[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

スノボ男子HP・平野流佳が全体3位で決勝進出 「ルーティンを決めて金メダルを獲りたい」と意気込み

[ 2022年2月9日 15:00 ]

北京五輪第6日・スノーボード・ハーフパイプ男子予選 ( 2022年2月9日 雲頂スキー公園 )

平野流佳の演技(AP)
Photo By AP

スノーボード・ハーフパイプ(HP)男子予選が9日に行われ、平野流佳(19=太成学院大)が全体3位で上位12人による11日の決勝へ進出した。

1回目に80・75点で5位につけると、技の難度を上げた2回目には、87・00点と得点を伸ばした。

試合後のインタビューでは「予選では自分の滑りを最後まで決めきることができて良かったです」と話す平野。「1本目はまずワールドカップでもやってる予選のルーティンを決めて、予選通過できる点を取るっていうのが目標で、2本目は順位を上げにいくっていうので」と予選を振り返った。

また「公開練習とかよりもコンディションが良くて、板が走ったので練習よりは良い滑り出来たなとは思います」とし、決勝に向けては「もっと難易度あげたルーティンを出したいですね。まず、自分が目標にしているルーティンを決めて金メダルを獲りたいです」と意気込んだ。

平野流は今シーズン、昨年12月のワールドカップ(W杯)開幕戦で平野歩夢、戸塚優斗を抑えて優勝。横4回転する間に縦3回転する「トリプルコーク1440」も練習では成功するなど、メダルのカギを握るとされる大技の完成度を高めてきた。

日本オリンピック委員会(JOC)を通じ「初めてのオリンピックでとても気合が入っています。練習状況として良い感じに仕上がっているので、オリンピックでは自分が目標としている演技構成を決めて金メダルをとりたいです。必ずメダルをとるので応援よろしくお願い致します」とコメント。11日の決勝でメダル、そして頂点を目指す。

◇スノーボード・男子ハーフパイプ 半円筒状のコースで両側の壁を往復しながらジャンプ、回転などの演技を行い、採点による得点で争う。1度の滑走で5〜6回のトリック(技)を行う。6人の審判員が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。予選は2回、決勝は3回ずつ滑り、それぞれ最も高い得点が採用される。予選の上位12人が決勝に進む。決勝のスタート順は、予選の成績下位からとなる。

続きを表示

スポーツの2022年2月9日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /