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男子ノーマルヒル日本勢4人全員が予選通過 初出場・佐藤は大ジャンプも「風に助けられた」

[ 2022年2月5日 18:04 ]

北京五輪ノルディックスキー男子ジャンプ ノーマルヒル予選 ( 2022年2月5日 張家口 )

ノルディックスキー男子ジャンプの佐藤幸椰(ロイター)

北京五輪ノルディックスキー男子ジャンプは5日、ノーマルヒル予選が行われ、日本のエース・小林陵侑(25=土屋ホーム)ら日本勢4人全員がそろって6日の決勝へと進んだ。

五輪初出場の佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)はK点越え100メートルのビッグジャンプを見せ、103・6点で全体10位。「風に助けられたかなという印象です。ミスがあって踏み切りで100%のパフォーマンスを発揮できる状態でなかった。あすの決勝前に100メートル台の1本出せたことで気持ちが乗っていきそう。今日の1本をいいイメージに捉えて修正するところを修正して明日2本いいジャンプしたいと考えています」と振り返った。

小林陵の兄・小林潤志郎(30=雪印メグミルク)は93メートルの88・2点で全体26位。「いいジャンプではなかったですけど、試合に向けて頑張りたいなと思います。自分のやることをやろうと思って跳びました。今のは(風が)ちょっと強くて進まない、うまく風を捉えられなかったなと。まだ板のテストしつつ、この台に合わせていければなと思うので。また明日、もっともっといいジャンプができればと思います」と意気込んだ。

同じく初出場の中村直幹(25=フライングラボラトリー)は88・5メートルの87点。全体29位で予選を通過し「いつも通り(ゲートに)座れた感じがしたんですけど、ちょっとお客さんがあまり入れなかった中なので、これといった特別な緊張感もなく、リラックスして臨めた。(今日のジャンプは)あまり良くなかったですね。ちょっとミスした部分が大きく出たので。そこが目立つジャンプでしたね。強風?今のところ、いい風をもらえてないので、これは試合に向けて運がたまっているなと個人的に思っているので。試合でいい風をもらえれば絶対に大ジャンプしますし、もし風がもらえなくても上を狙える位置で1本目2本目と跳べるように頭の中でいいイメージをつくって頑張ろうかなと思っています」とコメントした。

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