春の寄せ活け
2016年3月30日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
菜の花 桃 ツバキ、、
140はる寄せ活け
春の寄せ活けに桜も交じりました。
3月28日京丹後市大宮町、桜前線到達。
さて、その桜を江戸三大俳人はどううたったのかきになりました。
097桜
まず芭蕉さん
■しかくさまざまなこと思い出す桜かな
■しかく命二つの中に 生たる櫻哉
同志の旧友との再会を喜んだ歌なんだそうです
096さくら
次、一茶さん
◇見かぎりし 古郷の桜 咲きにけり
◇桜咲く大日本ぞ日本ぞ
倭国・邪馬台国・大和国を経て、「日本」と言う名が使われたのは大宝律令のころということです。♪「にっぽん にーほ ゚んにーぽーん」日本という言葉を使うときは対外的な関係の時。信濃人の一茶さん、どんな事情、気持ちで「日本」という言葉を使われたのでしょうか。
100桜
そして、蕪村さん
◆だいやまーく花に暮て我家遠き野道かな
◆だいやまーく手まくらの夢はかざしの桜哉
どこまでも色、だれよりも絵画的です。
133
最後に、世屋野蕪村
□しろいしかくシシ柵や桜の便り届くころ