May 2014
May 21, 2014
皆さんベルマークって知っていますか?
私が小学校くらいの頃は学校でよく集めていました.
私自身ベルマーク委員会に所属していたこともあって非常になじみがあったのですが,月日の流れの中で徐々に協賛会社が減ったり,収集を協力する人々が減ったりして2000年代前半頃はオワコン(コンテンツじゃないけど--;)扱いされていたほど幸薄い存在になっていました.
私が教育課程を修了した頃,地味に集めていた親は地域の小学校に持っていったら『塾や習い事を理由に放課後活動ができず,今ではベルマーク委員会も解散しているため預かっても困る』と突き返されたことがあったそうです.
しかし,近年再びベルマークを見直す動きが出ています.
協賛企業の復帰や新規加入等によりベルマークを再沸すべく動きが見受けられ,市民に身近なスーパーやコンビニなどで収集協力をする活動もあったりします.
最近では,各社プリンターメーカーが協力しているインクカートリッジの回収やネットを利用したWeb Bellmarkというベルマークの新しい仕組みすら生まれているんです!
突き返された事例もあって一時休止していた家の親もコンビニでの収集が開始されてからは再収集に勤しんでいる模様です.
私も,就職したての頃に再沸してきたという理由からここ5年あまり微々ながらもコツコツ集めています.
(私たちにはメリット全くないんですけどね^^;)
さて,そこで疑問です.
ベルマークってそもそも何だかご存知ですか?
ポイントを集めると何かの商品と交換?
いいえ,間違ってはいませんが少し違います.
と,言うことで久しぶりに当ブログとしては非理系な話題を取り上げてみます.
故に,今回はですます調で行きます(爆)
私と一緒にベルマークについてお勉強しましょう.
・ベルマークの誕生
もともとは福島の教諭が僻地でも平等な義務教育を訴え資金援助を朝日新聞社に依頼したのが由来だそうで,1960年に朝日新聞社創立80周年記念事業として発足したものだそうです.
まー成り立ちは詳しく知らないのでこのくらいにしておきます.
・ベルマークとは?
ベルマークは1点が1円です(例:チョ□しろいしかくボールは0.5点なんで50銭.よって2枚一組1円で扱います)
20年近く前に学校などでは「文房具などに変わるんだよ」って教わっていましたが実は少し違います.
たまった点数は団体のベルマーク預金として扱われます.
いわば商品は交換ではなく預金で購入するシステムなんですね.
学校等で集めていたのには理由があります.
ベルマーク運動への参加登録は学校基幹(幼稚園を含む)や公民館等の一部に限られており,個人や企業で参加することはできないんです(以後,登録団体)
登録団体は集めたベルマークを所定のフォーマットでベルマーク教育助成財団に送付すると1点を1円として各団体の口座に預金してくれます.
登録団体はこれらの預金からベルマークに協力している会社(事務用品メーカや自転車メーカー,楽器メーカー等)から商品を購入できるという仕組みなんです.
購入団体にはもう一つのおまけがあって協力会社から10%返金があります.
要するに200,000円の運動器具を購入したら内20,000円が返金対象になる訳ですね.
一応,決まりとしては個々の団体に属する社会教育関係団体(俗にいうPTAってやつです)に返還されるとされています(これが僻地教育に役立っている...ハズです)
昔はPTAがないことを理由に私立校や公民館等の参加ができなかったのですが,現在は参加可能です.
個別のPTAはありませんのでどのように扱われるかはわかりませんが直接返金されるわけではないはずですので同様に全国のPTA団体等へ返還されるのではないかと推測されます(詳しくご存知の方は教えてください)
ちなみに,話ついでなので
PTAって各学校に組織する保護者と教職委員による団体なんです.
巷でPTAが教員を訴えたとか,校長がPTAに謝辞を表明するとか表現されますが正しくはありません.
だって,訴えられているだろう当事者を含む団体がPTAなんですから...
故に,保護者会(団体)が教員を訴えていると考えられます.
逆を言えば教員が保護者団体を訴えることもできるはずなんですね.
暗黙のルールで逆は封じられてすらいる気がしますが
もう少し,教員に権限戻していかないとモンペ率が飽和して教育の場が崩壊します.
弁護団体とかひっくるめて考え直してくれませんかね?
このまま,子供たちが天下の社会を構成していくと日本崩壊しますよ.
尚,協力企業という表現をしましたが協賛企業とは別物です.
・協力企業
あくまでベルマーク預金から購入できる商品を提供する団体です.
登録の金銭的メリットは特別ありません.
なぜなら当預金から購入された場合,定価(市場小売価格)の10%はPTAへ返還しなければならないわけですから.
・協賛企業
収集され預金化された点数分負担になります.
加えて,団体の活動経費等も分担負担しています.
その代りのメリットとしては,文科省のお墨付き等の企業イメージアップ(教育機関への商品導入などで優遇されることがあるそうです)やベルマーク収集による市場調査(どの地域でどの商品がどれだけ購入されているかということだそうですが,有効期限のないベルマークは集めた点数が必ずその月や年に,その地域で収集されているとは限らないため参考値にしかならなく企業にとってのメリットになるかは物によると思いますが...)等があります.
正直,どちらもほとんどボランティアというか寄付っぽい感じがしてしまいますが,このようにしてベルマークのシステムは成り立っているのです.
以上の事から,集められることのなかった点数は協賛企業が負担しないですんだ分みたいなものになります.
企業としては一見,得にも感じられますが市場調査も兼ねていたはずなのに...とか考える誰も得していないんですね.
今回は,結論って程の事はないんですが,一応おさらい.
・点数を集めれば集めた団体の預金に変換され協力団体の対象商品を購入することができる
例:うちの学校にストーブを!とか,チューバが1器足らないんです!とかetc...
・購入した金額の10%はPTAへ変換される.
例:島国の3人しかいない教室に通常の義務教育同等の教育設備を整える資金援助etc...
・ベルマークで協賛企業は市場調査をしている
例:●くろまる県△しろさんかく市付近では森○しろまるのチョ□しろいしかくボールがどのくらい消費されているとかetc...
巷ではベルマークの色々な憶測が飛び交っていたりします.
裏に何があるのか...確かに私たちには知る由もありません.
ただ,教育を受ける子供たちにとってメリットがあるものであることは間違いないのです.
1人の子の家族が年間100点を6年収集したとして,学校全体の人数が300人いたとしたら18万円になるんですよ.
文教モデルのプロジェクター買えるよ!(うーん少し足らないかな...っていうか協力企業でプロジェクタはないか)
皆さんも買った商品の梱包箱や袋にあるベルマークを未確認に捨ててしまっていませんか?
(今日,ゴミ箱に3つも入ってた...もったいない)
PTAを通して「改善」「改革」を訴える前に出来ることをやりましょう.
集めて学校に寄付すればお孫さんやお子さんたちの教育に協力できるかもしれません!
私が小学校くらいの頃は学校でよく集めていました.
私自身ベルマーク委員会に所属していたこともあって非常になじみがあったのですが,月日の流れの中で徐々に協賛会社が減ったり,収集を協力する人々が減ったりして2000年代前半頃はオワコン(コンテンツじゃないけど--;)扱いされていたほど幸薄い存在になっていました.
