December 2014
December 20, 2014
私のものじゃないのですが,只今OLYMPUS E-PL7未開封品を目の前にしております(苦笑)
DfとE-M5を手にした私には「今さらなのでは?」と言われてしまうかもしれませんが,実はDf等を買う前に自分用に検討していたのがE-PL6で,E-PL7はその後継機種なんです.
選定段階ではPentaxやPanasonicともに悩んでいましたが,急な入用でそれなりの機種が必要になってしまったことと,これからの使用方法を考えた結果Dfへとシフトしてしまいましたけど...
尚美コンの時,楽屋で熱帯Jazz楽団バストロ奏者の西田さんとOLYMPUSトークで盛り上がっていましたけど(その時の西田さんセットは標準ズーム,単焦点,マクロの計3個だったかと...),PENシリーズもマイクロフォーサーズ対応で上位モデルのOM-Dと同じですし,違いはボディ剛性や光学エンジン,そしてソフト面の一部(画調やUI制限等)だけでしょうから品質や性能は申し分ありません.
E-PL7の特徴というか新規要素は標準搭載されたWi-Fi機能や180度反転可能なチルトモニタ,また使い勝手の向上したインターフェース(UI)と言ったところ.もはやE-M5を超えているのでは?と思えるスペックが悔しいですけどすごいです.
ただ,メーカー戦略が・・・な気がしますけど.
ミラーレスのエントリーモデルと言えど,こんなに高額なカメラが自分撮りに特化したモデルとして売り込んでも売れるのかな〜なんて宮崎あおいさんのCM見て思ったのは私だけでしょうか?
それは,そうとしてもカジュアルと品を兼ね備えたデザインは抜群だと思います.
一時期の森ガールの象徴ともいえるべきデザインですけど今でも古さは感じませんね.
あ,ちなみに目の前にあるのは具合よくホワイトです.
やっぱカメラは持ち歩く物でありファッションの一部ですのでデザインは重要だと思いますね.
(ま,私なんかデザイン語るような身形してないですけどね--;)
また,値段を考えれば仕方がないのかもしれませんがミラーレスのエントリーとも取れるPEN Liteシリーズにピクセルマッピングまで搭載されているのには脱帽ものです.
一応,技術的なお話をしておきますが,ピクセルマッピングっていうのはディジタルカメラ類におけるCMOS等に発生している液晶ドット異常(ここではドットの常時消灯や常時点灯不具合箇所を指し示す)をソフトで補正する技術の総称とでも言ったところでしょうか?
あらゆる液晶電子機器に言えることですが製造工程でドット異常ゼロは物理的に不可能に近い話なんです.
よく,技術畑に身を置いた事のない方は『そんなものをメーカーは販売するのか?』って簡単におっしゃったりするのですが,よく考えてみてください.
0.1nm(ナノメートル)=10^(-10)m程度の極々小さな物質が影響しても発生してしまうようなモノなのです.
もはや水分子より小さいという分子レベルの話なんですね.
どんなに厳重に管理しても大量生産の中で全てを完全に無菌,防塵するのは天文学的数値に等しい程の難儀でしょう.
どうしても完璧を求めるのでしたら生産ラインを一時的に買い取って自分専用機でも作ってください.
ただ,大量のドット異常品を犠牲にしてやっと作れた1台は1人の財産で支払える代物にはならないでしょうね.
逆を言えばドット異常ゼロの個体があることのが奇跡(それでも,液晶回路が破綻しないレベルでの影響は受けていることと思います)
故に一般的な液晶機器は,このように物理的に発生してしまったドット異常をソフト的に補正をかけて目立たなくさせているんです.
通常は,出荷時にこのピクセルマッピングを行って出荷しますが経年劣化などにより目立ってきてしまうことがあるんです.
お客様からクレームが来る場合はある程度理解をしてもらう努力は各メーカーしていると思いますが,ピクセルマッピングがマニュアルでできないモデルでは修理工場で預かってピクセルマッピングを行い返送していると思われます.
(ソフト修正でどうにもできない程の損傷を受けているものは有償だとは思いますが部品交換処理が行われることもあるかもしれませんね)
設定やキャリブレーション程度で修理センターへ預けるのでは大変です.
その手間を省いたのがこのユーザーに開示されているピクセルマッピング機能なんですね.
年1回くらいはやるといいと思います.
おっといけない。。。
脱線しすぎてしまいました.
ま,いいカメラですよ.
動画もしっかり撮れるし,ダブルズームレンズキットなので最初から融通の利く便利なEZレンズとF値と解像度感こそ低いですが望遠レンズもついてきて想像しただけでよだれが出るほどに...Σ( -ρ-)ハッ!
あー開けたい!
でも,私のじゃないから開けられない!!
Df開封の時は1週間放置の後,開けることすらお手伝いさんがいたらやっておいて欲しかったくらいに忙しすぎたため感動している時間がなかっただけに反動でしょうかね...衝撃がすごかとです!!!
せ,せめて単体ボディーだけでもーーーっ!(マテ
くぅー(;> <)
ご飯をお預けされた飼い犬の気持ちがよくわかります(--;)オイオイ
DfとE-M5を手にした私には「今さらなのでは?」と言われてしまうかもしれませんが,実はDf等を買う前に自分用に検討していたのがE-PL6で,E-PL7はその後継機種なんです.
選定段階ではPentaxやPanasonicともに悩んでいましたが,急な入用でそれなりの機種が必要になってしまったことと,これからの使用方法を考えた結果Dfへとシフトしてしまいましたけど...
