3月 2013
魚・春の色〜桜鯛と三久〜
2013年3月27日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月27日
春、鯛たちは内海の浅瀬によります。海岸のサクラの花を見に!
(↑ 大宮町森本トンネル付近)
そして強くおもったそうです、あんな色になりたいものだと。
それで、春の鯛は桜鯛(^.^)
「まないたに 鱗ちりしく 桜鯛 子規」
(↑ 大宮町三坂国営農地付近)
色でいえば、此のふぐたちもいい色です。このあたりでは「三久・さんきゅう」と呼びます。しろさばふぐ。5月ころに産卵します。
(↑鯛とフグ 宮津漁連にて 今、漁連がおもしろい!)
テトロドトキシンというふぐ毒を持たないのです。外見をフグによそおい、ふぐなので食うのはよそうと敵に思わせているとしたら、それこそ「食えない」やり手(^.^)
「春」には子どもが二人、海と山に!
2013年3月26日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
天橋立 濃松の桜 六・七分咲き
2013年3月26日 in 天橋立ガイド部会 by odani | No comments
庭のさんしゅ の木 鳴る鈴かけて〜春の日置・花ウオーク〜
2013年3月26日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月26日
♪ 庭のさんしゅ の木 鳴る鈴かけて ♪と稗拘き節。
これが、「さんしゅ」の木かあと思いましたよ。
サンシュユの花が今、元気村、日置の家の庭や畑で満開です。ハルコガネバナというほど、全木に黄色い花をまといます。
漢字では、山茱萸。ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。実は赤くアキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれます。
ところが、稗拘き節の「庭のさんしゅ の木」は山茱萸とは ちがうのですね。正しくはサンショウの木。根拠は年代。椎葉村は平家落人村。この歌は源平時代の悲恋歌。それに対して、サンシュユが日本に持ち込まれたのは江戸時代享保年間。朝鮮経由で漢種の種子が薬用植物として栽培されるようになったのだそうです。山椒の木はすりこぎにも最適、実も葉も有益植物です。庭にはサンショウがあるべきなのです。
ちなみに、サンショウ。新商品が丹後から生まれました。
橋立ワイナリーでお求めになれます。
しかし、男女の恋にはハルコガネバナがぴったりでは(^.^)
庭のさんしゅ の木 鳴る鈴かけて
よ-お- ほい
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ
鈴の鳴るときゃ 何と言うて出ましょ
よ-お- ほい
駒に水くりょと 言うてでましょヨ
那須の大八 鶴富捨てて
よ-お- ほい
椎葉立つときゃ 目に涙ヨ
泣いて待つより 野に出てみやれ
よ-お- ほい
野には野菊の 花盛りヨ
、、、、稗拘き節。ー、、、、いい歌です、サンショウでもサンシュユでもどっちでもいい気がします。
そのほかにも白花ジンチョウゲ。
モクレン、
耕作前の畑には、ホトケノザ。
金剛心院のツバキやかごのき、妙少寺のサクラを始め民家や畑など春の日置・花ウオークが今お奨め。
モニターツアー千年の古道を歩く
2013年3月25日 in 上宮津・杉山ガイド部会, 山, 歩く・ガイドウオーク・トレッキング, 歴史文化, 里 by matsumoto | No comments
案内板作成を記念して、当時を偲びながら歩きました。参加者17名ガイド3名で総勢20名の大ツアーとなりました。喜多駅集合で車に分乗してピカピカの案内板まで行き除幕式をしました。
Kさん特製のゆず茶で乾杯!完成を祝いました。
街道入り口でガイドの説明。古道には花が一杯、ヒュウガミズキ、ダンコウバイ、キブシなど
ヒュウガミズキが一番目立って咲いていました。
ヒュウガミズキ(マンサク科)アップほんとに可愛い花です。
古い石畳を歩きます。
植林の横を歩いて・・・
茶屋ガ成(杉山林道)に着きました。今日は天気予報とは違い良い天気になりました。寺屋敷まで降りてそこでお昼。
キブシの花(キブシ科)花かんざしみたいな可愛い花です。なかなか綺麗に撮れません。
寺屋敷下の府道に降りて来ました。ここから昨年秋に昔の道を開いたところを降りていきます。
ここは初めて歩きます。
1月下旬に丸太の橋をかけた、そこをこわごわ通ります。
辛皮の入り口に降りて来ました。ここでもピカピカの案内板が迎えてくれます。(写真がボケててすみません)
辛皮駅から喜多駅まで帰ります。途中キンキマメザクラが咲いていました。
本日は皆様お疲れ様でした。天気も良く花が一杯で楽しい案内板お披露目ツアーでした。
草の戸に 春は来にけり 蕗の薹
2013年3月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月24日
草の戸に 春は来にけり 蕗の薹 小林一茶
フキには冬葱と書いてフユキと読んだのがもとという説が。「葱」の漢字は元々、浅い青色という意味を持つと言います。
早春、地上に頭を出す、浅葱色した鱗状の包葉を、冬の葱、フユキと呼んだと言うのです。
(↑ 雄花)
トイレットペーパーだったと言うより品がいいじゃありませんか(^.^)
ほとばしる 水のほとりの 蕗の薹 野村泊月
フキの香は 網棚のあの 包みらし 永井みどり
(↑ 雌花)
上世屋のたんぼでは、フキのトウが出るころに、米作りが始まります。最初の仕事は、コナワ直し。
コナワ、とは冷たい山水を温めてから水田に回す仕組みです。八十八の手間をかけて育てる棚田の天日干し米の評価は高いです。しかし、今年はそのこめづくりに異変が起きています。上世屋でも松尾でも転作が厳しく指導されている、というのです。日本の里100の景観の中心は、棚田の水田です。その棚田守がいうのです、
ほんとうに作りたいと思っている者が作れないというのはおかしい!
