August 2014
August 22, 2014
2014年初頭WindowsXPがサポート切れということもあり各種法人はもちろんのこと個人でもリプレースと称してハードの入れ替えやWindows7化が進んだことと思う.
人によってはiPadをはじめとしたタブレット化によるPC離れでPCを捨てた方も多くいることと思う.
私は一般の方のように"PCはネット+ワープロ"というわけにはいかない(映像編集,画像編集,音楽制作,回路図作成,2D-CAD,etc...)のでPC必須な人間ということで該当者になってしまったわけだが,Windows98SEやWindows2000の時と同様,市場の波には流されずの焦らず騒がずな情報収集で買い替えは全くしていない(各社PC販売店ならびに家電量販店さまゴメンね)
また,StudioT'sLABではTomが使用していたWin7マシンがメインマシンとしてそのまま使われていたため問題なかったのだが旧ハードコントロール用はXPということでPCの一部は基幹ネットワークから完全に切り離されたものも存在する.
ネットワークからの攻撃を受けない独立した専用機という位置づけなのでこちらも問題はない.
一部,該当したのが私の個人PCと親にあげたLet'sNote(CF-Y7のXPダウングレード)である.
当初Windows7未対応であったAdobeのCreative Suite 4 Production PremiumがインストールされたPCはメインPC(メールやネットはもちろんさまざまなデータ作成をこれで行っていた)であったため直ぐにネットから切り離すことができず対応パッチを当てながらだましだまし使っていた.
(CF-Y7に関してはこれまた親にあげたiPadが主流となり電源もほとんど入れられていない状態になっていたため自分たちが借りる時だけパッチを当てて使っていた)
Mac mini Hawswell搭載モデルが出るかもという脈絡のあるようなないような情報を信じていた節もあるのでなおのことOS入れ替えをせずに待っていたのである.
2014年も上半期が過ぎた頃,やっと各社が正式に対応情報を公開し始めてくれた.
要は『Windows7に置き換えても古いソフトの一部は動作保障するよ』という情報である.
※(注記)ここで書いているWindows7とは一律して32bit版に限定しておく
私のPCはもともとマザーボードが4GB以上のメモリを積むのに対応していないモデルなので最初から32bitしか念頭になかった.
動作を軽めの設定にしてもメモリ食いなWindows7が3.2GB程度のメモリでサクサク動くかどうかという点に関しては非常に疑問もあるのだが実家のLet'sNoteを人柱にして検証.
Core2Duo 2.0GHzのCPUと1GB+1GB(一部ビデオメモリと共有かつ独自規格なのでデュアルチャンネル動作しているかも不明)という今となっては非力なCF-Y7にWin7 32bitとOffice2010またウイルス対策(カスペルスキー系)ソフトをインストールして動作させたところCPU使用率がギリギリになるという不思議な現象に陥る(2007年モデルのLet'sNoteは排気ファン並びにキーボード上吸気,排気口1つで発熱の改善がされていなかったNetBurstマイクロアーキテクチャCPUを冷やすためCPUは相当非力なはずである)も何とか実用範囲以内(ネットサーフィン※(注記)死語?やメールを見るが普通に可能)であったため入れ替えを決断した.
まー,ここへきて9月頃予定しているApple新モデル発表で新iPhoneを筆頭に『Mac mini 2014』が出るかも情報が再再再浮上していたりするが仮に今度こそ出ても残念ながらすぐに手に入れることは不可能なので見送り前提のWin7購入.
ちなみにWindows8.1のダウングレードも比較したがXPモードが含まれていないことがネックとなり取りやめた.
家は必要以上にXPまでしか対応していない旧型ハードがまだまだたくさんある(主に楽器の類でMOTIF RackやES,VariOS,etc...)ためXPは絶対といわないまでもやはり切り離せないのである.
もしもの時のXPモードというわけである.
ただし,注意しなければいけないのはXPモードとは仮想でXPが動作するモードでありXP側へのセキュリティーはXP側で行わなければいけないということである.
故にネットワークを使用するハードには旧WindowsXP同様の"脆弱性"という壁が付きまとうことを忘れてはいけない.
疑問に思った方も多いと思うがWindows7のパッケージ版は2014年8月現在すでに生産完了しており入手できない.
今回,私は海賊版が多く出回る旧モデルOS市場を鯉の滝登り状態で探ったのである.
たまに出るオークションでの正規OSも高額になってしまい入手が危ういので(という前に,前述にある通り既にオークションからは手を引いている)在庫が余っている正規のOEM(PCに同封されてくるソフト)かDSP(いずれかのハードウェアに同封されてくるソフト※(注記)Windows8の場合はパッケージなしでハードの縛りはない)版を入手するほかない.