[フレーム]
尚美コンの時,楽屋で熱帯Jazz楽団バストロ奏者の西田さんとOLYMPUSトークで盛り上がっていましたけど(その時の西田さんセットは標準ズーム,単焦点,マクロの計3個だったかと...),PENシリーズもマイクロフォーサーズ対応で上位モデルのOM-Dと同じですし,違いはボディ剛性や光学エンジン,そしてソフト面の一部(画調やUI制限等)だけでしょうから品質や性能は申し分ありません.
E-PL7の特徴というか新規要素は標準搭載されたWi-Fi機能や180度反転可能なチルトモニタ,また使い勝手の向上したインターフェース(UI)と言ったところ.もはやE-M5を超えているのでは?と思えるスペックが悔しいですけどすごいです.
ただ,メーカー戦略が・・・な気がしますけど.
ミラーレスのエントリーモデルと言えど,こんなに高額なカメラが自分撮りに特化したモデルとして売り込んでも売れるのかな〜なんて宮崎あおいさんのCM見て思ったのは私だけでしょうか?
それは,そうとしてもカジュアルと品を兼ね備えたデザインは抜群だと思います.
一時期の森ガールの象徴ともいえるべきデザインですけど今でも古さは感じませんね.
あ,ちなみに目の前にあるのは具合よくホワイトです.
やっぱカメラは持ち歩く物でありファッションの一部ですのでデザインは重要だと思いますね.
(ま,私なんかデザイン語るような身形してないですけどね--;)
また,値段を考えれば仕方がないのかもしれませんがミラーレスのエントリーとも取れるPEN Liteシリーズにピクセルマッピングまで搭載されているのには脱帽ものです.
[フレーム]
一応,技術的なお話をしておきますが,ピクセルマッピングっていうのはディジタルカメラ類におけるCMOS等に発生している液晶ドット異常(ここではドットの常時消灯や常時点灯不具合箇所を指し示す)をソフトで補正する技術の総称とでも言ったところでしょうか?
あらゆる液晶電子機器に言えることですが製造工程でドット異常ゼロは物理的に不可能に近い話なんです.
よく,技術畑に身を置いた事のない方は『そんなものをメーカーは販売するのか?』って簡単におっしゃったりするのですが,よく考えてみてください.
0.1nm(ナノメートル)=10^(-10)m程度の極々小さな物質が影響しても発生してしまうようなモノなのです.
もはや水分子より小さいという分子レベルの話なんですね.
どんなに厳重に管理しても大量生産の中で全てを完全に無菌,防塵するのは天文学的数値に等しい程の難儀でしょう.
どうしても完璧を求めるのでしたら生産ラインを一時的に買い取って自分専用機でも作ってください.
ただ,大量のドット異常品を犠牲にしてやっと作れた1台は1人の財産で支払える代物にはならないでしょうね.
逆を言えばドット異常ゼロの個体があることのが奇跡(それでも,液晶回路が破綻しないレベルでの影響は受けていることと思います)
故に一般的な液晶機器は,このように物理的に発生してしまったドット異常をソフト的に補正をかけて目立たなくさせているんです.
通常は,出荷時にこのピクセルマッピングを行って出荷しますが経年劣化などにより目立ってきてしまうことがあるんです.
お客様からクレームが来る場合はある程度理解をしてもらう努力は各メーカーしていると思いますが,ピクセルマッピングがマニュアルでできないモデルでは修理工場で預かってピクセルマッピングを行い返送していると思われます.
(ソフト修正でどうにもできない程の損傷を受けているものは有償だとは思いますが部品交換処理が行われることもあるかもしれませんね)
設定やキャリブレーション程度で修理センターへ預けるのでは大変です.
その手間を省いたのがこのユーザーに開示されているピクセルマッピング機能なんですね.
年1回くらいはやるといいと思います.
おっといけない。。。
脱線しすぎてしまいました.
[画像:image]
ま,いいカメラですよ.
動画もしっかり撮れるし,ダブルズームレンズキットなので最初から融通の利く便利なEZレンズとF値と解像度感こそ低いですが望遠レンズもついてきて想像しただけでよだれが出るほどに...Σ( -ρ-)ハッ!
あー開けたい!
でも,私のじゃないから開けられない!!
Df開封の時は1週間放置の後,開けることすらお手伝いさんがいたらやっておいて欲しかったくらいに忙しすぎたため感動している時間がなかっただけに反動でしょうかね...衝撃がすごかとです!!!
せ,せめて単体ボディーだけでもーーーっ!(マテ
くぅー(;> <)
ご飯をお預けされた飼い犬の気持ちがよくわかります(--;)オイオイ
December 19, 2014
唐突だが皆は,日々学習しているだろうか?
まー学習の定義って人それぞれだろうけど...
私のいう学習は強制されて勉学に勤しむ"学校のお勉強"ではなく自発的に自分がやりたいことを実現すべく知識を得る事である.
そりゃ学生は好き嫌い言わずに学校のお勉強をしなきゃいけない事もあるだろうが社会人になると欲しくても簡単に知りたいことが教われない分,得るもの全てが学習だ.
私から言わせればT'sLABの活動も学習の積み重ねと言うわけである.
言っていることが理解できないって?
それはあなたが頭がよすぎて音楽から得るものが何もない証拠だろう.
音楽を作るということは楽曲制作もPA含むステージ構築でも異なる波形を積み重ねつつも人が心地よいと思う響きに裏付けを見つけたりと数理ロジックから実体のない感情に至るまでありとあらゆる事に頭を使うことになる.
音楽はある意味でロジックをマジックに変える事ができる世界である.
あなたが感動したその音楽は,ただすごい訳ではない.
その"すごさ"には種がある.
EQで波形を整形するのは儀式ではない.
シンセリードのフィルタを聴き比べてわかるかわからないかレベルで変更するのも何となくではない.
そうなるのには"そうしなきゃいけない理由"が全てにおいてあるからである.