私が教育課程を修了した頃,地味に集めていた親は地域の小学校に持っていったら『塾や習い事を理由に放課後活動ができず,今ではベルマーク委員会も解散しているため預かっても困る』と突き返されたことがあったそうです.
しかし,近年再びベルマークを見直す動きが出ています.
協賛企業の復帰や新規加入等によりベルマークを再沸すべく動きが見受けられ,市民に身近なスーパーやコンビニなどで収集協力をする活動もあったりします.
最近では,各社プリンターメーカーが協力しているインクカートリッジの回収やネットを利用したWeb Bellmarkというベルマークの新しい仕組みすら生まれているんです!
突き返された事例もあって一時休止していた家の親もコンビニでの収集が開始されてからは再収集に勤しんでいる模様です.
私も,就職したての頃に再沸してきたという理由からここ5年あまり微々ながらもコツコツ集めています.
(私たちにはメリット全くないんですけどね^^;)
さて,そこで疑問です.
ベルマークってそもそも何だかご存知ですか?
ポイントを集めると何かの商品と交換?
いいえ,間違ってはいませんが少し違います.
と,言うことで久しぶりに当ブログとしては非理系な話題を取り上げてみます.
故に,今回はですます調で行きます(爆)
私と一緒にベルマークについてお勉強しましょう.
[フレーム]
・ベルマークの誕生
もともとは福島の教諭が僻地でも平等な義務教育を訴え資金援助を朝日新聞社に依頼したのが由来だそうで,1960年に朝日新聞社創立80周年記念事業として発足したものだそうです.
まー成り立ちは詳しく知らないのでこのくらいにしておきます.
・ベルマークとは?
ベルマークは1点が1円です(例:チョ□しろいしかくボールは0.5点なんで50銭.よって2枚一組1円で扱います)
20年近く前に学校などでは「文房具などに変わるんだよ」って教わっていましたが実は少し違います.
たまった点数は団体のベルマーク預金として扱われます.
いわば商品は交換ではなく預金で購入するシステムなんですね.
学校等で集めていたのには理由があります.
ベルマーク運動への参加登録は学校基幹(幼稚園を含む)や公民館等の一部に限られており,個人や企業で参加することはできないんです(以後,登録団体)
登録団体は集めたベルマークを所定のフォーマットでベルマーク教育助成財団に送付すると1点を1円として各団体の口座に預金してくれます.
登録団体はこれらの預金からベルマークに協力している会社(事務用品メーカや自転車メーカー,楽器メーカー等)から商品を購入できるという仕組みなんです.
購入団体にはもう一つのおまけがあって協力会社から10%返金があります.
要するに200,000円の運動器具を購入したら内20,000円が返金対象になる訳ですね.
一応,決まりとしては個々の団体に属する社会教育関係団体(俗にいうPTAってやつです)に返還されるとされています(これが僻地教育に役立っている...ハズです)
昔はPTAがないことを理由に私立校や公民館等の参加ができなかったのですが,現在は参加可能です.
個別のPTAはありませんのでどのように扱われるかはわかりませんが直接返金されるわけではないはずですので同様に全国のPTA団体等へ返還されるのではないかと推測されます(詳しくご存知の方は教えてください)
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ちなみに,話ついでなので
PTAって各学校に組織する保護者と教職委員による団体なんです.
巷でPTAが教員を訴えたとか,校長がPTAに謝辞を表明するとか表現されますが正しくはありません.
だって,訴えられているだろう当事者を含む団体がPTAなんですから...
故に,保護者会(団体)が教員を訴えていると考えられます.
逆を言えば教員が保護者団体を訴えることもできるはずなんですね.
暗黙のルールで逆は封じられてすらいる気がしますが
もう少し,教員に権限戻していかないとモンペ率が飽和して教育の場が崩壊します.
弁護団体とかひっくるめて考え直してくれませんかね?
このまま,子供たちが天下の社会を構成していくと日本崩壊しますよ.
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尚,協力企業という表現をしましたが協賛企業とは別物です.
・協力企業
あくまでベルマーク預金から購入できる商品を提供する団体です.
登録の金銭的メリットは特別ありません.
なぜなら当預金から購入された場合,定価(市場小売価格)の10%はPTAへ返還しなければならないわけですから.
・協賛企業
収集され預金化された点数分負担になります.
加えて,団体の活動経費等も分担負担しています.
その代りのメリットとしては,文科省のお墨付き等の企業イメージアップ(教育機関への商品導入などで優遇されることがあるそうです)やベルマーク収集による市場調査(どの地域でどの商品がどれだけ購入されているかということだそうですが,有効期限のないベルマークは集めた点数が必ずその月や年に,その地域で収集されているとは限らないため参考値にしかならなく企業にとってのメリットになるかは物によると思いますが...)等があります.
正直,どちらもほとんどボランティアというか寄付っぽい感じがしてしまいますが,このようにしてベルマークのシステムは成り立っているのです.
以上の事から,集められることのなかった点数は協賛企業が負担しないですんだ分みたいなものになります.
企業としては一見,得にも感じられますが市場調査も兼ねていたはずなのに...とか考える誰も得していないんですね.
今回は,結論って程の事はないんですが,一応おさらい.
・点数を集めれば集めた団体の預金に変換され協力団体の対象商品を購入することができる
例:うちの学校にストーブを!とか,チューバが1器足らないんです!とかetc...
・購入した金額の10%はPTAへ変換される.
例:島国の3人しかいない教室に通常の義務教育同等の教育設備を整える資金援助etc...
・ベルマークで協賛企業は市場調査をしている
例:●くろまる県△しろさんかく市付近では森○しろまるのチョ□しろいしかくボールがどのくらい消費されているとかetc...
巷ではベルマークの色々な憶測が飛び交っていたりします.
裏に何があるのか...確かに私たちには知る由もありません.
ただ,教育を受ける子供たちにとってメリットがあるものであることは間違いないのです.
1人の子の家族が年間100点を6年収集したとして,学校全体の人数が300人いたとしたら18万円になるんですよ.
文教モデルのプロジェクター買えるよ!(うーん少し足らないかな...っていうか協力企業でプロジェクタはないか)
[フレーム]
皆さんも買った商品の梱包箱や袋にあるベルマークを未確認に捨ててしまっていませんか?
(今日,ゴミ箱に3つも入ってた...もったいない)
PTAを通して「改善」「改革」を訴える前に出来ることをやりましょう.
集めて学校に寄付すればお孫さんやお子さんたちの教育に協力できるかもしれません!
[フレーム]
May 17, 2014
テン年代の映像出力端子といえばご存知HDMI.
近年の映像分野においては大多数のAV機器に装備されており,ディジタル映像分野においては最も有効的な接続端子といっても過言ではない.
ただ,HDMIが普及するまでの間にも数多くの接続手段があった.
過去にあった接続方式を忘れてるとそのうち何がなんだかわからなくなるだろう.
世の中が複雑化する前に皆でおさらいだ.
と,言うことで私の専門分野かどうかは置いておいて映像分野における接続端子の名称とどんな信号をどんなケーブルで伝送しているものなのか見ていくことにする.
(ちなみに,私はディジタルvsアナログだとかどの技術が優れているだとかと言う偏った考えは持っていないつもりである.