里山・春のジャンプ台 2
2013年3月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月24日
春の空へ、コーチが今日ゴーサインを出したのは
1 タムシバ
ちなみにタムシバはモクレン科モクレン属、少し乾燥した場所にもよく生育し、花の下に葉がないことがコブシの花との違いです。また、葉を咬んだときの味は、「キシリトール」とたとえられるようですが、どうなのでしょう!
一方、ショウジョウバカマやヤマルリソウは、適度に湿ったところを好み、ロゼット状に張り付いて生育しています。
ショウジョウバカマは、ユリ科 ショウジョウバカマ属。花茎はさらに伸びて風によって種子を飛ばすほかほか、葉の先に不定芽を作って根を出して、つまりクローンを作って殖えることができるおもしろい力を持っています。
種を風で飛ばすのは、どこにあるか分からない自分たちの好む条件の土地へもじどおり、風任せの旅。めったにないこの条件の中で、確実に世代を重ねるために考えた方法が 葉の先にクローンを作ること。
また、この不定芽が出来る話しですが、ショウジョウバカマは、葉は(当年葉、1年葉、2年葉)の3年分の葉をもっていて2年葉の主脈の先端部に不定芽ができるというと、ちょっとガイドらしくなるかも。その不定芽を出した2年葉、栄養分を不定芽に送り続け、自分は枯れていきます。
鹿に食べられたとの被害例を聞きますので人はどうかと思いましたが、身近には山菜として食べたという話しは見当たりませんでした。
別名としては、春先の花ですのでユキゲシバ、ヤチカタコ、ナデバナ、カンザシバナ、ユキワリバナ等あるとのことです。猩猩緋という色があると言うことです。「猩猩の血は毛織物を真紅に染めることができ,しかも長く変色しないとされた。平凡社「世界大百科事典」と。上杉謙信は南蛮渡来の猩々緋の陣羽織を羽織っていたとか。ので、ショウジョウバカマ染めってのがあるかと思い探してみましたが、見当たりません!
どうも食えもせず、染めにも使えず名前先行型の植物のようです。そんな訳はないとおもいます、要研究。
染めの面から言えば、ムラサキ科 のヤマルリソウの方に可能性がありそうです。。
『身体が喜ぶ全てのシチュエーションを大切に』〜ビオ・ラビット〜
2013年3月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月24日
ビオ・ラビット
2月11日、丹後環境シンポジウムで基調講演のおはなしをされていた対馬さんのお店です。※(注記) ブログ2月11日付け参照
対馬さんは北海道の富良野のご出身。シェフの道を歩みロイヤルホテルの料理長をへてここに店を構えられました。シンポではその動機と並々ならぬ丹後への思いを語っていただきました。
お店のHPを拝見して、なぜ対馬さんの「基調講演」だったのか納得しました。以下、引用して紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■しかくコンセプト
当店は、地元丹後の自然栽培の野菜や果物、近海で獲れた魚介類など安全な食材を使用し心を込め手作りの料理を提供するジャンルを超えたオーガニックレストランです。
■しかく進化するビオ・ラビット
フレンチでスタートした店ですが、本当のこだわりはそこではなくこの地に生きこの地と人に育てられた恩返しを少しずつすること、それはお客様が安心して美味しい料理を堪能できること・・・ 食物アレルギーを持つ方や、障害者施設の方も利用できるレストラン ボランティア活動を含む音楽イベントや丹後のこだわりの生産者との交流の場をつくること・・・
丹後のすばらしい食材を使い独自のオリジナル商品を提供すること・・・
■しかく調理法・調味料のこだわり
※(注記) 根菜類は土煮をしています。 素材を表現する為シンプルな調理法を心がけています。 野菜は特にデリケートで生産者の想いをどうやって表現するか一番のこだわる部分です。
(↑ 投稿 おさちゅんの写真 お借りしました)
採りたての根菜類は洗わず土付きのまま鍋に入れたっぷりの水をそそぎ火を入れます。 塩やあく抜きの為の調味料などは一切要りません、全てそこで育った土の成分が美味しくしてくれます。 土の成分で湯の温度が120°C近くまで上がり、茹であがり時間も驚くほど短く本来の味を120%引き出せます。 茹であがった野菜の薄皮を包丁の背でこそぎ取りながら水洗いします。
