September 16, 2015
StudioT'sLABの撮影裏側ってT'sLABブログでもあまり触れていないが,最近は色んな人に撮影風景を見られていたりする.
撮影技術は見ての通り素人.
機材もそんなにお金が出せないので,お世辞にもすごいものではなかったりするので恥ずかしい限りではある...
私の環境はメインがミラーレスのOLYMPUSのE-M5(初期型).
(場合によってZoom Q3HDやPanasonic HX-A500,HX-A100を併用)
セッションで,皆にイジられるけど実はこのOM-Dを買った一番の理由がレンズが換えられるビューカム代わりにするつもりだったからなのだ.
それに,背景紙スタンドやらアクセサリ用の一灯式蛍光灯照明器具(RIFA)やらが申し訳程度に並んでいるこじんまりとした環境である.
本当ならライトボックスや編集PCの見直し等,改善点は山ほどあるのだが前回まで一番頭を悩ませていた部屋の天井灯からの異音を電気工事士権限で解消した為,大目に見て目を瞑る事にしている.
しかし,これで安心できたかのように思われる撮影も実は重大な問題が全く解消されていなかったりするのだ.
その原因を孕んでいるのが何を隠そうメインカメラのある"仕様"なのである.
<私のE-M5は異端児>
不具合なのか個体不良なのか正真正銘の"仕様"なのかは不明なのだが,何故か収録データの映像と音声に約80msの遅延が発生してしまうのである(音声が80ms程度遅れる)
専用のリップシンカーがないので正確には言い切れないが,E-M5で撮影したファイルはAdobe Premiere CS4ベースの編集環境で(QuickTime含む)80ms近くのズレが生じているのである(他のウェアラブルカメラのファイルでは発生していない)
最初は,設定等でDSPに負荷が重なった際に生じるプチバグ程度に考えていたのだが,その後他の設定でも変わらず発生している事がわかったのである.
メーカーにも問い合わせたし,持病のクラック修理時にも実機を見てもらったのだが本件だけは解消されることはなく仕方がないので個人的に"仕様"と捉えている.
不思議な事に,あの某○しろまる○しろまるドットコムでもそれらしい不具合の書き込み事例はない.
80msもズレていれば仮に私のような珍ユーザーでなくとも判りそうなものだ.
構造的に考えてリップシンクズレなんてA/D変換かファイルの書き込み時くらいにしか発生しそうにないわけであって個体不良ってなかなか難しい気もするのだが,メーカーも何かを言ってくる気配はないし他に事例が上がっていない以上は泣き寝入りである.
SEMA-1を使ってホットシューからの音声入力で解消できるのか等も試してみたい気がするのだが,意外と価格は高いし汎用性があるとは言い切れないオプションなので手を出せず終いである.
<Adobe Premiere CS4による編集地獄>
そして,このファイルのマニュアルリップシンクが編集時無茶苦茶大変なのだ.
プロジェクト全体がズレているなら,一気にズラせばいいのだがあくまで『E-M5』のファイルだけ.
プロジェクト上には他のカメラで同時収録されたファイルもあるわけで一気にズラす事が出来ない.
前回の動画ではファイル数が膨大で流石にソースごとに調整は不可能と考えてフリーソフトを用いてのファイルベースで80msズラすという新手の手段に出たのだが,これで作り出したファイルをPremiereで読み込んだらたちまちエラーの連発.
圧縮形式に手を入れる変換ではなく,あくまで音声データをバイナリ情報からズラしているだけのはずなのだがコーデック等による不都合がいくつも重なってしまうようでハングアップ等を引き起こしてしまい最後まで解決するに至らなかった.
結局,そこまで作りこんだファイルを細切れで書き出して後でつなぎ合わせると言う何とも不効率な編集を強いられたのである.
と,言う事でそろそろ私自身も耐えられなくなってきた.
高スペックなPCに替えて作業効率を上げたり,ビューカムを買って動画用機材をそろえたりとお金を出せば解消できる事ではあるのだが,あくまで高利益のない動画制作なので微々たるも減価償却が最優先.
<打開案は灯台下暗し!?>
そこで考えた提案が過去に本ブログで紹介したATOMOS社のNinjaシリーズである.
これはHDMI(HDCP保護されていない信号に限る)映像出力をデジタル録画出来るHDMIモバイルレコーダ.
小規模な映像やCM制作でメインカメラのバックアップ等に用いられている業界メジャーな業務用レコーダの一種である.
これを使えば,ミラーレスのように"撮影可能時間が短い"モデルや"もともと動画撮影に対応していない"モデルでも設定によっては規格以上に録画記録ができるようになるのだ(カメラ側の設定で自動電源OFF機能が切れる事が前提※(注記)ライブビューはCPUに負荷をかける為,長時間での動作保障をしないモデルや制限がある事があるので使い方には注意する事)
尚,業務用でのデジタル伝送はSDIによる伝送が主流だが一般家庭では保護コンテンツ映像の伝送をする都合でHDMIが主流なのでNinjaは意外とありそうでないポジションだ.
普通のレコーダーならHDMIも当たり前だがNinjaのポイントはバッテリーを背負ってどこでも使える点にある...って過去にも同じこと書いているんだけど.
それはE-M5がリアルタイムライブビューHDMI出力に対応していないからだ.
(内部保存されているデータを再生させる為に実装されており,カメラが映しているリアルタイム映像をHDMI出力する事は出来ない)
悲しい事に後継機種のE-M5Mark2では動画機能の強化に伴いこのHDMIダイレクト出力が対応されている.
TV-CHIPの仕様見直し(だったらE-M5もファームで何とかできるか...いや,制御線が回路的に実装されていないとかだと不可能だけど)か,はたまた新規設計かは不明だが,今時HDMIダイレクト出力が出来ないのは家庭用機器と言えど時代遅れなのかもしれない.
故に,Ninjaを使えば外部レコーダにデジタル伝送できるのだが,流石に『じゃ乗り換えるわ』って簡単に言えるような筐体価格ではない.
え?それでも解決策と言うからには意を決して購入する気になったのかって?
『バカ言っちゃーいけねぇーよ御嬢さん!こちとら金なしでぇーい』(威張るなよ--;)
ま,でもリアルに買えない.
だってレンズなしでも10万以上するから...(ボクのE-M5は中古で3万5千円也)
じゃーどうするんだよって?
勿体ぶらずに教えろってか?
はい,話は単純.
私には本命で買ったNikonのDfと言う正真正銘の一眼レフがある.
でも,メインなのに手持ちが単焦点レンズ1本しかないから使いどころを選んで出番が少ない(苦笑)
実は,このDfが今回の抜け道になった.
発売当初どこかの記事か何かで『DfはライブビューHDMIダイレクト出力に対応していない』って書いてあった為,鵜呑みにしていたし,個人的にも『え?漢のDfにHDMIダイレクト出力なんてナンセンスでしょ?』って決めつけていたんだが,実はその機能流石にあったらしいのだorz
『もしかしたら』って希望を込めて説明書見直したら普通に書いてあった.
さんざん純粋なカメラとして使うと豪語していた自分だが前言撤回(あらまぁ〜いとも簡単にあっさりと...)
声を大にして言いたい!
皆,取扱い説明書はちゃんと読もう!
<結論>
つーことで,1年越しでATOMOS NINJA STARを再見積り中.
とは,言うものの流石にニッチな産業故,安くはない.
本体はそれなりだが,保存用フラッシュメモリが書き込み速度の制限なのか強度の問題なのかCFastで,これがべらぼうに高い...
いずれにしても,次の撮影かその次くらいの撮影ではメインカム変更があるのかもしれない.
私を散々苦しめたE-M5はもちろん『クビよクビクビィーッ!』
80msの遅延とOLYMPUS社の対応はどうあがいても許せない.
ま,それでもE-M5は既に愛器だから趣味としては使っていくと思う.
<おまけ>※(注記)これ以降は特に推測がほとんどなので技術に詳しくない方は真に受けないように注意!
ちなみに,E-M5のEVF(電子ビューファインダー)はリアルに約70msのタイムラグがあるらしい.
こればかりはミラーレスの弱点であり構造上限界故に仕方ないのだけれども,こちらはフレームレートを"高速"設定にする事である程度解消できる.
ただし,このフレームレートを高速にすると言うのは別に処理速度を上げているわけではなくて恐らく間引き処理か何かだろう.
間引きとは,仮に1秒間に30枚の画を描画して動画に見せているとしたら,その1/30枚の画を全面画くのか間を1ラインずつ間引いたりして画くと言う処理方法.
※(注記)フレームレート数自体を半減させたり,ドット単位で間引いたりする場合もあるので,あくまで一例
人間の目(脳)には1枚目と2枚目の間引いていない部分が錯覚でマージされる為,1枚の画に見える.
ただし,実際には間引いた分の描画がなくなる為,明るさが半減したり1/30コマでも厳密には被写体が動いている場合がある為にカクついたりする等の不都合も生じる.
つまり,間引いた分の処理を削れる分メインCPUの処理スピードを稼いでいると想定できる.
と,言う事は間引くとCPU負荷が下がるのか?
仮にDSPの音声処理部分もメインCPUが担っているのだと仮定するとA/D変換や音声・映像マージ処理等に影響が出る可能性もあり得る.
と,言う事は実は音声遅延もなくなるのではないか?
いや,淡い期待を抱いてはいけないのだろう.
なにせ,元々追いついていない処理を間引きで稼いでいるのだとすると,どのみちサウンド部分の優先順位は低いに違いない.
いずれにしても,回路を実際に見ているわけではないのであくまで推測だ.
しかし,こういう概念が反映された設計だとするともはやどうする事も出来ないと言う事なのだろう.
やはり持病なのかもしれない.
でも,本体上で再生させている時は違和感を感じないんだよな...
もしかして,再生時に何か小細工してる?
まさか,ライブビューのHDMIダイレクトスルー出力できない仕様はこれが露見するのを隠す為なんじゃ...
いや,憶測でものを言うのはやめておこう(苦笑
QuickTimeなんてE-M5かQ3HDのファイルくらいでしか使わないからPC側のコーデックが悪さしている可能性もゼロじゃない...
まだ,お金をかけないで解決できる策があるのかもしれないから時間があるときにでも色々検証してみる事にしよう。。。
撮影技術は見ての通り素人.
機材もそんなにお金が出せないので,お世辞にもすごいものではなかったりするので恥ずかしい限りではある...
私の環境はメインがミラーレスのOLYMPUSのE-M5(初期型).
(場合によってZoom Q3HDやPanasonic HX-A500,HX-A100を併用)
セッションで,皆にイジられるけど実はこのOM-Dを買った一番の理由がレンズが換えられるビューカム代わりにするつもりだったからなのだ.
それに,背景紙スタンドやらアクセサリ用の一灯式蛍光灯照明器具(RIFA)やらが申し訳程度に並んでいるこじんまりとした環境である.
本当ならライトボックスや編集PCの見直し等,改善点は山ほどあるのだが前回まで一番頭を悩ませていた部屋の天井灯からの異音を電気工事士権限で解消した為,大目に見て目を瞑る事にしている.
しかし,これで安心できたかのように思われる撮影も実は重大な問題が全く解消されていなかったりするのだ.
その原因を孕んでいるのが何を隠そうメインカメラのある"仕様"なのである.
<私のE-M5は異端児>
不具合なのか個体不良なのか正真正銘の"仕様"なのかは不明なのだが,何故か収録データの映像と音声に約80msの遅延が発生してしまうのである(音声が80ms程度遅れる)
専用のリップシンカーがないので正確には言い切れないが,E-M5で撮影したファイルはAdobe Premiere CS4ベースの編集環境で(QuickTime含む)80ms近くのズレが生じているのである(他のウェアラブルカメラのファイルでは発生していない)
最初は,設定等でDSPに負荷が重なった際に生じるプチバグ程度に考えていたのだが,その後他の設定でも変わらず発生している事がわかったのである.
メーカーにも問い合わせたし,持病のクラック修理時にも実機を見てもらったのだが本件だけは解消されることはなく仕方がないので個人的に"仕様"と捉えている.
不思議な事に,あの某○しろまる○しろまるドットコムでもそれらしい不具合の書き込み事例はない.
80msもズレていれば仮に私のような珍ユーザーでなくとも判りそうなものだ.
構造的に考えてリップシンクズレなんてA/D変換かファイルの書き込み時くらいにしか発生しそうにないわけであって個体不良ってなかなか難しい気もするのだが,メーカーも何かを言ってくる気配はないし他に事例が上がっていない以上は泣き寝入りである.
SEMA-1を使ってホットシューからの音声入力で解消できるのか等も試してみたい気がするのだが,意外と価格は高いし汎用性があるとは言い切れないオプションなので手を出せず終いである.
<Adobe Premiere CS4による編集地獄>
そして,このファイルのマニュアルリップシンクが編集時無茶苦茶大変なのだ.
プロジェクト全体がズレているなら,一気にズラせばいいのだがあくまで『E-M5』のファイルだけ.
プロジェクト上には他のカメラで同時収録されたファイルもあるわけで一気にズラす事が出来ない.
前回の動画ではファイル数が膨大で流石にソースごとに調整は不可能と考えてフリーソフトを用いてのファイルベースで80msズラすという新手の手段に出たのだが,これで作り出したファイルをPremiereで読み込んだらたちまちエラーの連発.
圧縮形式に手を入れる変換ではなく,あくまで音声データをバイナリ情報からズラしているだけのはずなのだがコーデック等による不都合がいくつも重なってしまうようでハングアップ等を引き起こしてしまい最後まで解決するに至らなかった.
結局,そこまで作りこんだファイルを細切れで書き出して後でつなぎ合わせると言う何とも不効率な編集を強いられたのである.
と,言う事でそろそろ私自身も耐えられなくなってきた.
高スペックなPCに替えて作業効率を上げたり,ビューカムを買って動画用機材をそろえたりとお金を出せば解消できる事ではあるのだが,あくまで高利益のない動画制作なので微々たるも減価償却が最優先.
<打開案は灯台下暗し!?>
そこで考えた提案が過去に本ブログで紹介したATOMOS社のNinjaシリーズである.
