August 2015
August 26, 2015
T'sLABの撮影等も行っている私の部屋だが,最近は蛍光灯を付けるとジージーと虫でも飼っているかのようにうるさくなった.
普段の生活では特に気にならない(と,いうか気にしたら負け)が,T'sLABチャンネル用動画の撮影時は非常に困る.
光量が足らないので点灯しないわけにいかないのだが,マイクで声を収録すると広範囲の周波数帯域に『ジー』っと言う音が収録されてしまい,後工程でEQ等を用いての加工は行うのだが消し切る事はもちろんできない.
最後は,VSTのDenoiserで無音部分の抑制をしている有り様だ.
外的騒音がほとんどない折角の物静かな立地が台無しである.
そこで,今回は原因となっている部品の変更を行う事にした.
<スターター形⇒インバータ形>
始めに私は第二種電気工事士の資格保持者.
無免許による該当作業を含む電気工事は法律違反なので工事業者へ頼んで欲しい.
私は専門業者ではないため(第三種電気主任技術資格保持者でないと単独自営できない),工事費用はわからないが,一般的にはユニット工事等で単発だと1〜2万程度,照明ユニット購入等と込みなら〜1万程度らしい.
資格を持っていれば1時間程度で工賃はタダである(経験上,資格取得に2〜6か月程度の学習ならびに実技練習と教材や工具一式また交付手続き等に3〜5万円程度の費用がかかる...)
・使用工具
├ニッパー
└かしめ工具
・使用部品
└インバーター(今回は40Wと30W品の二つ)
今までの物はスターター形と言うやつ.
グローランプが必要で非常に安価に手に入るのだが,点灯時にそれなりの電流を流すのと経年劣化により『ジー』っという異音を発するようになったりする.
と,言う事でコレを交換.
今回導入したのはインバータ形.
グローランプ等が必要とならず,変にパワーを使わなくとも瞬時点灯が可能.
だが,値段がスタータ形の倍以上する場合もある.
<取り付け作業>
スターター形ではグローも必要な為,配線が少し複雑だがインバータ形では電源スイッチと蛍光灯の間にインバータを挟むだけ.
配線もインバータ1つにつき6箇所.
かしめ作業に慣れている人なら15分程度の作業だと思う.
今回は前提として現在使っている蛍光灯は交換して数か月の新しいものなので,安物だったと言えど非常にもったいないのでそのまま継続して使う事にした.
故に,40Wと30Wの2灯である.
※(注記)交換する際はこのワット数に注意
と,言う事で早速取り外し.
照明取り付け工事が雑だったのか,照明ユニットの取り外しにひと苦労...
壁の石膏ボードがボロッと取れてネジ穴が2箇所拡大したorz
ま,取り付けの時に埋めるとして一旦保留.
一応,現状の配線をざっくりと記録しておいて以前のスタータを取り外し,そこへインバータを取り付け(グローは部品取り外すのが面倒なのでそのままにした)
配線は,配線図が同封されていたのでそれを参考に取り付け.
尚,今回はAKIBAライト倶楽部さんでインバータを購入
第二種電気工事士の試験対策部品セットに含まれていたリングスリーブを使用してかしめ,手元に熱収縮チューブがない事に気が付き,仕方なく単価が高い絶縁テープで該当回数撒いて完了.
壁にパテ埋めし直して乾燥させ再び照明ユニットを天井へ取り付け.
引っ掛けシーリングに繋いで配線をもう一度一瞥しドキドキの処女点灯!
なんてことは無く無事点灯.
グローがないので『ジーパチパチ』っていうあの点灯遅延は発生しない.
夜な夜な作業だったので工事終了後は掃除機もかけられず粘着カーペットクリーナーでチマチマゴミ取りしたが,ずっと悩まされていた『ジー』音はまるで嘘だったかのように消えていた.
第二種電気工事士の資格を取って以来,まともに資格の恩恵を受けたためしがなかったのだが,約一年越しで役に立った.
やっとこれで快適な撮影ライフが送れそうである(^^;)
普段の生活では特に気にならない(と,いうか気にしたら負け)が,T'sLABチャンネル用動画の撮影時は非常に困る.
