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ラグビー・BR東京 ミス響きトヨタに競り負け 武井主将「やりたいラグビーができなくなった」

[ 2022年2月5日 18:59 ]

ラグビーリーグワン第5節 BR東京19―23トヨタ ( 2022年2月5日 パロマ瑞穂 )

トヨタに敗れ引き揚げるBR東京フィフティーン=パロマ瑞穂ラグビー場
Photo By 共同

BR東京(旧リコー)はセットプレーでのミスから再三得点のチャンスを逃し、トヨタ(旧トヨタ自動車)に競り負け。不戦敗の第3節BL東京(旧東芝)戦から続く連敗は3となった。

強い風が吹き、時折、雪も舞う中での敵地のトヨタ戦。風下の前半を7―16でしのいで勝負の後半へ。開始5分にCTBメイン平(21)のトライで4点差に迫り、プラン通り逆転を目指したが、12分にはタッチキックで相手ゴール5メートルまで攻め込みながらマイボールのラインアウトでノックオンのミス。24分過ぎには自陣でのマイボール・スクラムのボールを途中出場の相手SH茂野海人(31)に奪われてまさかの失点。28分にはWTB栗原由太(24)のトライなどで再び4点差まで詰め寄ったが、32分過ぎにはマイボール・スクラムで反則を犯すなどミスが続いてトヨタの逃げ切りを許した。

「規律の部分で自分たちがうまくできなくて流れをつかめなかったと思いますし、そこで自分たちがやりたいラグビーができなくなったと思います」

フッカー武井日向主将(24)は風上で戦った後半に立て続けに出たミスを悔いた。

前節1月30日には昨季2位の東京SG(旧サントリー)に3点差の惜敗。今季も首位を走る格上チームをあと一歩のところまで追い詰めた。今節も昨季3位のトヨタと小差の接戦を繰り広げたが、ピーター・ヒューワット・ヘッドコーチ(43)は厳しい表情。「トップ4に入るレベルのチームと対戦し、まだ、そこに達していないことが分かりました。今はさらに成長していくためこれまでの習慣を変えているところ。今以上のハードワークが必要」と選手にさらなる鍛錬を促した。

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