この調理法は誰にも教わったことのない究極であり原点であり、安全な土壌から生まれる野菜だからこそ出来る調理法なのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、思い切って尋ねました「オーガニックレストラン!」って何(^.^)
横文字、カタカナ言葉は苦手です。けれども、聞かないのは末代の恥。以下、そのまとめ。
オーガニックとはorganic 有機、生物体構成物質という意味です。
〜 東南アジアの料理や,インド,西アジア,中近東といった地域のエスニックethnic料理というのとはちがうんですか? 〜
(^.^)違いますね。人体に有毒なものを含まず、安心して食べられる食品のことをオーガニック食品!と言いますが、それを名のるためには、3年以上農薬、抗生物質、成長ホルモン、合成添加物、保存料を使用せずに栽培または加工されたものて ゙ある必要があります。
〜具体的に言えば、無農薬・除草剤不使用の米不使用の飯尾醸造の「富士酢」等のようなものもですか?〜
(^.^)そうです、自然の生態系を尊重した農法を採用しているため、人体にだけでなく地球にもやさしい食品であるともいえます。
〜もう一つ、ビオとはどういう意味?〜
これも、有機農産物、有機加工食品という意味なんですよ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということは、オーガニックレストラン、これは里山からの問いかけを食の場で形にしたものじゃないですか。
「※(注記) 五感を癒す料理を目指しています。目の前の海を眺めながら、さりげないBGMとさざ波のコラボレーション、キャンバスに描いた香り高き一品 、身体が喜ぶ全てのシチュエーションを大切にお待ちしてます」ということ。
『身体が喜ぶ全てのシチュエーションを大切に』!これは、エコツーリズムそのものです。
となるともう伺わざるを得ないじゃないですか(^.^)
ビオ・ラビットは、世屋川河口にあります。世屋・高山ブナ林は、その源流にあります!
「あの白いリゾートマンション群はお金持ちの場所だと思って敬遠していました。そこから10分も山に入れば典型的な過疎地。イノシシ除けの電流ショックが田んぼに欠かせないような山村部です。リゾートマンションなんて場違いなオシャレ、浮き上がった存在だといつも思っていました。ビオラビットについても、マンションのルームオーナーたちが食事を楽しむ店だとばかり思い込んでいました。けれども、対馬夫妻の目線はむしろ地元に向けられています。なににつけ一歩踏みこんでみるもんですね。」と投稿 おさちゅんmoblogger.r-stone.net/blogs/…/posts/4669063605975780669。同感です。
里山・春のジャンプ台!
2013年3月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
2013年03月24日
空中へ飛び出すジャンプ選手のスタートはコーチが風などをみながら指示するようですね。林にも、日照時間の推移をじっと計って、ゴーサイン!を出すコーチがいるようです。
1 クロモジ ゴー
2 ダンコウバイ ゴー
3 ハシバミ? ゴー
4 キブシ ゴー
次に、指示を待っているのは! わかりますか?
1 (A)
2 (B)
ちなみにA カツラ B ホウ コブシ イタヤカエデ
春のコーチは里にも。
ワサビ ゴー
エンドウ ゴー
今年は何でもが早いですけど、畑のものは4月に入ってからですなあーあ!とおっしゃるのは、畑の総監督。
次にコーチの指示を待っているのが、山の沢ではエンレイソウ。
畑の畦では、なにかわかりますか?
アマナ、ひろはのあまなです。
里山の早春賦、案内します。今だけ、ここだけ、あなただけの春は名のみの、、の時間、おつくりしますよ。お問い合わせください。
事務局 0772-45-1625 世屋ガイド部会 090-7346-4639
天の橋立ユースホステル 0772-27-0121
丹後を「歩き」に・丹後へ「食べ」に〜二つのツアー〜
2013年3月24日 in 世屋・高山ガイド部会 by yasuda | No comments
備中松山城ウォーク
備中松山城までボランティアガイドと一緒に歩きましょう!