光量が足らないので点灯しないわけにいかないのだが,マイクで声を収録すると広範囲の周波数帯域に『ジー』っと言う音が収録されてしまい,後工程でEQ等を用いての加工は行うのだが消し切る事はもちろんできない.
最後は,VSTのDenoiserで無音部分の抑制をしている有り様だ.
外的騒音がほとんどない折角の物静かな立地が台無しである.
そこで,今回は原因となっている部品の変更を行う事にした.
<スターター形⇒インバータ形>
始めに私は第二種電気工事士の資格保持者.
無免許による該当作業を含む電気工事は法律違反なので工事業者へ頼んで欲しい.
私は専門業者ではないため(第三種電気主任技術資格保持者でないと単独自営できない),工事費用はわからないが,一般的にはユニット工事等で単発だと1〜2万程度,照明ユニット購入等と込みなら〜1万程度らしい.
資格を持っていれば1時間程度で工賃はタダである(経験上,資格取得に2〜6か月程度の学習ならびに実技練習と教材や工具一式また交付手続き等に3〜5万円程度の費用がかかる...)
・使用工具
├ニッパー
└かしめ工具
・使用部品
└インバーター(今回は40Wと30W品の二つ)
今までの物はスターター形と言うやつ.
グローランプが必要で非常に安価に手に入るのだが,点灯時にそれなりの電流を流すのと経年劣化により『ジー』っという異音を発するようになったりする.
と,言う事でコレを交換.
今回導入したのはインバータ形.
グローランプ等が必要とならず,変にパワーを使わなくとも瞬時点灯が可能.
だが,値段がスタータ形の倍以上する場合もある.
<取り付け作業>
スターター形ではグローも必要な為,配線が少し複雑だがインバータ形では電源スイッチと蛍光灯の間にインバータを挟むだけ.
配線もインバータ1つにつき6箇所.
かしめ作業に慣れている人なら15分程度の作業だと思う.
今回は前提として現在使っている蛍光灯は交換して数か月の新しいものなので,安物だったと言えど非常にもったいないのでそのまま継続して使う事にした.
故に,40Wと30Wの2灯である.
※(注記)交換する際はこのワット数に注意
と,言う事で早速取り外し.
照明取り付け工事が雑だったのか,照明ユニットの取り外しにひと苦労...
壁の石膏ボードがボロッと取れてネジ穴が2箇所拡大したorz
ま,取り付けの時に埋めるとして一旦保留.
一応,現状の配線をざっくりと記録しておいて以前のスタータを取り外し,そこへインバータを取り付け(グローは部品取り外すのが面倒なのでそのままにした)
配線は,配線図が同封されていたのでそれを参考に取り付け.
尚,今回はAKIBAライト倶楽部さんでインバータを購入
第二種電気工事士の試験対策部品セットに含まれていたリングスリーブを使用してかしめ,手元に熱収縮チューブがない事に気が付き,仕方なく単価が高い絶縁テープで該当回数撒いて完了.
壁にパテ埋めし直して乾燥させ再び照明ユニットを天井へ取り付け.
引っ掛けシーリングに繋いで配線をもう一度一瞥しドキドキの処女点灯!
なんてことは無く無事点灯.
グローがないので『ジーパチパチ』っていうあの点灯遅延は発生しない.
夜な夜な作業だったので工事終了後は掃除機もかけられず粘着カーペットクリーナーでチマチマゴミ取りしたが,ずっと悩まされていた『ジー』音はまるで嘘だったかのように消えていた.
第二種電気工事士の資格を取って以来,まともに資格の恩恵を受けたためしがなかったのだが,約一年越しで役に立った.
やっとこれで快適な撮影ライフが送れそうである(^^;)
August 18, 2015
最近はプロジェクターで映像を見るがマイブーム.
ま,どうせ一時的なんだろうけど...
いやはや,EH-DM30は便利.
家は狭い上にPJ置くと何もできなくなるので壁際に置かれたデュプリケータPP-100の上に鎮座させ天井投射ユニットで天井に投射するという何ともえげつないセッティング(ココだけ読むとEPSONの回し者と思われるだろうけど家にはこれしかない.有名なプリンターとかは家族も含め全部Canon製)
エンボス調の壁紙なのでお世辞にも見やすくないし何より天井投射故ハッキリ言って見難い(真面目に見てたら首痛くなる)
完全にBGMの代わり.
