天橋立 「きのこ」研修
2013年9月30日 in 天橋立ガイド部会, 山, 里 by odani | No comments
今月の定例研修 テーマ「きのこ」 講師田中明男氏。
生態系の生物部分は、生産者、消費者、分解者に大きく区分され、菌類は分解者としての役目。
天橋立の樹種主体はマツ。そのマツは、代表的な菌根性樹種で、菌根菌を介して土壌養分を吸収する。
「きのこ」はマツからエネルギーを貰い、「マツ」はきのこから養分と水分を貰うという共生関係。乾燥した日々が続いていましたが、多くのキノコが見つかりました。
コツブタケ 智恩寺多宝塔前のりギダマツ(北米原産)の根元
先生曰く「菌根菌性のきのこが生えるのは、マツが元気な証拠。このきのこをジョウロに入れて水と一緒に撒けばマツが元気になる」。
DSCN5857ドクベニタケ 名前の通り、生食すると中毒する
DSCN5879ェ!何々!
DSCN5887コテングタケ 有毒
DSCN5889ホーキタケ
DSCN5890チチアワタケ 裏はスポンジ状
DSCN5896ウスヒラタケ
DSCN5899クロイグチ 傘はビロード状
DSCN5911シロハツ 傘は9〜12cm ときには20cmも
DSCN5907アカハツ マツと共生種の代表的存在
ナラタケモドキ ナラタケに似ているが柄につばがない
DSCN5924同上の24時間後の状態