OEMやDSPは販売店側が管理しているのか(?)厳密なルールにのっとっていない販売形式の場合も非常に多いわけだが今回はDSP版をUSBタイプのFDD付カードリーダー同封のものを購入.
一応,届いたソフトを目視確認した限りでは精巧に作られた海賊版ではなさそうであるので一安心.
ちなみに,注意点としてはパッケージ版と違い32bitと64bitを選択するインストール画面が出てはこない.要するにパッケージの段階でどちらかを選ばなければならないのである.
ハード付きで21,000円程度と安そうに見えるのだがパッケージ同様に32bitと64bitを手に入れるためにはパッケージ版より高い金額になる事になるだろう.
さすがは世界のMicrosoft.Apple同様にやり方が相当汚いのは言うまでもない(苦笑)
ただし,それ以外の違いはない(ハードが64bit対応になった場合の入れ替えを考えると結構でかいけどね)
※(注記)ハードウェアの情報がわからない方はCPU-Zというフリーソフトをインストールして確認してほしい.64bit対応CPUか?等,蓋を開けて型番を調べなくてもざっくりと調べられる.
と,いうことで無事入手して入れ替え準備に入ったわけだがこれからが大変...
なぜなら今までメインで使っていたPCということもありインストールされているソフトが限りなく多く収集がつかない(Adobe各種にSOL2,Draw系ソフトにCADソフト,各種フリーソフト等々...)
同じ環境を戻すまでには1週間以上はかかる見込みである.
一応,ライセンス管理が厳密なソフトも多数使用しているので以下参考程度に調べたソフトの情報を載せておく.皆さまも入れ替えの際には"先にソフトの情報を調べる"事をお勧めする.
・Microsoft
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/help/compatibility#T1=softwarecompat
注意:上記サイトは不親切極まりなくわかりにくいので解説するとOfficeはOfficeXP(2002)SP3,Office2003SP3,Office2007と現行モデル(2010や2013等)である.
・Adobe製品のWindows7対応について
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/8329.html
注意:Adobeのソフトウェアライセンスはソフトウェアのネットワーク認証を行っており以前のPC情報がサーバーに残っているとライセンスが多重登録されてしまい使えなくなってしまう可能性が出てくる.
必ず,OSを更新する前に下記サイトの手順に沿ってライセンス認証の解除を行ってから作業に取り掛かってほしい.
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/7845.html
・JUST SYSTEM
http://www.justsystems.com/jp/os/win7/
注意:多くのソフトでWindows7対応アップデート(サイト上ではモジュールと記載)する必要がある.各種対応ソフトの『必要』と記載されているリンク先へ行き手順に沿ってアップデートしてほし.
まー,そんなにまで苦労して載せ替えようとしているWindows7も2020年,東京オリンピックが開かれるであろう年にはサポート切れである.
この時のことを考えて色々準備しておかねばならないのかもしれないと頭の片隅におきつつの置き換えになったわけである.
OSのメジャーアップデートはメーカーの勝手な言い分と思う気持ちもあるが,同じUIやアーキテクチャを使い続ければいずれは物理や原理に限界がきてしまう.
人が次に望む"便利"を手に入れるとはこういう手間の積み重ねなのだと割り切るほかない.
人によってはiPadをはじめとしたタブレット化によるPC離れでPCを捨てた方も多くいることと思う.
私は一般の方のように"PCはネット+ワープロ"というわけにはいかない(映像編集,画像編集,音楽制作,回路図作成,2D-CAD,etc...)のでPC必須な人間ということで該当者になってしまったわけだが,Windows98SEやWindows2000の時と同様,市場の波には流されずの焦らず騒がずな情報収集で買い替えは全くしていない(各社PC販売店ならびに家電量販店さまゴメンね)
また,StudioT'sLABではTomが使用していたWin7マシンがメインマシンとしてそのまま使われていたため問題なかったのだが旧ハードコントロール用はXPということでPCの一部は基幹ネットワークから完全に切り離されたものも存在する.
ネットワークからの攻撃を受けない独立した専用機という位置づけなのでこちらも問題はない.
一部,該当したのが私の個人PCと親にあげたLet'sNote(CF-Y7のXPダウングレード)である.
当初Windows7未対応であったAdobeのCreative Suite 4 Production PremiumがインストールされたPCはメインPC(メールやネットはもちろんさまざまなデータ作成をこれで行っていた)であったため直ぐにネットから切り離すことができず対応パッチを当てながらだましだまし使っていた.
