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ショートトラック 女子500メートルの菊池純礼、巻き込まれて転倒 アクシデント続出の準々決勝で敗退

[ 2022年2月7日 20:59 ]

北京五輪第4日 ショートトラック女子500メートル ( 2022年2月7日 首都体育館 )

他選手の転倒に巻き込まれて転倒した菊池純礼(AP)
Photo By AP

菊池純礼(26=富士急)が、7日に行われた女子500メートル準々決勝で敗退した。

準々決勝の第4組で登場。スタート時にはイタリア選手が失格となり、再スタートでは中国選手のスケート靴が壊れるアクシデントで中断。再々スタートとなったレースでは、途中で米国選手が転倒し、菊池純礼も巻き込まれて転倒した。

結果、56秒092で3着。反則行為の影響で不利を受けた選手は2位以内に入らなくても次のラウンドに進める「救済措置」があるが、菊池純礼は救済措置とはならず、準々決勝で敗退。念願のメダル獲得とはならなかった。

男女とも準々決勝は5人ずつ4組に分かれ、各組2着までと3着のタイム上位が準決勝に進む。

菊池5姉妹の末っ子ながら、21年全日本距離別選手権500メートルで4連覇を達成するなど総合力No1の呼び声高い純礼だが、世界の壁に阻まれた格好。菊池純礼は「スピード自体はすごく上がって、世界と戦えていると思う。1000メートル、1500メートルへ切り替えて、頑張りたい」と次戦に向けて誓っていた。

◇菊池 純礼(きくち・すみれ)17年世界選手権3000メートルリレー3位。18年平昌冬季五輪代表。長野・小海高出、富士急。25歳。長野県出身。

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