食事の時にYoutube見ていたのが最近無線の干渉でよく途切れるようになっちゃった為これに替わっただけって感じ.
今からTVをもし所有しても集中して見ないだろうから私にはこれで十分.
そんな使い方の割に困るのが内臓スピーカが意外と能力高いという事実.
仕様書上にはスピーカは10W*2との事で私にとっては音量を上げると実にうるさい.
夜に見ようものならメモリを3くらいにしたいレベル(MAX40)...でも,今度はFANがうるさくて音像が全く聞き取れない.
要は,周波数の問題だと推測する.
人の声は200〜400Hz辺りで,おそらくその辺がよく聞こえるように調整されているんだろうけど,その設計があだとなっているんじゃないかと考えられる.
逆に可聴範囲ではラウドネス曲線がピークに近い2〜4kHz辺りをピークにして他を下げるべきだったね.
逆に200Hz以下なんてあんな小さなスピーカの駆動能力じゃ聴こえないんだからハイパスでカットしちゃうべき.
じゃないとBGMは大きく,セリフではモコモコと聞き取りづらくなってしまう.
と,言う事でさすがは音響メーカーさんじゃないなぁとつくづく思った.
まぁホームシアターを実現したい人はAVアンプを持っている人が多いだろうから内臓スピーカは所詮オマケだろう。。。
個人的にはスタンドアローンで使えて便利だと思うんだけどなぁ
この設計はもったいない.
おっといけない音に関連するとつい辛口になる。。。
音量さえ出せるのであれば出音は悪くないよ.
エコモードで高地モード解除してもFANがうるさくてスピーカの音量小さくすると全然聞こえないため開き直って,ノーマルモードで高地モードにしてFANは動作上全開で投射してる.
音なんかどうでもいいや所詮BGMだから...
本気で聴きたいならヘッドフォンかS/PDIF(コアキシャル端子が付いている)でDAW環境へつなげばよろし.
ただ,この設定でも排気口の熱風はスゴイ暑い(FAN全開でも天板が冷えないとかどんだけーっ!!!)
冬場は団器具になるんだろうけどねぇ310Wでしょ?
意外とエコじゃないわ.
ま,そうは言っても便利.
DVDプレーヤやスピーカいらずとかすごいわ.
ホームプロジェクターも全部がこうだったら一般家庭では重宝するね
と,言うほど出番ないんだろうけど...
因みに個人的にDM30の褒めるべき部分はDivXにも対応している点.
DVDの場合はRWも使えるが正直書き込みに時間がかかるので面倒.
そこで登場するのがUSBメモリー.
これが便利.
.avi形式でも内部がDivXなら問題なく使える.
懸念事項はFAT32フォーマットしか対応していない事.
要するに4GBを超えるファイルは扱えない.
これは発売開始した時期のUSBメモリって大きくても4GBくらいだったからなんだと思う.
DivXのファイル制限にも『最高3Mbps×ばつ576pix,最高フレームレート:30fps』と書いてあるから2時間映画くらいなら4GBを超える事は無いと思うけど32GB以下のメモリでしか使えないので物がない人にとっては困るかも(64GB以上のUSBメモリしか持っていない人はさすがにいないと思いたいけど)
ただし,どれだけの人がこの恩恵を受けているかは微妙な所.
少なくとも映像をDivXファイルにエンコードできる人じゃないと使えない機能であり玄人向けな仕様.
私もデジタルデータとしては昔のVHSをリッピングしたデータとかくらいしか持っていないから大して恩恵受けない組なのかも?
でも,PCレスでも使える機能としては高く評価したい!
2009年から販売しているモデルと言う事もありスペック的には微妙と言われてしまうだろうけど仮に1080pパネルでBlu-ray対応機種を作っても家庭用のお手軽プロジェクターレベルでBDの映像恩恵を受けるのはほとんど不可能と考えるとこれで十分.
こんな感じで,完全にマニアックレビューになったが今時のプロジェクターすげーって話!マル!!!