故に中立の立場で淡的に述べている事を予めご理解いただきたい)
CVBS アナログのコンポジット映像信号を同軸ケーブル(RCAピンでインピーダンスが75Ωのもの)にて接続.信号は3種類のフォーマットがあり日本ではNTSCを主にサポートしている.画面サイズはディジタルで言う4:3の480iに相当する"標準画質映像"までが対応.地上アナログ時代のTV放送等で輝度と色差を合波してAM波長に変換して送信する信号だったことから受け側の機器で分波して映像化するという特性上の品質劣化が否めない.
S端子 コンポジット同様アナログ信号だが,輝度信号(Y)と色信号(C)の2系統を別々に伝送できる仕組みを採用し,4または7ピンのミニDINコネクタの付いたケーブルを用いて伝送する.地上アナログ放送等,既に合波されてしまった信号では恩恵を受けられないが,ゲーム機やLD,DVD各種プレーヤ等の家庭用AV機器を接続する際に元ソース側がY/C分離映像で収録されかつ,AV機器内部でもY/C分離したまま出力できるという条件下において初めてY/C品質を保ったまま映像出力機器へ伝送できる.故に,信頼できる映像と信頼できる接続機器を選べる玄人にしか本来の恩恵を受けられない等の不都合がありコンポジットとの差が一般的にあまり認知されていない(プレーヤの中にはコンポジットを分波しなおしてS端子化するという偽S端子が数多く存在した)LD等を例に取ると編集や収録時の機器がコンポジットであることもあったりとディスクによりS端子の恩恵が受けられたりそうでなかったりした.
コンポーネント端子 ベータカムより採用されたアナログ信号を輝度信号(Y),色差(Cr,Cb)に分離して扱う規格.コンポジット同様,標準画質映像相当のフォーマット以外にディジタルで言う16:9の1080p相当のHDフォーマットまで対応.3本のRCA(何れも75Ω)またはBNC端子(同軸)の他,1本化されたD端子ケーブルでも伝送が可能である.ディジタルと混同されてしまうが,コンポーネントの理論事態をディジタルでやり取りする業務用AV機器が多く存在し,機器内部や専用機器間ではディジタルで扱われたりするためであり,コンポーネント端子は一貫してアナログ信号でやり取りしているので内部はどのケーブルでもアナログ信号である.
D端子 名前に翻弄されがちだがコンポーネント端子の信号を1本にまとめただけの列記としたアナログ信号の規格(端子の形がDに似ているというだけのこと)仕組みはコンポーネントと同様Y/Cb/Crに分離した映像をやり取りする.コネクタ形状が同様でも内部信号のフォーマットがD1(480i相当),D2(480p相当),D3(720p相当),D4(1080i相当)そしてD5(1080p相当)と複数あるため出力機器ならびに入力機器には対応可能なフォーマット名称の最上位が基本的に記載されている.アナログという理由からかHD映像までの信号に対応しながらも著作権保護の面においてHDMI(HDCP)程のコピーガードがない(技術的にも実装が難しい)ことへの懸念から機器側もHDMIへと置き換わりが行われ実質1080p相当に対応するD5規格を搭載した機器は非常に少ない.
アナログRGB端子 主にパソコン等で用いられたミニD-Sub15ピンにて結線する端子.片側がBNCコネクタ(R・G・B・VS・HS)になっているタイプも存在する.基本的にはRed,Green,Blueの色信号とV-Sync(水平方向),H-Sync(垂直方向)の同期信号,計5種類のアナログ信号(伝送省略のため5種類全部が別々に送られていないこともある)を伝送して映像を表現している.対応解像度は機器毎にあるDDC(機器固有の情報をやり取りする規格)の内容によりけりだがHDMI同等の解像度を出力することもできる(出力機器に依存).残念ながらディジタルへの切り替わりで徐々に衰退している.
DVI デジタル ビジュアル インターフェースという名前のごとくディジタル信号での映像出力を主としたインターフェース.ただし,同系統にてアナログ信号をやり取りするDVI-A(映像信号はVGAと同じ)やディジタル専用のDVI-D,両方兼用のDVI-IやDVI-Dの対応解像度を超える解像度の伝送を可能にするDualLinkと複雑であり混同されてしまいがち.製品設計上に特殊な認証も正規にはないため互換性問題が非常に多く課題視されたため,のちにDisplayPort(通称DPでPCにて広く採用)やHDMI(AV機器等で広く採用)へと展開するに当たり認証試験が採用されることとなった.TMDSを基本とした伝送方式故,DPならびにHDMIとの互換性があるにはあるが,DVI自信の互換性問題を抱えたままなので運が悪いと表示に異常をきたしたりしてしまうこともあるため変換はおすすめしない.
SDI ディジタル伝送規格の一種.業務用映像機器にい採用されておりBNCコネクタの同軸ケーブルで特性インピーダンス75Ωのものを使用する.100m程度(規格上であり,80mくらいまでしか保証できないことが多い)までの延長が可能.基本は非圧縮デジタル映像やディジタル音声の伝送に用いられるが,エンコーダ/デコーダ機能が備わった機種同士でのMPEG2等の圧縮形式データやりとりすることにも使用可能.AES/EBUデジタルオーディオ信号8系統(ステレオ4ch分に相当)を1本のケーブルで長距離伝送出来ることからDanteやMADI等が出るまではPA現場でも重宝されていた.コネクタや名称が同じでも,やりとりできる情報が複数存在し機器の仕様により完全互換しないこともあるためか,一般機器にはほとんど装備されていない.
HDMI ディジタル信号を伝送する規格.コピーガードや音声部にS/PDIF等の規格も含まれる等,非常に複雑な仕様だが,仕組みを知らなくても接続しただけで映像がやり取りできる手軽さ故,一般AV機器に多く採用され続けている.14'05月現状ではHDMI2.0までが市場に導入されている.ケーブルとしては端子にminiやmicroといった規格もあるがケーブル長はいずれも5mまでが規格内である(AVマニアの間で10mや光変換をしてそれ以上の長さに対応したものも販売されていると訴える人もいるが,いずれもケーブル内にイコライザを仕込み,減衰した波形を増幅させて受けられる状態にしている前提であり元波形のままではない).2014年アナログ撤廃案に向けて急速に市場投入され続けているがロイヤリティーが高い影響もあり今後HDMIが継続するか否か不明である.
MHL HDMIのモバイル版とでも言うべき存在.14'05現在HDMI1.3規格程度が採用されている(DeepColor等,細かな部分は不明).HDMIとの違いはコネクタがスマートフォンに合わせてmicroUSBになっている事,接続にて電源配給できることなどが挙げられる.MicroUSBは5ピンであるためコネクタ内部でHDMI信号を合波し伝送,各種機器内部で各種TMDS信号に分波している故,HDMIと絶対的な互換があるとはいえない.関連してモバイル機器側からDDCで情報を読むわけではないため,HDMIではGNDの2pinがMHLでは識別信号として使われており,ケーブル(コネクタ)内部も当然専用配線である.
Displayport DPと略して記載することがあるがいわばパソコン版HDMIのようなもの.HDMI全盛期に入る頃はPCにもHDMI端子の風潮があったが,使用用途に合わせて規格分離を図るべく用意されたPC版HDMIポジションである.故,基本的にPC関連入出力機器に採用されている.プロトコルはHDMIと同等.コネクタは据え置きのAV機器に用いるHDMIの抜き差し強度よりも強固でサイズはminiと標準の2種類ある.HDMIとの差別化を図るべくマルチ出力への対応もされている.尚,Thunderboltの内部(映像部)に使われているのも同等仕様である.