音が飽和しているのはなぜかを追求すればラウドネス曲線と反した音量感が邪魔していたり聴き心地がよくないのを追求すれば気持ちが落ち着かないほど終わりのないコードワークが連続していたり,etc...
結局,なぜだったんだろう?ま,解決したからいっかと言う結果オーライで過ごせることはない.そんな事に例え10分でも費やしていたら,それこそ時間の無駄だし次につながらない.
この年になってDAWをいじりながらそんな初歩的なことに気が付いてしまう自分が情けないと思ったりもする.
だが,感性だけで解決できてしまう天才もどこかでその壁にぶつかるものだ.
世の中に天才がいるとしたら,それは普通の人より少しだけ上達が早いだけだと誰かが言っていた.
皆,結局は人間なのだ.
そんなわけで,何をしても発見と学習の連続な私.
とは言え,内容の密度というか質というか...残念ながら個人的に自分の理想とするレベルの学習には至っていない.
おそらく,世の中の大人のほとんどがそうだろうと自分に言い聞かせなければいけないくらい絶望するほどに目標達成できない.
日々の生活の中でまとまって学習に割ける時間なんてほぼない.
寝そべってTVを見たり,無料アプリに夢中になったり、、、と,やることいっぱいでさぞ一般的なサラリーマンも大変なことなのだろう(苦笑)
私の場合は,やれ次のPA現場の構成表作らなきゃとか,やれバンドプラクティスに向けて譜面書かなきゃとかに置き換わるわけで,休みの日が業務じみていて,日常が平穏な時間と言う本末転倒な状態だったりするのだが...
結果,時間を無理やり作るために睡眠時間を削るほかなくなるわけである.
11月にT'sの活動が一区切りついたこともあり,個人的に今までもやりたくてやれなかったマルチメディアコンテンツデータ制作について学習をすべくAdobeシリーズの本を大量に買ったので片っ端から読んでは使える技法を実践している真っ最中である.
本音を言うと,業務で取っ掛かりを得て興味が湧いたからカラーコーディネータの資格を取ったのだが結局,生活やStudioT'sLAB等でも役に立つわけではなかった.
念願のMy一眼レフカメラDfを持ち始めて撮影に入った事がきっかけで少しは他人のためになるべく何らかの基板つくりをしたいなと思い直しはじめたのである.
度々のつまりは,マニュアル撮影に必要な光やCMOSセンサーの知識が疎すぎてミスの連続を繰り返してしまっているのを補完というか,尻拭いというか、、、するためだったりする...
いやはや恥ずかしい限りだ。。。
高校時代からバンドのフライヤーとか美的センスが全くない私が自分で作っていたのは"こういうものを作りたい"という漠然としたイメージがあったからなのかもしれないが,それ以上に今だから恥ずかしくもなく言えるが,中田ヤスタカ氏みたいになんでも自分でやりたかったんだと思う.
しかし,独学では限界があるし一度手を付けてしまったものを基礎からやり直すことほど難しいことはない.
ピアノの練習を怠って指が丸められなくなったりするあれと同じだと自分は思ってしまう.
わかる人にはわかるだろう。。。
高校時代からAdobe製品を使い続けてるから変な癖も思い込みでできないだろうと思っている機能もたくさんあるわけで―.
脳をリセットするのが容易ではない.
そこで今更だが大量の参考書類を入手したと言うわけなのである.
動画制作をメインに考えたためAfterEffects関連本がほとんどだが...
Adobe製品は一つ覚えればどれでも互換しているとは言い難い.
それだけ多岐にわたり広い分野で使われている証拠でもあるわけだが素人が使いこなすのはやはり大変だ.
個人的にはPhotoshopもPremiereも慣れてしまったから使っているだけであって決して使いやすいわけではない.
ましてやAfterEffectsやIllustratorに至ってはほぼ初心者なので参考書なしにやると大変時間の無駄になる.
高校時代は体験版や簡易版でごまかしていた.
いつかはと思っていたプロ仕様のソフトを手に入れたのは大学卒業間際.
最後の特権(アカデミック特価)を使って有り金全部をはたいた結果手に入れたのが今使っているAdobe Creative Suite 4 Production Premiumである.
DTP(Desktop publishing:卓上出版の事)や映像系マルチメディアコンテンツ制作における知識が乏しい私にはほとんど宝の持ち腐れなのだが,いざと言う時はやはり役に立っていた...ま,値段分の価値を見いだせていないのは言うまでもないレベルだが.
CS5や5.5の時にアップグレードはしなかった.
もともと資金源がなくMaster Collectionが買えなかったため,ProductionPremiumのアップグレードでは10万程度もかけて目に見える恩恵が正直AfterEffectsだけともいえるべくマイナーチェンジにしか見えなかったしPremiumではAcrobatがないことに不満があったことも追い打ちをかけ保留.
そうこうしているうちにCS6シリーズではCS4以前からのアップグレードは未対応.
悩んでいる内に最後の要だったCS5.5の販売も打ち切り.
そして,ディスク配給最後の切り札だったCS6も2014年4月にはとうとう配給終了になりAdobe Creative Cloudと命名したクラウド化へとシフト.
お陰で,アマチュアの私たちには生産性もないのに固定費用がかかるクラウドを無駄に使い続けるわけにもいかず手を出し難くなって現在に至るわけだ.
媒体ソフトとして最終シリーズとなってしまったCS6はDL販売をしていくらしいがCS4ユーザーにとってはアップグレード特約は使えない.
CS6のMasterCollectionを新規で買おうものなら日本円にて32万円(DL版なので実態のないデータ,もっと言えばプロダクトキーに32万円払う形である.なんとも悲しい時代だ)
もはやアマチュアの購入域を凌駕している.