(CF-Y7に関してはこれまた親にあげたiPadが主流となり電源もほとんど入れられていない状態になっていたため自分たちが借りる時だけパッチを当てて使っていた)
Mac mini Hawswell搭載モデルが出るかもという脈絡のあるようなないような情報を信じていた節もあるのでなおのことOS入れ替えをせずに待っていたのである.
2014年も上半期が過ぎた頃,やっと各社が正式に対応情報を公開し始めてくれた.
要は『Windows7に置き換えても古いソフトの一部は動作保障するよ』という情報である.
※(注記)ここで書いているWindows7とは一律して32bit版に限定しておく
私のPCはもともとマザーボードが4GB以上のメモリを積むのに対応していないモデルなので最初から32bitしか念頭になかった.
動作を軽めの設定にしてもメモリ食いなWindows7が3.2GB程度のメモリでサクサク動くかどうかという点に関しては非常に疑問もあるのだが実家のLet'sNoteを人柱にして検証.
Core2Duo 2.0GHzのCPUと1GB+1GB(一部ビデオメモリと共有かつ独自規格なのでデュアルチャンネル動作しているかも不明)という今となっては非力なCF-Y7にWin7 32bitとOffice2010またウイルス対策(カスペルスキー系)ソフトをインストールして動作させたところCPU使用率がギリギリになるという不思議な現象に陥る(2007年モデルのLet'sNoteは排気ファン並びにキーボード上吸気,排気口1つで発熱の改善がされていなかったNetBurstマイクロアーキテクチャCPUを冷やすためCPUは相当非力なはずである)も何とか実用範囲以内(ネットサーフィン※(注記)死語?やメールを見るが普通に可能)であったため入れ替えを決断した.
まー,ここへきて9月頃予定しているApple新モデル発表で新iPhoneを筆頭に『Mac mini 2014』が出るかも情報が再再再浮上していたりするが仮に今度こそ出ても残念ながらすぐに手に入れることは不可能なので見送り前提のWin7購入.
ちなみにWindows8.1のダウングレードも比較したがXPモードが含まれていないことがネックとなり取りやめた.
家は必要以上にXPまでしか対応していない旧型ハードがまだまだたくさんある(主に楽器の類でMOTIF RackやES,VariOS,etc...)ためXPは絶対といわないまでもやはり切り離せないのである.
もしもの時のXPモードというわけである.
ただし,注意しなければいけないのはXPモードとは仮想でXPが動作するモードでありXP側へのセキュリティーはXP側で行わなければいけないということである.
故にネットワークを使用するハードには旧WindowsXP同様の"脆弱性"という壁が付きまとうことを忘れてはいけない.
疑問に思った方も多いと思うがWindows7のパッケージ版は2014年8月現在すでに生産完了しており入手できない.
今回,私は海賊版が多く出回る旧モデルOS市場を鯉の滝登り状態で探ったのである.
たまに出るオークションでの正規OSも高額になってしまい入手が危ういので(という前に,前述にある通り既にオークションからは手を引いている)在庫が余っている正規のOEM(PCに同封されてくるソフト)かDSP(いずれかのハードウェアに同封されてくるソフト※(注記)Windows8の場合はパッケージなしでハードの縛りはない)版を入手するほかない.
OEMやDSPは販売店側が管理しているのか(?)厳密なルールにのっとっていない販売形式の場合も非常に多いわけだが今回はDSP版をUSBタイプのFDD付カードリーダー同封のものを購入.
一応,届いたソフトを目視確認した限りでは精巧に作られた海賊版ではなさそうであるので一安心.
ちなみに,注意点としてはパッケージ版と違い32bitと64bitを選択するインストール画面が出てはこない.要するにパッケージの段階でどちらかを選ばなければならないのである.
ハード付きで21,000円程度と安そうに見えるのだがパッケージ同様に32bitと64bitを手に入れるためにはパッケージ版より高い金額になる事になるだろう.
さすがは世界のMicrosoft.Apple同様にやり方が相当汚いのは言うまでもない(苦笑)
ただし,それ以外の違いはない(ハードが64bit対応になった場合の入れ替えを考えると結構でかいけどね)
※(注記)ハードウェアの情報がわからない方はCPU-Zというフリーソフトをインストールして確認してほしい.64bit対応CPUか?等,蓋を開けて型番を調べなくてもざっくりと調べられる.
と,いうことで無事入手して入れ替え準備に入ったわけだがこれからが大変...
