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ウィザーズのビールが左手首を手術へ 今季の出場は絶望 チームに大打撃

[ 2022年2月9日 10:43 ]

今季の出場が絶望となったウィザーズのビール(AP)
Photo By AP

八村塁(24)が所属しているNBAウィザーズで、今季チーム最多の23・2得点と6・6アシストをマークしていたシューティングガードのブラドリー・ビール(28)が、痛めていた左手首の出場を受けることになり、レギュラーシーズンの残り29試合の出場が絶望となった。

ビールは1月29日のグリズリーズ戦の第4Q、相手のジャーレン・ジャクソンJR(22=211センチ、110キロ)にチャージングの反則を誘発させた際に左手首を痛め、「舟状月状骨じん帯の断裂」と診断されて以後の4試合を欠場。8日にニューヨークの専門医の診察を受けたが、結局、手術を受けることになった。

ビールは「ここ10日間、集中的な治療とリハビリを続けてきたがこのままでは自分のレベルでのプレーができない。シーズンがこういう形で終わるのは不本意だが、これが最良の判断だと思う」とコメント。同選手は昨夏の東京五輪では新型コロナウィルスへの感染で米国代表を外れ、NBAでの今季は手術でプレーができなくなるなど"不運な離脱"が続いている。

ウィザーズは開幕当初に東地区全体の首位に立ったが現在は24勝29敗。11位にまで順位を下げてプレーオフ進出には赤信号が点滅しているが、今後はチームの得点源を欠いての試合消化となる。

ビールはフロリダ大から2012年のドラフトで全体3番目に指名されてウィザーズ入り。昨季はリーグ2位の31・3得点を記録し、年俸3372万ドル(約38億8000万円)で迎えた今季は40試合に出場していた。

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