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高梨沙羅 2回目で意地の98・5m、着地後は泣き崩れる...1回目失格で号泣からわずか50分

[ 2022年2月7日 21:56 ]

混合団体、1回目の飛躍が失格となり、声を上げて泣く高梨沙羅(共同)
Photo By 共同

北京五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体(ヒルサイズ=HS106メートル)が7日、張家口の国家ジャンプセンターで行われ、1回目に103・0メートルを飛びながらスーツの規定違反で記録なしとなった高梨沙羅(25=クラレ)は、2回目で98・5メートルをマーク。まさかのアクシデントから50分で気持ちを立て直してK点を超えるジャンプを披露し、着地後は感情があふれ出したかのように座り込み、泣き崩れた。

日本チームは高梨と小林陵侑(25=土屋ホーム)、佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)、伊藤有希(27=土屋ホーム)の4人で新種目に臨み、高梨は1回目に103・0メートルを飛んで124・5点をマークしたかに思われたが、規定違反によりポイントは無効に。高梨は1回目を飛んだ後は笑顔を見せていたが、規定違反が判明すると顔を覆って号泣した。

2人目の佐藤が99メートル50、3人目の伊藤有希が93メートル、4人目の小林陵侑が102・5メートルを飛んだ。

さらにドイツの女子ノーマルヒル銀メダリストのアルトハウス、オーストリアの14年ソチ五輪女子銀メダリストのイラシュコも失格となり、日本は1回目を終えて3人による合計ポイントで359・9点で8位。アクシデントをほかの3人でカバーするチーム力を見せて、上位8チームが進む2回目へ進んだ。

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