なぜなら今までメインで使っていたPCということもありインストールされているソフトが限りなく多く収集がつかない(Adobe各種にSOL2,Draw系ソフトにCADソフト,各種フリーソフト等々...)
同じ環境を戻すまでには1週間以上はかかる見込みである.
一応,ライセンス管理が厳密なソフトも多数使用しているので以下参考程度に調べたソフトの情報を載せておく.皆さまも入れ替えの際には"先にソフトの情報を調べる"事をお勧めする.
・Microsoft
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/help/compatibility#T1=softwarecompat
注意:上記サイトは不親切極まりなくわかりにくいので解説するとOfficeはOfficeXP(2002)SP3,Office2003SP3,Office2007と現行モデル(2010や2013等)である.
・Adobe製品のWindows7対応について
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/8329.html
注意:Adobeのソフトウェアライセンスはソフトウェアのネットワーク認証を行っており以前のPC情報がサーバーに残っているとライセンスが多重登録されてしまい使えなくなってしまう可能性が出てくる.
必ず,OSを更新する前に下記サイトの手順に沿ってライセンス認証の解除を行ってから作業に取り掛かってほしい.
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/7845.html
・JUST SYSTEM
http://www.justsystems.com/jp/os/win7/
注意:多くのソフトでWindows7対応アップデート(サイト上ではモジュールと記載)する必要がある.各種対応ソフトの『必要』と記載されているリンク先へ行き手順に沿ってアップデートしてほし.
まー,そんなにまで苦労して載せ替えようとしているWindows7も2020年,東京オリンピックが開かれるであろう年にはサポート切れである.
この時のことを考えて色々準備しておかねばならないのかもしれないと頭の片隅におきつつの置き換えになったわけである.
OSのメジャーアップデートはメーカーの勝手な言い分と思う気持ちもあるが,同じUIやアーキテクチャを使い続ければいずれは物理や原理に限界がきてしまう.
人が次に望む"便利"を手に入れるとはこういう手間の積み重ねなのだと割り切るほかない.
August 20, 2014
ボールペンを愛用している人も少なくはないと思う.
新品のペンだとボールがコロコロ転がりスムーズな書き心地で気持ちがいいものである.
私はメモ魔で広告の裏やプリントの裏紙を持ち歩いては色々書くのだが間違えをすぐに修正したがる癖があるので『消せないのがちょっと』ということもありボールペン派ではなかったりするのだが・・・
最近では書いても消せる魔法のボールペンもあったりとかゆいところに手が届くアイテムでありその可能性はこれからも無限大である.
ちなみに昔,銀色に書けるボールペンがあった(今でもあるのかは不明)のだが,すごいことに消しゴムでこすると銀色がはがれて赤や青といった色が出てくるという素敵なペンもあった.
綺麗なもの好きの女子には魅力的だったに違いない.
そんな,常に進化し続けているボールペンではあるが慢性的な悩みが存在する.
それは誰もがはまるインクが出ないという現象である.
ボールペンはプレゼントなどでもらうこともあり,人によってさまざまな価値があると思うが書けないペンは使えないわけであり私も困ったことがある.
たいていは中に空気が入ってしまったりしてインクが正常に出てこなくなってしまったり,ボールが根詰まりしたりして動かなくなってしまったりである.
基本的には下向きに保存することが好ましいわけだが,ペンはいつ使うかわからないものでありながらも使いたいときに使えないと困ったりするわけで,非常に難しいのである.
インクがありながらにして書けない場合は以下の方法で復活することがあるようだ.
○しろまる空気などによりインクが落ちてこない不具合
・ゴム飛行機のプロペラのごとくぐるぐる回し遠心力でインクをボール側へ送る
・お湯につけてインクを柔らかくして下へ送る
※(注記)いずれもボール外れやインクの急な飛び出しに注意してほしい
○しろまる根詰まりによる不良
・ティッシュペーパーなど少し荒目な凹凸のある紙の上で10〜20回程度転がす
※(注記)間違っても荒すぎる紙やすり等にこすり付けてはいけない
これらの方法でも復活が見込めないものに関してはとうとう芯の交換(レフィル)である.
ただし,必要な時になくて困る芯は大きな文房具屋でも各種メーカーがそろっているわけではない.
お店の人に聞いてもたいていは「型番がわからないと...」とか「取り寄せになります」というのがほとんどである.
しかし,一応このレフィルには互換があるのである.
興味がある人は是非以下のサイトより互換表を見てもらいたい.