ただ,最も使用頻度の高いPhotoshopやPremiere,そして最近頻度が上がってきたAfterEffectsやIllustratorをCS6版で個別にそろえても値段はほとんど同じなのでMasterCollectionを選ぶ他ない.
クラウドならどうだろうか?
CS4特権を使って40%オフの契約にすれば全ソフト契約でも2,980円/月(通常は4,980円)であり,約9年(通常なら約5.4年)使い続けて初めて32万.
何より,クラウド版は契約すればMacでもWinでもOSを選ぶことなく使用できるのに対し,CS6までのソフトはOS固定である.
尚,昔はOSメーカー側でカラーマネージメント面も保証していたことがありDTP系と言えばもっぱらMacが使用されてきたが,Winでもソフト上で管理できる色データの互換性が強化された現在,言うほどの差がない.
印刷業界等プロの現場で使うわけではない私の場合はマシンスペック変更が容易なWin版に軍配が上がる可能性が高いわけだが,10年後も同環境を維持している保証はない(現にWin7は2020年にはサポート終了アナウンスもある)事を考えるとソフトウェアのアップグレードも保証されているCC(クラウド版)契約が一番お得なのが容易にわかる.
ただし,懸念事項もないわけではない.
Adobeという会社をご存知の方なら頭をよぎるのはサービスは"消費者の動き次第"であるということである.
要は,クラウドサービスが利益を上げられなければサービス内容の変更も簡単にしてしまう会社である.
では,クラウドサービスはAdobe社にとって本当に有益なのだろうか?
クラウドサービスへとシフトした一番の理由はディスク生産にかかるコストの削減とソフトウェアコピー等における不利益を解消するためと考えられる.
おそらくクラウドにしてもクラッキングというかハッキングにおけるリスクは変わらないのではないかと思う.
ネットワーク接続が絶対の基準になるため切り捨てたユーザー数も半端ではないはずだ(だからこそCS6の販売自体は終了していないのだろう...だが,ハードソフトではなくDL版だけの継続と言うのは解せない)
海賊版ディスクの流通における不利益やディスク生産にかかるコストを考えれば会社としては特定のユーザーを切り捨て,クラウドサーバー管理にお金を投資したのが将来的に利益を上げられるのだろう.
結論は簡単に出るわけではないが,強行突破されてしまったクラウド化に私たちアマチュアはついていけなかった.
今さら海賊版が蔓延る中古市場で正規のCS6を探すのは至難の業である(アップグレードに対応する5.5や5然り)
おそらくアメリカをはじめ各国の中古市場において正規ソフトがゼロと言うことはないと思うが,ユーザー登録されていたりクラウド上にシリアル保管されている場合は前ユーザーからID移行処理をしてもらわなければならないためリスクを伴う(前ユーザーを特定できない場合保証してもらえないだろうし)
CS6のDL版を買う場合はアカデミック特約などもないため昔はよくあった2回程度の講義開講でアカデミック処理を行ってしまい,安く売りさばくという産業も働かないため32万円という金額がほぼ確実に発生することになってしまう.
単純にクラウドへシフトしCCシリーズを契約するのが安くて低リスクなのはわかるわけだが,ソフト使用権利が支払い期間に限られてかつ,ネット回線がなくては使用保障されていないソフトは受け入れがたい.
ま,こういう観点で悩むところが日本人らしいといえば日本人らしいのだが...
今回の結論としては,CS5の時同様に早まってAdobeの戦略には乗らないことにした.
クラウド契約のCS4特約がなくなるタイミングが先かCS6のDL版廃止が先かはまだわからないが,まずは目の前にあるCS4を使い倒すことを考えたと言うわけである.
それに,最新版で宣伝文句に使われている新機能はうまくロジックを組めばCS4でもそれなりにこなせる範囲の技術ではあるし...
という過程の元で今後もCS4と自分に言い聞かせ参考書もCS4リリース当時発売された2008〜2010年頃までのものに限定して検索し古本を漁ったわけである.
新品もあるので計20円kを上回ってしまったのは涙ものだが,一人で黙々と勉強するためにはある程度の出費は致し方ないのである.
もちろん,いまさら学校に通ってツールの使い方を学ぼうなんて思わない.
知りたいこと,やりたいことはほとんど明確だし,覚える・考える・実践するのに他人の手を借りるような膨大な範囲ではない.
さー
CS4に懸けたお金分も使えないんじゃ将来性もないので兎に角勉学習学習!
DAWも研究材料は常に増え続けているのだが映像やデザインにまで手を出すと収集つかない生活に拍車がかかるわけで...
まー,脳が萎縮する前に叩き込めるもの叩き込まないと腐っちゃうので楽しく,時に辛く努力することにする.
ちなみに,今回入手した本は以下のとおりである.
・Adobe After Effects トレーニングブック
兎に角,AfterEffectsというソフトを知りたい使いたい人向けの1冊.
私を含む初心者にとっては貴重な1冊だが,応用ではないためネット情報やオンラインヘルプでもモーラ出来るレベル.
・AfterEffects 標準エフェクト全解
エフェクトに関してはプラグインなのでサードパーティーやユーザーが個々に作成したものなどもあるわけだが,本書ではプリインストールされたエフェクトを一通り紹介している.
そのエフェクトどういう時に使うといいのか?等の参考になるので重宝する1冊
・After Effects Standard Techniques 4 -Advanced Opening Works
"こういうのってどうやるのか?"に着目してまとめられた本.
おそらく,取りあえずやってみたいと思っている多くの初心者に役に立つ本.
テンプレートがネットからもDLできるので購入前にデータの中身をみて,解説見るまでもないと思うなら買わなくても良いかもしれないが,標準機能でできる事がまとまって書いてあるので個人的に一番開く回数が多い本になっている.
・AfterEffects for アニメーション
もともとAFは実写の修正や効果つくりに特化したソフトだが,もちろん使い方次第でアニメーションにも応用できる.その一部を簡単に紹介しているのがこの本.
ただし,基本操作部分は抜きにアニメーションの観点で"こういう使い方ができる"という内容なので基本が身についている人でアニメーションに使用したいという目的がある人向け.
シリーズもので応用編もある.
・Photoshop逆引きデザイン事典[CS4-CS3対応]
Photoshopにおける機能が細かい目次分けされてまとめられている1冊.一通りの事が出来て「あれ,どうやるんだっけ?」と言った時,確認するために使える本である.
よく,逆引きシリーズを"どんなことができるのか?"知りたくて買い求める初心者がいるが,その観点では使えないと思うので要注意
基本操作から一般的作業に必要な知識もまとまって載っているので初心者にはオススメだが印字レイアウトが個人的に好みではない.
ざっくり眺めておいて,作業中ドツボにハマった時だけ開くのに用いている.
・Photoshop 10年使える逆引き手帖(CS4-CS3-CS2-CS-7.0対応)
上に同じく逆引き本.基本的な内容はモーラされている.
バージョン別に確認できるため最新本を買い求めるのが将来性があってよいと思われる.
基本的にはPhotoshop逆引きデザイン事典とコンセプトが同じなので,どちらか1冊持っていればいいと思う.
個人的主観では逆引きよりレイアウトが見やすい.
・Photoshop デザイン事典 CS4/CS3/CS2/CS/7 対
上記2冊より,より加工・編集向けな内容.
個人的には一番開く回数が多いのだが,レイアウトが見にくいと感じてしまう.
今回の写真加工で用いた手法はこの本を応用して作成しているといえばなんとなく雰囲気が伝わるだろうか・・・
・Adobe Photoshop CS4マスターブック Extended対応 for Mac & Windows
Photoshopで使える機能を1つずつ丁寧に説明している本.
初心者に一番オススメな1冊
既にソフトをそれなりに使えている人にとっては必要ないが,基礎から再確認してみたい私みたいなユーザーにはぴったり.
・Illustrator逆引きデザイン事典[CS4-CS3対応]
Illustrator版逆引き本.
Photoshop版同様.
・Illustrator 10年使える逆引き手帖(CS4-CS3-CS2-CS-10-9-8 対応)
Illustrator版逆引き本.
Photoshop版同様に逆引きデザイン事典とコンセプトが同じなので,どちらか1冊持っていればいいと思う.
・Design and Applicationsデザイン理論とIllustrator・Photoshop・InDesignの実習
なかなかあるようでないDTP統合システムをAdobe製3ソフトであるイラレ,フォトショ,インデザを使いつつデザイン理論に至るまでを解説している.
ディジタルデザインの現場における配置レイアウトの考え方や文字フォントの使い方,用途別のデザイン感等,私のような素人には読み物としても一見の価値はあるかもしれない.
学校や現場等で学んでいる人はあまり必要ないかもしれない.
特別,まとまった操作方法が載っているわけではないので注意.
CS4までが解説範囲に入った本を選んだわけだが,小技集になるものから簡単な操作の見直し手順書.また実践的コンテンツ制作の手引きまでさまざまである.
私の主観が含まれているので参考になるかはわからないが"バカで落ち着きのない私"が"わかりやすい"と思ったものは大抵の初心者にやさしい本と言えるのではないかと思う.
これでご飯を食べるわけではないので十二分な情報量だが,正直ネットで調べられる範囲のものもたくさんあるし重複した内容も多い.
それでも多くの本にお金を出した理由は本気で取り組む決意の表れみたいなもの.
電気工事士やカラーコーディネータの試験勉強でも全く同じだったので私的には半分儀式みたいなものだ.
学習にお金をほとんどかけないで遠回りな理論裏付けを続けているのはDAWだけである.
本気じゃないと言うわけではなく先に体が動いてしまうから本を手に取るタイミングを見失っているだけの事.
要するに他の事には腰が重いけど音楽だけはやっぱり自発運動が働くらしい.
単純な人間である.
少し早目の自分へのクリスマスプレゼントと言ったところだろうか?
ハッキリ言って男三十路,一人で夜な夜な何をやってるのかと言われるとグーの根も出ないのが本音だが...
まー街に繰り出しても見渡す限りのイルミネーションにカップルだらけじゃ精神衛生的によろしくないし,かと言って一人酒で乙なつまみに舌鼓するタイプ(の顔)でもない( ?▽ ?)チーン
何もしないでぼーっと過ごすほど暇人でもないんだけど,今年最後の学習に貴重な時間を少し費やそうと思う.
ちなみに,本投稿にアップしているのは今月Dfで撮影したけど失敗続きで,ちまだこになって修正加えた撮影写真の一部...
これがあったから本を買ったわけではないのだが役にったってしまった(苦笑)
※(注記)いずれも上記本の参考例をそのままなぞって作ったわけではないことを断っておく
まー学習の定義って人それぞれだろうけど...
私のいう学習は強制されて勉学に勤しむ"学校のお勉強"ではなく自発的に自分がやりたいことを実現すべく知識を得る事である.
そりゃ学生は好き嫌い言わずに学校のお勉強をしなきゃいけない事もあるだろうが社会人になると欲しくても簡単に知りたいことが教われない分,得るもの全てが学習だ.
私から言わせればT'sLABの活動も学習の積み重ねと言うわけである.
言っていることが理解できないって?
それはあなたが頭がよすぎて音楽から得るものが何もない証拠だろう.
音楽を作るということは楽曲制作もPA含むステージ構築でも異なる波形を積み重ねつつも人が心地よいと思う響きに裏付けを見つけたりと数理ロジックから実体のない感情に至るまでありとあらゆる事に頭を使うことになる.