ま,どうせ一時的なんだろうけど...
いやはや,EH-DM30は便利.
家は狭い上にPJ置くと何もできなくなるので壁際に置かれたデュプリケータPP-100の上に鎮座させ天井投射ユニットで天井に投射するという何ともえげつないセッティング(ココだけ読むとEPSONの回し者と思われるだろうけど家にはこれしかない.有名なプリンターとかは家族も含め全部Canon製)
エンボス調の壁紙なのでお世辞にも見やすくないし何より天井投射故ハッキリ言って見難い(真面目に見てたら首痛くなる)
完全にBGMの代わり.
食事の時にYoutube見ていたのが最近無線の干渉でよく途切れるようになっちゃった為これに替わっただけって感じ.
今からTVをもし所有しても集中して見ないだろうから私にはこれで十分.
そんな使い方の割に困るのが内臓スピーカが意外と能力高いという事実.
仕様書上にはスピーカは10W*2との事で私にとっては音量を上げると実にうるさい.
夜に見ようものならメモリを3くらいにしたいレベル(MAX40)...でも,今度はFANがうるさくて音像が全く聞き取れない.
要は,周波数の問題だと推測する.
人の声は200〜400Hz辺りで,おそらくその辺がよく聞こえるように調整されているんだろうけど,その設計があだとなっているんじゃないかと考えられる.
逆に可聴範囲ではラウドネス曲線がピークに近い2〜4kHz辺りをピークにして他を下げるべきだったね.
逆に200Hz以下なんてあんな小さなスピーカの駆動能力じゃ聴こえないんだからハイパスでカットしちゃうべき.
じゃないとBGMは大きく,セリフではモコモコと聞き取りづらくなってしまう.
と,言う事でさすがは音響メーカーさんじゃないなぁとつくづく思った.
まぁホームシアターを実現したい人はAVアンプを持っている人が多いだろうから内臓スピーカは所詮オマケだろう。。。
個人的にはスタンドアローンで使えて便利だと思うんだけどなぁ
この設計はもったいない.
おっといけない音に関連するとつい辛口になる。。。
音量さえ出せるのであれば出音は悪くないよ.
エコモードで高地モード解除してもFANがうるさくてスピーカの音量小さくすると全然聞こえないため開き直って,ノーマルモードで高地モードにしてFANは動作上全開で投射してる.
音なんかどうでもいいや所詮BGMだから...
本気で聴きたいならヘッドフォンかS/PDIF(コアキシャル端子が付いている)でDAW環境へつなげばよろし.
ただ,この設定でも排気口の熱風はスゴイ暑い(FAN全開でも天板が冷えないとかどんだけーっ!!!)
冬場は団器具になるんだろうけどねぇ310Wでしょ?
意外とエコじゃないわ.
ま,そうは言っても便利.
DVDプレーヤやスピーカいらずとかすごいわ.
ホームプロジェクターも全部がこうだったら一般家庭では重宝するね
と,言うほど出番ないんだろうけど...
因みに個人的にDM30の褒めるべき部分はDivXにも対応している点.
DVDの場合はRWも使えるが正直書き込みに時間がかかるので面倒.
そこで登場するのがUSBメモリー.
これが便利.
.avi形式でも内部がDivXなら問題なく使える.
懸念事項はFAT32フォーマットしか対応していない事.
要するに4GBを超えるファイルは扱えない.
これは発売開始した時期のUSBメモリって大きくても4GBくらいだったからなんだと思う.
DivXのファイル制限にも『最高3Mbps×ばつ576pix,最高フレームレート:30fps』と書いてあるから2時間映画くらいなら4GBを超える事は無いと思うけど32GB以下のメモリでしか使えないので物がない人にとっては困るかも(64GB以上のUSBメモリしか持っていない人はさすがにいないと思いたいけど)
ただし,どれだけの人がこの恩恵を受けているかは微妙な所.
少なくとも映像をDivXファイルにエンコードできる人じゃないと使えない機能であり玄人向けな仕様.
私もデジタルデータとしては昔のVHSをリッピングしたデータとかくらいしか持っていないから大して恩恵受けない組なのかも?
でも,PCレスでも使える機能としては高く評価したい!
