[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

羽生が決戦の地・北京入り!8日SPは午後1時19分、21番目の滑走 五輪3連覇へ舞台は整った

[ 2022年2月7日 05:30 ]

北京に到着した羽生の画像(「微博(ウェイボ)」から、共同)
Photo By 共同

北京五輪フィギュアスケート男子で94年ぶり3連覇を狙う羽生結弦(27=ANA)が6日、北京入りした。この日は8日のショートプログラム(SP)の滑走順抽選が行われ、30人中21番目、日本時間午後1時19分の登場が決定。舞台が整い、いよいよ羽生の五輪が始まった。7日は会場の首都体育館近くの練習リンクで公式練習に臨む。

冬の王者が、決戦の地に降り立った。6日の日本時間午後6時35分、JOC(日本オリンピック委員会)が「本日無事北京へ到着いたしましたことをお知らせいたします」と発表した。2連覇を果たした平昌五輪から4年。いよいよ羽生の新たな戦いが始まる。

この日はSP2日前。その滑走順も決まった。羽生は21番滑走、第4組の3番目。日本時間午後1時19分に「序奏とロンド・カプリチオーソ」を舞う。SPでは14年ソチ、18年平昌とも首位発進で優勝につなげた。現行の世界最高得点111.82点を持つSPで3度目の好スタートを狙う。

昨年12月の全日本選手権後、羽生は言った。「このままでは勝てないのは分かっています」。こだわり続けてきた前人未到の4回転半を捨て、勝負にこだわる道もある。だが、五輪出場を決めた理由には、4回転半成功への熱い思いがある。

「4回転半をしっかり成功させつつ、その上で優勝目指して頑張っていきたい」。心は決まっている。まずはSPでスタートダッシュを決め、4回転半を組み込むフリーへつなげる。

8年前は夢中で頂点まで駆け上がった。4年前は右足首負傷の逆境を乗り越えての連覇だった。今度は超大技とともに、再び表彰台の頂上へ――。羽生の夢の続きが、幕を開けた。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2022年2月7日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /