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羽生結弦、10日フリーは全日本からジャンプ基礎点4点アップ 3回転半―3回転ループ投入予定

[ 2022年2月9日 17:53 ]

北京五輪第6日 ( 2022年2月9日 )

<北京五輪・フィギュア>練習を終え笑顔の羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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フィギュアスケート男子で3連覇が懸かる羽生結弦(ANA)は、10日のフリー「天と地と」で新たなジャンプ構成に挑む可能性がある。

8位だった8日のSP後に発表された、フリーのスタートリスト。予定構成表のジャンプに、昨年末の全日本選手権から変化が見られた。

冒頭のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)と次の4回転サルコーは同じだが、全日本で跳んだトリプルアクセル(3回転半)―2回転トーループを、トリプルアクセル―3回転ループに。ここで基礎点は3・6点上がる。

連続ジャンプの後ろに3回転ループをつける選手はまれで、4回転半に取り組む中でさらに3回転半の余裕が生まれた、羽生にしかできないコンビネーションと言える。昨年末の全日本選手権の公式練習から何度も成功している。

また、全日本では3回転ループだったところを、予定構成表では3回転フリップに。3回転フリップの方が基礎点が0・4点高い。演技後半のジャンプは全日本と同じで、プログラム全体でジャンプの基礎点は4点アップとなる。

フリーの登場は午後1時14分(現地時間午後0時14分)。SPを終え、「あとはもう、神のみぞ知る」と話していた羽生。究極の「天と地と」を完遂し、結果を待つ。

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