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36歳・竹内 6度目五輪舞台は15位終戦..."不運"走路妨害判定も「99%最高に楽しかった」

[ 2022年2月9日 05:30 ]

北京五輪第5日 スノーボード女子パラレル大回転 ( 2022年2月8日 雲頂スキー公園 )

決勝トーナメント1回戦で転倒する竹内(右)=AP
Photo By AP

女子パラレル大回転で14年ソチ大会銀メダルの竹内智香(38=広島ガス)は決勝トーナメント1回戦で敗れ、15位に終わった。日本女子最多6度目の五輪は、転倒で相手の走路を妨害したとして途中棄権という無念の結末となった。予選を3位で通過した初五輪の三木つばき(18=CATALER)も1回戦で敗れ、9位となった。

予選15位通過の竹内は、1回戦で前回五輪銅メダルのホフマイスター(ドイツ)と対戦した。竹内は中盤で転倒。相手の走路近くまでなだれ込んだ。そこで相手もバランスを崩したが両者とも立て直して、竹内がわずかに先着した。一度は竹内の準々決勝進出となったが、審議の結果、竹内の進路妨害とされた。

日本はすぐに判定を不服とし抗議したが、覆らなかった。竹内は「ヨーロッパスポーツの力を感じる。ジャッジの8人中6人がドイツ人なので、ノーチャンスだと感じた」と憤った。それでも「こういう終わり方は悔しいが、99%最高に楽しかった。復帰してこの舞台に戻って良かった」とも振り返った。

18年平昌五輪を終え、2年半の休養。子供たちの指導者などを経て、20年夏に復帰すると「楽しむ」ことを掲げて6度目の五輪に挑戦してきた。今後については「4年間やり続けるのは100%無理。自分の気持ちが向くままに生きていきたい」と明言を避けた。

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