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ブルズが東地区全体の首位から陥落 ネッツの不振でラプターズが6位に浮上

[ 2022年2月7日 13:27 ]

76ersのハリスにマークされるブルズのデローザン(AP)
Photo By AP

NBAは6日に各地で8試合を行ったが、前日まで東地区首位だったブルズは地元シカゴ(イリノイ州)で同5位の76ersに108―119(前半52―61)で敗れて33勝20敗。デマー・デローザン(32)が今季自己最多の45得点を挙げたものの、ホームでは今季7敗目を喫して試合のなかったヒート(34勝20敗)に首位の座を譲った。

ケビン・デュラント(33)の故障離脱後、精彩を欠いているネッツは敵地デンバー(コロラド州)でナゲッツに104―124(前半66―75)で敗れて8連敗。今ロード5連戦は全敗で終え、今季の成績は29勝24敗となった。

この結果、渡辺雄太(27)が所属するラプターズ(28勝23敗)が、東地区全体の7位からネッツをかわして「プレー・イン・トーナメント」を回避できる6位に浮上。この日5連勝を飾った8位のセルティクス(30勝25敗)を含めて6〜8位の3チームがゲーム差なしとなっている。

「プレー・イン・トーナメント」は東西両地区の全体順位で7〜10位の4チームによって争われ、7位と8位の対戦(1試合)では勝者が第7シードとしてプレーオフに進出。このカードの敗者が、9位と10位の対戦の勝者と顔を合わせ、勝った方が「第8シード」となる。

従ってプレーオフへの可能性を残す"下限"は地区全体10位までだが、八村塁(23)が所属するウィザーズ(24勝28敗)は現時点では東地区全体の11位。10位のホークス(25勝28敗)とのゲーム差は「0・5」となっている。

東地区全体4位のキャバリアーズは地元クリーブランド(オハイオ州)でペイサーズを98―85(前半36―47)で退けて33勝21敗。第2Q序盤で最大21点差のビハインドとなりながた第4Qを37―17として試合をひっくり返した。

なおこの日、対戦したキャバリアーズとペイサーズとの間ではトレードが成立。ペイサーズは今季18・7得点を挙げていたシューティングガードのキャリス・ルバート(27)を、複数のドラフト指名権との交換でキャバリアーズに譲渡することで合意に達している。

<6日の結果>
76ers(32勝21敗)119―108*ブルズ(33勝20敗)
*ティンバーウルブス(28勝25敗)118―105ピストンズ(12勝41敗)
*ナゲッツ(29勝24敗)124―104ネッツ(29勝24敗)
*キャバリアーズ(33勝21敗)98―85ペイサーズ(19勝36敗)
セルティクス(30勝25敗)116―82*マジック(12勝43敗)
*マーベリクス(31勝23敗)103―94ホークス(25勝28敗)
ペリカンズ(21勝32敗)120―107*ロケッツ(15勝38敗)
バックス(34勝21敗)137―113*クリッパーズ27勝28敗)
*はホームチーム

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