[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

高木菜那「妹に金メダル獲ってほしかった」 銀メダル・美帆の悔しさ思いやり、パシュートでの雪辱誓う

[ 2022年2月7日 19:02 ]

女子1500メートル、滑走する高木菜那(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

スピードスケート女子の高木菜那(29=日本電産サンキョー)が、妹・美帆と五輪初対決となった1500メートルで8位に入賞した。レース後のインタビューでは、「ラスト1周しっかり戦えれば3位争いできるところにいた」と悔いの残るレースだったことを明かした。だが、自身の戦い以上に妹への思いやりをのぞかせる場面があった。


妹・高木美帆(27=日体大職)は最終第15組で滑走し、銀メダル。レースをすでに終えた菜那は妹のレース中、懸命に声援を送ったが、金を逃した瞬間、崩れ落ちた。

試合後、妹の銀メダルについて問われると、涙をこらえるように表情をゆがめ、「う〜ん...そうですね...(金メダルを獲ったオランダのイレイン・)ブストが速かったのは尊敬するし、大会に合わせてきたのはすばらしいなとも思うんですけど...。やっぱりこの種目で妹に金メダルを獲ってほしかったっていう気持ちはあるので」と言葉を絞り出した。「妹が一番悔しいと思うんですけど、みんなで次のパシュートでは奪い返せるようにがんばりたい」と雪辱を誓った。

続きを表示

スポーツの2022年2月7日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /