December 08, 2018
Windows98搭載PCのハードディスクをSD化してみた
今回はFDや古いデータ復旧用に準備したWindows98のHDDを載せ替えたので,その結果をメモ書きしておく.
<準備したもの その1>
・SODIAL製 006883(SD-44-ピンオスIDE 変換アダプタ)
・SANDISK製 SDSQXAF-032-GN6MA(32GB microSDHC Read:100MB/s Write:60MB/s)
microSDを選んでいるのは意図的ではなく,別件で使い終わって宙に浮いていたものを流用しただけ.
スピードクラスUHS-I U3 V30 A1対応品との事でRead=100MB/s, Write=60MB/sとIDEを基準に考えればそれなりのスペックと判断.
SD-2.5"IDE変換はAmazonで一番低コストの物を選定したが,中国からの発送で到着までに3週間近くかかったため,時間がある人はご参考までにといったところである.
写真で見る限り変換名人のSDHC-M44A/2と部品実装が同じに見えるため予算に余裕があれば代わりはありそう.
<下準備のクローン化>
元々搭載されていたのはIBM製20GB品
[画像:IMG_0004]
CrystalDiskInfoでチェックした結果は300Hとまだまだ現役で耐えられそうだったが,やはりHDDのメカニカルは嫌な思いでしかないので取り替えることにした.
クローンにはPCレスクローナの玄人志向製KURO-DACHI/CLONE/U3とSATA-IDE変換のセンチュリー製CROO-ISを使用.
ただし,ドライブサイズが20GBから32GBに変更されるため,未定義パーティションを別途新規パーティションにしたくなかったので,例のごとくPC上でEaseUS Todo Backupよりクローン化を実施しEaseUS Partition Master(私が使ったのは製品版だがFreeでも多分できる)にてメインドライブの容量を最大まで引き延ばした.
ただ,上記の状態にてプレ起動させてみたところパーティション変更でメインドライブの容量が変わった事が悪さをしてか,Windows98が立ち上がらなくなってしまったため仕方なくメインドライブの容量はクローン前の状態の4.7GBを維持したまま未定義領域をFDISKにて新規パーティション化した.
FDISKのバグ等も一通り確認したが,なぜパーティション変更で起動できなかったのかは不明.
起動ドライブの設定等に見落としがあるかもしれないが,OSドライブが4.7GBでも特に問題はないので不問とした.
実際の実装した状態がこちら.
[画像:IMG_0003]
2.5"HDDの物理領域がサイズぎりぎりだったので苦肉の策でSDより変換したため固定できずにフレキで宙ブラり状態.
実装部品が重くないのでテンションがかかってIDEケーブルが破損する事はないと思うが基板をウレタン材等で固定するべきなのかもしれない.
特に周辺部品に当たっている様子もないし,この世代の重量級なノートPCを頻繁に持ち運ぶことはないので今回はこの状態で蓋を閉じた.
<起動してみる その1>
これでスピードの違いを体感できるとワクワクしながら電源を入れたのが何回起動させても思いのほか早くない.
確かに,理論値的にはIDEの最大133MB/sに対して今回使用したSDHCのReadが100MB/s,Witeが60MB/sだから,元のHDDと大差なくても仕方がないのかなとは思ってみたりもするものの,このHDDが133MB/sの世代なわけはないので一応比較動画を作ってみた.
NECのロゴからのスピードはやはりSD化した右が早いは早い.
ただWindows98スタート画面からOS画面移行までSD側が約38sに対してHDD側が約40sとほぼ互角.
トーナリティでは約10sの差が出ているが裏を返せばメカニカルなHDDと電子オンリーのSDでトータル時間の2割も短縮できていないのには少し疑問が残る.
※(注記)計測基準はAudioOutの電源挿入時ポップ音(ボツって鳴る音)〜Windows98スタートアップBGM終わりまで
ついでなので終了画面も比較.
※(注記)基準はクローズボタン確定〜AudioOutのポップ音まで
こちらに至っては,その差1s.
もはやSD化した恩恵を感じる事はないだろう.