これはHDMI(HDCP保護されていない信号に限る)映像出力をデジタル録画出来るHDMIモバイルレコーダ.
小規模な映像やCM制作でメインカメラのバックアップ等に用いられている業界メジャーな業務用レコーダの一種である.
これを使えば,ミラーレスのように"撮影可能時間が短い"モデルや"もともと動画撮影に対応していない"モデルでも設定によっては規格以上に録画記録ができるようになるのだ(カメラ側の設定で自動電源OFF機能が切れる事が前提※(注記)ライブビューはCPUに負荷をかける為,長時間での動作保障をしないモデルや制限がある事があるので使い方には注意する事)
尚,業務用でのデジタル伝送はSDIによる伝送が主流だが一般家庭では保護コンテンツ映像の伝送をする都合でHDMIが主流なのでNinjaは意外とありそうでないポジションだ.
普通のレコーダーならHDMIも当たり前だがNinjaのポイントはバッテリーを背負ってどこでも使える点にある...って過去にも同じこと書いているんだけど.
ATOMNJS001 ProResレコーダー Ninja Star
[フレーム]
過去記事で紹介したならスグに手を出せばよかったじゃないかと怒られそうだがそういうわけにいかない理由があった.[フレーム]
それはE-M5がリアルタイムライブビューHDMI出力に対応していないからだ.
(内部保存されているデータを再生させる為に実装されており,カメラが映しているリアルタイム映像をHDMI出力する事は出来ない)
悲しい事に後継機種のE-M5Mark2では動画機能の強化に伴いこのHDMIダイレクト出力が対応されている.
TV-CHIPの仕様見直し(だったらE-M5もファームで何とかできるか...いや,制御線が回路的に実装されていないとかだと不可能だけど)か,はたまた新規設計かは不明だが,今時HDMIダイレクト出力が出来ないのは家庭用機器と言えど時代遅れなのかもしれない.
故に,Ninjaを使えば外部レコーダにデジタル伝送できるのだが,流石に『じゃ乗り換えるわ』って簡単に言えるような筐体価格ではない.
え?それでも解決策と言うからには意を決して購入する気になったのかって?
『バカ言っちゃーいけねぇーよ御嬢さん!こちとら金なしでぇーい』(威張るなよ--;)
ま,でもリアルに買えない.
だってレンズなしでも10万以上するから...(ボクのE-M5は中古で3万5千円也)
じゃーどうするんだよって?
勿体ぶらずに教えろってか?
はい,話は単純.
私には本命で買ったNikonのDfと言う正真正銘の一眼レフがある.
でも,メインなのに手持ちが単焦点レンズ1本しかないから使いどころを選んで出番が少ない(苦笑)
実は,このDfが今回の抜け道になった.
発売当初どこかの記事か何かで『DfはライブビューHDMIダイレクト出力に対応していない』って書いてあった為,鵜呑みにしていたし,個人的にも『え?漢のDfにHDMIダイレクト出力なんてナンセンスでしょ?』って決めつけていたんだが,実はその機能流石にあったらしいのだorz
『もしかしたら』って希望を込めて説明書見直したら普通に書いてあった.
さんざん純粋なカメラとして使うと豪語していた自分だが前言撤回(あらまぁ〜いとも簡単にあっさりと...)
声を大にして言いたい!
皆,取扱い説明書はちゃんと読もう!
<結論>
つーことで,1年越しでATOMOS NINJA STARを再見積り中.
とは,言うものの流石にニッチな産業故,安くはない.
本体はそれなりだが,保存用フラッシュメモリが書き込み速度の制限なのか強度の問題なのかCFastで,これがべらぼうに高い...
[フレーム]
Dfのレンズも見直さねば撮影ポイントで苦しむ事になると考えるとズームレンズにレコーダーにメモリーにともはやMark2買えるんじゃないかと言う錯覚すら覚える...いずれにしても,次の撮影かその次くらいの撮影ではメインカム変更があるのかもしれない.
私を散々苦しめたE-M5はもちろん『クビよクビクビィーッ!』
80msの遅延とOLYMPUS社の対応はどうあがいても許せない.
ま,それでもE-M5は既に愛器だから趣味としては使っていくと思う.
<おまけ>※(注記)これ以降は特に推測がほとんどなので技術に詳しくない方は真に受けないように注意!
ちなみに,E-M5のEVF(電子ビューファインダー)はリアルに約70msのタイムラグがあるらしい.
こればかりはミラーレスの弱点であり構造上限界故に仕方ないのだけれども,こちらはフレームレートを"高速"設定にする事である程度解消できる.
ただし,このフレームレートを高速にすると言うのは別に処理速度を上げているわけではなくて恐らく間引き処理か何かだろう.
間引きとは,仮に1秒間に30枚の画を描画して動画に見せているとしたら,その1/30枚の画を全面画くのか間を1ラインずつ間引いたりして画くと言う処理方法.
※(注記)フレームレート数自体を半減させたり,ドット単位で間引いたりする場合もあるので,あくまで一例
人間の目(脳)には1枚目と2枚目の間引いていない部分が錯覚でマージされる為,1枚の画に見える.
ただし,実際には間引いた分の描画がなくなる為,明るさが半減したり1/30コマでも厳密には被写体が動いている場合がある為にカクついたりする等の不都合も生じる.
つまり,間引いた分の処理を削れる分メインCPUの処理スピードを稼いでいると想定できる.
と,言う事は間引くとCPU負荷が下がるのか?
仮にDSPの音声処理部分もメインCPUが担っているのだと仮定するとA/D変換や音声・映像マージ処理等に影響が出る可能性もあり得る.
と,言う事は実は音声遅延もなくなるのではないか?
いや,淡い期待を抱いてはいけないのだろう.
なにせ,元々追いついていない処理を間引きで稼いでいるのだとすると,どのみちサウンド部分の優先順位は低いに違いない.
いずれにしても,回路を実際に見ているわけではないのであくまで推測だ.
しかし,こういう概念が反映された設計だとするともはやどうする事も出来ないと言う事なのだろう.
やはり持病なのかもしれない.
でも,本体上で再生させている時は違和感を感じないんだよな...
もしかして,再生時に何か小細工してる?
まさか,ライブビューのHDMIダイレクトスルー出力できない仕様はこれが露見するのを隠す為なんじゃ...
いや,憶測でものを言うのはやめておこう(苦笑
QuickTimeなんてE-M5かQ3HDのファイルくらいでしか使わないからPC側のコーデックが悪さしている可能性もゼロじゃない...
まだ,お金をかけないで解決できる策があるのかもしれないから時間があるときにでも色々検証してみる事にしよう。。。
September 02, 2015
EPSON EB-1775Wを購入する前より検討していたインタラクティブペン.
要するにプロジェクタを電子黒板化してしまうという魔法のツールなんだがこの度,StudioT'sLABの機材として入手したので早速使ってみた.
<EPSON ELPIU02>
制御アプリがWindows系PC限定ではあるもののプロジェクタはXGA以上の解像度であれば物を選ばずに扱う事が出来るペン型電子黒板ユニットである.
StudioT'sLABではシンセサイザーやDAW等の講義も要望により開催する為,プロジェクタは必須と思っていたのだが,やはり手書きで画面に書き込めると会場がどんな場所でも教育と言う面で質が上がると言うか講義の自由度が上がるかなと思っていたので最初の内はインタラクティブ系のプロジェクタを本気で探していた.
しかし,色んなメーカーでそれとなくあるのだが,残念な事に超単焦点系固定設置型等が主で特殊ラインナップ故か高額なのはもちろんの事ながら中古市場にも手ごろな価格でまず出てこない.
半ばあきらめて買ったのが同社製EB-1770W.
持ち歩くなら薄型と妥協してインタラクティブは諦めた訳である.
その後,オプション品の情報を集めている際に出会ったのが本品.
再び購買意欲が湧くのだが,やはり特殊な需要向け故に中古の球数は極端に少なかった.
初の新品購入も本気で考えたが値段が値段名だけに断念.
中古市場の在庫を待つこと数か月.やっと,本品に巡り合えたと言うわけである.
予定購入価格の半額となんとも怪しい筐体だったが即連絡し仕入れることにした.
不安とは裏腹に即日到着して消耗品であるペンも異常はなく現在に至る.
<セット内容>
プロジェクタの上に載せるカメラユニットが1つにペンが2本とシンプルな構成.
何にでも取り付けが可能と言う事もあり,粘着型のマジックテープで取り付けられる構造のようだ.
個人的にはStudioT'sLABにあるEB-1770WかEH-DM30にしか付けないので,強力なネオジウム磁石でもボディー裏に埋め込もうかとも検討中。。。
動作にはWindows用アプリケーションソフトとドライバが必要である.
ドライバーはメーカーページからDL出来るが,アプリケーションソフトは付属のディスクよりインストールする必要がある(バージョンアップファイルだけはDL出来るが該当アプリがインストールされている事を前提としたものなので中古の際にはインストールディスクの有無を確認する事!)
一通りインストールが済んだらキャリブレーションの実施である.
<設置>
プロジェクタは1〜5m程度の範囲で設置との事.
仕様制限かとも勘ぐったが,考えてみればペンが有効な範囲以前に人の手が届く範囲の画面領域と考えれば現実的にその程度の距離で投射しなければ使用できないと思う.
黒板と違い投射している画面の前に出てしまうと自分が映像を遮る事になるので注意が必要だ.
ペン先も同様にカメラユニットから人物や手等で隠れてしまうと追従できなくなる.
基本的には黒板横に立ち,手差し棒で指し示す雰囲気で扱うものになるだろう.
設置位置が決まったら今度はパソコンである.
インタラクティブプロジェクタの一部にはスタンドアローンで動作するモデルもあるようだが『ELPIU02』のインタラクティブペンは言ってしまえばUSBデバイスのマウスと同じである.
故に,PC画面を投射しなければその恩恵は受けられない.
プロジェクタにはVGAケーブルやHDMIケーブルで接続したPC画面を投射する.
カメラユニットにはmicroUSB(TypeB)のポートがあるので付属のUSBケーブルでPCと接続をする.
<ペン同期>
電子ペンは無線LANやWiFi等と同様な2.4GHz帯の無線技術を用いている模様.
感度がどうなのかはわからないが,あくまでプロジェクタの投射できる範囲に限定されるから一般使用では特に問題はないと思う.
無線の混線等による影響や電子レンジ等,近い周波数を出す機器の付近で使用するのは避けるべきかもしれない.
ペンの同期は至って単純でカメラユニットのペン同期ボタンを4秒以上長押しし,LEDが点滅状態になったら使用するペンユニットの電源を入れ電源ボタン裏にあるボタンとホイールの中心を2重押しすればペアリング可能だ.
因みに,ためしに付属する2本のペンを同時に同期させようと試みたが読み取りが早いペンが有効となってしまい2本同時使用はできなかった.
いずれにせよ,マウスポインタの代わりだからOS側でも2つ同時使用は出来ないだろう.
<キャリブレーション>
キャリブレーションにはズバリ『EPSON ELPIU02』と言うアプリケーションを実行する.
恐らくドライバと一緒に付属してきたものかと思うが,動作中は常に実行状態になる.
オートキャリブレーションとマニュアルキャリブレーションが出来るようだが,私が使った限りでは普通にオートで問題なく位置調整がしっかりできた.
環境(例えば湾曲した黒板やスライド式黒板等のイレギュラー時)によってはマニュアルで調整する必要があるかもしれない.
尚,本キャリブレーションにてカメラユニットとの位置関係を合わせている.
設置毎にキャリブレーション実施はもちろんの事ながら,キャリブレーション実行後に何らかの理由でユニットが動いてしまったりした場合はキャリブレーションをし直す必要があるので使用する際には特に注意が必要.
<電子黒板>
文字等の書き込みには電子黒板用のアプリケーション『PenPlus for EPSON 電子黒板』を用いる事で実現が可能である.
もちろん,ペイントツール等でも出来るが,あくまでアプリケーション上でしか使えない為,PDFや画像データまたパワーポイント等の上に書き込む事は出来ない.
その点を解決しているのが本アプリケーションだ.
レイヤーのような仕組みなのだろうか,下に映し出されているWindows画面の状態に関わらず,その上から書き込み等ができる仕組みになっている.
また,瞬時に白紙や黒板を広げる事が出来るホワイトボードモード等もあり非常に便利である.
本アプリケーションには学校向けに便利な挿絵等のテンプレートも用意されている.
算数・理科・社会と一通りあり便利だが,ざっくり確認した限りでは小学校向けかなと言った感じであった.
一部,数学に用いられる対数表等もあったが,ごく一部である.
個人的にはサイン波,ノコギリ波,矩形波,パルス波またノイズのような波形がテンプレートにあればなんて淡い期待を抱いたがさすがに無理があったようだ...
もちろん,一般的なjpeg形式のファイル等であれば本アプリケーション上でテンプレートとして用いる事が出来るので,授業前にネット等で教材になる画像を準備しておけば問題ないと思う.
残念ながらgif動画やflv等を開くことはできないため,動画を再生させる場合は,別のアプリケーションで開く形での実現になる.
もちろん,WindowsMediaPlayerのようなアプリ上に描画する事も可能なので特に困る事は無いだろう.
<使用感>
キャリブレーションが済んだらもう動作可能だ.
ペンをかざせばマウスポインタがペンに同期して動作すると思う.
さすがは日本製と言うべきか,ペン位置のずれはみじんも感じない雰囲気だ.
驚くべき精度に関心した.マウスと動作はほとんど変わらない.
ポインタはペン先に内蔵されている赤外線に追従していると考えられる.
赤外線光は指くらいなら遮断されることは無いと思うのでよほど背中を向けたまま黙々と講義する先生でもない限り困る事は無いだろう.
動作も直感的でGood!
ポインタをペンで移動し,ペン型ユニットであればペン先を黒板等に充てる事で左クリックと同じ動作になる.電源ボタン裏のボタンでも同様の動作となる.
そしてその上に配置されているアクションボタンがPDFやウェブ等を閲覧する際に非常に便利なマウスホイールの動作と同等な動きになる.
棒型ユニットの場合もほとんど変わらないがペン先による左クリックはない.
使用した感じではペン型ユニットのペン先は少し厄介に感じた.
理由はメカ的な構造と言うか部品の材質だろう.
恐らくホワイトボード向けなのではないかと感じる.
黒板では試していないが,少なくとも壁投射等で同様の動作を行おうものなら摩擦が大きすぎてペンがはねてしまい書き込む事は困難だった.
赤外線の遮断を押さえつつもペン先が物理的に当ると言う構造上の限界があるものと思われるので致し方がないが場所を選ばずに投射できるプロジェクタとは相反している印象がある.
そういう意味でも個人的には棒型ユニットは非常におすすめである.
書込みには少し訓練が必要と感じたが,知人の教員達も黒板へのチョーク書きには『最初の内苦労した』と言う話は聞くので慣れるまで練習すると言う意味では同じだろう.
<まとめ>
まだ,使い始めたばかりではあるが個人的には優れた機器と感じた.
ペーパーレスの時代,iPad等を使った講義も数少なくはない中,プロジェクタを使ったプレゼンは特に珍しくないと思う.
そんな中,マウスでいちいちPC画面を操作しながらプロジェクタ画面を見せなければならなかった今までの事を考えれば手書きができたりマウスポインタが操作できると言うのは非常に便利である.
最近のモデルでは指でタッチできるモデルもあり,より直観的に使える仕組みが出来てきているようである.
もちろん,値段を考えると導入に躊躇されてしまうのかもしれないが教育機材の入れ替え等の際にはインタラクティブデバイスを是非検討してみて欲しい.
要するにプロジェクタを電子黒板化してしまうという魔法のツールなんだがこの度,StudioT'sLABの機材として入手したので早速使ってみた.
<EPSON ELPIU02>
制御アプリがWindows系PC限定ではあるもののプロジェクタはXGA以上の解像度であれば物を選ばずに扱う事が出来るペン型電子黒板ユニットである.
StudioT'sLABではシンセサイザーやDAW等の講義も要望により開催する為,プロジェクタは必須と思っていたのだが,やはり手書きで画面に書き込めると会場がどんな場所でも教育と言う面で質が上がると言うか講義の自由度が上がるかなと思っていたので最初の内はインタラクティブ系のプロジェクタを本気で探していた.
しかし,色んなメーカーでそれとなくあるのだが,残念な事に超単焦点系固定設置型等が主で特殊ラインナップ故か高額なのはもちろんの事ながら中古市場にも手ごろな価格でまず出てこない.
半ばあきらめて買ったのが同社製EB-1770W.
持ち歩くなら薄型と妥協してインタラクティブは諦めた訳である.
その後,オプション品の情報を集めている際に出会ったのが本品.
再び購買意欲が湧くのだが,やはり特殊な需要向け故に中古の球数は極端に少なかった.
初の新品購入も本気で考えたが値段が値段名だけに断念.
中古市場の在庫を待つこと数か月.やっと,本品に巡り合えたと言うわけである.
予定購入価格の半額となんとも怪しい筐体だったが即連絡し仕入れることにした.
不安とは裏腹に即日到着して消耗品であるペンも異常はなく現在に至る.
<セット内容>
プロジェクタの上に載せるカメラユニットが1つにペンが2本とシンプルな構成.
何にでも取り付けが可能と言う事もあり,粘着型のマジックテープで取り付けられる構造のようだ.
個人的にはStudioT'sLABにあるEB-1770WかEH-DM30にしか付けないので,強力なネオジウム磁石でもボディー裏に埋め込もうかとも検討中。。。
動作にはWindows用アプリケーションソフトとドライバが必要である.
ドライバーはメーカーページからDL出来るが,アプリケーションソフトは付属のディスクよりインストールする必要がある(バージョンアップファイルだけはDL出来るが該当アプリがインストールされている事を前提としたものなので中古の際にはインストールディスクの有無を確認する事!)
一通りインストールが済んだらキャリブレーションの実施である.
<設置>
プロジェクタは1〜5m程度の範囲で設置との事.
仕様制限かとも勘ぐったが,考えてみればペンが有効な範囲以前に人の手が届く範囲の画面領域と考えれば現実的にその程度の距離で投射しなければ使用できないと思う.
黒板と違い投射している画面の前に出てしまうと自分が映像を遮る事になるので注意が必要だ.
ペン先も同様にカメラユニットから人物や手等で隠れてしまうと追従できなくなる.
基本的には黒板横に立ち,手差し棒で指し示す雰囲気で扱うものになるだろう.
設置位置が決まったら今度はパソコンである.
インタラクティブプロジェクタの一部にはスタンドアローンで動作するモデルもあるようだが『ELPIU02』のインタラクティブペンは言ってしまえばUSBデバイスのマウスと同じである.
故に,PC画面を投射しなければその恩恵は受けられない.
プロジェクタにはVGAケーブルやHDMIケーブルで接続したPC画面を投射する.
カメラユニットにはmicroUSB(TypeB)のポートがあるので付属のUSBケーブルでPCと接続をする.
<ペン同期>
電子ペンは無線LANやWiFi等と同様な2.4GHz帯の無線技術を用いている模様.
感度がどうなのかはわからないが,あくまでプロジェクタの投射できる範囲に限定されるから一般使用では特に問題はないと思う.
無線の混線等による影響や電子レンジ等,近い周波数を出す機器の付近で使用するのは避けるべきかもしれない.
ペンの同期は至って単純でカメラユニットのペン同期ボタンを4秒以上長押しし,LEDが点滅状態になったら使用するペンユニットの電源を入れ電源ボタン裏にあるボタンとホイールの中心を2重押しすればペアリング可能だ.
因みに,ためしに付属する2本のペンを同時に同期させようと試みたが読み取りが早いペンが有効となってしまい2本同時使用はできなかった.
いずれにせよ,マウスポインタの代わりだからOS側でも2つ同時使用は出来ないだろう.
<キャリブレーション>
キャリブレーションにはズバリ『EPSON ELPIU02』と言うアプリケーションを実行する.
恐らくドライバと一緒に付属してきたものかと思うが,動作中は常に実行状態になる.
オートキャリブレーションとマニュアルキャリブレーションが出来るようだが,私が使った限りでは普通にオートで問題なく位置調整がしっかりできた.
環境(例えば湾曲した黒板やスライド式黒板等のイレギュラー時)によってはマニュアルで調整する必要があるかもしれない.
尚,本キャリブレーションにてカメラユニットとの位置関係を合わせている.
設置毎にキャリブレーション実施はもちろんの事ながら,キャリブレーション実行後に何らかの理由でユニットが動いてしまったりした場合はキャリブレーションをし直す必要があるので使用する際には特に注意が必要.
<電子黒板>
文字等の書き込みには電子黒板用のアプリケーション『PenPlus for EPSON 電子黒板』を用いる事で実現が可能である.
もちろん,ペイントツール等でも出来るが,あくまでアプリケーション上でしか使えない為,PDFや画像データまたパワーポイント等の上に書き込む事は出来ない.
その点を解決しているのが本アプリケーションだ.
レイヤーのような仕組みなのだろうか,下に映し出されているWindows画面の状態に関わらず,その上から書き込み等ができる仕組みになっている.
また,瞬時に白紙や黒板を広げる事が出来るホワイトボードモード等もあり非常に便利である.
本アプリケーションには学校向けに便利な挿絵等のテンプレートも用意されている.
算数・理科・社会と一通りあり便利だが,ざっくり確認した限りでは小学校向けかなと言った感じであった.
一部,数学に用いられる対数表等もあったが,ごく一部である.
個人的にはサイン波,ノコギリ波,矩形波,パルス波またノイズのような波形がテンプレートにあればなんて淡い期待を抱いたがさすがに無理があったようだ...
もちろん,一般的なjpeg形式のファイル等であれば本アプリケーション上でテンプレートとして用いる事が出来るので,授業前にネット等で教材になる画像を準備しておけば問題ないと思う.
残念ながらgif動画やflv等を開くことはできないため,動画を再生させる場合は,別のアプリケーションで開く形での実現になる.
もちろん,WindowsMediaPlayerのようなアプリ上に描画する事も可能なので特に困る事は無いだろう.
<使用感>
キャリブレーションが済んだらもう動作可能だ.
ペンをかざせばマウスポインタがペンに同期して動作すると思う.
さすがは日本製と言うべきか,ペン位置のずれはみじんも感じない雰囲気だ.
驚くべき精度に関心した.マウスと動作はほとんど変わらない.
ポインタはペン先に内蔵されている赤外線に追従していると考えられる.
赤外線光は指くらいなら遮断されることは無いと思うのでよほど背中を向けたまま黙々と講義する先生でもない限り困る事は無いだろう.
動作も直感的でGood!
ポインタをペンで移動し,ペン型ユニットであればペン先を黒板等に充てる事で左クリックと同じ動作になる.電源ボタン裏のボタンでも同様の動作となる.
そしてその上に配置されているアクションボタンがPDFやウェブ等を閲覧する際に非常に便利なマウスホイールの動作と同等な動きになる.
棒型ユニットの場合もほとんど変わらないがペン先による左クリックはない.
使用した感じではペン型ユニットのペン先は少し厄介に感じた.
理由はメカ的な構造と言うか部品の材質だろう.
恐らくホワイトボード向けなのではないかと感じる.
黒板では試していないが,少なくとも壁投射等で同様の動作を行おうものなら摩擦が大きすぎてペンがはねてしまい書き込む事は困難だった.
赤外線の遮断を押さえつつもペン先が物理的に当ると言う構造上の限界があるものと思われるので致し方がないが場所を選ばずに投射できるプロジェクタとは相反している印象がある.
そういう意味でも個人的には棒型ユニットは非常におすすめである.
書込みには少し訓練が必要と感じたが,知人の教員達も黒板へのチョーク書きには『最初の内苦労した』と言う話は聞くので慣れるまで練習すると言う意味では同じだろう.
[フレーム]
<まとめ>
まだ,使い始めたばかりではあるが個人的には優れた機器と感じた.
ペーパーレスの時代,iPad等を使った講義も数少なくはない中,プロジェクタを使ったプレゼンは特に珍しくないと思う.
そんな中,マウスでいちいちPC画面を操作しながらプロジェクタ画面を見せなければならなかった今までの事を考えれば手書きができたりマウスポインタが操作できると言うのは非常に便利である.
最近のモデルでは指でタッチできるモデルもあり,より直観的に使える仕組みが出来てきているようである.
もちろん,値段を考えると導入に躊躇されてしまうのかもしれないが教育機材の入れ替え等の際にはインタラクティブデバイスを是非検討してみて欲しい.
August 26, 2015
T'sLABの撮影等も行っている私の部屋だが,最近は蛍光灯を付けるとジージーと虫でも飼っているかのようにうるさくなった.
普段の生活では特に気にならない(と,いうか気にしたら負け)が,T'sLABチャンネル用動画の撮影時は非常に困る.
光量が足らないので点灯しないわけにいかないのだが,マイクで声を収録すると広範囲の周波数帯域に『ジー』っと言う音が収録されてしまい,後工程でEQ等を用いての加工は行うのだが消し切る事はもちろんできない.
最後は,VSTのDenoiserで無音部分の抑制をしている有り様だ.
外的騒音がほとんどない折角の物静かな立地が台無しである.
そこで,今回は原因となっている部品の変更を行う事にした.
<スターター形⇒インバータ形>
始めに私は第二種電気工事士の資格保持者.
無免許による該当作業を含む電気工事は法律違反なので工事業者へ頼んで欲しい.
私は専門業者ではないため(第三種電気主任技術資格保持者でないと単独自営できない),工事費用はわからないが,一般的にはユニット工事等で単発だと1〜2万程度,照明ユニット購入等と込みなら〜1万程度らしい.
資格を持っていれば1時間程度で工賃はタダである(経験上,資格取得に2〜6か月程度の学習ならびに実技練習と教材や工具一式また交付手続き等に3〜5万円程度の費用がかかる...)
・使用工具
├ニッパー
└かしめ工具
・使用部品
└インバーター(今回は40Wと30W品の二つ)
今までの物はスターター形と言うやつ.
グローランプが必要で非常に安価に手に入るのだが,点灯時にそれなりの電流を流すのと経年劣化により『ジー』っという異音を発するようになったりする.
と,言う事でコレを交換.
今回導入したのはインバータ形.
グローランプ等が必要とならず,変にパワーを使わなくとも瞬時点灯が可能.
だが,値段がスタータ形の倍以上する場合もある.
<取り付け作業>
スターター形ではグローも必要な為,配線が少し複雑だがインバータ形では電源スイッチと蛍光灯の間にインバータを挟むだけ.
配線もインバータ1つにつき6箇所.
かしめ作業に慣れている人なら15分程度の作業だと思う.
今回は前提として現在使っている蛍光灯は交換して数か月の新しいものなので,安物だったと言えど非常にもったいないのでそのまま継続して使う事にした.
故に,40Wと30Wの2灯である.
※(注記)交換する際はこのワット数に注意
と,言う事で早速取り外し.
照明取り付け工事が雑だったのか,照明ユニットの取り外しにひと苦労...
壁の石膏ボードがボロッと取れてネジ穴が2箇所拡大したorz
ま,取り付けの時に埋めるとして一旦保留.
一応,現状の配線をざっくりと記録しておいて以前のスタータを取り外し,そこへインバータを取り付け(グローは部品取り外すのが面倒なのでそのままにした)
配線は,配線図が同封されていたのでそれを参考に取り付け.
尚,今回はAKIBAライト倶楽部さんでインバータを購入
第二種電気工事士の試験対策部品セットに含まれていたリングスリーブを使用してかしめ,手元に熱収縮チューブがない事に気が付き,仕方なく単価が高い絶縁テープで該当回数撒いて完了.
壁にパテ埋めし直して乾燥させ再び照明ユニットを天井へ取り付け.
引っ掛けシーリングに繋いで配線をもう一度一瞥しドキドキの処女点灯!
なんてことは無く無事点灯.
グローがないので『ジーパチパチ』っていうあの点灯遅延は発生しない.