音楽はある意味でロジックをマジックに変える事ができる世界である.
あなたが感動したその音楽は,ただすごい訳ではない.
その"すごさ"には種がある.
EQで波形を整形するのは儀式ではない.
シンセリードのフィルタを聴き比べてわかるかわからないかレベルで変更するのも何となくではない.
そうなるのには"そうしなきゃいけない理由"が全てにおいてあるからである.
音が飽和しているのはなぜかを追求すればラウドネス曲線と反した音量感が邪魔していたり聴き心地がよくないのを追求すれば気持ちが落ち着かないほど終わりのないコードワークが連続していたり,etc...
結局,なぜだったんだろう?ま,解決したからいっかと言う結果オーライで過ごせることはない.そんな事に例え10分でも費やしていたら,それこそ時間の無駄だし次につながらない.
この年になってDAWをいじりながらそんな初歩的なことに気が付いてしまう自分が情けないと思ったりもする.
だが,感性だけで解決できてしまう天才もどこかでその壁にぶつかるものだ.
世の中に天才がいるとしたら,それは普通の人より少しだけ上達が早いだけだと誰かが言っていた.
皆,結局は人間なのだ.
そんなわけで,何をしても発見と学習の連続な私.
とは言え,内容の密度というか質というか...残念ながら個人的に自分の理想とするレベルの学習には至っていない.
おそらく,世の中の大人のほとんどがそうだろうと自分に言い聞かせなければいけないくらい絶望するほどに目標達成できない.
日々の生活の中でまとまって学習に割ける時間なんてほぼない.
寝そべってTVを見たり,無料アプリに夢中になったり、、、と,やることいっぱいでさぞ一般的なサラリーマンも大変なことなのだろう(苦笑)
私の場合は,やれ次のPA現場の構成表作らなきゃとか,やれバンドプラクティスに向けて譜面書かなきゃとかに置き換わるわけで,休みの日が業務じみていて,日常が平穏な時間と言う本末転倒な状態だったりするのだが...
結果,時間を無理やり作るために睡眠時間を削るほかなくなるわけである.
11月にT'sの活動が一区切りついたこともあり,個人的に今までもやりたくてやれなかったマルチメディアコンテンツデータ制作について学習をすべくAdobeシリーズの本を大量に買ったので片っ端から読んでは使える技法を実践している真っ最中である.
今回入手した本
今回入手した本
今回入手した本
本音を言うと,業務で取っ掛かりを得て興味が湧いたからカラーコーディネータの資格を取ったのだが結局,生活やStudioT'sLAB等でも役に立つわけではなかった.
念願のMy一眼レフカメラDfを持ち始めて撮影に入った事がきっかけで少しは他人のためになるべく何らかの基板つくりをしたいなと思い直しはじめたのである.
度々のつまりは,マニュアル撮影に必要な光やCMOSセンサーの知識が疎すぎてミスの連続を繰り返してしまっているのを補完というか,尻拭いというか、、、するためだったりする...
いやはや恥ずかしい限りだ。。。
高校時代からバンドのフライヤーとか美的センスが全くない私が自分で作っていたのは"こういうものを作りたい"という漠然としたイメージがあったからなのかもしれないが,それ以上に今だから恥ずかしくもなく言えるが,中田ヤスタカ氏みたいになんでも自分でやりたかったんだと思う.
しかし,独学では限界があるし一度手を付けてしまったものを基礎からやり直すことほど難しいことはない.
ピアノの練習を怠って指が丸められなくなったりするあれと同じだと自分は思ってしまう.
わかる人にはわかるだろう。。。
高校時代からAdobe製品を使い続けてるから変な癖も思い込みでできないだろうと思っている機能もたくさんあるわけで―.
脳をリセットするのが容易ではない.
そこで今更だが大量の参考書類を入手したと言うわけなのである.
動画制作をメインに考えたためAfterEffects関連本がほとんどだが...
Adobe製品は一つ覚えればどれでも互換しているとは言い難い.
それだけ多岐にわたり広い分野で使われている証拠でもあるわけだが素人が使いこなすのはやはり大変だ.
個人的にはPhotoshopもPremiereも慣れてしまったから使っているだけであって決して使いやすいわけではない.
ましてやAfterEffectsやIllustratorに至ってはほぼ初心者なので参考書なしにやると大変時間の無駄になる.
高校時代は体験版や簡易版でごまかしていた.
いつかはと思っていたプロ仕様のソフトを手に入れたのは大学卒業間際.
最後の特権(アカデミック特価)を使って有り金全部をはたいた結果手に入れたのが今使っているAdobe Creative Suite 4 Production Premiumである.
DTP(Desktop publishing:卓上出版の事)や映像系マルチメディアコンテンツ制作における知識が乏しい私にはほとんど宝の持ち腐れなのだが,いざと言う時はやはり役に立っていた...ま,値段分の価値を見いだせていないのは言うまでもないレベルだが.
sax
グラス
グラス
CS5や5.5の時にアップグレードはしなかった.
もともと資金源がなくMaster Collectionが買えなかったため,ProductionPremiumのアップグレードでは10万程度もかけて目に見える恩恵が正直AfterEffectsだけともいえるべくマイナーチェンジにしか見えなかったしPremiumではAcrobatがないことに不満があったことも追い打ちをかけ保留.
そうこうしているうちにCS6シリーズではCS4以前からのアップグレードは未対応.
悩んでいる内に最後の要だったCS5.5の販売も打ち切り.
そして,ディスク配給最後の切り札だったCS6も2014年4月にはとうとう配給終了になりAdobe Creative Cloudと命名したクラウド化へとシフト.