2009年から販売しているモデルと言う事もありスペック的には微妙と言われてしまうだろうけど仮に1080pパネルでBlu-ray対応機種を作っても家庭用のお手軽プロジェクターレベルでBDの映像恩恵を受けるのはほとんど不可能と考えるとこれで十分.
こんな感じで,完全にマニアックレビューになったが今時のプロジェクターすげーって話!マル!!!
August 07, 2015
StudioT'sLABでプロジェクタを購入(EB-1770Wを導入しているので2台目)
講習会や結婚式PA等でも出番がある事からバックアップを含めての導入を決意したわけである.
ただ,直接売り上げに響くわけではないので中古品である.
<購入モデル>
EPSON EH-DM30
2009年の発売よりEPSONブランドのプロジェクタとしては異例のロングラン商品.
DVD一体型と言う持ち運びにも優れたパッケージは他社にはないエンドユーザーの事をよく考えた商品である.
DM30では従来のコンポジットの他,ホーム向けらしくコンポーネントも搭載.
またPC接続用のD-SUB15pinはもちろんHDMIも搭載されておりコンパクトでありながらも必要十二分な入力ポートを備えたモデルになっている.
パネルとしてWXGA(1280*800)パネルが採用されている.
リアル表示では720p(1280*720)がドットバイドット表示になるサイズなので,現在主流なリアル1080pモデルから比べると数値的には見劣りするかもしれない(※(注記)スケーリングで1080pの映像は受けられる)が,家庭で60〜80インチ(投射距離1.8〜2.3m)程度を想定しての投射であれば十分と考えられるし,DVDに収録できる仕様(720*480)は十分にスポイルできている.
FullHD(1920*1080等)のBlu-rayが市場に浸透しつつある現在においてもDVDの需要は完全に消滅していない.
私自信もBlu-rayでしか持っていないソースはほとんどないし,見る時はPC等を利用すればよいとすら考えてしまう程度でありBlu-rayの絶対的地位は確立しきれていないと感じる.
市場でも,DVDとBlu-ray併売だとDVDが品切れになるケースも多いと聞く.
そういう意味でもDM30の仕様は現在でも十分なのかもしれない.
<選んだ理由>
結婚式や二次会の上映でも自作DVD等を持ち込む事が大半で,その度にプレーヤーやPCを持参しないといけない煩わしさがあるのだが,これがあれば単体で解決できると言う事で本機種を選択した.
<中古探し>
さすがにロングラン製品と言う事もあり中古市場でも沢山見受けられるが発売期間が長いと言う事は状態もピンきりである.
大体プロジェクタのエンジン寿命は一般的にも3000時間程度とされている.
ほとんどの中古はその半分程度で売りに出されている事が多く,製品寿命は全うできていない.
一番の理由はランプの問題であろう.
ランプの寿命は物理的負荷等の外的要因もあり正確にいくつとは言えないわけだが,大抵の中古品は長くは持たないと考えるべきである.
多分,多くの人が手放すことを考える一番の理由もこの消耗品であるランプの交換が原因と考えられる.
「少し暗くなったな」とか「発色が悪くなったな」とか「破裂音とともに点灯しなくなった」等である.
ランプを交換すれば解消できるかもしれないのだが割と売り出してしまうケースが多いように見受けられる.
理由は言わずもがな値段が高いからだ.
本商品を例にすれば実売約12万程度である.
15'8月現在では価格ドットコムの最低価格表示で約7.2万程度と約4割引き.
それに対して純正ランプは2.5万円だ.
実売の1/5,最低価格の1/3近くがランプの値段と考えられるわけで3回も交換すれば別の新機種が購入できる計算になってしまうわけだ.
個人的にはホームプロジェクタはそれでもリーズナブルだと思う.
StudioT'sLABで所有しているEB-1770Wというビジネスモデルに至っては1本4.5万円.
確かに3000lm越えだし,小型なエンジンへの搭載に合わせた特別仕様ではあるのだが実に高い.
今となっては1.5倍値で同等スペックの新機種が買えてしまうわけでランプ交換となれば新品を買ってしまうかもしれないとつくづく思う.
