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羽生結弦の北京での闘いが始まった 初公式練習で4回転半にアタック

[ 2022年2月7日 15:48 ]

北京五輪第4日 ( 2022年2月7日 )

<北京五輪・フィギュア>練習に臨む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、本番会場・首都体育館に隣接するサブリンクで、初めて公式練習に参加した。

66年ぶり連覇を果たした18年平昌は、17年11月に右足首を負傷したため、約4カ月ぶりのぶっつけ本番だった。4年前は個人戦のショートプログラム(SP)4日前に初めて公式練習に参加。1回転などで慎重にジャンプを確認すると、10本目にトリプルアクセルをクリーンに決め、わずか15分で練習を切り上げた。

この日は、8日の個人戦SPの前日。サルコーとトーループの4回転を鮮やかに決めた後、人類初成功を目指すクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)にアタック。回転が足りなかったり、回転が抜けた。

この日の曲かけはフリー「天と地と」。冒頭の4回転半は転倒したが、トーループの4―3回転などは成功。トリプルアクセルを決めた後は表情を緩め、自らに拍手するシーンもあった。

昨年末の全日本選手権フリーでは、4回転半を実戦初投入。回転不足(ダウングレード)で3回転半の基礎点となったが、転倒はせずにその後の演技につなげた。北京入りはSP2日前の6日。ぎりぎりまで納得いく調整を続けてきた。

21番目に登場する8日のSP「序奏とロンド・カプリチオーソ」で好発進し、10日のフリーで4回転半を決めて3連覇を達成するために。35分の公式練習から、羽生の北京での闘いが始まった。

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