お陰で,アマチュアの私たちには生産性もないのに固定費用がかかるクラウドを無駄に使い続けるわけにもいかず手を出し難くなって現在に至るわけだ.
媒体ソフトとして最終シリーズとなってしまったCS6はDL販売をしていくらしいがCS4ユーザーにとってはアップグレード特約は使えない.
CS6のMasterCollectionを新規で買おうものなら日本円にて32万円(DL版なので実態のないデータ,もっと言えばプロダクトキーに32万円払う形である.なんとも悲しい時代だ)
もはやアマチュアの購入域を凌駕している.
ただ,最も使用頻度の高いPhotoshopやPremiere,そして最近頻度が上がってきたAfterEffectsやIllustratorをCS6版で個別にそろえても値段はほとんど同じなのでMasterCollectionを選ぶ他ない.
クラウドならどうだろうか?
CS4特権を使って40%オフの契約にすれば全ソフト契約でも2,980円/月(通常は4,980円)であり,約9年(通常なら約5.4年)使い続けて初めて32万.
何より,クラウド版は契約すればMacでもWinでもOSを選ぶことなく使用できるのに対し,CS6までのソフトはOS固定である.
尚,昔はOSメーカー側でカラーマネージメント面も保証していたことがありDTP系と言えばもっぱらMacが使用されてきたが,Winでもソフト上で管理できる色データの互換性が強化された現在,言うほどの差がない.
印刷業界等プロの現場で使うわけではない私の場合はマシンスペック変更が容易なWin版に軍配が上がる可能性が高いわけだが,10年後も同環境を維持している保証はない(現にWin7は2020年にはサポート終了アナウンスもある)事を考えるとソフトウェアのアップグレードも保証されているCC(クラウド版)契約が一番お得なのが容易にわかる.
ただし,懸念事項もないわけではない.
Adobeという会社をご存知の方なら頭をよぎるのはサービスは"消費者の動き次第"であるということである.
要は,クラウドサービスが利益を上げられなければサービス内容の変更も簡単にしてしまう会社である.
では,クラウドサービスはAdobe社にとって本当に有益なのだろうか?
クラウドサービスへとシフトした一番の理由はディスク生産にかかるコストの削減とソフトウェアコピー等における不利益を解消するためと考えられる.
おそらくクラウドにしてもクラッキングというかハッキングにおけるリスクは変わらないのではないかと思う.
ネットワーク接続が絶対の基準になるため切り捨てたユーザー数も半端ではないはずだ(だからこそCS6の販売自体は終了していないのだろう...だが,ハードソフトではなくDL版だけの継続と言うのは解せない)
海賊版ディスクの流通における不利益やディスク生産にかかるコストを考えれば会社としては特定のユーザーを切り捨て,クラウドサーバー管理にお金を投資したのが将来的に利益を上げられるのだろう.
結論は簡単に出るわけではないが,強行突破されてしまったクラウド化に私たちアマチュアはついていけなかった.
今さら海賊版が蔓延る中古市場で正規のCS6を探すのは至難の業である(アップグレードに対応する5.5や5然り)
おそらくアメリカをはじめ各国の中古市場において正規ソフトがゼロと言うことはないと思うが,ユーザー登録されていたりクラウド上にシリアル保管されている場合は前ユーザーからID移行処理をしてもらわなければならないためリスクを伴う(前ユーザーを特定できない場合保証してもらえないだろうし)
CS6のDL版を買う場合はアカデミック特約などもないため昔はよくあった2回程度の講義開講でアカデミック処理を行ってしまい,安く売りさばくという産業も働かないため32万円という金額がほぼ確実に発生することになってしまう.
単純にクラウドへシフトしCCシリーズを契約するのが安くて低リスクなのはわかるわけだが,ソフト使用権利が支払い期間に限られてかつ,ネット回線がなくては使用保障されていないソフトは受け入れがたい.
ま,こういう観点で悩むところが日本人らしいといえば日本人らしいのだが...
今回の結論としては,CS5の時同様に早まってAdobeの戦略には乗らないことにした.
クラウド契約のCS4特約がなくなるタイミングが先かCS6のDL版廃止が先かはまだわからないが,まずは目の前にあるCS4を使い倒すことを考えたと言うわけである.
それに,最新版で宣伝文句に使われている新機能はうまくロジックを組めばCS4でもそれなりにこなせる範囲の技術ではあるし...
cs4
CS4ディスクと今までに学習で使った本の一部
CS4ディスクと今までに学習で使った本の一部
という過程の元で今後もCS4と自分に言い聞かせ参考書もCS4リリース当時発売された2008〜2010年頃までのものに限定して検索し古本を漁ったわけである.
新品もあるので計20円kを上回ってしまったのは涙ものだが,一人で黙々と勉強するためにはある程度の出費は致し方ないのである.
もちろん,いまさら学校に通ってツールの使い方を学ぼうなんて思わない.
知りたいこと,やりたいことはほとんど明確だし,覚える・考える・実践するのに他人の手を借りるような膨大な範囲ではない.
さー
CS4に懸けたお金分も使えないんじゃ将来性もないので兎に角勉学習学習!
DAWも研究材料は常に増え続けているのだが映像やデザインにまで手を出すと収集つかない生活に拍車がかかるわけで...
まー,脳が萎縮する前に叩き込めるもの叩き込まないと腐っちゃうので楽しく,時に辛く努力することにする.
ちなみに,今回入手した本は以下のとおりである.
・Adobe After Effects トレーニングブック
兎に角,AfterEffectsというソフトを知りたい使いたい人向けの1冊.
私を含む初心者にとっては貴重な1冊だが,応用ではないためネット情報やオンラインヘルプでもモーラ出来るレベル.
