9月 2018
多くの皆さんのおかげで9月奥伊根ツアー!
2018年9月15日 in 未分類 by yasuda | No comments
「五時間だけ開けておくからその間に見るがよい!」
「世屋の山から宮津湾、舞鶴湾、青葉山から越前岬まで、若狭湾を展望するのにはここが一番、殿様の絶景をぜひ見せてくだされ!
この山からは、縄文の昔から徐福渡来、浦島太郎や羽衣伝説、中世の若狭動乱、北前船の往来、などが手に取るように見えるのです」
異例の秋の長雨で、取り入れや学校行事の予定が立たない中で、蝙蝠山の山頂に立てたのは、そんな願いが通じて、こうもり山の神様が特別なお計らいをくださったのだ、と思いました。
この山からの海をみることなくして、丹後と若狭と日本を語る事なかれ、百聞は一見に如かず、ぜひのぼってみてください。
精進落としは伊根舟屋の里巡り、
倉さんの舟屋画廊喫茶でコーヒータイム。
海上タクシーで伊根湾巡り※(注記)連絡先090-8579-1002亀島丸がお奨め、
向井酒造さんでの利き酒。
ここでは国際交流も。
フランスからだとおっしゃいました、
9月奥伊根ツアー、多くの皆さんのおかげで、催行出来ました。感謝感謝。
次回は10月26日、お題は「ガラシャと歩く丹後道」、お気軽にお申し込みください。
お問い合わせ連絡先 090-3162-4499 (NDクッキングスクール 川内)
だったのでしょう。
「息つく間も与えてくれぬ自然の無情」との戦い
2018年9月8日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
六日の朝の天声人語、「西日本豪雨のあとも、台風と猛暑が入れ替わるように列島を襲う。いつどこでも起こりうるというより、いつもどこが被害が起きている。日本の新しい現実である。」と。地震が起きたのは、この朝刊が家庭に届く頃。これを書いた記者氏、北海道の地下のナマズが動くのを知るよしもない。
(上 ニュース画像)
「いつどこでも起こりうるというより、いつもどこが被害が起きている。日本の新しい現実である。」不幸にもその予想が当たってしまいました。。
7日の余録「近畿地方の台風被害の経験を分かち合う間もなく、今は安否不明の人々の一刻も早い無事救出を祈るだけである。息つく間も与えてくれぬ自然の無情には、災害列島の住民のスクラムで応じるしかないだろう。」
先住民族アイヌの人々は、「地震のことをシリシモイエ シリは大地 シは自分 モイエは動かす 大地が自らを揺らす 漢字表記の豊平はトイ・ピラ 崩れた崖 同じく美留和山はペルケ・ヌプリで裂けた山」と言い伝えたと。余録氏。
もともと火山由来の柔らかい地盤が台風による大雨によってゆるんでいたところに細かい周波の強い揺れ、それが原因だったろう、といいます。
山崩れのニュース映像とその解説を聞きながら、整理しかねるほどの衝撃を受けつつ、不思議な感覚にひたっています。
丹後半島の地滑り地形もかくしてうまれ、山が流れ天との架け橋が落ち、その結果として今の天橋立が身を海に横たえることになった、その伝説を目の当たりにしているのです、、、、、。自然に対する親しみと畏れは、私たちに必須のものだ、、、橋立伝承はこのこと、しっかりと確実に後世に伝えるためのものだった!
、、、、、
「息つく間も与えてくれぬ自然の無情」との戦いが日本の歴史なのだと、、、、。
敵を知り己を知らば、百戦危うからずと上世屋稲木!
2018年9月4日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
その勢力は25年ぶりという非常に強い台風21号、
コピー (2) 〜 gms[1]
舞鶴自動車道コースで近畿地方を縦断し若狭湾へとぬけていく模様!
この間、避難は早めに、田圃は見に行くな、海岸には近寄るな、、繰り返される呼びかけ、、、
取り入れ前の田圃が気にならないのは嘘です、
しかし、「勝ちに不思議あり、負けに不思議無し!」
刻々と届けられる情報の細かさ生々しさはほんと強い台風、一その報道には人の犠牲も出さないという態勢と説得力が感じられて、今回はさすがに「おとなしく」台風ショーを見ていました。
さて、台風一過の丹後・上世屋。
他の地域では電柱がなぎ倒されて屋根が吹き飛んでいるのに、稲がたっている!
これは、丹後地方の右側、東側を台風が進んでいったためなのでしょう。
反時計回りに風が吹く台風の東側の風には、台風の進行するスピードが加算され、西側は、台風の進行方向とは逆に風が吹いているので、その分相殺される、「前に踏みこんで繰りだすパンチと、後ずさりしながらのパンチ」の違いだということです。
今回はコースで救われましたが、まだ台風は来る!九月には七個ともも8個とも予想されています。
敵を知り己を知らば、百戦危うからず!
自然という敵の力を味わい尽くしたお百姓の仕事、数十本の栗の木で支える上世屋の稲木、これは一見の値打ちありますよ、です。
台風21号、出来たら急カーブで、、!