夜な夜な作業だったので工事終了後は掃除機もかけられず粘着カーペットクリーナーでチマチマゴミ取りしたが,ずっと悩まされていた『ジー』音はまるで嘘だったかのように消えていた.
第二種電気工事士の資格を取って以来,まともに資格の恩恵を受けたためしがなかったのだが,約一年越しで役に立った.
やっとこれで快適な撮影ライフが送れそうである(^^;)
普段の生活では特に気にならない(と,いうか気にしたら負け)が,T'sLABチャンネル用動画の撮影時は非常に困る.
光量が足らないので点灯しないわけにいかないのだが,マイクで声を収録すると広範囲の周波数帯域に『ジー』っと言う音が収録されてしまい,後工程でEQ等を用いての加工は行うのだが消し切る事はもちろんできない.
最後は,VSTのDenoiserで無音部分の抑制をしている有り様だ.
外的騒音がほとんどない折角の物静かな立地が台無しである.
そこで,今回は原因となっている部品の変更を行う事にした.
<スターター形⇒インバータ形>
始めに私は第二種電気工事士の資格保持者.
無免許による該当作業を含む電気工事は法律違反なので工事業者へ頼んで欲しい.
私は専門業者ではないため(第三種電気主任技術資格保持者でないと単独自営できない),工事費用はわからないが,一般的にはユニット工事等で単発だと1〜2万程度,照明ユニット購入等と込みなら〜1万程度らしい.
資格を持っていれば1時間程度で工賃はタダである(経験上,資格取得に2〜6か月程度の学習ならびに実技練習と教材や工具一式また交付手続き等に3〜5万円程度の費用がかかる...)
・使用工具
├ニッパー
└かしめ工具
・使用部品
└インバーター(今回は40Wと30W品の二つ)
今までの物はスターター形と言うやつ.
グローランプが必要で非常に安価に手に入るのだが,点灯時にそれなりの電流を流すのと経年劣化により『ジー』っという異音を発するようになったりする.
と,言う事でコレを交換.
今回導入したのはインバータ形.
グローランプ等が必要とならず,変にパワーを使わなくとも瞬時点灯が可能.
だが,値段がスタータ形の倍以上する場合もある.
<取り付け作業>
スターター形ではグローも必要な為,配線が少し複雑だがインバータ形では電源スイッチと蛍光灯の間にインバータを挟むだけ.
配線もインバータ1つにつき6箇所.
かしめ作業に慣れている人なら15分程度の作業だと思う.
今回は前提として現在使っている蛍光灯は交換して数か月の新しいものなので,安物だったと言えど非常にもったいないのでそのまま継続して使う事にした.
故に,40Wと30Wの2灯である.
※(注記)交換する際はこのワット数に注意
と,言う事で早速取り外し.
照明取り付け工事が雑だったのか,照明ユニットの取り外しにひと苦労...
壁の石膏ボードがボロッと取れてネジ穴が2箇所拡大したorz
ま,取り付けの時に埋めるとして一旦保留.
一応,現状の配線をざっくりと記録しておいて以前のスタータを取り外し,そこへインバータを取り付け(グローは部品取り外すのが面倒なのでそのままにした)
配線は,配線図が同封されていたのでそれを参考に取り付け.
尚,今回はAKIBAライト倶楽部さんでインバータを購入
第二種電気工事士の試験対策部品セットに含まれていたリングスリーブを使用してかしめ,手元に熱収縮チューブがない事に気が付き,仕方なく単価が高い絶縁テープで該当回数撒いて完了.
壁にパテ埋めし直して乾燥させ再び照明ユニットを天井へ取り付け.
引っ掛けシーリングに繋いで配線をもう一度一瞥しドキドキの処女点灯!
なんてことは無く無事点灯.
グローがないので『ジーパチパチ』っていうあの点灯遅延は発生しない.
夜な夜な作業だったので工事終了後は掃除機もかけられず粘着カーペットクリーナーでチマチマゴミ取りしたが,ずっと悩まされていた『ジー』音はまるで嘘だったかのように消えていた.
第二種電気工事士の資格を取って以来,まともに資格の恩恵を受けたためしがなかったのだが,約一年越しで役に立った.
やっとこれで快適な撮影ライフが送れそうである(^^;)
August 18, 2015
最近はプロジェクターで映像を見るがマイブーム.
ま,どうせ一時的なんだろうけど...
いやはや,EH-DM30は便利.
家は狭い上にPJ置くと何もできなくなるので壁際に置かれたデュプリケータPP-100の上に鎮座させ天井投射ユニットで天井に投射するという何ともえげつないセッティング(ココだけ読むとEPSONの回し者と思われるだろうけど家にはこれしかない.有名なプリンターとかは家族も含め全部Canon製)
エンボス調の壁紙なのでお世辞にも見やすくないし何より天井投射故ハッキリ言って見難い(真面目に見てたら首痛くなる)
完全にBGMの代わり.
食事の時にYoutube見ていたのが最近無線の干渉でよく途切れるようになっちゃった為これに替わっただけって感じ.
今からTVをもし所有しても集中して見ないだろうから私にはこれで十分.
そんな使い方の割に困るのが内臓スピーカが意外と能力高いという事実.
仕様書上にはスピーカは10W*2との事で私にとっては音量を上げると実にうるさい.
夜に見ようものならメモリを3くらいにしたいレベル(MAX40)...でも,今度はFANがうるさくて音像が全く聞き取れない.
要は,周波数の問題だと推測する.
人の声は200〜400Hz辺りで,おそらくその辺がよく聞こえるように調整されているんだろうけど,その設計があだとなっているんじゃないかと考えられる.
逆に可聴範囲ではラウドネス曲線がピークに近い2〜4kHz辺りをピークにして他を下げるべきだったね.
逆に200Hz以下なんてあんな小さなスピーカの駆動能力じゃ聴こえないんだからハイパスでカットしちゃうべき.
じゃないとBGMは大きく,セリフではモコモコと聞き取りづらくなってしまう.
と,言う事でさすがは音響メーカーさんじゃないなぁとつくづく思った.
まぁホームシアターを実現したい人はAVアンプを持っている人が多いだろうから内臓スピーカは所詮オマケだろう。。。
個人的にはスタンドアローンで使えて便利だと思うんだけどなぁ
この設計はもったいない.
おっといけない音に関連するとつい辛口になる。。。
音量さえ出せるのであれば出音は悪くないよ.
エコモードで高地モード解除してもFANがうるさくてスピーカの音量小さくすると全然聞こえないため開き直って,ノーマルモードで高地モードにしてFANは動作上全開で投射してる.
音なんかどうでもいいや所詮BGMだから...
本気で聴きたいならヘッドフォンかS/PDIF(コアキシャル端子が付いている)でDAW環境へつなげばよろし.
ただ,この設定でも排気口の熱風はスゴイ暑い(FAN全開でも天板が冷えないとかどんだけーっ!!!)
冬場は団器具になるんだろうけどねぇ310Wでしょ?
意外とエコじゃないわ.
ま,そうは言っても便利.
DVDプレーヤやスピーカいらずとかすごいわ.
ホームプロジェクターも全部がこうだったら一般家庭では重宝するね
と,言うほど出番ないんだろうけど...
因みに個人的にDM30の褒めるべき部分はDivXにも対応している点.
DVDの場合はRWも使えるが正直書き込みに時間がかかるので面倒.
そこで登場するのがUSBメモリー.
これが便利.
.avi形式でも内部がDivXなら問題なく使える.
懸念事項はFAT32フォーマットしか対応していない事.
要するに4GBを超えるファイルは扱えない.
これは発売開始した時期のUSBメモリって大きくても4GBくらいだったからなんだと思う.
DivXのファイル制限にも『最高3Mbps×ばつ576pix,最高フレームレート:30fps』と書いてあるから2時間映画くらいなら4GBを超える事は無いと思うけど32GB以下のメモリでしか使えないので物がない人にとっては困るかも(64GB以上のUSBメモリしか持っていない人はさすがにいないと思いたいけど)
ただし,どれだけの人がこの恩恵を受けているかは微妙な所.
少なくとも映像をDivXファイルにエンコードできる人じゃないと使えない機能であり玄人向けな仕様.
私もデジタルデータとしては昔のVHSをリッピングしたデータとかくらいしか持っていないから大して恩恵受けない組なのかも?
でも,PCレスでも使える機能としては高く評価したい!
2009年から販売しているモデルと言う事もありスペック的には微妙と言われてしまうだろうけど仮に1080pパネルでBlu-ray対応機種を作っても家庭用のお手軽プロジェクターレベルでBDの映像恩恵を受けるのはほとんど不可能と考えるとこれで十分.
こんな感じで,完全にマニアックレビューになったが今時のプロジェクターすげーって話!マル!!!
ま,どうせ一時的なんだろうけど...
いやはや,EH-DM30は便利.
家は狭い上にPJ置くと何もできなくなるので壁際に置かれたデュプリケータPP-100の上に鎮座させ天井投射ユニットで天井に投射するという何ともえげつないセッティング(ココだけ読むとEPSONの回し者と思われるだろうけど家にはこれしかない.有名なプリンターとかは家族も含め全部Canon製)
エンボス調の壁紙なのでお世辞にも見やすくないし何より天井投射故ハッキリ言って見難い(真面目に見てたら首痛くなる)
完全にBGMの代わり.
食事の時にYoutube見ていたのが最近無線の干渉でよく途切れるようになっちゃった為これに替わっただけって感じ.
今からTVをもし所有しても集中して見ないだろうから私にはこれで十分.
そんな使い方の割に困るのが内臓スピーカが意外と能力高いという事実.
仕様書上にはスピーカは10W*2との事で私にとっては音量を上げると実にうるさい.
夜に見ようものならメモリを3くらいにしたいレベル(MAX40)...でも,今度はFANがうるさくて音像が全く聞き取れない.
要は,周波数の問題だと推測する.
人の声は200〜400Hz辺りで,おそらくその辺がよく聞こえるように調整されているんだろうけど,その設計があだとなっているんじゃないかと考えられる.
逆に可聴範囲ではラウドネス曲線がピークに近い2〜4kHz辺りをピークにして他を下げるべきだったね.
逆に200Hz以下なんてあんな小さなスピーカの駆動能力じゃ聴こえないんだからハイパスでカットしちゃうべき.
じゃないとBGMは大きく,セリフではモコモコと聞き取りづらくなってしまう.
と,言う事でさすがは音響メーカーさんじゃないなぁとつくづく思った.
まぁホームシアターを実現したい人はAVアンプを持っている人が多いだろうから内臓スピーカは所詮オマケだろう。。。
個人的にはスタンドアローンで使えて便利だと思うんだけどなぁ
この設計はもったいない.
おっといけない音に関連するとつい辛口になる。。。
音量さえ出せるのであれば出音は悪くないよ.
エコモードで高地モード解除してもFANがうるさくてスピーカの音量小さくすると全然聞こえないため開き直って,ノーマルモードで高地モードにしてFANは動作上全開で投射してる.
音なんかどうでもいいや所詮BGMだから...
本気で聴きたいならヘッドフォンかS/PDIF(コアキシャル端子が付いている)でDAW環境へつなげばよろし.
ただ,この設定でも排気口の熱風はスゴイ暑い(FAN全開でも天板が冷えないとかどんだけーっ!!!)
冬場は団器具になるんだろうけどねぇ310Wでしょ?
意外とエコじゃないわ.
ま,そうは言っても便利.
DVDプレーヤやスピーカいらずとかすごいわ.
ホームプロジェクターも全部がこうだったら一般家庭では重宝するね
と,言うほど出番ないんだろうけど...
因みに個人的にDM30の褒めるべき部分はDivXにも対応している点.
DVDの場合はRWも使えるが正直書き込みに時間がかかるので面倒.
そこで登場するのがUSBメモリー.
これが便利.
.avi形式でも内部がDivXなら問題なく使える.
懸念事項はFAT32フォーマットしか対応していない事.
要するに4GBを超えるファイルは扱えない.
これは発売開始した時期のUSBメモリって大きくても4GBくらいだったからなんだと思う.
DivXのファイル制限にも『最高3Mbps×ばつ576pix,最高フレームレート:30fps』と書いてあるから2時間映画くらいなら4GBを超える事は無いと思うけど32GB以下のメモリでしか使えないので物がない人にとっては困るかも(64GB以上のUSBメモリしか持っていない人はさすがにいないと思いたいけど)
ただし,どれだけの人がこの恩恵を受けているかは微妙な所.
少なくとも映像をDivXファイルにエンコードできる人じゃないと使えない機能であり玄人向けな仕様.
私もデジタルデータとしては昔のVHSをリッピングしたデータとかくらいしか持っていないから大して恩恵受けない組なのかも?
でも,PCレスでも使える機能としては高く評価したい!
2009年から販売しているモデルと言う事もありスペック的には微妙と言われてしまうだろうけど仮に1080pパネルでBlu-ray対応機種を作っても家庭用のお手軽プロジェクターレベルでBDの映像恩恵を受けるのはほとんど不可能と考えるとこれで十分.
こんな感じで,完全にマニアックレビューになったが今時のプロジェクターすげーって話!マル!!!
August 07, 2015
StudioT'sLABでプロジェクタを購入(EB-1770Wを導入しているので2台目)
講習会や結婚式PA等でも出番がある事からバックアップを含めての導入を決意したわけである.
ただ,直接売り上げに響くわけではないので中古品である.
<購入モデル>
EPSON EH-DM30
2009年の発売よりEPSONブランドのプロジェクタとしては異例のロングラン商品.
DVD一体型と言う持ち運びにも優れたパッケージは他社にはないエンドユーザーの事をよく考えた商品である.
DM30では従来のコンポジットの他,ホーム向けらしくコンポーネントも搭載.
またPC接続用のD-SUB15pinはもちろんHDMIも搭載されておりコンパクトでありながらも必要十二分な入力ポートを備えたモデルになっている.
パネルとしてWXGA(1280*800)パネルが採用されている.
リアル表示では720p(1280*720)がドットバイドット表示になるサイズなので,現在主流なリアル1080pモデルから比べると数値的には見劣りするかもしれない(※(注記)スケーリングで1080pの映像は受けられる)が,家庭で60〜80インチ(投射距離1.8〜2.3m)程度を想定しての投射であれば十分と考えられるし,DVDに収録できる仕様(720*480)は十分にスポイルできている.
FullHD(1920*1080等)のBlu-rayが市場に浸透しつつある現在においてもDVDの需要は完全に消滅していない.
私自信もBlu-rayでしか持っていないソースはほとんどないし,見る時はPC等を利用すればよいとすら考えてしまう程度でありBlu-rayの絶対的地位は確立しきれていないと感じる.
市場でも,DVDとBlu-ray併売だとDVDが品切れになるケースも多いと聞く.
そういう意味でもDM30の仕様は現在でも十分なのかもしれない.
<選んだ理由>
結婚式や二次会の上映でも自作DVD等を持ち込む事が大半で,その度にプレーヤーやPCを持参しないといけない煩わしさがあるのだが,これがあれば単体で解決できると言う事で本機種を選択した.
<中古探し>
さすがにロングラン製品と言う事もあり中古市場でも沢山見受けられるが発売期間が長いと言う事は状態もピンきりである.
大体プロジェクタのエンジン寿命は一般的にも3000時間程度とされている.
ほとんどの中古はその半分程度で売りに出されている事が多く,製品寿命は全うできていない.
一番の理由はランプの問題であろう.
ランプの寿命は物理的負荷等の外的要因もあり正確にいくつとは言えないわけだが,大抵の中古品は長くは持たないと考えるべきである.
多分,多くの人が手放すことを考える一番の理由もこの消耗品であるランプの交換が原因と考えられる.
「少し暗くなったな」とか「発色が悪くなったな」とか「破裂音とともに点灯しなくなった」等である.
ランプを交換すれば解消できるかもしれないのだが割と売り出してしまうケースが多いように見受けられる.
理由は言わずもがな値段が高いからだ.
本商品を例にすれば実売約12万程度である.
15'8月現在では価格ドットコムの最低価格表示で約7.2万程度と約4割引き.
それに対して純正ランプは2.5万円だ.
実売の1/5,最低価格の1/3近くがランプの値段と考えられるわけで3回も交換すれば別の新機種が購入できる計算になってしまうわけだ.
個人的にはホームプロジェクタはそれでもリーズナブルだと思う.
StudioT'sLABで所有しているEB-1770Wというビジネスモデルに至っては1本4.5万円.
確かに3000lm越えだし,小型なエンジンへの搭載に合わせた特別仕様ではあるのだが実に高い.
今となっては1.5倍値で同等スペックの新機種が買えてしまうわけでランプ交換となれば新品を買ってしまうかもしれないとつくづく思う.
このように,中古市場のプロジェクタが安値で取引される裏側にはこんな秘密が隠されていると言う事である.
逆に言えばそれだけリーズナブルな価格で高スペックな新商品を販売しているメーカーはすごいのかもしれない.
<注目すべき点>
ただし,個人的な見解だが特にホームプロジェクターではそれほど多く使われていない良品がある.
故に,中古を買う際には以下の点に気を付けてほしい.
・購入年月日
・外装状態(特にランプ回りに黒ずみがないか等)
・ランプの使用時間(動作するものならインフォメーションに表示される)
・付属品の有無
・売値は新品の何割程度か?(個人的には状態がよくてもMax6割※(注記)新品ランプが約3割な為)
<チェックポイントの詳細>
プロジェクターの場合は製品寿命と言う点で駆動系が多いためなかなか保障の限界があるわけだがメーカーが部品保障するのは5〜8年程度と推測される.
説明書やPC接続関連のドライバ類はメーカーホームページに公開されていると思うので問題ないが特に,付属品に関しては筐体固有のものもあり中古で購入した際に付いてこないと入手困難な事があるので注意が必要だ.
購入年月日を公開していない場合はほとんどが保証書がなかったりワンオーナー品ではない事も考えられる.
故に,ランプ交換を複数回している可能性もありエンジン寿命が来ている事もあり得るので危険である.
基本的にユーザーへ公開される使用時間は現在のランプ使用時間であることが多い.
数字のリセット等も簡単に行う事が出来る故信頼度は低いのだが購入年月日が判ればある程度判断材料になると思う.
ランプ使用時間は点灯さえできればプロジェクタの情報メニューより確認ができる.
公開していない場合は質問で聞いてみて欲しい.
時間の考え方は簡単だ.
例えば1日2時間使用して365日使い続けている筐体は730時間なので,1〜2年で1000時間を超えるような場合は商業使用の可能性が出てくる.
一般的な使用であれば仮に映画ファンで2時間映画を週2日見ても年間100日程度で200時間であるから仮に3年前に購入のモデルでも600時間足らずだ(これも相当なハードユーザーだが...)
外装状態も比較対象として特にランプ回りや排気口周りを詳しく見てほしい.
著しく黄ばんでいたりする場合はランプ点灯時間が表記以上,すなわち何回か交換されて使用している可能性が出てくるだろう.
故に,エンジン寿命が近い可能性がある.
<スルーポイント>
画素ずれに関して書かれている事もあると思うがこればかりは見てみない事には何とも言えない.
実際問題,製造上完璧に3LCDパネルがミクロレベルで完全一致する事は無い.
1ドット程度のずれで違和感を感じるなら新品の液晶プロジェクターですら買えなくなってしまうわけで高価でも3DLP機種を検討して欲しい.
コントラスト比等を気にする方もいるかもしれない.
確かに50000:1等の高コントラストは黒沈みの具合が格段に違い圧倒的な表現力にはなる.
そしてその分,高価なものになるわけだが高コントラストを活かしたいなら暗室を作り上げられなければ本領を発揮できない.
暗室と言うのは基本は黒が基調の部屋(プロジェクターから発した光が乱反射する事を防ぐ為)で外光も一切漏れない事が前提である.
どうせ買うなら少し贅沢なモデルを買いたい気持ちは解らないでもないが使う用途と前後してしまうともったいないので初心者には特別お勧めしない.
<その他>
スクリーンも絶対とは言わないまでもあるとよい.
白い壁に投射するよりも光の反射率も上がるので少ないlm数のプロジェクタでも,よりクッキリ見る事が出来ると思う.
ただし,中古はあまりお勧めしない.
品質の良いスクリーンならなおさら.
スクリーンは光をキレイに反射させるためのものであり人の手で触れたりする事により付着する油分等でも性能が落ちてしまう.
もちろん,バンドル版のような安価なスクリーンにそこまで神経質になる必要はないのだがそれなりに大型になる為送料もかかる事からどうせ買うなら新品を自己管理するのが望ましい.
以上の事を参考に中古市場等で掘り出し物を見つけてみて欲しい.
金曜ロードショーを大画面で見れるだけでもステキな大画面ライフを送れると思う.
※(注記)TV放送やCSを見る場合は別途チューナーからHDMI等に変換できるレコーダー類が必要
講習会や結婚式PA等でも出番がある事からバックアップを含めての導入を決意したわけである.
ただ,直接売り上げに響くわけではないので中古品である.
<購入モデル>
EPSON EH-DM30
2009年の発売よりEPSONブランドのプロジェクタとしては異例のロングラン商品.
DVD一体型と言う持ち運びにも優れたパッケージは他社にはないエンドユーザーの事をよく考えた商品である.
DM30では従来のコンポジットの他,ホーム向けらしくコンポーネントも搭載.
またPC接続用のD-SUB15pinはもちろんHDMIも搭載されておりコンパクトでありながらも必要十二分な入力ポートを備えたモデルになっている.
パネルとしてWXGA(1280*800)パネルが採用されている.
リアル表示では720p(1280*720)がドットバイドット表示になるサイズなので,現在主流なリアル1080pモデルから比べると数値的には見劣りするかもしれない(※(注記)スケーリングで1080pの映像は受けられる)が,家庭で60〜80インチ(投射距離1.8〜2.3m)程度を想定しての投射であれば十分と考えられるし,DVDに収録できる仕様(720*480)は十分にスポイルできている.
FullHD(1920*1080等)のBlu-rayが市場に浸透しつつある現在においてもDVDの需要は完全に消滅していない.
私自信もBlu-rayでしか持っていないソースはほとんどないし,見る時はPC等を利用すればよいとすら考えてしまう程度でありBlu-rayの絶対的地位は確立しきれていないと感じる.
市場でも,DVDとBlu-ray併売だとDVDが品切れになるケースも多いと聞く.
そういう意味でもDM30の仕様は現在でも十分なのかもしれない.
ShinajiPJ
信濃路☆変(仮)初ステージDVDを見てみた画
信濃路☆変(仮)初ステージDVDを見てみた画
<選んだ理由>
結婚式や二次会の上映でも自作DVD等を持ち込む事が大半で,その度にプレーヤーやPCを持参しないといけない煩わしさがあるのだが,これがあれば単体で解決できると言う事で本機種を選択した.
<中古探し>
さすがにロングラン製品と言う事もあり中古市場でも沢山見受けられるが発売期間が長いと言う事は状態もピンきりである.
大体プロジェクタのエンジン寿命は一般的にも3000時間程度とされている.
ほとんどの中古はその半分程度で売りに出されている事が多く,製品寿命は全うできていない.
一番の理由はランプの問題であろう.
ランプの寿命は物理的負荷等の外的要因もあり正確にいくつとは言えないわけだが,大抵の中古品は長くは持たないと考えるべきである.
多分,多くの人が手放すことを考える一番の理由もこの消耗品であるランプの交換が原因と考えられる.
「少し暗くなったな」とか「発色が悪くなったな」とか「破裂音とともに点灯しなくなった」等である.
ランプを交換すれば解消できるかもしれないのだが割と売り出してしまうケースが多いように見受けられる.
理由は言わずもがな値段が高いからだ.
本商品を例にすれば実売約12万程度である.
15'8月現在では価格ドットコムの最低価格表示で約7.2万程度と約4割引き.
それに対して純正ランプは2.5万円だ.
実売の1/5,最低価格の1/3近くがランプの値段と考えられるわけで3回も交換すれば別の新機種が購入できる計算になってしまうわけだ.
個人的にはホームプロジェクタはそれでもリーズナブルだと思う.
StudioT'sLABで所有しているEB-1770Wというビジネスモデルに至っては1本4.5万円.
確かに3000lm越えだし,小型なエンジンへの搭載に合わせた特別仕様ではあるのだが実に高い.
今となっては1.5倍値で同等スペックの新機種が買えてしまうわけでランプ交換となれば新品を買ってしまうかもしれないとつくづく思う.
このように,中古市場のプロジェクタが安値で取引される裏側にはこんな秘密が隠されていると言う事である.
逆に言えばそれだけリーズナブルな価格で高スペックな新商品を販売しているメーカーはすごいのかもしれない.
3BsPJ
3Bs蔵RockのDVDを天井投射してみた画
3Bs蔵RockのDVDを天井投射してみた画
<注目すべき点>
ただし,個人的な見解だが特にホームプロジェクターではそれほど多く使われていない良品がある.
故に,中古を買う際には以下の点に気を付けてほしい.
・購入年月日
・外装状態(特にランプ回りに黒ずみがないか等)
・ランプの使用時間(動作するものならインフォメーションに表示される)
・付属品の有無
・売値は新品の何割程度か?(個人的には状態がよくてもMax6割※(注記)新品ランプが約3割な為)
<チェックポイントの詳細>
プロジェクターの場合は製品寿命と言う点で駆動系が多いためなかなか保障の限界があるわけだがメーカーが部品保障するのは5〜8年程度と推測される.
説明書やPC接続関連のドライバ類はメーカーホームページに公開されていると思うので問題ないが特に,付属品に関しては筐体固有のものもあり中古で購入した際に付いてこないと入手困難な事があるので注意が必要だ.
購入年月日を公開していない場合はほとんどが保証書がなかったりワンオーナー品ではない事も考えられる.
故に,ランプ交換を複数回している可能性もありエンジン寿命が来ている事もあり得るので危険である.
基本的にユーザーへ公開される使用時間は現在のランプ使用時間であることが多い.
数字のリセット等も簡単に行う事が出来る故信頼度は低いのだが購入年月日が判ればある程度判断材料になると思う.
ランプ使用時間は点灯さえできればプロジェクタの情報メニューより確認ができる.
公開していない場合は質問で聞いてみて欲しい.
時間の考え方は簡単だ.
例えば1日2時間使用して365日使い続けている筐体は730時間なので,1〜2年で1000時間を超えるような場合は商業使用の可能性が出てくる.
一般的な使用であれば仮に映画ファンで2時間映画を週2日見ても年間100日程度で200時間であるから仮に3年前に購入のモデルでも600時間足らずだ(これも相当なハードユーザーだが...)
外装状態も比較対象として特にランプ回りや排気口周りを詳しく見てほしい.
著しく黄ばんでいたりする場合はランプ点灯時間が表記以上,すなわち何回か交換されて使用している可能性が出てくるだろう.
故に,エンジン寿命が近い可能性がある.
<スルーポイント>
画素ずれに関して書かれている事もあると思うがこればかりは見てみない事には何とも言えない.
実際問題,製造上完璧に3LCDパネルがミクロレベルで完全一致する事は無い.
1ドット程度のずれで違和感を感じるなら新品の液晶プロジェクターですら買えなくなってしまうわけで高価でも3DLP機種を検討して欲しい.
コントラスト比等を気にする方もいるかもしれない.
確かに50000:1等の高コントラストは黒沈みの具合が格段に違い圧倒的な表現力にはなる.
そしてその分,高価なものになるわけだが高コントラストを活かしたいなら暗室を作り上げられなければ本領を発揮できない.
暗室と言うのは基本は黒が基調の部屋(プロジェクターから発した光が乱反射する事を防ぐ為)で外光も一切漏れない事が前提である.
どうせ買うなら少し贅沢なモデルを買いたい気持ちは解らないでもないが使う用途と前後してしまうともったいないので初心者には特別お勧めしない.
<その他>
スクリーンも絶対とは言わないまでもあるとよい.
白い壁に投射するよりも光の反射率も上がるので少ないlm数のプロジェクタでも,よりクッキリ見る事が出来ると思う.
ただし,中古はあまりお勧めしない.