クリーンインストール状態なので,これからアプリケーションをインストールしたりするとOS上での作業で差が出てくるかもしれないが正直今更Windows98が激重になるほどのアプリをインストールするとは考えにくいのでなんとも言えない気分である.
<速度を計測>
これはこれで使えるが,やはりボトルネックがSD-2.5"IDE変換にある気がしてスッキリしないのでおなじみのCrystalDiskMarkにてスピード計測を実施してみた.
今回は環境の問題でセンチュリー社CROO-IS(IDE to SATA変換アダプタ)を利用してSATAへ変換しての計測.
変換器が足かせになる可能性はあるが,そもそも元となるドライブ側が遅いと踏んでいるので今回は気にせず続行.
また,SDHCそのもののスピードチェックも一応実施.
こちらは,PC本体についているUSB3.0経由のSDカードリーダーなので理論値500MB/sのと考えれば仮に少しくらいボトルネックがあっても測定比較に支障はないと判断.
測定結果は以下の通り
・SDHCの測定結果
『ん?』って感じの結果に・・・
商品仕様にはR=100MB/s W=60MB/sの記載があるけどシーケンシャルリードですら仕様数値の半分にも満たないとは思わなかった.
個人的にはwriteが理論値の70%程度出てればと思っていたが,それも割っている模様.
なによりもランダムのリード・ライト値が愕然とする遅さ,一般的なSDってこんなもんなのだろうか?
カードリーダの素性はわからないのでボトルネックになっている可能性は否めないもののショックが隠せない.
こういうものと自分に言い聞かせ気を取り直して続きを測定
・IDE変換結果
思いのほかランダムのリード・ライト値に変化はなかったものの,やはりシーケンシャルの値はいずれもSDカード単体の時の6割り弱.
とうとうUltra ATA/33の転送速度である33MB/sを完全に下回ってしまった.
こうなると知りたくなるのはもともと実装していたHDDとの差
測定環境は同じままHDDを載せてリトライしてみた
・HDDの結果
納得いかない感は否めないが数字で見るとやはりHDDよりは速いらしい.
10sの起動差が生まれるのだから当然と言えば当然だが・・・
しかし,やはり納得しきれないので一応KORG KTV1のHDD置き換えにて利用したmSATA-IDE変換のセットでも速度計測と起動確認を実施してみた.
<準備したもの その2>
・玄人志向 KRHK-MSATA/I9(mSATA SSD IDE変換アダプター)
・Zheino CHN-mSATAM3-128(mSATA 128GB Read:500 MB/S Wite:450 MB/S品)
KORG KTV1の際はZheino社製120GB品を利用したが,今回は値段差が200円程度だったので128GB品に変更.
137GBの壁には当たらないので利用者の好みでよろしいかと・・・
・mSATA+IDE変換の結果
<起動してみる その2>
残念ながら差は1s程度と大きなスピードの変化はないという結果になった.
伝送部分でのロスが大きいようでSD-IDE変換基板やSDHCが本件のボトルネック説は白と判断.
SDHCによるシステムで既に限界値と言う結論に至った.
ここまで来たなら悪あがきしてもう少しSDを低コスト化できないかと思いたくなる.
サイズは違うが,スピード規格には一切準拠されていない汎用的なSDという事で,丁度私物携帯に入っていた素性の判らない2GBのmicroSDも計測してみた.
・2GBブランド不明SDの結果
容量の都合上測定条件は異なるのであくまで参考値程度だが,この結果を見るとWrite時のスピードはHDDを下回っている.
SDHCフルの恩恵は受けられていないかもしれないが,一応は10sの起動時間短縮ができているのでスピードクラスは無意味ではないと思う.
<まとめ>
最終的には当初の予定通りSDHC+SDtoIDEを用いた置き換えで落ち着く形となった.
今回の改良でかかった費用は変換アダプタ843円+SD(余り物だけど一応)1,448円の計2,291円也.
今回採用はしなかったが参考程度にmSATAセット費用は変換アダプタ1,825円+mSATA2,980円の計4,805円也.