2018年9月3日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
コンバインが走り回る五十河平野の二日、
コンバインの動き方にせわしさを感じるのは、非常に強い勢力の台風が4日(火)には西日本〜東海付近に上陸するという予報を知ってなのでしょうか、
さて、この平野で作る米について「丹後の大宮町五十河地域はブナ林としては北近畿最大級の内山ブナ林の麓、標高100mに水田が広がっています。この地で栽培されるお米がおいしいのは、昼夜の温度差と内山山系から流れ出る豊富なミネラルを含んだ清流の恵みと、農家の皆さんが栽培方法を研究しながら丹精込めて栽培したお米だからです。」と地質水質気候そして経験を積んだお百姓の合作がいい米を作ると高く評価してらっしゃるのは三豊商店のHP。
にしがきさんからも太鼓判のチラシ。
米は、太陽エネルギーをいっぱい詰め込んで、人間に必要なエネルギーに変えるだ太陽電池、しかも一粒が2000粒にもなる、そして連作可能、こんなに優れた農作物は他にないと、竹村新一さん。
そんな期待の五十河のお米です、
台風21号、痛めちゃいけませんで、、、出来たら急カーブで太平洋上にきえたくれないか!
丹後の海から始まる京都の秋
2018年9月2日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
伊根で有名な「油屋」、その屋号の油とは!
2018年9月1日 in トピックス, 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
九月・丹後里山ウオーキングッは、奥伊根訪問!
まず攻める「蝙蝠岳」の山頂。
英語に直訳すれば、Bat・Mountainというしかない、山頂の形が蝙蝠の形をしているだろ!ちょっとちょっとそれってほんとう?
眼下の「伊根・舟屋の里」では伊根焼きギャラリーから向井酒造の利き酒へ、移動は海上タクシーで!
お気軽にご利用ください。
それまでに、宿題。
伊根で有名な「油屋」。その屋号の油とは、次のうちどれ、1鯨2鰯3鰤4菜種5櫨!
さて、丹後半島をエコミュージアムととらえシェフとヨガとエコガイドの全力企画のコンセプト、あれこれおもいますが、これだぁと思ったのがこちら!
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About us 馬喰町ART+EATのコンセプト
わたしは長年、本や雑誌の企画・編集・デザインの仕事に携わり、またその延長線上でアートやパフォーマンスのイベント制作に参加してまいりました。その間、幾度となく、人と人とが出会い、互いに影響を与えあって、個を超えたより豊かで深い表現が生まれる現場に立ち会う機会に恵まれました。そんなとき、人は自分とは違う誰かの表現や行為を通して、より深く自分を知り、さらには自分を突き抜けてより普遍的な真実に触れる事ができるのではないかと感じてきました。また、人はほんとうは生まれながらに美しいもの、美しいできごと、美しい生き方を求める生き物なのではないだろうかと考えるようになったのです。
略 人間にとってほんとうに美しいものとはなにか日々問いかける場所。その空間が気持ちよく、そこで流れる時間も、そこで結ばれる人と人の関係も美しい、そんな場所を作りたい。そこには生きるということの根源にある「食」の健やかな美しさ(美食ではなく)が欠かせません。ARTS & CRAFTS & FOODSをコンセプトとしたギャラリー+ダイナーというスタイルは、そのような考えから生まれました。
略 いま、人と人、人とARTが楽しく出会う食卓の為に、敬愛するお二人のお力添えを得て、フードメニューを提供できることは、馬喰町ART+EATにとって何より嬉しく誇らしいことです。ぜひ一度お越しください。
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「人間にとってほんとうに美しいものとはなにか日々問いかける場所。その空間が気持ちよく、そこで流れる時間も、そこで結ばれる人と人の関係も美しい、そんな場所」という文。
そんな「場所」って丹後半島そのもの!
エコツーリズム憲章でうたうコンセプトと重なるこの文にぞっこんです。ちなみに馬喰町とは東京のこと、「馬喰町ART+EAT」については、ネットで検索できます。
今秋は7段に、上世屋の稲木!
2018年9月1日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
丘の前ではじまった稲木組みの準備作業!
そこに世屋の金魚バス。
「台風がまたこっちへきそうげなこというとるなぁ!」と運転手さん。
「そうだっちゃあ、ことしは7段にしてみようとおもっとるだっちゃあ!」
顔見知り同士のこの会話、解説がいります。
九月にはいって直撃しそうな21号、これも大型らしい。今年の夏八月に発生した台風は八個、九月にもたくさん来そうなことをいうとる。
稲木の段は今まで九段、しかし、受ける風のことを考えると心配になる、倒れたら直すのも大仕事だ、風圧を減らすのに二段分を減らしてみようと考えている、ということなのです。
油断なく自然を観察して手を抜かないこと、それが米作りは八十八手の意味なのでしょう。
油断したらいかんというのは、この方にも、、、!
一見のどかな秋の里山景観ですが、クライマックスにむけて、緊張の糸がピーンと張られているのです。