この他にもMSX時代にはよく使われたRGB21ピン端子とかPC9801辺りで採用されていたDINコネクタの10ピンとか,etc...沢山あるが,いずれもマニアックなものだと思うので割愛する.
結局のところ,結線や伝送時の波形劣化による映像情報の誤送信や乱れ等を極力減らす目的で規格統一化やディジタル化されてきているわけである.
こう言う意味では音響と全く同じわけだが現場が主導権を握っていると言ってもいい.
要するにVTR機器でも中継でもなんでも映像や音声を凄まじい距離の伝送や複数機器による処理を経ての出力によるオリジナルソースの劣化を最小限に抑えるため伝送経路をなるべくディジタル化し,データの欠落さえ押さえれば鮮明なまま扱うことができるという利点が徐々に一般家庭の機器へ降りてきているだけなのである.
決してアナログが悪いわけではないしディジタルが断然優れているというわけではない.
発色している光は何を隠そうアナログであり,取り込んでいる光もまたアナログなのだから。。。
ただし近年,カメラなどの映像を入力する機器もレンズからの光を即CMOSでA/D変換を行っているわけだしCGに至っては全てがコンピュータ内でディジタル処理されて作成されているわけである.
また,映像を出力する機器もGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット:映像処理をするコア)や映像エンジンのコア等,内部処理もまたディジタルで行っている.
もちろん,皆さんが今使っているモニタが液晶タイプのものであればほとんどが与えられた映像信号がアナログでもディジタル化(アップコンバート)して独自の映像処理を施して表示しているのである.
つまり,仮にアナログで接続しても液晶モニタ内部のアップコンバータ変換能力がニジミ具合を作り上げるだけにすぎない.
もっと言えば出力機器の末端(例えばPCの出力端)にディジタル情報が来ている場合,アナログでつなぐというのはすなわちDSPチップ等に内蔵されているD/A変換(ダウンコンバート)機能が変換した信号をアナログのケーブルで送るということになる.
アナログ支持者には申し訳ないがCRTモニタ等,内部が完全にアナログ回路の出力装置でもない限りわざわざアナログで伝送する必要はないと言われても仕方がないのである.
要するに,巷で「ディジタルはキレイ」は誤った説明ではあるのだが「変換回路の数が断然少ない」と伝えても無知な人から『だから何って』言われてしまうから仕方がない事なんだと受け取って欲しい.
ディジタルの作るクリアな映像はPCのように表計算や文字を扱うにあたっては画期的であるのは明白だが映像分野では必ずしも吉と言えるとは言い難い(音楽の分野でアナログは温かみがあるがディジタルはギラギラしていると言われてしまうのと同様である)
しかし,処理の過程がディジタルである以上全てがディジタルでいいのではないかという考えや市場の流れは当然のことなのである.
後は,コンテンツの製作者や個々の消費者が理解した上で制作・編集の過程や投影・表示の時に使い分ければいいと思う.
AVマニアのような上級者には"あえて一部をアナログにする事で好みの視聴感を作る裏技がある"程度に考えるのがいいのではないだろうかと思う.
逆に言えば一般の人は時代の流れとともに機器に搭載された技術に合わせて変化していけばいいとも言える.
わからないなら「どちらが優れているのか?」という疑問も難無であろう.
個人的には,皆に分かるまで勉強して欲しいが全員が全部を理解するのは難しい.
学校の勉強が全くできなかった私にはよーくわかるのだ
近年の映像分野においては大多数のAV機器に装備されており,ディジタル映像分野においては最も有効的な接続端子といっても過言ではない.
ただ,HDMIが普及するまでの間にも数多くの接続手段があった.
過去にあった接続方式を忘れてるとそのうち何がなんだかわからなくなるだろう.
世の中が複雑化する前に皆でおさらいだ.
と,言うことで私の専門分野かどうかは置いておいて映像分野における接続端子の名称とどんな信号をどんなケーブルで伝送しているものなのか見ていくことにする.
(ちなみに,私はディジタルvsアナログだとかどの技術が優れているだとかと言う偏った考えは持っていないつもりである.
故に中立の立場で淡的に述べている事を予めご理解いただきたい)
CVBS アナログのコンポジット映像信号を同軸ケーブル(RCAピンでインピーダンスが75Ωのもの)にて接続.信号は3種類のフォーマットがあり日本ではNTSCを主にサポートしている.画面サイズはディジタルで言う4:3の480iに相当する"標準画質映像"までが対応.地上アナログ時代のTV放送等で輝度と色差を合波してAM波長に変換して送信する信号だったことから受け側の機器で分波して映像化するという特性上の品質劣化が否めない.
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S端子 コンポジット同様アナログ信号だが,輝度信号(Y)と色信号(C)の2系統を別々に伝送できる仕組みを採用し,4または7ピンのミニDINコネクタの付いたケーブルを用いて伝送する.地上アナログ放送等,既に合波されてしまった信号では恩恵を受けられないが,ゲーム機やLD,DVD各種プレーヤ等の家庭用AV機器を接続する際に元ソース側がY/C分離映像で収録されかつ,AV機器内部でもY/C分離したまま出力できるという条件下において初めてY/C品質を保ったまま映像出力機器へ伝送できる.故に,信頼できる映像と信頼できる接続機器を選べる玄人にしか本来の恩恵を受けられない等の不都合がありコンポジットとの差が一般的にあまり認知されていない(プレーヤの中にはコンポジットを分波しなおしてS端子化するという偽S端子が数多く存在した)LD等を例に取ると編集や収録時の機器がコンポジットであることもあったりとディスクによりS端子の恩恵が受けられたりそうでなかったりした.
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コンポーネント端子 ベータカムより採用されたアナログ信号を輝度信号(Y),色差(Cr,Cb)に分離して扱う規格.コンポジット同様,標準画質映像相当のフォーマット以外にディジタルで言う16:9の1080p相当のHDフォーマットまで対応.3本のRCA(何れも75Ω)またはBNC端子(同軸)の他,1本化されたD端子ケーブルでも伝送が可能である.ディジタルと混同されてしまうが,コンポーネントの理論事態をディジタルでやり取りする業務用AV機器が多く存在し,機器内部や専用機器間ではディジタルで扱われたりするためであり,コンポーネント端子は一貫してアナログ信号でやり取りしているので内部はどのケーブルでもアナログ信号である.
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D端子 名前に翻弄されがちだがコンポーネント端子の信号を1本にまとめただけの列記としたアナログ信号の規格(端子の形がDに似ているというだけのこと)仕組みはコンポーネントと同様Y/Cb/Crに分離した映像をやり取りする.コネクタ形状が同様でも内部信号のフォーマットがD1(480i相当),D2(480p相当),D3(720p相当),D4(1080i相当)そしてD5(1080p相当)と複数あるため出力機器ならびに入力機器には対応可能なフォーマット名称の最上位が基本的に記載されている.アナログという理由からかHD映像までの信号に対応しながらも著作権保護の面においてHDMI(HDCP)程のコピーガードがない(技術的にも実装が難しい)ことへの懸念から機器側もHDMIへと置き換わりが行われ実質1080p相当に対応するD5規格を搭載した機器は非常に少ない.