本件で対象になったPCでは値段差の価値が見いだせないのでSDHCセットになったが,別の筐体ではもしかすると差が出るかもしれない.
なお実験で使用したmSATAセットについてはYAMAHA AW4416(HDD MTR)に用いる為に用意したものだったので無駄にはならない予定である.
※(注記)本サイトにて公開の内容について,皆さまが改造等を行った際の保証は一切いたしません.自己責任にてお願いいたします.
<準備したもの その1>
・SODIAL製 006883(SD-44-ピンオスIDE 変換アダプタ)
・SANDISK製 SDSQXAF-032-GN6MA(32GB microSDHC Read:100MB/s Write:60MB/s)
microSDを選んでいるのは意図的ではなく,別件で使い終わって宙に浮いていたものを流用しただけ.
スピードクラスUHS-I U3 V30 A1対応品との事でRead=100MB/s, Write=60MB/sとIDEを基準に考えればそれなりのスペックと判断.
SD-2.5"IDE変換はAmazonで一番低コストの物を選定したが,中国からの発送で到着までに3週間近くかかったため,時間がある人はご参考までにといったところである.
写真で見る限り変換名人のSDHC-M44A/2と部品実装が同じに見えるため予算に余裕があれば代わりはありそう.
<下準備のクローン化>
元々搭載されていたのはIBM製20GB品
[画像:IMG_0004]
CrystalDiskInfoでチェックした結果は300Hとまだまだ現役で耐えられそうだったが,やはりHDDのメカニカルは嫌な思いでしかないので取り替えることにした.
クローンにはPCレスクローナの玄人志向製KURO-DACHI/CLONE/U3とSATA-IDE変換のセンチュリー製CROO-ISを使用.
ただし,ドライブサイズが20GBから32GBに変更されるため,未定義パーティションを別途新規パーティションにしたくなかったので,例のごとくPC上でEaseUS Todo Backupよりクローン化を実施しEaseUS Partition Master(私が使ったのは製品版だがFreeでも多分できる)にてメインドライブの容量を最大まで引き延ばした.
ただ,上記の状態にてプレ起動させてみたところパーティション変更でメインドライブの容量が変わった事が悪さをしてか,Windows98が立ち上がらなくなってしまったため仕方なくメインドライブの容量はクローン前の状態の4.7GBを維持したまま未定義領域をFDISKにて新規パーティション化した.
FDISKのバグ等も一通り確認したが,なぜパーティション変更で起動できなかったのかは不明.
起動ドライブの設定等に見落としがあるかもしれないが,OSドライブが4.7GBでも特に問題はないので不問とした.
実際の実装した状態がこちら.
[画像:IMG_0003]
2.5"HDDの物理領域がサイズぎりぎりだったので苦肉の策でSDより変換したため固定できずにフレキで宙ブラり状態.
実装部品が重くないのでテンションがかかってIDEケーブルが破損する事はないと思うが基板をウレタン材等で固定するべきなのかもしれない.
特に周辺部品に当たっている様子もないし,この世代の重量級なノートPCを頻繁に持ち運ぶことはないので今回はこの状態で蓋を閉じた.
<起動してみる その1>
これでスピードの違いを体感できるとワクワクしながら電源を入れたのが何回起動させても思いのほか早くない.
確かに,理論値的にはIDEの最大133MB/sに対して今回使用したSDHCのReadが100MB/s,Witeが60MB/sだから,元のHDDと大差なくても仕方がないのかなとは思ってみたりもするものの,このHDDが133MB/sの世代なわけはないので一応比較動画を作ってみた.
[フレーム]
NECのロゴからのスピードはやはりSD化した右が早いは早い.
ただWindows98スタート画面からOS画面移行までSD側が約38sに対してHDD側が約40sとほぼ互角.
トーナリティでは約10sの差が出ているが裏を返せばメカニカルなHDDと電子オンリーのSDでトータル時間の2割も短縮できていないのには少し疑問が残る.
※(注記)計測基準はAudioOutの電源挿入時ポップ音(ボツって鳴る音)〜Windows98スタートアップBGM終わりまで
ついでなので終了画面も比較.