品質の良いスクリーンならなおさら.
スクリーンは光をキレイに反射させるためのものであり人の手で触れたりする事により付着する油分等でも性能が落ちてしまう.
もちろん,バンドル版のような安価なスクリーンにそこまで神経質になる必要はないのだがそれなりに大型になる為送料もかかる事からどうせ買うなら新品を自己管理するのが望ましい.
[フレーム]
以上の事を参考に中古市場等で掘り出し物を見つけてみて欲しい.
金曜ロードショーを大画面で見れるだけでもステキな大画面ライフを送れると思う.
※(注記)TV放送やCSを見る場合は別途チューナーからHDMI等に変換できるレコーダー類が必要
July 04, 2015
久しぶりに作業デスクを模様替え.
1万円弱の中古液晶ペンタブレットを購入.
少し高級なペンタブレットと迷ったがさすがに3万円強と私には高いので諦めた.
写真加工作業も増えペンタブレットは狙っていたのだがここでやっとの導入である.
メーカー:Wacom (ワコム)
モデル:DTU-1931
一昔前に流行った業務向けの液晶ペンタブレット.
画面解像度はSXGAだがメインが縦1080に対して1024と,ほぼ差がないので拡張ディスプレイ使用での問題はないと踏んでいる.
イラストは描かないのであまり恩恵を受けないかもしれないが,当分はPhotoshopで色々試していければと思う.
あと,少し期待しているのはDAW編集.
波形のスペクトラムダイヤグラム編集やDAWでのVolumeカーブ書き等にペンを用いて作業もできると思う.
どのくらい効率アップにつながるかは微妙なところだが,色々と試していきたい.
ドライバ配布サイト
尚,本品は公式でWindows7以降のサポートはしていない.
故にタブレット対応OSには未対応と記載されている.
それもあってか中古市場では値段が安いようだ.
今後,Windows10へとシフトしていくと考えるとこれに慣れてしまっていいものかと懸念は残る.
ちなみに,既に不都合あり.
ペンタブのように水平に置くとデスク上の蛍光灯が画面に映り込んでしまう事が判明.
照明器具の当て方を考えるかノングレア系のタッチ対応シートを貼るか悩んでいる.
しかし,改めてハードウェアは場所を取るけどワクワクすると思った.
実際に触れて楽しいのは音楽も美術も変わらないらしい.
1万円弱の中古液晶ペンタブレットを購入.
少し高級なペンタブレットと迷ったがさすがに3万円強と私には高いので諦めた.
写真加工作業も増えペンタブレットは狙っていたのだがここでやっとの導入である.
メーカー:Wacom (ワコム)
モデル:DTU-1931
一昔前に流行った業務向けの液晶ペンタブレット.
画面解像度はSXGAだがメインが縦1080に対して1024と,ほぼ差がないので拡張ディスプレイ使用での問題はないと踏んでいる.
イラストは描かないのであまり恩恵を受けないかもしれないが,当分はPhotoshopで色々試していければと思う.
あと,少し期待しているのはDAW編集.
波形のスペクトラムダイヤグラム編集やDAWでのVolumeカーブ書き等にペンを用いて作業もできると思う.
どのくらい効率アップにつながるかは微妙なところだが,色々と試していきたい.
ドライバ配布サイト
尚,本品は公式でWindows7以降のサポートはしていない.
故にタブレット対応OSには未対応と記載されている.
それもあってか中古市場では値段が安いようだ.
今後,Windows10へとシフトしていくと考えるとこれに慣れてしまっていいものかと懸念は残る.
ちなみに,既に不都合あり.
ペンタブのように水平に置くとデスク上の蛍光灯が画面に映り込んでしまう事が判明.
照明器具の当て方を考えるかノングレア系のタッチ対応シートを貼るか悩んでいる.
[フレーム]
何はともあれ,AudioI/Fの位置変更までしての導入だったので沢山使っていきたいと思う.しかし,改めてハードウェアは場所を取るけどワクワクすると思った.
実際に触れて楽しいのは音楽も美術も変わらないらしい.
July 03, 2015
最近,じわじわと注目を浴び始めているスティック型コンピュータ.
Intelをはじめ各社が販売開始した本器はWindows8.1がプリインストールされたコンパクトなWindowsPCである.
・自宅やオフィスで据え置きならデスクトップ
・オフィスと出張の両用ならノートPC
・そして最近では通勤や移動中でも手軽に扱えるタブレットや2in1モデル等
ラインナップは非常に幅広く初心者にはどれが自分向きなものなのか全くもって区別がつかなくなっているのではないかと思う中突如現れたのがこのスティック型PCである.
これはHDMIを搭載しているモデル(一部非対応あり※(注記)後述)に接続する事でPC環境が構築できると言ったものである.
簡単に言ってしまえばお使いのTVがHDMI対応であればTVがパソコンになってしまうと言うわけである.
実は一昔前にもAndoroidが巷を賑わせた始めた頃に海外では盛んにminiPCというカテゴリで発売されていたのだが,やはりスペックが当時のスマートフォンと同等かそれ以下で,アプリケーションもそれほどふんだんにあったわけではなかった事等から発展途上のままであった.
それから数年.一般的なスマートデバイスのスペックも上がりスマートデバイス用にOSもブラッシュアップされ,それらの恩恵を受け満を持して各社から発売されたのがこのスティック型コンピュータなのである.
いわば,上記の区分に付け加えるなら
・自宅でちょっと軽作業ならスティック型PC
では,Intel社のCompute Stickを例に簡単なスペック紹介をしてみる.
<コア>
CPUにはIntelR Atom Quad-Core Processor Z3735Fこれはdynabook Tab S38に搭載されていたCPUと同じ模様.
スペックを気にする人には2年前程度のZ3740シリーズより低スペックと言われてしまうだろうが基本的にPC初心者が手を出すであろうネット,メール,ワープロ,表計算レベルで頭を抱えるレベルではないと言える.
<主記憶装置>
別名をメモリと呼ばれているが本器には2GB搭載の模様.上記CPU搭載の一般的なスマートデバイスと同等レベルと言える.
上記同様に基本動作に困るレベルではない.
<補助記憶装置>
普通のPCで言うところのハードディスクやSSDと呼ばれるもので32GB搭載されている.
※(注記)OSバックアップが内蔵フラッシュに保持されているため実質32GBフルに使えない
映像データ等を保持するには少し心もとないが,microSDカードリーダー(Micro SDXC対応)が内臓されているため,大容量データはそちらに保持すればよい.
<ネットワーク>
IEEE802.11b/g/n搭載で自宅ネットワークが無線LANにつながる環境をお持ちの方であれば普通に使えると言える.
持ち出すと言ってもTV等HDMI入力端子がなければ使えないわけだから外出時にネットワークで困るケースはないだろう.
<インターフェース>
通信用ポートとしてUSB2.0ポートが1つ装備されている.もちろんHUBを付ければ複数に増やすことも可能であり,OSがWindowsなわけだからドライバが対応していれば市販品のUSB機器動作は可能と考えられる.
尚,MicroUSBポートは電源配給用の模様である.
<I/O>
HDMIポート(1.4a)搭載でプラグアンドプレイ対応のHDMI入力端子があるTVやディスプレイに映像と音声(お使いの端末が音声再生可能なモデルに限る)を映しだす事が出来る.
尚,HDCP対応かが不明で海外サイトに確認したと思しき記載があったが英語が難しくて...
何となくTVサーバーとして使うのはお勧めしない的に読めたが保護コンテンツに対する対応有無はわからない.
前進のminiPC時代には"なんちゃってコアなファン達"がTVサーバーとしての利用を目的に検討し,HDCPの存在に気が付く事もなく「購入した映像が映らない」と挙って酷評をしていた事があったが,本器でも同様の現象が起こると一気にユーザーの熱が冷めてしまいそうである.
故に,HDCP対応有無は重要なので情報があれば是非,提供して欲しい.
<まとめ>
今までのminiPCではOSの違いでドライバが対応していなくてプリンターが使えない等の不都合もあったと思うが,WindowsOS型になった事で,それらのケースは解消されたと言える.
PCを買うには少し敷居が高い人やスマートデバイスだけでは物足りない人にはベストポジションだと思う.
値段も1万円強〜2万円弱と非常にリーズナブル.
尚,筆者のお勧めはEPSONダイレクト.
国内サポートも確りしていてPC各種の購入でもおすすめである.
該当機種はワイヤレスキーボード同封販売もしており初心者には親切である.
自宅で眠っている液晶TVや液晶モニター等にHDMI端子が付いているなら是非Compute Stickを購入して再利用してみてはいかがだろうか.
え?筆者もHM-TL10Tが余っているだろうって?
いやいやモニターだけなら他にもごろごろあるけれど,お金が余っていないので(苦笑)
Intelをはじめ各社が販売開始した本器はWindows8.1がプリインストールされたコンパクトなWindowsPCである.
・自宅やオフィスで据え置きならデスクトップ
・オフィスと出張の両用ならノートPC
・そして最近では通勤や移動中でも手軽に扱えるタブレットや2in1モデル等
ラインナップは非常に幅広く初心者にはどれが自分向きなものなのか全くもって区別がつかなくなっているのではないかと思う中突如現れたのがこのスティック型PCである.
これはHDMIを搭載しているモデル(一部非対応あり※(注記)後述)に接続する事でPC環境が構築できると言ったものである.
簡単に言ってしまえばお使いのTVがHDMI対応であればTVがパソコンになってしまうと言うわけである.
実は一昔前にもAndoroidが巷を賑わせた始めた頃に海外では盛んにminiPCというカテゴリで発売されていたのだが,やはりスペックが当時のスマートフォンと同等かそれ以下で,アプリケーションもそれほどふんだんにあったわけではなかった事等から発展途上のままであった.
それから数年.一般的なスマートデバイスのスペックも上がりスマートデバイス用にOSもブラッシュアップされ,それらの恩恵を受け満を持して各社から発売されたのがこのスティック型コンピュータなのである.
いわば,上記の区分に付け加えるなら
・自宅でちょっと軽作業ならスティック型PC
では,Intel社のCompute Stickを例に簡単なスペック紹介をしてみる.
<コア>
CPUにはIntelR Atom Quad-Core Processor Z3735Fこれはdynabook Tab S38に搭載されていたCPUと同じ模様.
スペックを気にする人には2年前程度のZ3740シリーズより低スペックと言われてしまうだろうが基本的にPC初心者が手を出すであろうネット,メール,ワープロ,表計算レベルで頭を抱えるレベルではないと言える.
<主記憶装置>
別名をメモリと呼ばれているが本器には2GB搭載の模様.上記CPU搭載の一般的なスマートデバイスと同等レベルと言える.
上記同様に基本動作に困るレベルではない.
<補助記憶装置>
普通のPCで言うところのハードディスクやSSDと呼ばれるもので32GB搭載されている.
※(注記)OSバックアップが内蔵フラッシュに保持されているため実質32GBフルに使えない
映像データ等を保持するには少し心もとないが,microSDカードリーダー(Micro SDXC対応)が内臓されているため,大容量データはそちらに保持すればよい.
<ネットワーク>
IEEE802.11b/g/n搭載で自宅ネットワークが無線LANにつながる環境をお持ちの方であれば普通に使えると言える.
持ち出すと言ってもTV等HDMI入力端子がなければ使えないわけだから外出時にネットワークで困るケースはないだろう.
<インターフェース>
通信用ポートとしてUSB2.0ポートが1つ装備されている.もちろんHUBを付ければ複数に増やすことも可能であり,OSがWindowsなわけだからドライバが対応していれば市販品のUSB機器動作は可能と考えられる.
尚,MicroUSBポートは電源配給用の模様である.
<I/O>
HDMIポート(1.4a)搭載でプラグアンドプレイ対応のHDMI入力端子があるTVやディスプレイに映像と音声(お使いの端末が音声再生可能なモデルに限る)を映しだす事が出来る.
尚,HDCP対応かが不明で海外サイトに確認したと思しき記載があったが英語が難しくて...
何となくTVサーバーとして使うのはお勧めしない的に読めたが保護コンテンツに対する対応有無はわからない.
前進のminiPC時代には"なんちゃってコアなファン達"がTVサーバーとしての利用を目的に検討し,HDCPの存在に気が付く事もなく「購入した映像が映らない」と挙って酷評をしていた事があったが,本器でも同様の現象が起こると一気にユーザーの熱が冷めてしまいそうである.
故に,HDCP対応有無は重要なので情報があれば是非,提供して欲しい.
<まとめ>
今までのminiPCではOSの違いでドライバが対応していなくてプリンターが使えない等の不都合もあったと思うが,WindowsOS型になった事で,それらのケースは解消されたと言える.
PCを買うには少し敷居が高い人やスマートデバイスだけでは物足りない人にはベストポジションだと思う.
値段も1万円強〜2万円弱と非常にリーズナブル.
尚,筆者のお勧めはEPSONダイレクト.
国内サポートも確りしていてPC各種の購入でもおすすめである.
該当機種はワイヤレスキーボード同封販売もしており初心者には親切である.
[フレーム]
自宅で眠っている液晶TVや液晶モニター等にHDMI端子が付いているなら是非Compute Stickを購入して再利用してみてはいかがだろうか.
え?筆者もHM-TL10Tが余っているだろうって?
いやいやモニターだけなら他にもごろごろあるけれど,お金が余っていないので(苦笑)
July 01, 2015
昨日は『HM-TL10T』に『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』を繋いでなんちゃってタッチデバイス化が出来るか否かについて書いたわけだが,ドライバ改変の敷居の高さに諦める発言をした.
しかし,やっぱり気になるので取りあえずデベロッパーとドライバ類をDLする事に.
使うかわからないけどECLIPSEもDLした.
15'07.01現在
Developers
Google USB Driver(Windows用)
Eclipse
Eclipse日本語化
Eclipseのデベロッパは沢山あり,使い慣れたC++版があるので悩んだのだが一旦『Eclipse IDE for Java Developers』にした.
これを期にJavaも触れてみようかと...無駄に時間かかるかなぁ...
尚,実機デバック時の設定は以下の通り.
