[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

ショートトラック 男子1500メートルの吉永一貴は決勝進出ならず 順位決定戦で16位に

[ 2022年2月9日 21:37 ]

北京五輪第6日 ショートトラック男子1500メートル ( 2022年2月9日 首都体育館 )

ショートトラック男子1500メートル準決勝のレースを終えた吉永一貴
Photo By 共同

ショートトラックの男子1500メートル準決勝が9日に行われ、日本の吉永一貴(22=トヨタ・中京大)が、同日の決勝には進出できなかった。

「悔しいです。良い攻めはできていたが、一瞬の判断ミス。迷ってしまったところがあった。まだまだ、うまくいかないことがあって未熟。最後の5000メートルリレーで結果を残せるように頑張る」

準決勝は第2組で登場。序盤から目まぐるしい順位争いとなったが、最後は2分14秒03の3着に終わり、順位を決定するファイナルBに進出することになり、6人で争ったファイナルBは6着。最終の総合順位は16位となった。

準決勝は、7人ずつの3組に分かれ、各組上位2人と各組3位のうちタイム1位がファイナルAへ進出し、その次の7人はファイナルBへ進出する。

日本は、バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銀メダリストである長島圭一郎氏が、18年からショートトラック日本代表チームのヘッドコーチに就任。改革を施してきた。日本のメダル獲得は、98年長野五輪で金メダルを手にした西谷岳文らを最後に遠ざかっており、24年ぶりのメダル獲得に期待が掛かっていたが、メダルをかけた決勝レースには進出できなかった。

吉永は準々決勝で宮田と同じ第5組で登場。序盤から宮田が先頭を取る積極的な仕掛けを見せ、その後も激しい順位争いを演じたが、最後は吉永が2分12秒450の2着で準決勝進出を決めていた。

菊池耕太(25=恵仁会)、宮田将吾(19=阪南大)は準々決勝敗退となった。

◇吉永 一貴(よしなが・かずき)18年平昌冬季五輪代表。18〜19年シーズンのW杯第1戦で1500メートル優勝。愛知・名古屋経大市邨高出、トヨタ・中京大。22歳。愛知県出身。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2022年2月9日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /