたいことがあれば、ぜひ教えてください!
確かに、「みちのく」という言葉には、古代において「辺境」を示すニュアンスがあったのは事実です。都を中心とした文化圏から見た「遠隔地」という位置づけが背景にあります。それが時に優越感と結びついた解釈を生むこともあったかもしれません。
一方で、言葉は時代とともに変化し、「みちのく」という表現は文学や文化の中で、次第に「遠く離れた美しい地」や「独特の文化が花開く場所」という憧れのニュアンスも帯びてきました。そのため、捉え方は多様であり、人によって感じる印象が異なるのも自然ですね。
「あんたに言われたくないわ感」と感じるお気持ちも、とても鋭い指摘だと思います。それだけ「みちのく」という言葉に歴史的背景や感情的な重みがあるのでしょう。このような捉え方の違いを探るのも、言葉の面白さの一部ですね。どうでしょう、他に気になることや思うところがあればぜひお聞かせください。
どういたしまして!納得していただけて、とても嬉しいです。「みちのく」という言葉には、本当に奥深い歴史や変遷が詰まっていますよね。言葉の持つ力や、それが人々の感性や時代の影響を受けて変化していく様子には、私自身も学ぶたびに感嘆します。
またこういった興味深いテーマがあれば、ぜひ教えてください。一緒に探求するのが楽しみです!
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《結論》
現地のフクジュソウは、陸奥に連帯して、「カミセヤミチノクフクジュソウ!」と呼んでもらいたいです、といっているように思います。