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アナログRGB端子 主にパソコン等で用いられたミニD-Sub15ピンにて結線する端子.片側がBNCコネクタ(R・G・B・VS・HS)になっているタイプも存在する.基本的にはRed,Green,Blueの色信号とV-Sync(水平方向),H-Sync(垂直方向)の同期信号,計5種類のアナログ信号(伝送省略のため5種類全部が別々に送られていないこともある)を伝送して映像を表現している.対応解像度は機器毎にあるDDC(機器固有の情報をやり取りする規格)の内容によりけりだがHDMI同等の解像度を出力することもできる(出力機器に依存).残念ながらディジタルへの切り替わりで徐々に衰退している.
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DVI デジタル ビジュアル インターフェースという名前のごとくディジタル信号での映像出力を主としたインターフェース.ただし,同系統にてアナログ信号をやり取りするDVI-A(映像信号はVGAと同じ)やディジタル専用のDVI-D,両方兼用のDVI-IやDVI-Dの対応解像度を超える解像度の伝送を可能にするDualLinkと複雑であり混同されてしまいがち.製品設計上に特殊な認証も正規にはないため互換性問題が非常に多く課題視されたため,のちにDisplayPort(通称DPでPCにて広く採用)やHDMI(AV機器等で広く採用)へと展開するに当たり認証試験が採用されることとなった.TMDSを基本とした伝送方式故,DPならびにHDMIとの互換性があるにはあるが,DVI自信の互換性問題を抱えたままなので運が悪いと表示に異常をきたしたりしてしまうこともあるため変換はおすすめしない.
[フレーム]
SDI ディジタル伝送規格の一種.業務用映像機器にい採用されておりBNCコネクタの同軸ケーブルで特性インピーダンス75Ωのものを使用する.100m程度(規格上であり,80mくらいまでしか保証できないことが多い)までの延長が可能.基本は非圧縮デジタル映像やディジタル音声の伝送に用いられるが,エンコーダ/デコーダ機能が備わった機種同士でのMPEG2等の圧縮形式データやりとりすることにも使用可能.AES/EBUデジタルオーディオ信号8系統(ステレオ4ch分に相当)を1本のケーブルで長距離伝送出来ることからDanteやMADI等が出るまではPA現場でも重宝されていた.コネクタや名称が同じでも,やりとりできる情報が複数存在し機器の仕様により完全互換しないこともあるためか,一般機器にはほとんど装備されていない.
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HDMI ディジタル信号を伝送する規格.コピーガードや音声部にS/PDIF等の規格も含まれる等,非常に複雑な仕様だが,仕組みを知らなくても接続しただけで映像がやり取りできる手軽さ故,一般AV機器に多く採用され続けている.14'05月現状ではHDMI2.0までが市場に導入されている.ケーブルとしては端子にminiやmicroといった規格もあるがケーブル長はいずれも5mまでが規格内である(AVマニアの間で10mや光変換をしてそれ以上の長さに対応したものも販売されていると訴える人もいるが,いずれもケーブル内にイコライザを仕込み,減衰した波形を増幅させて受けられる状態にしている前提であり元波形のままではない).2014年アナログ撤廃案に向けて急速に市場投入され続けているがロイヤリティーが高い影響もあり今後HDMIが継続するか否か不明である.
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MHL HDMIのモバイル版とでも言うべき存在.14'05現在HDMI1.3規格程度が採用されている(DeepColor等,細かな部分は不明).HDMIとの違いはコネクタがスマートフォンに合わせてmicroUSBになっている事,接続にて電源配給できることなどが挙げられる.MicroUSBは5ピンであるためコネクタ内部でHDMI信号を合波し伝送,各種機器内部で各種TMDS信号に分波している故,HDMIと絶対的な互換があるとはいえない.関連してモバイル機器側からDDCで情報を読むわけではないため,HDMIではGNDの2pinがMHLでは識別信号として使われており,ケーブル(コネクタ)内部も当然専用配線である.
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Displayport DPと略して記載することがあるがいわばパソコン版HDMIのようなもの.HDMI全盛期に入る頃はPCにもHDMI端子の風潮があったが,使用用途に合わせて規格分離を図るべく用意されたPC版HDMIポジションである.故,基本的にPC関連入出力機器に採用されている.プロトコルはHDMIと同等.コネクタは据え置きのAV機器に用いるHDMIの抜き差し強度よりも強固でサイズはminiと標準の2種類ある.HDMIとの差別化を図るべくマルチ出力への対応もされている.尚,Thunderboltの内部(映像部)に使われているのも同等仕様である.
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この他にもMSX時代にはよく使われたRGB21ピン端子とかPC9801辺りで採用されていたDINコネクタの10ピンとか,etc...沢山あるが,いずれもマニアックなものだと思うので割愛する.
結局のところ,結線や伝送時の波形劣化による映像情報の誤送信や乱れ等を極力減らす目的で規格統一化やディジタル化されてきているわけである.
こう言う意味では音響と全く同じわけだが現場が主導権を握っていると言ってもいい.
要するにVTR機器でも中継でもなんでも映像や音声を凄まじい距離の伝送や複数機器による処理を経ての出力によるオリジナルソースの劣化を最小限に抑えるため伝送経路をなるべくディジタル化し,データの欠落さえ押さえれば鮮明なまま扱うことができるという利点が徐々に一般家庭の機器へ降りてきているだけなのである.
決してアナログが悪いわけではないしディジタルが断然優れているというわけではない.
発色している光は何を隠そうアナログであり,取り込んでいる光もまたアナログなのだから。。。
ただし近年,カメラなどの映像を入力する機器もレンズからの光を即CMOSでA/D変換を行っているわけだしCGに至っては全てがコンピュータ内でディジタル処理されて作成されているわけである.
また,映像を出力する機器もGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット:映像処理をするコア)や映像エンジンのコア等,内部処理もまたディジタルで行っている.
もちろん,皆さんが今使っているモニタが液晶タイプのものであればほとんどが与えられた映像信号がアナログでもディジタル化(アップコンバート)して独自の映像処理を施して表示しているのである.
つまり,仮にアナログで接続しても液晶モニタ内部のアップコンバータ変換能力がニジミ具合を作り上げるだけにすぎない.
もっと言えば出力機器の末端(例えばPCの出力端)にディジタル情報が来ている場合,アナログでつなぐというのはすなわちDSPチップ等に内蔵されているD/A変換(ダウンコンバート)機能が変換した信号をアナログのケーブルで送るということになる.
アナログ支持者には申し訳ないがCRTモニタ等,内部が完全にアナログ回路の出力装置でもない限りわざわざアナログで伝送する必要はないと言われても仕方がないのである.
要するに,巷で「ディジタルはキレイ」は誤った説明ではあるのだが「変換回路の数が断然少ない」と伝えても無知な人から『だから何って』言われてしまうから仕方がない事なんだと受け取って欲しい.
ディジタルの作るクリアな映像はPCのように表計算や文字を扱うにあたっては画期的であるのは明白だが映像分野では必ずしも吉と言えるとは言い難い(音楽の分野でアナログは温かみがあるがディジタルはギラギラしていると言われてしまうのと同様である)
しかし,処理の過程がディジタルである以上全てがディジタルでいいのではないかという考えや市場の流れは当然のことなのである.
