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May 2015

May 07, 2015

動画投稿サイトの代名詞ともいえるYouTube
日本では個人をはじめ,企業等でもYouTubeを利用した動画投稿がメジャーになっている.

私もT'sLABチャンネルや個人的な動画を投稿する為に利用しているわけだが,バンドや遠方の家族と限定的に内輪で共有したい映像や音声もあったりするものである.

と,言う事で今回はYouTube利用者でも意外と知らない『限定公開』の機能について紹介したいと思う.

まず,ユーザーログイン後にアップロード画面を立ち上げる.次にアップロード画面にてアップロードしたい動画ファイル(mp4,3gp,flv等)をドラックアンドドロップまたはファイルから選択にて選択する事になるわけだが,その前にドロップボックスがある事に気が付くだろうか?通常は"公開"が選ばれておりそのままアップロードすると処理後は一般公開されてしまう.
この"公開"のドロップボックスは以下の3択から選べる.
・公開(デフォルト):一般公開され,タイトルやタグ情報等を元に検索可能
・限定公開:URLのみでアクセスできる動画.検索エンジン等では検索できない
・非公開:アップロードした管理者以外は視聴できない

各種,特徴が違うのが判るだろうか?
これらの設定はアップロード後も設定が可能になっている『公開』は最もポピュラーな使い方と言う事になるかと思う.
通常の動画閲覧と同じ手軽さでありながらもセキュリティーはYouTubeの特徴である"ダウンロード"ではなく"ストリーミング"にてサイト内・外で共有できると言う状態になる.検索サイト等からもアクセスできるため"多くの人たちに見てもらう"目的での投稿になる.

『限定公開』は,YouTubeID等を所有していなくても見れる為,団体内やファンクラブ等で限定的に公開するのに優れている.
但し,URLがわかりさえすれば誰でもアクセスできるためセキュリティー上の弱さはある.
SNS等で拡散したり共有したメンバー内で拡散されてしまう恐れがある事が懸念事項として残るが一般公開のように検索で誰でも見れるものではない.

『非公開』は一見不要にも思えるかもしれないが例えば団体でIDを共有している場合等に使うことができる.
YouTubeのIDとパスワードを知っている者しか見れないためセキュリティーは強固である.
但し,YouTubeにログインできない環境では見る事ができないため主に一時的に公開や限定公開を取りやめたい場合等で用いられる事が多いとは思う.


以上のように設定する事で動画の閲覧方法をコントロールする事ができる.
どうしても一般の人には見られたくない動画を手軽に限定公開したりする場合,わざわざファイル転送サービスやFTPサーバーによるやり取り等をしなくて済むのは便利ではないかと思う.
スマフォやタブレット等ではファイルによる受取だと圧縮ファイルが開けなかったり,ファイル形式によっては再生できなかったりと様々な不都合がある.

YouTubeも取決めの元で正しく使用すると色々な使い方ができて便利であるのがわかっていただけただろうか?
ただし,くれぐれも著作権の侵害をしないように気を付けて欲しいと言うのは公開・非公開でも共通の項目である.
ルールに則って便利に上手に活用しよう!



traq

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