このように,中古市場のプロジェクタが安値で取引される裏側にはこんな秘密が隠されていると言う事である.
逆に言えばそれだけリーズナブルな価格で高スペックな新商品を販売しているメーカーはすごいのかもしれない.
<注目すべき点>
ただし,個人的な見解だが特にホームプロジェクターではそれほど多く使われていない良品がある.
故に,中古を買う際には以下の点に気を付けてほしい.
・購入年月日
・外装状態(特にランプ回りに黒ずみがないか等)
・ランプの使用時間(動作するものならインフォメーションに表示される)
・付属品の有無
・売値は新品の何割程度か?(個人的には状態がよくてもMax6割※(注記)新品ランプが約3割な為)
<チェックポイントの詳細>
プロジェクターの場合は製品寿命と言う点で駆動系が多いためなかなか保障の限界があるわけだがメーカーが部品保障するのは5〜8年程度と推測される.
説明書やPC接続関連のドライバ類はメーカーホームページに公開されていると思うので問題ないが特に,付属品に関しては筐体固有のものもあり中古で購入した際に付いてこないと入手困難な事があるので注意が必要だ.
購入年月日を公開していない場合はほとんどが保証書がなかったりワンオーナー品ではない事も考えられる.
故に,ランプ交換を複数回している可能性もありエンジン寿命が来ている事もあり得るので危険である.
基本的にユーザーへ公開される使用時間は現在のランプ使用時間であることが多い.
数字のリセット等も簡単に行う事が出来る故信頼度は低いのだが購入年月日が判ればある程度判断材料になると思う.
ランプ使用時間は点灯さえできればプロジェクタの情報メニューより確認ができる.
公開していない場合は質問で聞いてみて欲しい.
時間の考え方は簡単だ.
例えば1日2時間使用して365日使い続けている筐体は730時間なので,1〜2年で1000時間を超えるような場合は商業使用の可能性が出てくる.
一般的な使用であれば仮に映画ファンで2時間映画を週2日見ても年間100日程度で200時間であるから仮に3年前に購入のモデルでも600時間足らずだ(これも相当なハードユーザーだが...)
外装状態も比較対象として特にランプ回りや排気口周りを詳しく見てほしい.
著しく黄ばんでいたりする場合はランプ点灯時間が表記以上,すなわち何回か交換されて使用している可能性が出てくるだろう.
故に,エンジン寿命が近い可能性がある.
<スルーポイント>
画素ずれに関して書かれている事もあると思うがこればかりは見てみない事には何とも言えない.
実際問題,製造上完璧に3LCDパネルがミクロレベルで完全一致する事は無い.
1ドット程度のずれで違和感を感じるなら新品の液晶プロジェクターですら買えなくなってしまうわけで高価でも3DLP機種を検討して欲しい.
コントラスト比等を気にする方もいるかもしれない.
確かに50000:1等の高コントラストは黒沈みの具合が格段に違い圧倒的な表現力にはなる.
そしてその分,高価なものになるわけだが高コントラストを活かしたいなら暗室を作り上げられなければ本領を発揮できない.
暗室と言うのは基本は黒が基調の部屋(プロジェクターから発した光が乱反射する事を防ぐ為)で外光も一切漏れない事が前提である.
どうせ買うなら少し贅沢なモデルを買いたい気持ちは解らないでもないが使う用途と前後してしまうともったいないので初心者には特別お勧めしない.
<その他>
スクリーンも絶対とは言わないまでもあるとよい.
白い壁に投射するよりも光の反射率も上がるので少ないlm数のプロジェクタでも,よりクッキリ見る事が出来ると思う.
ただし,中古はあまりお勧めしない.
品質の良いスクリーンならなおさら.
スクリーンは光をキレイに反射させるためのものであり人の手で触れたりする事により付着する油分等でも性能が落ちてしまう.
もちろん,バンドル版のような安価なスクリーンにそこまで神経質になる必要はないのだがそれなりに大型になる為送料もかかる事からどうせ買うなら新品を自己管理するのが望ましい.
以上の事を参考に中古市場等で掘り出し物を見つけてみて欲しい.
金曜ロードショーを大画面で見れるだけでもステキな大画面ライフを送れると思う.
