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しげふみメモ


おもにIT関連について、気になったことや試してみたことをメモしておきます。
Linux, Firefox, Thunderbird, Blog, Google, Amazon, Affiliate, iPod, PC, English ...

個人利用、非商用に限りますが、Intelコンパイラが無料で使えます。
IntelのCPUを使っているなら、そのCPUに最適化されたIntelコンパイラでコンパイルすると、一般的にパフォーマンスは良くなるようです。
最新のバージョン11.0は Core i7 や Atom プロセッサーもサポートしています。

4年ほど前の記事ですが、関連として以下のような記事もあります。
無料で30%のパフォーマンスUP!! - intel compiler :: Drk7jp

ダウンロードは以下から。
Non-Commercial Software Development - Intel Software Network
同意できれば Accept のリンクから各プロダクトの非商用版の申し込みページに進みます。

非商用版ライセンス (Non-commercial License) の FAQ の日本語版は以下にあります。
XLsoft エクセルソフト : パフォーマンス製品 Intel : アプリケーション・パフォーマンス最適化ツール

[引用] Q. 非商用版とは何ですか?
A. 非商用版とは、開発した製品やサービスが営利目的ではなく、いかなる金銭の授受に関与しない活動にのみご利用いただけるインテル ソフトウェア製品です。大学等の学術機関、企業等での利用、研究目的には使用できませんのでご注意ください。

ちなみに、エクセルソフトのページには日本語マニュアル等の情報も充実しています。
XLsoft エクセルソフト : インテル C++ / Fortran コンパイラー マルチコア向けに開発、並列化

CentOS 4.6に C++ Compiler Professional Edition をインストールしてみました。
以下のように tar を展開してインストールスクリプトを実行するだけです。

# tar xzf l_cproc_p_11.0.081_intel64.tgz
# cd l_cproc_p_11.0.081_intel64
# ./install.sh

インストール中のアクティベーションは、メールで送られてくるライセンスファイルを、例えば /opt/intel/license.lic に保存して、それをライセンスファイルとして指定するメニューを選べばOKです。

あと、デフォルトだと C++ Compiler だけでなく、Debugger, Threading Building Blocks (TBB), Integrated Performance Primitives (IPP), Math Kernel Library (MKL) もインストールされるので、必要ない場合は Custom Install を選べばOKです。

インストールが完了すれば、例えば以下のように環境変数を設定するファイルを読み込めば、使用できるようになります。

$ . /opt/intel/Compiler/11.0/081/bin/intel64/iccvars_intel64.sh
$ icc -V
Intel(R) C Intel(R) 64 Compiler Professional for applications running on Intel(R) 64, Version 11.0 Build 20090131 Package ID: l_cproc_p_11.0.081
Copyright (C) 1985-2009 Intel Corporation. All rights reserved.
FOR NON-COMMERCIAL USE ONLY
$ 

[2009年 3/2追記]
ちょうど以下のような記事も公開されました。
「インテル コンパイラー」で高速に動作するバイナリを作成しよう - SourceForge.JP Magazine

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