後は,コンテンツの製作者や個々の消費者が理解した上で制作・編集の過程や投影・表示の時に使い分ければいいと思う.
AVマニアのような上級者には"あえて一部をアナログにする事で好みの視聴感を作る裏技がある"程度に考えるのがいいのではないだろうかと思う.
逆に言えば一般の人は時代の流れとともに機器に搭載された技術に合わせて変化していけばいいとも言える.
わからないなら「どちらが優れているのか?」という疑問も難無であろう.
個人的には,皆に分かるまで勉強して欲しいが全員が全部を理解するのは難しい.
学校の勉強が全くできなかった私にはよーくわかるのだ
May 08, 2014
個人輸入で商品を購入したことがあるだろうか?
私は過去,パソコン用メモリや特殊なGAMEBOY用ソフト等を直接海外から取り寄せたことがある(大の苦手な英語を嫌々使ったことは内緒だ)
この時は課税対象外だったので深く考えていなかったわけだが,やはり個人輸入の天敵は関税という名の税金である.
皆もどうしても海外から取り寄せないといけない物がある場合は賢く買い物をして欲しい.
と,言うことで今回は関税について少しお勉強といこうじゃないか.
[関税の計算]
関税の計算方法は至って簡単...といいたいところだが少しややこしくできている.
一般的(業者など)な計算方法は以下の通りだ.
関税額 = 課税対象額(商品代金+送料+保険料)×ばつ関税率
個人輸入の場合は個人輸入通貨手続の都合等で以下の式に変わる.
関税額(個人輸入) = 課税対象額(×ばつ60%)×ばつ関税率
※(注記)何れも,別途関税手数料と消費税が取られる
個人輸入(個人消費分)は対象商品の60%ということで少しお得?
ちなみに,ここで言う海外小売価格は海外の小売店に直接支払った金額と捉えればよい.
わかりにくいので実際の金額に当てはめる.
14'4月1USD≒102.67JPY程度.計算しにくいので以下105JPYとしておこう
例※(注記)送料や保険料も合計金額の一部だ
・商品金額:2999USD
・送料:19USD
・保険:10USD
課税対象額{(2999USD+19USD+10USD)×ばつ0.05(物により変動.今回はアクセサリあたりと仮定)
×ばつ105(1USD≒105JPYと仮定して)+税関手数料(14'現在200JPY)に別途消費税(日本国内と同じ税率なので)
≒{(×ばつ105)×ばつ1.08(14'04現在消費税8%)
≒10518JPY
実際に購入した商品代+送料等(計317,940JPY)に加算すると占めて約328,458JPYということになる.
ん?意外と安いって?
いやいや,旅行先で買ったら払わなくていい金額ですぜ旦那!
これが関税なのだ.
[免税!?]
個人利用範囲以内であれば対象から外れるものも存在する(例:焙煎前のコーヒー豆とか)
金額的な面では対象商品の購入合計(送料,保険代込み)が16,666JPY以下であれば免税対象.
※(注記)個別に購入しても税関を通る荷物が個人あたりで16,666JPYを超えれば課税対象である
また,上記計算での関税額合計が10,000JPY以下も対象外になることがある.
ここで注意しなければならないのが送料という名のトラップである(課税対象だからね)
よし,免税対象以内で安く買えたと思ったら送料が10kJPYなんてシャレにならない.
基本は重さ毎に金額が変わるので,ほとんど問題ないだろうが...
陸送,飛行機,貨物船,etc...と利用する業者などによっても金額は異なってくることになる.
ここも,忘れずに考慮して欲しい.
皆また一つお利口さん!(byロップ)
海外から卸している街の雑貨店や飲食店がいかに大変かわかったかと思う(業者だから,関税額は上の計算よりうんと高いよ)
PC,メディア,楽器またカメラ等は,ほとんどが関税対象外だから私にはあまり関係がないのだが...(苦笑)
私は過去,パソコン用メモリや特殊なGAMEBOY用ソフト等を直接海外から取り寄せたことがある(大の苦手な英語を嫌々使ったことは内緒だ)
この時は課税対象外だったので深く考えていなかったわけだが,やはり個人輸入の天敵は関税という名の税金である.
皆もどうしても海外から取り寄せないといけない物がある場合は賢く買い物をして欲しい.
と,言うことで今回は関税について少しお勉強といこうじゃないか.
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[関税の計算]
関税の計算方法は至って簡単...といいたいところだが少しややこしくできている.
一般的(業者など)な計算方法は以下の通りだ.
関税額 = 課税対象額(商品代金+送料+保険料)×ばつ関税率
個人輸入の場合は個人輸入通貨手続の都合等で以下の式に変わる.
関税額(個人輸入) = 課税対象額(×ばつ60%)×ばつ関税率
※(注記)何れも,別途関税手数料と消費税が取られる
個人輸入(個人消費分)は対象商品の60%ということで少しお得?
ちなみに,ここで言う海外小売価格は海外の小売店に直接支払った金額と捉えればよい.
わかりにくいので実際の金額に当てはめる.
14'4月1USD≒102.67JPY程度.計算しにくいので以下105JPYとしておこう
例※(注記)送料や保険料も合計金額の一部だ
・商品金額:2999USD
・送料:19USD
・保険:10USD
課税対象額{(2999USD+19USD+10USD)×ばつ0.05(物により変動.今回はアクセサリあたりと仮定)
×ばつ105(1USD≒105JPYと仮定して)+税関手数料(14'現在200JPY)に別途消費税(日本国内と同じ税率なので)
≒{(×ばつ105)×ばつ1.08(14'04現在消費税8%)
≒10518JPY
実際に購入した商品代+送料等(計317,940JPY)に加算すると占めて約328,458JPYということになる.
ん?意外と安いって?
いやいや,旅行先で買ったら払わなくていい金額ですぜ旦那!
これが関税なのだ.
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[免税!?]
個人利用範囲以内であれば対象から外れるものも存在する(例:焙煎前のコーヒー豆とか)
金額的な面では対象商品の購入合計(送料,保険代込み)が16,666JPY以下であれば免税対象.
※(注記)個別に購入しても税関を通る荷物が個人あたりで16,666JPYを超えれば課税対象である
また,上記計算での関税額合計が10,000JPY以下も対象外になることがある.
ここで注意しなければならないのが送料という名のトラップである(課税対象だからね)
よし,免税対象以内で安く買えたと思ったら送料が10kJPYなんてシャレにならない.
基本は重さ毎に金額が変わるので,ほとんど問題ないだろうが...
陸送,飛行機,貨物船,etc...と利用する業者などによっても金額は異なってくることになる.
ここも,忘れずに考慮して欲しい.
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皆また一つお利口さん!(byロップ)
[フレーム]
海外から卸している街の雑貨店や飲食店がいかに大変かわかったかと思う(業者だから,関税額は上の計算よりうんと高いよ)
PC,メディア,楽器またカメラ等は,ほとんどが関税対象外だから私にはあまり関係がないのだが...(苦笑)
May 01, 2014
2009年に市場ではFDDすなわちフロッピーディスクドライブの生産完了が騒がれた.