※(注記)基準はクローズボタン確定〜AudioOutのポップ音まで
[フレーム]
こちらに至っては,その差1s.
もはやSD化した恩恵を感じる事はないだろう.
クリーンインストール状態なので,これからアプリケーションをインストールしたりするとOS上での作業で差が出てくるかもしれないが正直今更Windows98が激重になるほどのアプリをインストールするとは考えにくいのでなんとも言えない気分である.
<速度を計測>
これはこれで使えるが,やはりボトルネックがSD-2.5"IDE変換にある気がしてスッキリしないのでおなじみのCrystalDiskMarkにてスピード計測を実施してみた.
今回は環境の問題でセンチュリー社CROO-IS(IDE to SATA変換アダプタ)を利用してSATAへ変換しての計測.
変換器が足かせになる可能性はあるが,そもそも元となるドライブ側が遅いと踏んでいるので今回は気にせず続行.
また,SDHCそのもののスピードチェックも一応実施.
こちらは,PC本体についているUSB3.0経由のSDカードリーダーなので理論値500MB/sのと考えれば仮に少しくらいボトルネックがあっても測定比較に支障はないと判断.
測定結果は以下の通り
・SDHCの測定結果
SequentialRead(Q=32,T=1) 40.572MB/s
SequentialWrite(Q=32,T=1) 39.242MB/s
RandomRead4KiB(Q=8,T=8) 6.140MB/s [1499.0IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=8,T=8) 1.898MB/s [463.4IOPS]
RandomRead4KiB(Q=32,T=1) 6.079MB/s [1484.1IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=32,T=1) 1.862MB/s [454.6IOPS]
RandomRead4KiB(Q=1,T=1) 5.339MB/s [1303.5IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=1,T=1) 1.703MB/s [415.8IOPS]
Test 8192MiB [SDHC+SD card reader 0.0%(0.0/24.8GiB)](x9) [Interval=5sec]『ん?』って感じの結果に・・・
商品仕様にはR=100MB/s W=60MB/sの記載があるけどシーケンシャルリードですら仕様数値の半分にも満たないとは思わなかった.
個人的にはwriteが理論値の70%程度出てればと思っていたが,それも割っている模様.
なによりもランダムのリード・ライト値が愕然とする遅さ,一般的なSDってこんなもんなのだろうか?
カードリーダの素性はわからないのでボトルネックになっている可能性は否めないもののショックが隠せない.
こういうものと自分に言い聞かせ気を取り直して続きを測定
・IDE変換結果
SequentialRead(Q=32,T=1) 25.273MB/s
SequentialWrite(Q=32,T=1) 24.378MB/s
RandomRead4KiB(Q=8,T=8) 6.210MB/s [1516.1IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=8,T=8) 1.954MB/s [477.1IOPS]
RandomRead4KiB(Q=32,T=1) 6.211MB/s [1516.4IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=32,T=1) 1.914MB/s [467.3IOPS]
RandomRead4KiB(Q=1,T=1) 5.754MB/s [1404.8IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=1,T=1) 1.875MB/s [457.8IOPS]
Test 8192MiB[SDHC+SDtoIDE 0.0%(0.0/24.8GiB)](x9)[Interval=5sec]思いのほかランダムのリード・ライト値に変化はなかったものの,やはりシーケンシャルの値はいずれもSDカード単体の時の6割り弱.
とうとうUltra ATA/33の転送速度である33MB/sを完全に下回ってしまった.
こうなると知りたくなるのはもともと実装していたHDDとの差
測定環境は同じままHDDを載せてリトライしてみた
・HDDの結果
SequentialRead(Q=32,T=1) 16.384MB/s
SequentialWrite(Q=32,T=1) 15.861MB/s
RandomRead4KiB(Q=8,T=8) 0.351MB/s [85.7IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=8,T=8) 0.342MB/s [83.5IOPS]
RandomRead4KiB(Q=32,T=1) 0.346MB/s [84.5IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=32,T=1) 0.320MB/s [78.1IOPS]
RandomRead4KiB(Q=1,T=1) 0.278MB/s [67.9IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=1,T=1) 0.279MB/s [68.1IOPS]
Test : 8192 MiB [HDD: 0.0% (0.0/13.7 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]納得いかない感は否めないが数字で見るとやはりHDDよりは速いらしい.