1.「設定」を開く
2.「アプリケーション」⇒「提供元不明のアプリ」を「ON」にする
3. 「開発」⇒「USBデバッグ」を「ON」にする
肝心の『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』はStudioT'sLABに置いてきてしまって手元にないので出来るかどうかは未だ判らないが,8月頃の帰省時に回収してこようと思う.
7月中はStudioT'sのハードウェア製作も再開する為,優先順位が低い本件は長丁場になるだろう.
Androidも少しは触っておかないといけないと思うので初Java体験も加えて敷居は高いが,できる範囲でやってみようかと思う.
しかし,やっぱり気になるので取りあえずデベロッパーとドライバ類をDLする事に.
使うかわからないけどECLIPSEもDLした.
15'07.01現在
Developers
Google USB Driver(Windows用)
Eclipse
Eclipse日本語化
Eclipseのデベロッパは沢山あり,使い慣れたC++版があるので悩んだのだが一旦『Eclipse IDE for Java Developers』にした.
これを期にJavaも触れてみようかと...無駄に時間かかるかなぁ...
尚,実機デバック時の設定は以下の通り.
1.「設定」を開く
2.「アプリケーション」⇒「提供元不明のアプリ」を「ON」にする
3. 「開発」⇒「USBデバッグ」を「ON」にする
肝心の『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』はStudioT'sLABに置いてきてしまって手元にないので出来るかどうかは未だ判らないが,8月頃の帰省時に回収してこようと思う.
[フレーム]
7月中はStudioT'sのハードウェア製作も再開する為,優先順位が低い本件は長丁場になるだろう.
Androidも少しは触っておかないといけないと思うので初Java体験も加えて敷居は高いが,できる範囲でやってみようかと思う.
June 30, 2015
今回のネタはHanwha社製HM-TL10Tというタッチパネル内臓型小型ディスプレイ
今はもう過去の話と化したMyアルバム制作時に買ったスタジオ持ち出し用の小型ディスプレイ.
現在,ほとんど使い道がなく押入れに眠っており忘れたころに存在を思い出すレベル.
×ばつ600,SVGAなどと言う不思議な解像度であり正直今の環境で恩恵を受ける事は無い.
当時,Genelecの8020とVERI-Qを買ったポイントで買ったため売却してしまってもいいのかもしれないと思ったのだがふと昔のメモ書きを思い出して開いてみたらとんでもない事が書いてあった.
Android用USBドライバ開発:HM-TL10T Linuxドライバ
どうやら3年ほど前にDVD Fabの購入特典で受け取った『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』でHM-TL10Tを使ったタッチデバイス化を試みていた模様である.
メモ書きには『標準ドライバによる動作にて座標コードが異常を起こしている模様』とだけ記載されていた.
確かにうろ覚えだが,上下左右が反転していて全く使えなかった記憶がある.
余分な事は覚えているしメモしているのが私なわけで,隙間時間が無くなる勢いで調べてみた.
同じ事を考えた人がいるのではないかと思いAndroidで今回のネタはHanwha社製HM-TL10Tというタッチパネル内臓型小型ディスプレイ
今はもう過去の話と化したMyアルバム制作時に買ったスタジオ持ち出し用の小型ディスプレイ.
現在,ほとんど使い道がなく押入れに眠っており忘れたころに存在を思い出すレベル.
×ばつ600,SVGAなどと言う不思議な解像度であり正直今の環境で恩恵を受ける事は無い.
当時,Genelecの8020とVERI-Qを買ったポイントで買ったため売却してしまってもいいのかもしれないと思ったのだがふと昔のメモ書きを思い出して開いてみたらとんでもない事が書いてあった.
Android用USBドライバ開発:HM-TL10T Linuxドライバ
どうやら3年ほど前にDVD Fabの購入特典で受け取った『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』でHM-TL10Tを使ったタッチデバイス化を試みていた模様である.
メモ書きには『標準ドライバによる動作にて座標コードが異常を起こしている模様』とだけ記載されていた.
確かにうろ覚えだが,上下左右が反転していて全く使えなかった記憶がある.
余分な事は覚えているしメモしているのが私なわけで,隙間時間が無くなる勢いで調べてみた.
同じ事を考えた人がいるのではないかと思いAndroidでHM-TL10Tを使用した例がないかという観点で調べてみたらビンゴ
h_kojimaさんの『2011年03月29日 Linux タッチパネル ドライバ』という記事を発見.
記事の内容はBeagleBoardというテキサス・インスツルメンツとDigi-Keyが開発したオープンソースハードウエアとオープンソースソフトウエアが売りの学ぶための教育用ボードである.
この基板はWindowsCEやLinuxの他,Androidに対応しており,管理人はAndroidを使用している模様である.
内容を見ると以下の事が判明
・タッチパネルには『eGalax』というコントローラが採用されている
・『eGalax』用のLinux向けのデバイスドライバのソースが公開されている
・上記ドライバは『X Window System』をベースに作成されている模様
・座標情報の書き直しで実現した模様
総合してみると,解析次第では実現可能と考えられる事が分かった.
ただ,そう考えると既に同じことをやった人がいるんじゃないかとも思うのだが...
少し気になったのは上記はBeagleBoardというオープンソースの基板を用いている点である.
今回,私が対象にしているのは実家でおそらく埃をかぶっているだろう(実際には箱にしまって箪笥の奥底ですが)『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』である.
言わば開発環境もなければハードウェア解析も難しい端末である.
もっと言えばドライバをOS上に書き込めるかすら怪しい.
そんな事を危惧していたら,メモの続きが目に止まった.
色々いじったときにOSを抹消してしまったのだがその修復内容の模様.
そしてこう書いてある.
『本端末はAndroidOSのプロテクトがされていない.いわばデフォルトで脱獄状態』
何と!?
なんだ,心配する事ないじゃないか.
脱獄済みなら何でもし放題だ・・・っておいおい.
実際にはそう簡単な話ではない.
AndroidOS自体はオープンソースではあるのだがVidOn.me Android 4.0 Mini PC内部のAndroidOSはもちろんVidOn.me Android 4.0 Mini PC用にカスタマイズされたものであり開発用オープンソースは存在していない.
個人的な見解としては携帯端末のように音声入出力部分がマスクされているだろう事とタッチパネルの代わりに標準USBマウスドライバがインストールされている事くらいだと思うが,その他にも色々あるかもしれない.
よって,OSは変更ができないと言う事になる.
そうか,以前のメモがそこで止まっていた理由がよく解った.
デバイスとしては標準ドライバの何かで認識しているが座標が違うからドライバの座標だけ修復すればよい事はわかっていた.
しかし,ドライバの中身を書き換えたいところだが有効になっているドライバが何か,そのドライバをデバイスからどのように引き出すか,書き直したドライバをどのようにデバイスへ書込み認識させるかが解決しなかったのだろう.
結局,お蔵入りしたなりの理由がある.
MK802のOSを使ってアップデートを試みたのもiU2を認識させるだけではなくタッチパネルデバイスの有効化等も関係していた可能性がある.
時間があれば少し試してみたい事があるのだが,またお蔵入りになりそうだ.
この辺の事に詳しい人がいれば情報を教えていただければと思う.を使用した例がないかという観点で調べてみたらビンゴ
h_kojimaさんの『2011年03月29日 Linux タッチパネル ドライバ』という記事を発見.
記事の内容はBeagleBoardというテキサス・インスツルメンツとDigi-Keyが開発したオープンソースハードウエアとオープンソースソフトウエアが売りの学ぶための教育用ボードである.
この基板はWindowsCEやLinuxの他,Androidに対応しており,管理人はAndroidを使用している模様である.
内容を見ると以下の事が判明
・タッチパネルには『eGalax』というコントローラが採用されている
・『eGalax』用のLinux向けのデバイスドライバのソースが公開されている
・上記ドライバは『X Window System』をベースに作成されている模様
・座標情報の書き直しで実現した模様
総合してみると,解析次第では実現可能と考えられる事が分かった.
ただ,そう考えると既に同じことをやった人がいるんじゃないかとも思うのだが...
少し気になったのは上記はBeagleBoardというオープンソースの基板を用いている点である.
今回,私が対象にしているのは実家でおそらく埃をかぶっているだろう(実際には箱にしまって箪笥の奥底ですが)『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』である.
言わば開発環境もなければハードウェア解析も難しい端末である.
もっと言えばドライバをOS上に書き込めるかすら怪しい.
そんな事を危惧していたら,メモの続きが目に止まった.
色々いじったときにOSを抹消してしまったのだがその修復内容の模様.
そしてこう書いてある.
『本端末はAndroidOSのプロテクトがされていない.いわばデフォルトで脱獄状態』
何と!?
なんだ,心配する事ないじゃないか.
脱獄済みなら何でもし放題だ・・・っておいおい.
実際にはそう簡単な話ではない.
AndroidOS自体はオープンソースではあるのだがVidOn.me Android 4.0 Mini PC内部のAndroidOSはもちろんVidOn.me Android 4.0 Mini PC用にカスタマイズされたものであり開発用オープンソースは存在していない.
個人的な見解としては携帯端末のように音声入出力部分がマスクされているだろう事とタッチパネルの代わりに標準USBマウスドライバがインストールされている事くらいだと思うが,その他にも色々あるかもしれない.
よって,OSは変更ができないと言う事になる.
そうか,以前のメモがそこで止まっていた理由がよく解った.
デバイスとしては標準ドライバの何かで認識しているが座標が違うからドライバの座標だけ修復すればよい事はわかっていた.
しかし,ドライバの中身を書き換えたいところだが有効になっているドライバが何か,そのドライバをデバイスからどのように引き出すか,書き直したドライバをどのようにデバイスへ書込み認識させるかが解決しなかったのだろう.
結局,お蔵入りしたなりの理由がある.
MK802のOSを使ってアップデートを試みたのもiU2を認識させるだけではなくタッチパネルデバイスの有効化等も関係していた可能性がある.
時間があれば少し試してみたい事があるのだが,またお蔵入りになりそうだ.
この辺の事に詳しい人がいれば情報を教えていただければと思う.
今はもう過去の話と化したMyアルバム制作時に買ったスタジオ持ち出し用の小型ディスプレイ.
現在,ほとんど使い道がなく押入れに眠っており忘れたころに存在を思い出すレベル.
×ばつ600,SVGAなどと言う不思議な解像度であり正直今の環境で恩恵を受ける事は無い.
当時,Genelecの8020とVERI-Qを買ったポイントで買ったため売却してしまってもいいのかもしれないと思ったのだがふと昔のメモ書きを思い出して開いてみたらとんでもない事が書いてあった.
Android用USBドライバ開発:HM-TL10T Linuxドライバ
どうやら3年ほど前にDVD Fabの購入特典で受け取った『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』でHM-TL10Tを使ったタッチデバイス化を試みていた模様である.
メモ書きには『標準ドライバによる動作にて座標コードが異常を起こしている模様』とだけ記載されていた.
確かにうろ覚えだが,上下左右が反転していて全く使えなかった記憶がある.
余分な事は覚えているしメモしているのが私なわけで,隙間時間が無くなる勢いで調べてみた.
同じ事を考えた人がいるのではないかと思いAndroidで今回のネタはHanwha社製HM-TL10Tというタッチパネル内臓型小型ディスプレイ
今はもう過去の話と化したMyアルバム制作時に買ったスタジオ持ち出し用の小型ディスプレイ.
現在,ほとんど使い道がなく押入れに眠っており忘れたころに存在を思い出すレベル.
×ばつ600,SVGAなどと言う不思議な解像度であり正直今の環境で恩恵を受ける事は無い.
当時,Genelecの8020とVERI-Qを買ったポイントで買ったため売却してしまってもいいのかもしれないと思ったのだがふと昔のメモ書きを思い出して開いてみたらとんでもない事が書いてあった.
Android用USBドライバ開発:HM-TL10T Linuxドライバ
どうやら3年ほど前にDVD Fabの購入特典で受け取った『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』でHM-TL10Tを使ったタッチデバイス化を試みていた模様である.
メモ書きには『標準ドライバによる動作にて座標コードが異常を起こしている模様』とだけ記載されていた.
確かにうろ覚えだが,上下左右が反転していて全く使えなかった記憶がある.
余分な事は覚えているしメモしているのが私なわけで,隙間時間が無くなる勢いで調べてみた.
同じ事を考えた人がいるのではないかと思いAndroidでHM-TL10Tを使用した例がないかという観点で調べてみたらビンゴ
h_kojimaさんの『2011年03月29日 Linux タッチパネル ドライバ』という記事を発見.
記事の内容はBeagleBoardというテキサス・インスツルメンツとDigi-Keyが開発したオープンソースハードウエアとオープンソースソフトウエアが売りの学ぶための教育用ボードである.
この基板はWindowsCEやLinuxの他,Androidに対応しており,管理人はAndroidを使用している模様である.
内容を見ると以下の事が判明
・タッチパネルには『eGalax』というコントローラが採用されている
・『eGalax』用のLinux向けのデバイスドライバのソースが公開されている
・上記ドライバは『X Window System』をベースに作成されている模様
・座標情報の書き直しで実現した模様
総合してみると,解析次第では実現可能と考えられる事が分かった.
ただ,そう考えると既に同じことをやった人がいるんじゃないかとも思うのだが...
少し気になったのは上記はBeagleBoardというオープンソースの基板を用いている点である.
今回,私が対象にしているのは実家でおそらく埃をかぶっているだろう(実際には箱にしまって箪笥の奥底ですが)『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』である.
言わば開発環境もなければハードウェア解析も難しい端末である.
もっと言えばドライバをOS上に書き込めるかすら怪しい.
そんな事を危惧していたら,メモの続きが目に止まった.
色々いじったときにOSを抹消してしまったのだがその修復内容の模様.
そしてこう書いてある.
『本端末はAndroidOSのプロテクトがされていない.いわばデフォルトで脱獄状態』
何と!?
なんだ,心配する事ないじゃないか.
脱獄済みなら何でもし放題だ・・・っておいおい.
実際にはそう簡単な話ではない.
AndroidOS自体はオープンソースではあるのだがVidOn.me Android 4.0 Mini PC内部のAndroidOSはもちろんVidOn.me Android 4.0 Mini PC用にカスタマイズされたものであり開発用オープンソースは存在していない.