・AfterEffects 標準エフェクト全解
エフェクトに関してはプラグインなのでサードパーティーやユーザーが個々に作成したものなどもあるわけだが,本書ではプリインストールされたエフェクトを一通り紹介している.
そのエフェクトどういう時に使うといいのか?等の参考になるので重宝する1冊
・After Effects Standard Techniques 4 -Advanced Opening Works
"こういうのってどうやるのか?"に着目してまとめられた本.
おそらく,取りあえずやってみたいと思っている多くの初心者に役に立つ本.
テンプレートがネットからもDLできるので購入前にデータの中身をみて,解説見るまでもないと思うなら買わなくても良いかもしれないが,標準機能でできる事がまとまって書いてあるので個人的に一番開く回数が多い本になっている.
・AfterEffects for アニメーション
もともとAFは実写の修正や効果つくりに特化したソフトだが,もちろん使い方次第でアニメーションにも応用できる.その一部を簡単に紹介しているのがこの本.
ただし,基本操作部分は抜きにアニメーションの観点で"こういう使い方ができる"という内容なので基本が身についている人でアニメーションに使用したいという目的がある人向け.
シリーズもので応用編もある.
・Photoshop逆引きデザイン事典[CS4-CS3対応]
Photoshopにおける機能が細かい目次分けされてまとめられている1冊.一通りの事が出来て「あれ,どうやるんだっけ?」と言った時,確認するために使える本である.
よく,逆引きシリーズを"どんなことができるのか?"知りたくて買い求める初心者がいるが,その観点では使えないと思うので要注意
基本操作から一般的作業に必要な知識もまとまって載っているので初心者にはオススメだが印字レイアウトが個人的に好みではない.
ざっくり眺めておいて,作業中ドツボにハマった時だけ開くのに用いている.
・Photoshop 10年使える逆引き手帖(CS4-CS3-CS2-CS-7.0対応)
上に同じく逆引き本.基本的な内容はモーラされている.
バージョン別に確認できるため最新本を買い求めるのが将来性があってよいと思われる.
基本的にはPhotoshop逆引きデザイン事典とコンセプトが同じなので,どちらか1冊持っていればいいと思う.
個人的主観では逆引きよりレイアウトが見やすい.
・Photoshop デザイン事典 CS4/CS3/CS2/CS/7 対
上記2冊より,より加工・編集向けな内容.
個人的には一番開く回数が多いのだが,レイアウトが見にくいと感じてしまう.
今回の写真加工で用いた手法はこの本を応用して作成しているといえばなんとなく雰囲気が伝わるだろうか・・・
・Adobe Photoshop CS4マスターブック Extended対応 for Mac & Windows
Photoshopで使える機能を1つずつ丁寧に説明している本.
初心者に一番オススメな1冊
既にソフトをそれなりに使えている人にとっては必要ないが,基礎から再確認してみたい私みたいなユーザーにはぴったり.
・Illustrator逆引きデザイン事典[CS4-CS3対応]
Illustrator版逆引き本.
Photoshop版同様.
・Illustrator 10年使える逆引き手帖(CS4-CS3-CS2-CS-10-9-8 対応)
Illustrator版逆引き本.
Photoshop版同様に逆引きデザイン事典とコンセプトが同じなので,どちらか1冊持っていればいいと思う.
・Design and Applicationsデザイン理論とIllustrator・Photoshop・InDesignの実習
なかなかあるようでないDTP統合システムをAdobe製3ソフトであるイラレ,フォトショ,インデザを使いつつデザイン理論に至るまでを解説している.
ディジタルデザインの現場における配置レイアウトの考え方や文字フォントの使い方,用途別のデザイン感等,私のような素人には読み物としても一見の価値はあるかもしれない.
学校や現場等で学んでいる人はあまり必要ないかもしれない.
特別,まとまった操作方法が載っているわけではないので注意.
sax
Sax
Sax
CS4までが解説範囲に入った本を選んだわけだが,小技集になるものから簡単な操作の見直し手順書.また実践的コンテンツ制作の手引きまでさまざまである.
私の主観が含まれているので参考になるかはわからないが"バカで落ち着きのない私"が"わかりやすい"と思ったものは大抵の初心者にやさしい本と言えるのではないかと思う.
これでご飯を食べるわけではないので十二分な情報量だが,正直ネットで調べられる範囲のものもたくさんあるし重複した内容も多い.
それでも多くの本にお金を出した理由は本気で取り組む決意の表れみたいなもの.
電気工事士やカラーコーディネータの試験勉強でも全く同じだったので私的には半分儀式みたいなものだ.
学習にお金をほとんどかけないで遠回りな理論裏付けを続けているのはDAWだけである.
本気じゃないと言うわけではなく先に体が動いてしまうから本を手に取るタイミングを見失っているだけの事.
要するに他の事には腰が重いけど音楽だけはやっぱり自発運動が働くらしい.
単純な人間である.
少し早目の自分へのクリスマスプレゼントと言ったところだろうか?
ハッキリ言って男三十路,一人で夜な夜な何をやってるのかと言われるとグーの根も出ないのが本音だが...
まー街に繰り出しても見渡す限りのイルミネーションにカップルだらけじゃ精神衛生的によろしくないし,かと言って一人酒で乙なつまみに舌鼓するタイプ(の顔)でもない( ?▽ ?)チーン
何もしないでぼーっと過ごすほど暇人でもないんだけど,今年最後の学習に貴重な時間を少し費やそうと思う.
ちなみに,本投稿にアップしているのは今月Dfで撮影したけど失敗続きで,ちまだこになって修正加えた撮影写真の一部...
これがあったから本を買ったわけではないのだが役にったってしまった(苦笑)
※(注記)いずれも上記本の参考例をそのままなぞって作ったわけではないことを断っておく