※(注記)TV放送やCSを見る場合は別途チューナーからHDMI等に変換できるレコーダー類が必要
講習会や結婚式PA等でも出番がある事からバックアップを含めての導入を決意したわけである.
ただ,直接売り上げに響くわけではないので中古品である.
<購入モデル>
EPSON EH-DM30
2009年の発売よりEPSONブランドのプロジェクタとしては異例のロングラン商品.
DVD一体型と言う持ち運びにも優れたパッケージは他社にはないエンドユーザーの事をよく考えた商品である.
DM30では従来のコンポジットの他,ホーム向けらしくコンポーネントも搭載.
またPC接続用のD-SUB15pinはもちろんHDMIも搭載されておりコンパクトでありながらも必要十二分な入力ポートを備えたモデルになっている.
パネルとしてWXGA(1280*800)パネルが採用されている.
リアル表示では720p(1280*720)がドットバイドット表示になるサイズなので,現在主流なリアル1080pモデルから比べると数値的には見劣りするかもしれない(※(注記)スケーリングで1080pの映像は受けられる)が,家庭で60〜80インチ(投射距離1.8〜2.3m)程度を想定しての投射であれば十分と考えられるし,DVDに収録できる仕様(720*480)は十分にスポイルできている.
FullHD(1920*1080等)のBlu-rayが市場に浸透しつつある現在においてもDVDの需要は完全に消滅していない.
私自信もBlu-rayでしか持っていないソースはほとんどないし,見る時はPC等を利用すればよいとすら考えてしまう程度でありBlu-rayの絶対的地位は確立しきれていないと感じる.
市場でも,DVDとBlu-ray併売だとDVDが品切れになるケースも多いと聞く.
そういう意味でもDM30の仕様は現在でも十分なのかもしれない.
ShinajiPJ
信濃路☆変(仮)初ステージDVDを見てみた画
信濃路☆変(仮)初ステージDVDを見てみた画
<選んだ理由>
結婚式や二次会の上映でも自作DVD等を持ち込む事が大半で,その度にプレーヤーやPCを持参しないといけない煩わしさがあるのだが,これがあれば単体で解決できると言う事で本機種を選択した.
<中古探し>
さすがにロングラン製品と言う事もあり中古市場でも沢山見受けられるが発売期間が長いと言う事は状態もピンきりである.
大体プロジェクタのエンジン寿命は一般的にも3000時間程度とされている.
ほとんどの中古はその半分程度で売りに出されている事が多く,製品寿命は全うできていない.
一番の理由はランプの問題であろう.
ランプの寿命は物理的負荷等の外的要因もあり正確にいくつとは言えないわけだが,大抵の中古品は長くは持たないと考えるべきである.
多分,多くの人が手放すことを考える一番の理由もこの消耗品であるランプの交換が原因と考えられる.
「少し暗くなったな」とか「発色が悪くなったな」とか「破裂音とともに点灯しなくなった」等である.
ランプを交換すれば解消できるかもしれないのだが割と売り出してしまうケースが多いように見受けられる.
理由は言わずもがな値段が高いからだ.
本商品を例にすれば実売約12万程度である.
15'8月現在では価格ドットコムの最低価格表示で約7.2万程度と約4割引き.
それに対して純正ランプは2.5万円だ.
実売の1/5,最低価格の1/3近くがランプの値段と考えられるわけで3回も交換すれば別の新機種が購入できる計算になってしまうわけだ.
個人的にはホームプロジェクタはそれでもリーズナブルだと思う.
StudioT'sLABで所有しているEB-1770Wというビジネスモデルに至っては1本4.5万円.
確かに3000lm越えだし,小型なエンジンへの搭載に合わせた特別仕様ではあるのだが実に高い.
今となっては1.5倍値で同等スペックの新機種が買えてしまうわけでランプ交換となれば新品を買ってしまうかもしれないとつくづく思う.
このように,中古市場のプロジェクタが安値で取引される裏側にはこんな秘密が隠されていると言う事である.
逆に言えばそれだけリーズナブルな価格で高スペックな新商品を販売しているメーカーはすごいのかもしれない.