10sの起動差が生まれるのだから当然と言えば当然だが・・・
しかし,やはり納得しきれないので一応KORG KTV1のHDD置き換えにて利用したmSATA-IDE変換のセットでも速度計測と起動確認を実施してみた.
<準備したもの その2>
・玄人志向 KRHK-MSATA/I9(mSATA SSD IDE変換アダプター)
・Zheino CHN-mSATAM3-128(mSATA 128GB Read:500 MB/S Wite:450 MB/S品)
KORG KTV1の際はZheino社製120GB品を利用したが,今回は値段差が200円程度だったので128GB品に変更.
137GBの壁には当たらないので利用者の好みでよろしいかと・・・
・mSATA+IDE変換の結果
SequentialRead(Q=32,T=1) 85.619MB/s
SequentialWrite(Q=32,T=1) 77.731MB/s
RandomRead4KiB(Q=8,T=8) 13.806MB/s [3370.6IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=8,T=8) 26.118MB/s [6376.5IOPS]
RandomRead4KiB(Q=32,T=1) 13.912MB/s [3396.5IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=32,T=1) 26.150MB/s [6384.3IOPS]
RandomRead4KiB(Q=1,T=1) 8.750MB/s [2136.2IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=1,T=1) 16.552MB/s [4041.0IOPS]
Test:16384MiB[mSATA+mSATAtoIDE:0.1%(0.1/82.0GiB)](x5)[Interval=5sec]<起動してみる その2>
残念ながら差は1s程度と大きなスピードの変化はないという結果になった.
伝送部分でのロスが大きいようでSD-IDE変換基板やSDHCが本件のボトルネック説は白と判断.
SDHCによるシステムで既に限界値と言う結論に至った.
ここまで来たなら悪あがきしてもう少しSDを低コスト化できないかと思いたくなる.
サイズは違うが,スピード規格には一切準拠されていない汎用的なSDという事で,丁度私物携帯に入っていた素性の判らない2GBのmicroSDも計測してみた.
・2GBブランド不明SDの結果
SequentialRead(Q=32,T=1) 19.690MB/s
SequentialWrite(Q=32,T=1) 6.422MB/s
RandomRead4KiB(Q=8,T=8) 3.764MB/s [918.9IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=8,T=8) 0.020MB/s [4.9IOPS]
RandomRead4KiB(Q=32,T=1) 3.673MB/s [896.7IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=32,T=1) 0.019MB/s [4.6IOPS]
RandomRead4KiB(Q=1,T=1) 2.814MB/s [687.0IOPS]
RandomWrite4KiB(Q=1,T=1) 0.018MB/s [4.4IOPS]
Test : 1024 MiB [2GB SD: 20.7% (390.1/1881.7 MiB)] (x5) [Interval=5 sec]容量の都合上測定条件は異なるのであくまで参考値程度だが,この結果を見るとWrite時のスピードはHDDを下回っている.
SDHCフルの恩恵は受けられていないかもしれないが,一応は10sの起動時間短縮ができているのでスピードクラスは無意味ではないと思う.
<まとめ>
最終的には当初の予定通りSDHC+SDtoIDEを用いた置き換えで落ち着く形となった.
今回の改良でかかった費用は変換アダプタ843円+SD(余り物だけど一応)1,448円の計2,291円也.
今回採用はしなかったが参考程度にmSATAセット費用は変換アダプタ1,825円+mSATA2,980円の計4,805円也.
本件で対象になったPCでは値段差の価値が見いだせないのでSDHCセットになったが,別の筐体ではもしかすると差が出るかもしれない.
なお実験で使用したmSATAセットについてはYAMAHA AW4416(HDD MTR)に用いる為に用意したものだったので無駄にはならない予定である.
※(注記)本サイトにて公開の内容について,皆さまが改造等を行った際の保証は一切いたしません.自己責任にてお願いいたします.
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