2008年05月
最近、XPathGraphというサービスを知りました。
[引用]
XPathGraphはウェブサイト上にある数値を定期的に取得し、自動的にグラフを作成するサービスです。取得したい数値を含むノードをXPathで指定すると、その日に巡回した結果をグラフに追加していきます。
面白そうなので、いくつかグラフを作ってみました。
ただ、この記事投稿時点では、私のグラフは作ったばかりでデータがほとんど溜まっていないので、見応えがないですが。
まずは、このブログの livedoor Reader での購読者数のグラフ。
LDR購読者数 しげふみメモ (index.rdf) : XPathGraph
LDR購読者数 しげふみメモ (index.rdf)
最初はフィード詳細ページの id("subscribers-count") を取っていたのですが、 LDR勤怠管理 - takehara37 : XPathGraph を見て、こんな指定でもいいと知ったので、 livedoor Reader Count API を使うように変更してみました。
次も、このブログの livedoor Reader での購読者数のグラフ。
このブログは atom.xml と index.rdf のそれぞれで登録者がいるので、それを合計してみました。
LDR購読者数 しげふみメモ : XPathGraph
LDR購読者数 しげふみメモ
これはなかなか嬉しいです。
もう少しデータが記録されたら、ブログのサイドバーなどに表示させてみてもいいかも。
その他、作ってみたグラフをいくつか紹介。
フィードメーター しげふみメモ ランキング : XPathGraph
フィードメーター しげふみメモ ランキング
userstyles.org : style 2909 インストール数 : XPathGraph
userstyles.org : style 2909 インストール数
Firefox downloads : XPathGraph
Firefox downloads
ところで、XPathGraph は はてなグラフapi も使っているようですね。
例えば、XPathGraph で作成されたグラフの数のグラフ XPathGraph Graphs : XPathGraph は、はてなグラフ - xpathgraphのグラフでも表示できます。
ということで、期間を指定したり、比較したり、データを取得したり、いろいろできそうですね。
1年ほど前に、PlaggerでNASAの日替わり画像をGmailで見るという記事を書きました。
NASA Featured Images and Galleriesの RSS を元に Plagger で Gmail に送って、画像をキャプション付きで Gmail で見ることができるようにしています。
かなり前に NASA のページがリニューアルして、キャプションが全文取れなくなっていたので、Filter-EntryFullText を更新しました。
config.yaml は以前と同じです。
# NASA - Image of the Day Gallery author: Shigefumi handle: http://www\.nasa\.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_\d+\.html extract: <div id="caption_region"><div><h3>.*?</h3>(.*?)</div></div></div><!-- Credits starts --> extract_capture: body[画像:NASAの日替わり画像をGmailで見る]
ちなみに、このスクリーンショットの元画像は以下。
NASA - Nardo Ring, Italy
イタリアにある円周12.5キロのテストコースだそうです。
Google マップ
NASAの火星探査機フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)が、5月25日に火星の北極地域に着陸する予定です。
- アリゾナ大学のページ:Phoenix Mars Mission
- NASAのページ:NASA - Phoenix
火星といえば、最近、以下の本を読みました。
マーズ・エクスプロレーション・ローバーの研究代表者によるドキュメンタリー。
とても面白く、感動しました。ちょうどこの時期に読めてよかったです。
それにしても、4年以上前に着陸した火星探査車のスピリットとオポチュニティが、現在も稼動しているというのはすごい。
- JPL(ジェット推進研究所)のページ:Mars Exploration Rover Mission
- NASAのページ:NASA - Mars Exploration Rovers
- Google Mars で Rover を検索
ちなみに、日本語での宇宙の情報なら、sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイトがおすすめ。
火星関連の記事もたくさんあります。
火星 | sorae.jp
フェニックスの着陸が楽しみです。
[2008 5/18追記]
フェニックスは Twitter / MarsPhoenix でも情報発信しています。
via POLAR BEAR BLOG: 火星から Twitter ?
[追記ここまで]
前回の記事(SUSE Linuxのコマンドラインでのパッケージ管理)を書く時に rug と zypper というコマンドを知りました。
このコマンドを使ってインストールのソースを変更してみます。
もちろん、YaST (yast2 inst_source) を使えば、簡単に変更できます。
でも、変更対象システムが数十台もあったりしたら、YaSTでインタラクティブに変更するのは大変です。
コマンドラインでできれば、何台あってもそれほど手間ではないので、方法を知っておくのはいいかと思います。
ここでは、SLES10を内蔵ディスクから高速インストールした時に、自動的に追加されるインストールソースを削除して、ローカルに置いた DVDイメージを追加してみます。
追加するメディアタイプは YaST と同様、いろいろと指定可能なので、実際の構成に合わせて適宜変更してください。
内蔵ディスクからインストールした後の状態。
linux:~ # installation_sources -s # | Enabled | Refresh | Type | Name | URI --+---------+---------+------+-------------------------------------+------------------------------------------------------ 1 | Yes | Yes | YaST | SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 | hd:///dist/SLES10SP1?device=/dev/sdb1&filesystem=auto
これを削除して、DVDイメージ /mnt/dist/SLES10SP1-x86_64-DVD.iso を追加します。
ちなみに、installation_sources スクリプトの中でも zypper が使われています。
rug を使う場合
SLES10 SP1 では、デフォルトで zmd (ZENworks Management Daemon) を使うように chkconfig novell-zmd on となっています。
zmd のコマンドライン・フロントエンド rug を使ってみます。
linux:~ # rug service-list # | Status | Type | Name | URI --+--------+------+-------------------------------------+----------------------- 1 | Active | ZYPP | SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 | hd:///dist/SLES10SP... linux:~ # linux:~ # rug service-delete 1 Successfully removed service 'hd:///dist/SLES10SP1?device=/dev/sdb1&filesystem=auto&alias=SUSE%20Linux%20Enterprise%20Server%2010%20SP1' linux:~ # linux:~ # rug service-list --- No services found --- linux:~ #
linux:~ # rug service-add -d "SLES10 SP1 DVD" -t zypp "iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/" Adding zypp service... 100% Successfully added service 'iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/' linux:~ # linux:~ # rug service-list # | Status | Type | Name | URI --+--------+------+----------------+-------------------------------------------- 1 | Active | ZYPP | SLES10 SP1 DVD | iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url... linux:~ # linux:~ # rug catalogs Sub'd? | Name | Service -------+----------------+--------------- | SLES10 SP1 DVD | SLES10 SP1 DVD linux:~ # linux:~ # rug subscribe "SLES10 SP1 DVD" Subscribed to 'SLES10 SP1 DVD' linux:~ # linux:~ # rug catalogs Sub'd? | Name | Service -------+----------------+--------------- Yes | SLES10 SP1 DVD | SLES10 SP1 DVD linux:~ #
zypper を使う場合
openSUSE 10.3 には zmd が含まれていません。また、SLES10 で zmd を止めている場合も rug は使えません。
コマンドラインのパッケージ管理ツールの zypper を使ってみます。
linux:~ # zypper service-list # | Enabled | Refresh | Type | Name | URI --+---------+---------+------+-------------------------------------+------------------------------------------------------ 1 | Yes | Yes | YaST | SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 | hd:///dist/SLES10SP1?device=/dev/sdb1&filesystem=auto linux:~ # linux:~ # zypper service-delete 1 linux:~ # linux:~ # zypper service-list # | Enabled | Refresh | Type | Name | URI --+---------+---------+------+------+---- linux:~ #
linux:~ # zypper service-add "iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/" "SLES10 SP1 DVD" Determining iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/ source type... .. not YUM iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/ is type YaST Added Installation Sources: [x]* SLES10 SP1 DVD (iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/) linux:~ # linux:~ # zypper service-list # | Enabled | Refresh | Type | Name | URI --+---------+---------+------+----------------+---------------------------------------------------------- 1 | Yes | Yes | YaST | SLES10 SP1 DVD | iso:///?iso=SLES10SP1-x86_64-DVD.iso&url=dir:///mnt/dist/ linux:~ #
ここで追加したのは更新されることのないDVDイメージなので、Refresh しなくても問題無いため、service-add の時に --no-refresh オプションを付けておいてもいいかと思います。
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