3BsPJ
3Bs蔵RockのDVDを天井投射してみた画
3Bs蔵RockのDVDを天井投射してみた画
<注目すべき点>
ただし,個人的な見解だが特にホームプロジェクターではそれほど多く使われていない良品がある.
故に,中古を買う際には以下の点に気を付けてほしい.
・購入年月日
・外装状態(特にランプ回りに黒ずみがないか等)
・ランプの使用時間(動作するものならインフォメーションに表示される)
・付属品の有無
・売値は新品の何割程度か?(個人的には状態がよくてもMax6割※(注記)新品ランプが約3割な為)
<チェックポイントの詳細>
プロジェクターの場合は製品寿命と言う点で駆動系が多いためなかなか保障の限界があるわけだがメーカーが部品保障するのは5〜8年程度と推測される.
説明書やPC接続関連のドライバ類はメーカーホームページに公開されていると思うので問題ないが特に,付属品に関しては筐体固有のものもあり中古で購入した際に付いてこないと入手困難な事があるので注意が必要だ.
購入年月日を公開していない場合はほとんどが保証書がなかったりワンオーナー品ではない事も考えられる.
故に,ランプ交換を複数回している可能性もありエンジン寿命が来ている事もあり得るので危険である.
基本的にユーザーへ公開される使用時間は現在のランプ使用時間であることが多い.
数字のリセット等も簡単に行う事が出来る故信頼度は低いのだが購入年月日が判ればある程度判断材料になると思う.
ランプ使用時間は点灯さえできればプロジェクタの情報メニューより確認ができる.
公開していない場合は質問で聞いてみて欲しい.
時間の考え方は簡単だ.
例えば1日2時間使用して365日使い続けている筐体は730時間なので,1〜2年で1000時間を超えるような場合は商業使用の可能性が出てくる.
一般的な使用であれば仮に映画ファンで2時間映画を週2日見ても年間100日程度で200時間であるから仮に3年前に購入のモデルでも600時間足らずだ(これも相当なハードユーザーだが...)
外装状態も比較対象として特にランプ回りや排気口周りを詳しく見てほしい.
著しく黄ばんでいたりする場合はランプ点灯時間が表記以上,すなわち何回か交換されて使用している可能性が出てくるだろう.
故に,エンジン寿命が近い可能性がある.
<スルーポイント>
画素ずれに関して書かれている事もあると思うがこればかりは見てみない事には何とも言えない.
実際問題,製造上完璧に3LCDパネルがミクロレベルで完全一致する事は無い.
1ドット程度のずれで違和感を感じるなら新品の液晶プロジェクターですら買えなくなってしまうわけで高価でも3DLP機種を検討して欲しい.
コントラスト比等を気にする方もいるかもしれない.
確かに50000:1等の高コントラストは黒沈みの具合が格段に違い圧倒的な表現力にはなる.
そしてその分,高価なものになるわけだが高コントラストを活かしたいなら暗室を作り上げられなければ本領を発揮できない.
暗室と言うのは基本は黒が基調の部屋(プロジェクターから発した光が乱反射する事を防ぐ為)で外光も一切漏れない事が前提である.
どうせ買うなら少し贅沢なモデルを買いたい気持ちは解らないでもないが使う用途と前後してしまうともったいないので初心者には特別お勧めしない.
<その他>
スクリーンも絶対とは言わないまでもあるとよい.
白い壁に投射するよりも光の反射率も上がるので少ないlm数のプロジェクタでも,よりクッキリ見る事が出来ると思う.
ただし,中古はあまりお勧めしない.
品質の良いスクリーンならなおさら.
スクリーンは光をキレイに反射させるためのものであり人の手で触れたりする事により付着する油分等でも性能が落ちてしまう.
もちろん,バンドル版のような安価なスクリーンにそこまで神経質になる必要はないのだがそれなりに大型になる為送料もかかる事からどうせ買うなら新品を自己管理するのが望ましい.
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以上の事を参考に中古市場等で掘り出し物を見つけてみて欲しい.
金曜ロードショーを大画面で見れるだけでもステキな大画面ライフを送れると思う.
※(注記)TV放送やCSを見る場合は別途チューナーからHDMI等に変換できるレコーダー類が必要