そして,国内においては翌年3.5型FDの販売終了をアナウンスされることになった.
しかし,今日に至るまで特別な不都合をきたしたことはないのが実情ではないだろうか?
マルチメディアカードリーダ等では,USBタイプのFDDが内蔵されている機種があったりと特別市場から消え失せているわけではなく徐々に衰退しているからである.
メディアに関してもAmazon等でもデットストックを含む在庫がある模様だ.
ただ,ここで考えてほしいのはPC-AT互換機以降におけるFD需要が全てではないということである.
例えば,旧型のPCであるOLD-MacやMSXまたPC-98シリーズ等はどうだろうか.
物によっては2DD専用機や8インチ,5インチ(5.25インチ),2インチタイプ(他に3インチや2.5インチ等もあった)と3.5インチ2HDとですら互換性が危ういものも数多くある.
また,私のようにシンセサイザー等特殊な機器におけるFDDはどうだろうか?
FDD自体はビルトインされており素人では開けることもままならないだろうし2DDのものも数多くある.
メディアは2HDを流用して右の穴をテープ等でふさげばよいにしても,例えばベルトが切れたりモーターが壊れたりしてFD自体を回せない状況になったらどうだろうか?
代替え品なんてものも,簡単に手に入らなくなっていないだろうか?
そこで,今回はFDというメディアを使わざる得ない専用機において今後も使い続ける手段があるのかについてクローズアップしてみたいと思う.
尚,ここではあくまで3.5インチのみで検討する(なぜなら私が3.5インチより前の世代に疎いから--;)
[模倣したFD]
これは要するに既存のメディアを物理的にFDサイズに変更するアダプタの事である.
FDDが生きている間は使える技のように思える.
意味深な日本語にしているのにはわけがある.
先に結論を言ってしまえば答えはNGだ.
これは,メディア自体がSD等のフラッシュメモリであり,物理的に媒体を模倣しているにすぎずプロトコルが全然違うのである.故にPC等OSにドライバを入れることができる筐体にのみ使用できるものなのである.
すなわち,MSXやシンセサイザーではもちろん使うことができない.
PC-98等でWin98シリーズ等のOSが動き,メーカーからドライバが配給されている場合は使用可能なので一応ラインナップを上げてみる.
・OLYMPUS MAFP-2N (スマートメディアtoFDアダプタ)
・I・O DATA FPSD-ADP (SDメモリーカード/MMCtoFDアダプタ)
・etc...
残念ながら,既にどの機種も生産完了品だ.
運よく,中古やデットストック品が見つかったときに手に入れておくべきだろう.
ただし,旧式故SD等のメディア容量自体にも制限がある.
よく吟味して手を出してほしい.
[ケーブル変換]
FDのメディア媒体を模倣する手段は専用機では不発だった.
ではほかに何が考えられるだろうか?
そこで1つ検索...
実際問題,フロップーディスクドライブは市場から完全に消えているのかということである.
調べてみると確かにUSB型のFDDこそまだ現行機種でもメーカーさえ選ばなければ存在するようだが,3.5インチドライブ型は中古しかないようではある.
USBをFDケーブル34pinに変換できればいいじゃないかと考える訳だが,よく考えてればわかるとおり何が悲しくてUSBという既存の規格を旧規格のFDに変換する必要があるのだといわれてしまうだろう...その通り,そんな変換器はないのである(逆は存在する)
話を戻そう,3.5インチドライブは絶対に手に入らないとは言えないではないだろうか.
では3.5インチ(FDケーブル34pin)は救えそうである.
最悪,壊れたらドライブを入れ替えればいいのである(メディアがいつまで正常に動くかはさておいての暫定案だが...)
では,それ以外の規格だったらどうだろうか?
例えば2DD規格時代に多かったFDケーブル26pinはどうだろうか?
80年代〜90年代前半くらいまでの機器であれば意外と多いのがこの26pinタイプ
そのままでは互換性はもちろんない.
ということは,お分かりの通り作るしかない.
なぜ作るという動作になるのかというと,実は市場に存在しないからなのだ(過去はあったのかもしれないが今はない)
ピンアサイン自体は公開されておりアマチュアでも作成は可能である.
私も過去に作って成功しているが,26pinを34pinに置き換えるにあたり,機種によっては独自の回路で自由に扱えるPinをどのようにしているかがバラバラであるため,完全互換とはいかない.
故に玄人向けとだけ伝えておこう.
一応,ピンアサインは以下の通りである.
※(注記)全機種にて動作を保証するわけではない.
本アサイン表を用いた改造等による機器の破損について当ページ管理人は一切の責任を負わない.
これで,3.5インチドライブ(FDケーブル34pin)が市場に存在する限り代替え修理が可能になった.
しかし,これでは暫定案にすぎない.
先,数十年も有効な手段とは言えないだろう.
[ドライブエミュレータ]
そう,皆が捜しているのはこれだ!
FDDドライブをそのまま交換してイメージデータを既存のフラッシュ媒体にて保持できる優れものだ.
イメージデータなのか,ファイル形式なのかは各種異なるが,専用機器ならほとんどがイメージデータでなければいけないだろう.
その場合,PCにバックアップが欲しいときは2台必要になってしまうかもしれない(逃げ道はあるかもしれないが...)
いずれにしても,救戦士であることは間違いないだろう.
・FDD-SANA.COM(USBメモリをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ1台16,000円〜)
・FD変換アダプタ (SDをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ個体値段不明)
・HxC Floppy Emulator(SDをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータの先駆者海外製で個人輸入必要)
・REX-FDCF(CFカードをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ法人限定20,366円〜)
ただし,いずれも各機器において絶対の保証があるわけではない.
FDDについてしっかりと理解して仕様を吟味して,自己のハードウェアでも使えるかを考えなければならない.
一応,HxC Floppy Emulator等では先駆者たちが実機確認した結果を様々なサイトで紹介しているが日本語ではないので素人には難しいのかもしれない(私だって簡単には読めないけどなんとかなるっしょ?)
ダメもとで実験がてらという位の気持ちでないなら手を出さないで欲しい(もちろんメーカーも私も責任は取れない)
以上,いかがだっただろうか?
私が初めてこの手のFDDエミュレータ商品を探し始めたのが2008年のときだった.
その後,何年もの間に実験的なものや企業向けのものが少ないながらもあったのだが,ここ数年で飛躍的に多くなったきがする.
過去の歴史上にもLDやVHSのように市場とともに自然に消えても誰も文句を言わないようになっていくが当たり前だった事があったわけだがFDもそういう部類になっていくのは言うまでもない.
だがしかし,私のようにMSXや旧型シンセサイザー等,遺産があるのにメディアがない,またはドライブが壊れたせいで復旧も何もできないまま泣き寝入りというのは残念で仕方無いように思う.
実機のFDドライブが生きているうちはイメージ化してPCでバックアップを取っておいたりできるし,シンセサイザーもMIDIを使ったバルク保存等の逃げ道はあるにはあるが面倒この上ない.
FDだけが使えない状態と言うだけで捨ててしまうのは本当にいいのだろうか?
これも,リユース・リデュース・リサイクルの一環と踏まえ,救出できる今,これらの機器を試しておくべきではないかと私は思う.
そして,国内においては翌年3.5型FDの販売終了をアナウンスされることになった.