個人的な見解としては携帯端末のように音声入出力部分がマスクされているだろう事とタッチパネルの代わりに標準USBマウスドライバがインストールされている事くらいだと思うが,その他にも色々あるかもしれない.
よって,OSは変更ができないと言う事になる.
そうか,以前のメモがそこで止まっていた理由がよく解った.
デバイスとしては標準ドライバの何かで認識しているが座標が違うからドライバの座標だけ修復すればよい事はわかっていた.
しかし,ドライバの中身を書き換えたいところだが有効になっているドライバが何か,そのドライバをデバイスからどのように引き出すか,書き直したドライバをどのようにデバイスへ書込み認識させるかが解決しなかったのだろう.
結局,お蔵入りしたなりの理由がある.
MK802のOSを使ってアップデートを試みたのもiU2を認識させるだけではなくタッチパネルデバイスの有効化等も関係していた可能性がある.
時間があれば少し試してみたい事があるのだが,またお蔵入りになりそうだ.
この辺の事に詳しい人がいれば情報を教えていただければと思う.を使用した例がないかという観点で調べてみたらビンゴ
h_kojimaさんの『2011年03月29日 Linux タッチパネル ドライバ』という記事を発見.
記事の内容はBeagleBoardというテキサス・インスツルメンツとDigi-Keyが開発したオープンソースハードウエアとオープンソースソフトウエアが売りの学ぶための教育用ボードである.
この基板はWindowsCEやLinuxの他,Androidに対応しており,管理人はAndroidを使用している模様である.
内容を見ると以下の事が判明
・タッチパネルには『eGalax』というコントローラが採用されている
・『eGalax』用のLinux向けのデバイスドライバのソースが公開されている
・上記ドライバは『X Window System』をベースに作成されている模様
・座標情報の書き直しで実現した模様
総合してみると,解析次第では実現可能と考えられる事が分かった.
ただ,そう考えると既に同じことをやった人がいるんじゃないかとも思うのだが...
少し気になったのは上記はBeagleBoardというオープンソースの基板を用いている点である.
今回,私が対象にしているのは実家でおそらく埃をかぶっているだろう(実際には箱にしまって箪笥の奥底ですが)『VidOn.me Android 4.0 Mini PC』である.
言わば開発環境もなければハードウェア解析も難しい端末である.
もっと言えばドライバをOS上に書き込めるかすら怪しい.
そんな事を危惧していたら,メモの続きが目に止まった.
色々いじったときにOSを抹消してしまったのだがその修復内容の模様.
そしてこう書いてある.
『本端末はAndroidOSのプロテクトがされていない.いわばデフォルトで脱獄状態』
何と!?
なんだ,心配する事ないじゃないか.
脱獄済みなら何でもし放題だ・・・っておいおい.
実際にはそう簡単な話ではない.
AndroidOS自体はオープンソースではあるのだがVidOn.me Android 4.0 Mini PC内部のAndroidOSはもちろんVidOn.me Android 4.0 Mini PC用にカスタマイズされたものであり開発用オープンソースは存在していない.
個人的な見解としては携帯端末のように音声入出力部分がマスクされているだろう事とタッチパネルの代わりに標準USBマウスドライバがインストールされている事くらいだと思うが,その他にも色々あるかもしれない.
よって,OSは変更ができないと言う事になる.
そうか,以前のメモがそこで止まっていた理由がよく解った.
デバイスとしては標準ドライバの何かで認識しているが座標が違うからドライバの座標だけ修復すればよい事はわかっていた.
しかし,ドライバの中身を書き換えたいところだが有効になっているドライバが何か,そのドライバをデバイスからどのように引き出すか,書き直したドライバをどのようにデバイスへ書込み認識させるかが解決しなかったのだろう.
結局,お蔵入りしたなりの理由がある.
MK802のOSを使ってアップデートを試みたのもiU2を認識させるだけではなくタッチパネルデバイスの有効化等も関係していた可能性がある.
時間があれば少し試してみたい事があるのだが,またお蔵入りになりそうだ.
この辺の事に詳しい人がいれば情報を教えていただければと思う.
June 11, 2015
先月,今月と立て続けに2回も紛失してしまったiPodTouch...
WiFiモデルと言う事もありiPhoneのような検索方法や対処方法がない事もあり非常に困ったのだが,運がよく拾ってくれた方が交番に届けてくれたり雨にさらされることなく済んだ事等が重なり無事に戻ってきた.
度重なる失態に失望しつつも落し物が無傷で戻ってくる奇跡が2度も起こった事に感謝の気持ちを表して紛失物捜索の手段を記載しようと思う.
早くも今年分の運を使い切った気がする筆者だが再発防止に努めつつ同じ悩みに遭遇した方の手助けになればと思っている.
まず,今回のケースはiPodTouchという特殊な音楽プレーヤが対象だった事が最も重要かと思う.
音楽プレーヤと言う事もありWiFiでしかインターネットにつながらない事からパスワードロックをかけていない人も多いのではないかと思う.
落とした時に最も困るのが個人情報流失の危険性である.
拾い主が1人とは限らない.
私のケースでも1度手にして弄り回した挙句,紛失した場所とは全く異なる箇所に捨てて行った犯人がいる.
もちろん,デバイスを触れてから何をしたのかの形跡は『ifunbox』等のソフトを用いる事である程度把握ができる(内部クロックの何時にどのアプリを立ち上げたとかの記録である)
私のケースではパスワードロックがかかっていなかったのが災いして電話帳にある人へ意味不明なメッセージを書いて送信ボックスに残したりされたのだが,幸い自分のPCアドレスや事務的に用いているフリーメールのアドレスしか入っていなかったため大事には至らなかった.
加えて仮に犯人が公衆WiFi等に繋いだ場合,自分のIDを悪用される可能性があった(尚,こちらは最終ログインタイミングがバレてしまうので拾い主の人は悪意を持ってやらない方が身のためである)
もちろん,直ぐにパスワードを書き換えたので問題なかったが気が動転していると根本的な事を忘れてしまいがちである.最悪の場合クレジットで意図しないアプリを購入されたりとリスクが伴うのは何となくわかるかと思う(もちろんIDのパスワードが判らなければ無理ではあるが...)
あと,意外と盲点はFacebookやTwitterと言ったSNSである.
Safari(ネットブラウザ)や各種アプリでIDやパスが記録されているとIDが丸見えになるだけでなくいたずらされてしまう可能性がある.
以上のように実は意外と危険なiPodTouchの紛失.
以下,紛失時の対策と予防策をまとめておく.
紛失前の対策
・4ケタのパスワードは必ず設定しておく(警察で見つかった場合に本人確認もこれで解決する場合が多い)
・パスワードの数字を0000等判りやすくしない
・貴重品や証明書等と一緒に持ち歩かない(もちろん,パスワードの数字が関連するのは以ての外)
・定期的な時間にアラームが鳴るようにしておく(拾われやすく見つかりやすい)
・むやみにSNSのページを開きっ放しにしない
・電話帳やGoogleDrive等の個人情報を保持出来るようなアプリやOS機能はなるべく利用しない
・外出時はクリップタイプのストラップで服に括り付けるなど肌身離さず持ち歩く
・ケースや保護カバー等を付けて置く(警官曰く,大抵はスマフォ等は画面やボディが傷ついて発見されるとの事)
・必ず他人とは違うワンポイントを付けて置く(警察で見つかった場合に本人確認も取りやすい)
・MACアドレスをおさえて置く(悪用された場合に通報するネタ※(注記)MACアドレスはオンリーワンで同じものが存在しない)
・イヤフォンジャックや充電ポートにダストカバーを付けて置く(外で落とした場合の破損対策)
紛失後の対策
・AppleIDのパスワードを変更
・GoogleIDのパスワードを変更(Gmail設定の人)
・紛失した可能性がある場所をできる限り詳細に思い出す
・紛失した可能性のあるお店や施設への連絡
・紛失した可能性のある地域の警察署へ紛失届の提出(運がよければ見つかる)
・警察庁の紛失物公開ページのチェック(タイムラグや記載する人のカテゴリライズにより想定外の箇所へ書かれている場合もあるので広範囲に確認)
受け取り後の注意点
・まずは電源を入れない(警察署で確認のために立ち上げる事もあるが湿気感とWiFiがないのを確認して実施する事)
・湿気感がある場合は乾燥剤と一緒にジップロック等で何週間か放置する(水分原因のショートで再起不能になるのを防止)
・電源を入れる前にコネクタジャックをエアーダスターで清掃し,綿棒等を用いて接点復活材等を塗り付ける
・直ぐにWiFiに接続せずにPCでバックアップを取ってiFunBox等で履歴等を追う(Skypeやメール等で色々な悪戯防止)
・拾い主がいる場合はお礼の電話と拾ってもらったものの10〜25%程度のお礼(一応,法律である程度決まっている)
・再発防止に努める
運がよければ警察署で見つかるか紛失届を出した後に発見の連絡がくるものである.
さすがに現金は難しいと思うが地方等,意外と交番に落し物を届けてくれる人がいるのだと言う事を身をもって経験したので付け加えておくが世の中割と捨てたもんじゃない.
WiFiモデルと言う事もありiPhoneのような検索方法や対処方法がない事もあり非常に困ったのだが,運がよく拾ってくれた方が交番に届けてくれたり雨にさらされることなく済んだ事等が重なり無事に戻ってきた.
度重なる失態に失望しつつも落し物が無傷で戻ってくる奇跡が2度も起こった事に感謝の気持ちを表して紛失物捜索の手段を記載しようと思う.
早くも今年分の運を使い切った気がする筆者だが再発防止に努めつつ同じ悩みに遭遇した方の手助けになればと思っている.
まず,今回のケースはiPodTouchという特殊な音楽プレーヤが対象だった事が最も重要かと思う.
音楽プレーヤと言う事もありWiFiでしかインターネットにつながらない事からパスワードロックをかけていない人も多いのではないかと思う.
落とした時に最も困るのが個人情報流失の危険性である.
拾い主が1人とは限らない.
私のケースでも1度手にして弄り回した挙句,紛失した場所とは全く異なる箇所に捨てて行った犯人がいる.
もちろん,デバイスを触れてから何をしたのかの形跡は『ifunbox』等のソフトを用いる事である程度把握ができる(内部クロックの何時にどのアプリを立ち上げたとかの記録である)
私のケースではパスワードロックがかかっていなかったのが災いして電話帳にある人へ意味不明なメッセージを書いて送信ボックスに残したりされたのだが,幸い自分のPCアドレスや事務的に用いているフリーメールのアドレスしか入っていなかったため大事には至らなかった.
加えて仮に犯人が公衆WiFi等に繋いだ場合,自分のIDを悪用される可能性があった(尚,こちらは最終ログインタイミングがバレてしまうので拾い主の人は悪意を持ってやらない方が身のためである)
もちろん,直ぐにパスワードを書き換えたので問題なかったが気が動転していると根本的な事を忘れてしまいがちである.最悪の場合クレジットで意図しないアプリを購入されたりとリスクが伴うのは何となくわかるかと思う(もちろんIDのパスワードが判らなければ無理ではあるが...)
あと,意外と盲点はFacebookやTwitterと言ったSNSである.
Safari(ネットブラウザ)や各種アプリでIDやパスが記録されているとIDが丸見えになるだけでなくいたずらされてしまう可能性がある.
以上のように実は意外と危険なiPodTouchの紛失.
以下,紛失時の対策と予防策をまとめておく.
紛失前の対策
・4ケタのパスワードは必ず設定しておく(警察で見つかった場合に本人確認もこれで解決する場合が多い)
・パスワードの数字を0000等判りやすくしない
・貴重品や証明書等と一緒に持ち歩かない(もちろん,パスワードの数字が関連するのは以ての外)
・定期的な時間にアラームが鳴るようにしておく(拾われやすく見つかりやすい)
・むやみにSNSのページを開きっ放しにしない
・電話帳やGoogleDrive等の個人情報を保持出来るようなアプリやOS機能はなるべく利用しない
・外出時はクリップタイプのストラップで服に括り付けるなど肌身離さず持ち歩く
・ケースや保護カバー等を付けて置く(警官曰く,大抵はスマフォ等は画面やボディが傷ついて発見されるとの事)
・必ず他人とは違うワンポイントを付けて置く(警察で見つかった場合に本人確認も取りやすい)
・MACアドレスをおさえて置く(悪用された場合に通報するネタ※(注記)MACアドレスはオンリーワンで同じものが存在しない)
・イヤフォンジャックや充電ポートにダストカバーを付けて置く(外で落とした場合の破損対策)
紛失後の対策
・AppleIDのパスワードを変更
・GoogleIDのパスワードを変更(Gmail設定の人)
・紛失した可能性がある場所をできる限り詳細に思い出す
・紛失した可能性のあるお店や施設への連絡
・紛失した可能性のある地域の警察署へ紛失届の提出(運がよければ見つかる)
・警察庁の紛失物公開ページのチェック(タイムラグや記載する人のカテゴリライズにより想定外の箇所へ書かれている場合もあるので広範囲に確認)
受け取り後の注意点
・まずは電源を入れない(警察署で確認のために立ち上げる事もあるが湿気感とWiFiがないのを確認して実施する事)
・湿気感がある場合は乾燥剤と一緒にジップロック等で何週間か放置する(水分原因のショートで再起不能になるのを防止)
・電源を入れる前にコネクタジャックをエアーダスターで清掃し,綿棒等を用いて接点復活材等を塗り付ける
・直ぐにWiFiに接続せずにPCでバックアップを取ってiFunBox等で履歴等を追う(Skypeやメール等で色々な悪戯防止)
・拾い主がいる場合はお礼の電話と拾ってもらったものの10〜25%程度のお礼(一応,法律である程度決まっている)
・再発防止に努める
運がよければ警察署で見つかるか紛失届を出した後に発見の連絡がくるものである.
さすがに現金は難しいと思うが地方等,意外と交番に落し物を届けてくれる人がいるのだと言う事を身をもって経験したので付け加えておくが世の中割と捨てたもんじゃない.