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スノボ平野兄弟&冨田姉妹がそろって決勝進出 五輪ハーフパイプW同時表彰台の快挙に期待

[ 2022年2月9日 17:40 ]

(上段左から)平野歩夢と弟・海祝(下段右から)冨田せなと妹・るき(AP)
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スノーボード男子ハーフパイプ(HP)予選が9日、北省張家口の雲頂スキー公園で行われ、2大会連続銀メダルの平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)と弟の海祝(19=日大)が兄弟そろって決勝に進出。また、同日に行われた女子予選でも冨田せな(22=アルビレックス新潟)と、妹・るき(20=チームJWSC)が姉妹で決勝に駒を進めた。

2回の試技のベストスコアで争われる予選。平野歩夢は1回目に87・25点で2位に付け、2回目はファーストトリックからダブルコーク1440、キャブ(逆)ダブルコーク1440と横4回転のコンボ(連続)に成功。18年平昌(ピョンチャン)五輪の決勝3回目に五輪史上初めて成功させて95・25点をマークし、銀メダル獲得につながった連続技を余裕を持って成功。トップ通過で貫禄を見せた。

弟・平野海祝も1本目74・75点、2本目77・25点の全体9位で上位12人による決勝へ進出した。2人のほかにW杯通算2勝の平野流佳(19=太成学院大)、昨季世界王者の戸塚優斗(20=ヨネックス)も予選通過。出場した日本4選手全員が決勝に駒をすすめた。

狙い通りの全体1位で決勝進出を決めた平野。予選では世界で唯一、公式戦で2度成功させている斜め軸に縦3回転、横4回転を同時に回る超大技「トリプルコーク1440」を封印しており、決勝での挑戦に期待が集まる。また、この技に加え、ベールに包んだままの新技を披露することも予告している。

男子に先駆けて行われた女子予選では、冨田せなは1本目75・75点、2本目52・00点の全体5位で決勝進出が決定。妹・るきは、1本目74・25点、2本目66・25点の全体6位で決勝に進出。2人のほか、小野光希(17=バートン)が全体2位で決勝に駒をすすめた。

10日の女子決勝、11日の男子決勝では、平野兄弟と冨田姉妹がともに同時表彰台の快挙に挑む。

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