しかし,今日に至るまで特別な不都合をきたしたことはないのが実情ではないだろうか?
マルチメディアカードリーダ等では,USBタイプのFDDが内蔵されている機種があったりと特別市場から消え失せているわけではなく徐々に衰退しているからである.
[フレーム]
メディアに関してもAmazon等でもデットストックを含む在庫がある模様だ.
ただ,ここで考えてほしいのはPC-AT互換機以降におけるFD需要が全てではないということである.
例えば,旧型のPCであるOLD-MacやMSXまたPC-98シリーズ等はどうだろうか.
物によっては2DD専用機や8インチ,5インチ(5.25インチ),2インチタイプ(他に3インチや2.5インチ等もあった)と3.5インチ2HDとですら互換性が危ういものも数多くある.
また,私のようにシンセサイザー等特殊な機器におけるFDDはどうだろうか?
FDD自体はビルトインされており素人では開けることもままならないだろうし2DDのものも数多くある.
メディアは2HDを流用して右の穴をテープ等でふさげばよいにしても,例えばベルトが切れたりモーターが壊れたりしてFD自体を回せない状況になったらどうだろうか?
代替え品なんてものも,簡単に手に入らなくなっていないだろうか?
そこで,今回はFDというメディアを使わざる得ない専用機において今後も使い続ける手段があるのかについてクローズアップしてみたいと思う.
尚,ここではあくまで3.5インチのみで検討する(なぜなら私が3.5インチより前の世代に疎いから--;)
[模倣したFD]
これは要するに既存のメディアを物理的にFDサイズに変更するアダプタの事である.
FDDが生きている間は使える技のように思える.
意味深な日本語にしているのにはわけがある.
先に結論を言ってしまえば答えはNGだ.
これは,メディア自体がSD等のフラッシュメモリであり,物理的に媒体を模倣しているにすぎずプロトコルが全然違うのである.故にPC等OSにドライバを入れることができる筐体にのみ使用できるものなのである.
すなわち,MSXやシンセサイザーではもちろん使うことができない.
PC-98等でWin98シリーズ等のOSが動き,メーカーからドライバが配給されている場合は使用可能なので一応ラインナップを上げてみる.
・OLYMPUS MAFP-2N (スマートメディアtoFDアダプタ)
[フレーム]
・I・O DATA FPSD-ADP (SDメモリーカード/MMCtoFDアダプタ)
・etc...
残念ながら,既にどの機種も生産完了品だ.
運よく,中古やデットストック品が見つかったときに手に入れておくべきだろう.
ただし,旧式故SD等のメディア容量自体にも制限がある.
よく吟味して手を出してほしい.
[ケーブル変換]
FDのメディア媒体を模倣する手段は専用機では不発だった.
ではほかに何が考えられるだろうか?
そこで1つ検索...
実際問題,フロップーディスクドライブは市場から完全に消えているのかということである.
調べてみると確かにUSB型のFDDこそまだ現行機種でもメーカーさえ選ばなければ存在するようだが,3.5インチドライブ型は中古しかないようではある.
USBをFDケーブル34pinに変換できればいいじゃないかと考える訳だが,よく考えてればわかるとおり何が悲しくてUSBという既存の規格を旧規格のFDに変換する必要があるのだといわれてしまうだろう...その通り,そんな変換器はないのである(逆は存在する)
話を戻そう,3.5インチドライブは絶対に手に入らないとは言えないではないだろうか.
では3.5インチ(FDケーブル34pin)は救えそうである.
最悪,壊れたらドライブを入れ替えればいいのである(メディアがいつまで正常に動くかはさておいての暫定案だが...)
では,それ以外の規格だったらどうだろうか?
例えば2DD規格時代に多かったFDケーブル26pinはどうだろうか?
80年代〜90年代前半くらいまでの機器であれば意外と多いのがこの26pinタイプ
そのままでは互換性はもちろんない.
ということは,お分かりの通り作るしかない.
なぜ作るという動作になるのかというと,実は市場に存在しないからなのだ(過去はあったのかもしれないが今はない)
ピンアサイン自体は公開されておりアマチュアでも作成は可能である.
私も過去に作って成功しているが,26pinを34pinに置き換えるにあたり,機種によっては独自の回路で自由に扱えるPinをどのようにしているかがバラバラであるため,完全互換とはいかない.
故に玄人向けとだけ伝えておこう.
一応,ピンアサインは以下の通りである.
[画像:001]
〜FDDピンアサイン例〜
〜FDDピンアサイン例〜
※(注記)全機種にて動作を保証するわけではない.
本アサイン表を用いた改造等による機器の破損について当ページ管理人は一切の責任を負わない.
これで,3.5インチドライブ(FDケーブル34pin)が市場に存在する限り代替え修理が可能になった.
しかし,これでは暫定案にすぎない.
先,数十年も有効な手段とは言えないだろう.
[ドライブエミュレータ]
そう,皆が捜しているのはこれだ!
FDDドライブをそのまま交換してイメージデータを既存のフラッシュ媒体にて保持できる優れものだ.
イメージデータなのか,ファイル形式なのかは各種異なるが,専用機器ならほとんどがイメージデータでなければいけないだろう.
その場合,PCにバックアップが欲しいときは2台必要になってしまうかもしれない(逃げ道はあるかもしれないが...)
いずれにしても,救戦士であることは間違いないだろう.
・FDD-SANA.COM(USBメモリをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ1台16,000円〜)
・FD変換アダプタ (SDをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ個体値段不明)
・HxC Floppy Emulator(SDをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータの先駆者海外製で個人輸入必要)
・REX-FDCF(CFカードをFDイメージ用ストレージとして使えるエミュレータ法人限定20,366円〜)
ただし,いずれも各機器において絶対の保証があるわけではない.
FDDについてしっかりと理解して仕様を吟味して,自己のハードウェアでも使えるかを考えなければならない.
一応,HxC Floppy Emulator等では先駆者たちが実機確認した結果を様々なサイトで紹介しているが日本語ではないので素人には難しいのかもしれない(私だって簡単には読めないけどなんとかなるっしょ?)
ダメもとで実験がてらという位の気持ちでないなら手を出さないで欲しい(もちろんメーカーも私も責任は取れない)
以上,いかがだっただろうか?
私が初めてこの手のFDDエミュレータ商品を探し始めたのが2008年のときだった.
その後,何年もの間に実験的なものや企業向けのものが少ないながらもあったのだが,ここ数年で飛躍的に多くなったきがする.
過去の歴史上にもLDやVHSのように市場とともに自然に消えても誰も文句を言わないようになっていくが当たり前だった事があったわけだがFDもそういう部類になっていくのは言うまでもない.
だがしかし,私のようにMSXや旧型シンセサイザー等,遺産があるのにメディアがない,またはドライブが壊れたせいで復旧も何もできないまま泣き寝入りというのは残念で仕方無いように思う.
実機のFDドライブが生きているうちはイメージ化してPCでバックアップを取っておいたりできるし,シンセサイザーもMIDIを使ったバルク保存等の逃げ道はあるにはあるが面倒この上ない.
FDだけが使えない状態と言うだけで捨ててしまうのは本当にいいのだろうか?
これも,リユース・リデュース・リサイクルの一環と踏まえ,救出できる今,これらの機器を試しておくべきではないかと私は思う.