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スコットランドが対イングランド38年ぶりの2連勝 ペナルティートライで流れ一変

[ 2022年2月6日 04:16 ]

ラグビー欧州6カ国対抗第1節 エジンバラ ( 2022年2月5日 スコットランド20―17イングランド )

昨年4位のスコットランドが本拠地で同5位イングランドに競り勝ち、83、84年の5カ国対抗(当時)以来38年ぶりに対イングランド2連勝を飾った。1871年に世界最古のテストマッチを戦った両国の通算対戦成績はイングランドの76勝45敗19分け。第2節はスコットランドが12日に敵地カーディフでウェールズと、イングランドが13日に敵地ローマでイタリアと対戦する。

CTBオーウェン・ファレル主将をケガで欠くイングランドは前半17分、SOマーカス・スミスのPGで3―0と先制。しかし、スコットランドは18分、裏へ抜け出したWTBダーシー・グラハムが巧みなステップで敵陣深くまで進み、HIA(脳しんとうチェック)で一時交代の先発SHアリ・プライスに代わって出場したSHベン・ホワイトが代表デビュー戦で右中間へ逆転トライを決めた(7―3)。その後もイングランドは圧倒的に攻め込んだが、34分にスミスがPGを決めたのみ。スコットランドは40分、SOフィン・ラッセルが正面から約40メートルのPGを蹴り込み、10―6としてハーフタイムを迎えた。

イングランドは後半8分、スミスのPGで10―9。同13分にはラインアウトからモールを押し込み、SHベン・ヤングズからパスを受けたスミスが左中間へ飛び込んで14―10と逆転した。イングランドは23分にもスミスのPGで17―10とリードを広げたが、25分にフッカーのルーク・カワンディッキーが自陣ゴール前で相手のキックパスをはたいてペナルティートライを宣告(17―17)された上に、シンビンとなって10分間退場。数的優位となったスコットランドは敵陣でのスクラムで反則を誘い、32分にラッセルがPGを決めて20―17と再びリードを奪った。

スコットランドは35分、敵陣深くでアドバンテージを得てPGのチャンスかと思われたが、その前のプレーでの危険なタックルがTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認されて取り消し。イングランドも敵陣で得た反則でPGを狙わず、タッチからラインアウトを選択したが、まさかのボールロスト。最後は敵陣でのスクラムからイングランドが攻めたものの、ターンオーバーに成功したスコットランドが逃げ切った。

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スポーツの2022年2月5日のニュース

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