冬イチゴ 寒イチゴ クリスマスチェリー+正月イチゴ
2025年1月1日 in トピックス, 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、クロモジの枝を取りに行ったら冬イチゴ。
◇ 山の辺の 草に隠るる 冬イチゴ
◇ 寒きこと 厭わず赤き 冬イチゴ
◇ 団らんの 孫に見せんと 冬イチゴ
◇ 聴きおるや 除夜の鐘音 寒イチゴ
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この冬イチゴ、当然ながら、年の暮れの花屋さんには並びません。しかし、クリスマスチェリーの名の通り、飾りに重宝し、かつ栄養的にもめざましいものを持ち、なかなかの優れものなのです
以下、冬イチゴについてチェック。
「11月から1月のころに熟す」ということですので、クリスマスチェリーに加えて、正月イチゴと命名すると、有難味が出るかもしれません。
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【成分】
果実にクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ブドウ糖、果糖、ガラクトース、アラビノース、グルタミン酸、グリシン、アスパラギン、そのほかビタミンCなどを含む。
【薬効と用い方】
『和漢三才図会』(1713)の「蓬壘」にあたるものとみられ、「果実は甘く、酸、五臓を安んじ精気を益し、志を強くし、力を倍す。久しく服すれば身を軽くし老いず」とある。老化防止、強壮強精の薬効があるとしている。
・強壮強精にフユイチゴ酒をつくり用いる
生の果実を広口びんの3分の1くらいまで詰め、これに25度のホワイトリカーを瓶の肩のところまで注ぎ入れ、冷暗所において2〜3ヵ月漬ける。味はくせがなくてソフト、イチゴ酒に似た味わいがある。30 ccくらいをナイトキャップとして服用する。
イチゴと同様にビタミンCが豊富なので、美肌や疲労回復、食欲増進などにも効果がある。
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フユイチゴ(冬苺、学名: Rubus buergeri)は、バラ科 キイチゴ属の常緑 匍匐性の小低木である[3] 。キイチゴの仲間としては珍しく、冬に実が熟すため、「クリスマスチェリー」の名で苗が流通している[4] 。
分布
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中国中南部・台湾・朝鮮半島南部[5] と日本の九州・四国・関東以西の本州に分布。暖地の森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。山形県で危急種(絶滅危惧種II類・VU)に指定されている[6] 。
特徴
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常緑性のつる性 木本 [4] 。つる植物のように匍匐して地表を這い[4] 、高さはせいぜい30センチメートル。全体に毛があるがトゲは少なく、茎の節から発根して殖えていく[7] 。
葉は互生して[8] 、葉身は円形で、浅く3 – 5裂する[4] 。葉表は緑色かやや褐色がかった緑でツヤがあり、縁には細かい鋸歯がある。表面は毛が少なく、裏面には細かい毛が密生する[4] 。
花期は9月から10月で、葉腋から花茎を出し、穂状に花弁が5弁の白い花を数個つける[4] 。晩秋から一か月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す[3] 。いわゆるキイチゴの形で、食用となる[4] 。木苺としては酸味が強く、イチゴ同様にビタミンCが豊富である[4] 。多くの木苺類は夏に熟すが、フユイチゴは冬に熟することが和名の由来である[3] 。別名は「カンイチゴ」[8] 。
◇ 温かき ハウスには無し 寒イチゴ