日本筆記具工業会
以下,サイト内にあるexcelファイルの直リンクになります
・油性ボールペンレフィル(替えしん)互換表
・ゲルボールペンレフィル(替えしん)互換表
ちなみに,工業規格などで定まっているわけではないためメカ的に完全互換ではない.
例えばゼブラの4C品を他社製の4C相当ペン本体の替え芯として使ったりした場合,微妙にレフィル外形の太さが他社製品より太いためにペン本体の口径を広げてしまうことになったりするのである.
インクはオンリーワンではなくても本体はオンリーワン(大切なメッセージが刻印されているとか)ということもあるはずだからこれは大変だ.
十分に注意してほしい.
流通性が悪い商品は手に入れられないので致し方ない部分もあるができる限り純正品を探すに越したことはない.もしもの時用であることを忘れてはいけない.
とは言え,特殊なインクを用いているペンなどは在庫があるうちに真空パック化しておくしかないが,互換性があるレフィルが使えるものであれば表を参考にお店の在庫をあされると思う.
さぁ!
あなたも今から眠っている大切にしていたペンをよみがえらせようb
新品のペンだとボールがコロコロ転がりスムーズな書き心地で気持ちがいいものである.
私はメモ魔で広告の裏やプリントの裏紙を持ち歩いては色々書くのだが間違えをすぐに修正したがる癖があるので『消せないのがちょっと』ということもありボールペン派ではなかったりするのだが・・・
最近では書いても消せる魔法のボールペンもあったりとかゆいところに手が届くアイテムでありその可能性はこれからも無限大である.
ちなみに昔,銀色に書けるボールペンがあった(今でもあるのかは不明)のだが,すごいことに消しゴムでこすると銀色がはがれて赤や青といった色が出てくるという素敵なペンもあった.
綺麗なもの好きの女子には魅力的だったに違いない.
そんな,常に進化し続けているボールペンではあるが慢性的な悩みが存在する.
それは誰もがはまるインクが出ないという現象である.
ボールペンはプレゼントなどでもらうこともあり,人によってさまざまな価値があると思うが書けないペンは使えないわけであり私も困ったことがある.
たいていは中に空気が入ってしまったりしてインクが正常に出てこなくなってしまったり,ボールが根詰まりしたりして動かなくなってしまったりである.
基本的には下向きに保存することが好ましいわけだが,ペンはいつ使うかわからないものでありながらも使いたいときに使えないと困ったりするわけで,非常に難しいのである.
インクがありながらにして書けない場合は以下の方法で復活することがあるようだ.
○しろまる空気などによりインクが落ちてこない不具合
・ゴム飛行機のプロペラのごとくぐるぐる回し遠心力でインクをボール側へ送る
・お湯につけてインクを柔らかくして下へ送る
※(注記)いずれもボール外れやインクの急な飛び出しに注意してほしい
○しろまる根詰まりによる不良
・ティッシュペーパーなど少し荒目な凹凸のある紙の上で10〜20回程度転がす
※(注記)間違っても荒すぎる紙やすり等にこすり付けてはいけない
これらの方法でも復活が見込めないものに関してはとうとう芯の交換(レフィル)である.
ただし,必要な時になくて困る芯は大きな文房具屋でも各種メーカーがそろっているわけではない.
お店の人に聞いてもたいていは「型番がわからないと...」とか「取り寄せになります」というのがほとんどである.
しかし,一応このレフィルには互換があるのである.
興味がある人は是非以下のサイトより互換表を見てもらいたい.
日本筆記具工業会
以下,サイト内にあるexcelファイルの直リンクになります
・油性ボールペンレフィル(替えしん)互換表
・ゲルボールペンレフィル(替えしん)互換表
ちなみに,工業規格などで定まっているわけではないためメカ的に完全互換ではない.
例えばゼブラの4C品を他社製の4C相当ペン本体の替え芯として使ったりした場合,微妙にレフィル外形の太さが他社製品より太いためにペン本体の口径を広げてしまうことになったりするのである.
インクはオンリーワンではなくても本体はオンリーワン(大切なメッセージが刻印されているとか)ということもあるはずだからこれは大変だ.
十分に注意してほしい.
流通性が悪い商品は手に入れられないので致し方ない部分もあるができる限り純正品を探すに越したことはない.もしもの時用であることを忘れてはいけない.
とは言え,特殊なインクを用いているペンなどは在庫があるうちに真空パック化しておくしかないが,互換性があるレフィルが使えるものであれば表を参考にお店の在庫をあされると思う.
さぁ!
あなたも今から眠っている大切にしていたペンをよみがえらせようb