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羽生結弦 クワッドアクセルで3連覇へ「演技をとても大切に、大事にしていきたい」

[ 2022年2月5日 05:30 ]

3連覇を目指す羽生結弦(撮影・小海途良幹)
Photo By スポニチ

8年前。19歳で頂点へと駆け上がった。4年前。23歳で2連覇を果たし、栄光の時を刻んだ。フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)にとって、そこまでが小さい頃から描いていた夢であり、具体的な目標だった。

北京五輪が4日、開幕した。度重なる負傷、コロナ禍での葛藤、絶望した時期もあった。それでも、大技の完成を目指し続けた日々は、3度目の大舞台につながった。27歳。五輪を知る王者が、強さを増して最高峰のリンクに帰ってきた。

「夢の続きをしっかりとまた描いて。前回、前々回とはまた違った強さで臨みたい」。クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を決め、94年ぶり3連覇へ――。「夢の続き」が始まる。

▼羽生結弦 このような状況の中で、オリンピックが開催され、その舞台で演技できることに、さまざまな気持ちが存在しています。自分自身が感染しないように、感染を拡大させるための起因とならないようにすることと、競技に集中するための時間や、十分な呼吸が必要な場面などを高いレベルで両立することは、とても難しいことだと思います。そして、私たち選手の安全な空間をつくることも大変なことだと思います。その中での演技をとても大切に、大事にしていきたいと思っています。(開幕へ向けてJOCを通じてコメント)

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スポーツの2022年2月5日のニュース

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